カリーシュダ

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東京のビジネス街の中心である茅場町周辺にはカレーの名店が多い。この町で生き残っていくためには、舌の肥えた厳しい周辺サラリーマンの御眼鏡に適うオリジナルのカレーを出す必要がある。

その激戦区に席数10席の小さな店「カリーシュダ」がある。

2004年の開業と窓に張り紙があるので今年で7年。6,70代の老夫婦2人で切り盛りする店だ。

鶏もも肉カレー コールスローのサラダが付いて900円。茅場町のランチと言えば平均的な金額だろうが、それだけに「普通」では中々生き残れない。

カウンターに座り供されたカレーはハーフドライと言った感じのカレー。店内の黒板に「ウェルネスカリー」と書かれているだけあって、浅い味付けの優しい感じのカレーである。平日の昼時に訪れたが、店内の半分は女性なのも頷ける感じのカレーだ。

味そのものは「エチオピア」のカレーから、スパイスの「とんがり」を無くして、「出汁」を残した感じのカレー。(判りにくいか)

でも、使われている素材の上等さは伝わってくる。なんか、鶏もスパイスも下味に使っていると思われる諸材料も、皆「いいもの使ってんなぁ」という感じなのだ。勝手な想像だが、このカレー、そうとう「原価率」が高いと思う。そういうカレーなのだ。

辛さは、「香辛料の味」程度にしか無いが、テーブルにチリペッパーが置かれているので、個人好みには出来る。でも、辛さを楽しむよりも素材の滋味を味わいたいカレーではある。

平日のみ営業で、開店時間が11:30-13:30の二時間。老夫婦二人となれば、まぁ、好きでやっているお店だろうし、出したいカレーを出している、という店だと思う。ここのカレーのレベルは、激戦区の茅場町で7年生き残っている事実が証明しているのだろう。

ただ、そういう店主のこだわりのカレーであれば、ヒヤタンがポリカップなのは勘弁してください。水の器はカレーの味に大きく影響すると思いますので。
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