福島の授乳婦の母乳や子供の尿からセシウムが検出されたことの意義

スレッド

7月ごろ、福島に住んでいるお母さんたちの母乳からセシウムが検出されています。

「ただちに健康に影響を与える濃度ではない。」

という例のいいわけで問題ないこととして片付けられていますが、チェルノブイリ膀胱炎を発症した人たちの尿中のセシウム濃度と、福島のお母さんたちの母乳中のセシウム濃度は同等です。


「尿中濃度と母乳中濃度が同じだからと言って膀胱上皮に起こった変化が乳腺上皮に起こってるかどうかは統計学的に見ないと分からない。」

と、いわれるかもしれません。

それはそうですよね、まだわかりませんよ。

これから福島の人の体内セシウム濃度はどんどん下がって行くのかもしれませんしね(そう期待したいです)。

膀胱上皮と違って乳腺上皮はセシウムの内部被曝による放射線被曝に強いのかもしれませんしね(そうあってくれたら嬉しいです)。

おっぱいのんでる赤ちゃんの消化管上皮は年寄りの膀胱上皮よりも放射線被曝に強いのかもしれませんしね(そんなわけねえだろ!\(◎o◎)/!)


いやなのは、子どもの尿からも、微量ですがセシウムが検出されているということです。

チェルノブイリ膀胱炎という問題が見つかっていながら、「ただちに健康に影響を与える濃度ではない。」で片付けてほしくないです。

こちらはチェルノブイリ膀胱炎の出た地区の人たちの尿中セシウム濃度ほどは高くないということですが、内部被曝を受けていることは否定しようがありません。


福島で被曝した子供たちに関して言えば、甲状腺では内部被曝による被害を示唆する報告が一部で出ていますよね。


10人の甲状腺機能に変化 福島の子130人健康調査 10月04日(火) 信濃毎日新聞

http://www.shinmai.co.jp/news/20111004/KT111003ATI090018000.html

 認定NPO法人日本チェルノブイリ連帯基金(JCF)と信大病院(ともに松本市)が、福島県内の子ども130人を対象に今夏行った健康調査で、10人(7・7%)の甲状腺機能に変化がみられ、経過観察が必要と診断されたことが3日、分かった。福島第1原発事故との関連性は明確ではない。旧ソ連チェルノブイリ原発事故(1986年)の被災地では事故から数年後に小児甲状腺がんが急増しており、JCFは今後も継続的に検査が受けられるよう支援していく方針だ。

 調査は原発事故から逃れて茅野市に短期滞在していた子どものうち希望者を対象に7月28日、8月4、18、25日に実施。130人は73家族で生後6カ月~16歳(平均年齢7・2歳)。医師の問診と血液検査、尿検査を受けた。

 甲状腺は成長に関するホルモンをつくる。今回の調査で1人が甲状腺ホルモンが基準値を下回り、7人が甲状腺刺激ホルモンが基準値を上回った。甲状腺機能低下症と診断された例はなかった。信大病院の中山佳子小児科外来医長は「現時点では病気とは言えないが、経過観察の必要があるので、再検査を受けるように伝えた」としている。

 ほかに、2人の男児(3歳と8歳)が、甲状腺がんを発症した人の腫瘍マーカーにも使われる「サイログロブリン」の血中濃度が基準値をやや上回った。サイログロブリンは甲状腺ホルモンの合成に必要なタンパク質。甲状腺の腫瘍が産生したり、甲状腺の炎症で甲状腺組織が破壊されたりすることで血中濃度が高くなるが、健康な人の血液中にも微量存在する。


少なくとも甲状腺に関しては、すでに異常が出ている子供がいる可能性を示唆する報告です。

これも症例数が少ないし、比較対象がない(例えば年齢と性別、身長体重を合わせた長野県内にずっと住んでいる子供たちの検査データがあるのが望ましいです)ですから、統計学的には論じることができない。

そんなあやふやなデータで騒ぐのは非科学的だ、風評被害を助長する気かバカモノ!と、怒られるかもしれません。


でも、親としていやなものは嫌です。

幸い私の子どもたちはもう成人していますが、それでも、セシウムによる年間被曝量が3.5mSv以上の地域にはできるだけいかないように言ってます。

もしも必要があってそういう土地に行く時にも、外での活動は極力避けるように言ってますし、その地で生産されたとわかっている食物は2014年になるまでは食べるなと言ってます。

(飛び散った放射性セシウムは、そのものの半減期や、雨で流れたりすることで3年で放射線量が半分になると言われています。)


朗報?がひとつ。

チェルノブイリ膀胱炎の例から考えると、50歳以上の人は気にしないで食べても平気です。

癌化する前に寿命が来そうですから(笑)。


画像はWikipediaの「母乳栄養」からいただきました。
内倉憲一 内倉憲一さんからコメント
投稿日 2011-10-19 12:59
URL

そうなると誰もが思っていました。これに対して政府は何もしない。官僚と政治家、そして国会や寮を福島の原発の20km離れた場所につくれば良いのでは???
よしぞう よしぞうさんからコメント
投稿日 2011-10-19 16:55
URL

そうですよね、除染すれば大丈夫、安全だから戻りなさいと言っている政府や東電関係者の皆さんには家族ぐるみで
「旧緊急時避難準備区域(南相馬市、田村市、川内村、広野町、楢葉町)」
に速やかに移住していただきたいものですね。
内倉憲一 内倉憲一さんからコメント
投稿日 2011-10-19 23:42
URL

「引越しなさい」・・・絶対に行かないですよね。
よしぞう よしぞうさんからコメント
投稿日 2011-10-21 14:35
URL

いかないですよね。
そして、誰が責任者なのかわからないように仕組まれてますしねえ。
内倉憲一 内倉憲一さんからコメント
投稿日 2011-10-21 17:35
URL

今問題とされている政治、企業、金融、医療すべてが誰かに責任が向かないようにできています。頭の良い仕組みです。