糖尿病にどうしてなるのか?
痛風が江戸時代の日本にはほとんど存在しなかったと思われるのは有名な話で、開国後にアメリカ艦隊の軍医たちがその理由を知りたがったという。
かなり裕福な人たちにしか発症しなかった、その病気が現代の日本では欧米並みにありふれている。
その理由はたぶん欧米化した食生活と、少なくなった運動量の相乗効果、貧しかった日本では「貧乏暇なし、痛風もなし」だったようだ。
では、糖尿病はどうなのか?
こちらも食生活と運動不足の影響だと言われる、確かにそうなのだけれども、こちらも食生活と運動に負うところが大きい。
一言で言えば、「糖質を過剰に摂取しすぎ」なのである。そしてその割に運動しない。
インシュリンが必要なのは血糖値が高くなった状態を下げるために、である。
そのインシュリンを分泌する機能が悪くなっていたり、インシュリンへの反応性が落ちているのが中年メタボ親父が陥る2型糖尿病の本体。
コントロール役のインシュリンがうまく働いてくれないから血糖が高く保たれる、そうすると血管が傷んで神経障害、網膜出血、腎障害などが発生する。
では、そうすればいいか?
原点に戻って見よう。
血糖値を上げるのは炭水化物(糖質)を摂取するからだ。
じゃあ、食べなきゃいいじゃん。それが低糖質ダイエット。
タンパク質と脂質と食物繊維(野菜と考えてOK、豆も許容しておこう)をメインに、糖質(米、小麦、芋)は極力食べないようにすれば、食後高血糖なんて発生しない。
それなら、あなたの体もインシュリンを分泌する必要もない。
「脳の働きのために糖質は必須なのです!」
そう主張してチョコレートを握りしめて離さない人がいるけど、それは詭弁。
人間の体には糖新生という仕組みがあって、糖質を摂取しなくてもカロリーさえ十分に必要にして十分な量の血糖を維持することができる。
昔の農民のように労働している人は何を食べてもいいけど、オフィスワークのあなたは穀物や芋を頻繁に食べないようにすれば糖尿病になる確率はぐっと減るよ。
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平本伸子(NOBBY)