巡航速度
それをワークショップとして伝える目的が、この島渡りなのだ。
そのためにほとんどが自艇を持って集まってきた。
まずは漕ぐという事の「ものさし」を自分の中に作ること、それは巡航速度を意識して漕ぐ。
それが出来れば海図に落として、時間割を作ればいい。
そして、そのとおり漕ぎ進む。
但し、まっすぐな道を歩くようなわけには行かない。
風や潮流や波が生き物のように変化しているのが海だから、
例えていうならば、道のない荒野を行くようなものだ。
そういうこと理解して進むための巡航速度なのだ。
とりあえず、わたしが決めた「ものさし」で漕いでもらうので、鬼のようにきっちり決まった速度と休憩で行った。
さすがに4回目の休憩から全体のペースが崩れて隊列が長く間延びし始めた。
なかでも、風波に体力を食われて遅れ気味のカヤックが島周りの潮流に駄目押しされて、極端に遅れてしまった。
その漕ぎ手、『ロールには自信を持っていたけれど、この長い距離はペースを作れずいい経験になった』と、いっていた。
その最後の漕ぎ手に、みんなで頑張れコールを送っている瞬間がこの画像。
彼は、『明日も漕がしてほしい』と、いっていたけれど、夜中には波浪注意報が出てしまった。
ちょっとほっとしたかな。

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