HPV(子宮頸がんを起こすウイルス)は肛門癌や頭頸部のがんも引き起こす。
子宮頸がんを引き起こすHPVの感染が性行為を通じて繰り返されるのであれば、男性にもワクチンを打つべきではないか、そして男性ではがんは起きないのか?
そういう疑問なんだけれども。
男性にワクチンを打たないのは費用対効果の面で、女性が現在の頻度で発生する子宮頸がんに罹患した時に必要となるであろう医療費と、ワクチンを若い女性に打つ費用とを比較して、安い方を選択したのが今のワクチン接種の流れだ。
けっして「命が大事だから」という決められ方ではなくて、最も費用対効果の高い方法が選択されているだけだ。
実はHPVに感染することで、子宮頸がん以外のがんも発生することは知られている。
わかりやすいのは男性同性愛者に発生頻度が高くなる肛門癌(もちろん標準的な性嗜好を持つ人でも発生するが、頻度は低くなる)、そして男性に少し多い頭頸部の口の中とかの扁平上皮癌だ。
いずれもHPVが引き金になるし、子宮頸がんワクチンを接種するとこれらのがんの発生頻度も下がるという。
でも、子宮頸がんほどたくさんは発生しないから、ワクチンは接種されない。
女子小学生や女子中学生にだけ接種しようという国の政策はそういうことである。
「そんなことではなくて全員に接種すべきだ! 国は国民一人一人の幸せのためにきちんとやれ!!」
というのであれば、
「医療費がさらにかかりますけどその分を増税させていただいていいんですか?」
ということになる、のかな?
ま、ともかく、若い女性に打とうということになっただけでも微速前進は評価。
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平本伸子(NOBBY)
ごんた
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