伝統のバトンタッチ
座間味の港でニヌハ3号のセットアップなど、艤装の点検をしていたら車椅子に乗った老人が近寄ってきた。コンニチワと挨拶をしたら、『このサバニはわたしが乗っていたのとよく似ている』とその人が話しかけてきた。
昔はサバニで久米島までよく行ったとか台風の風の中での操船の仕方など、凄い話をしてくれたのだ。
そして、サバニのこまごまとした取り回しの仕方を伝授してくれたのだ。
この瞬間はまさに伝統のバトンタッチだと思った。
そして、レース当日の朝。古座間味の浜にこの老人とそっくりな人が現れた。それが五体満足ぴんぴんしているではないか。
ビックリして訪ねたら、港の老人の弟だった。
その人も我々のサバニに寄ってきて色々と細かいところを指摘してくれたのは、不思議な出来事だった。
そうやってニヌハ3号を前にしてサバニ乗り談義に花が咲いたのだ。
あまりの面白さに、レーススタートぎりぎりまで咲きっぱなしの花だったよ。
伝統のバトンは重いけれど滅茶苦茶楽しいのだ。

平本伸子(NOBBY)
shino 
投稿日 2010-07-09 10:00
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ニヌハ3自体が、不思議な出会いから建造した艇ですから、これからも何か特別なあるのかもしれません。
投稿日 2010-07-10 08:58
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私の幼少の頃は本島の海岸も結構きれいでしたが、今は変わってしまいました。
ところで、「ニヌハ」って座間味の方言ですか?