
元気の悪い癖で、おせっかいだが「ふぃっしゃーまん」さんのブログで話題になっている「スロープレート」をトラックバック。
日本では、コースの難易度を「コースレート」で表示しています。これは「JGAハンデ0の人が、いくつで回れるか」という基準です。数字が大きくなるほど多く打つという考えなので難しくなる、という寸法。
そして「JGAハンデ」と言うのは「コースレート72のコースを、いくつで回れるか」の基準です。
つまり、ラウンド時点ではコースレート「65」の簡単なゴルフ場でもJGAハンデ「16.5」の人は、ハンデ「16.5」。同じ人がコースレート「74」を回っても、その時点のハンデは「16.5」なんです。(ラウンドの結果のハンデ更新にはコースレートが換算される)
コースの難易度の基準がハンデ0の人で「9打分」も違うのに、ラウンド時点では、ハンデが同じ「16.5」って良く考えると変じゃ有りませんか?
更に、ゴルフに詳しい人なら判りますが「ハンデ0のスクラッチプレーヤで9も違うんだったら、ハンデ16.5のプレーヤーじゃ15-20打くらい違うんじゃね」って事です。
実は世界標準は「スロープレート」です。これは最小55、最大155の幅で標準値を113とした20ページにわたる査定表に基づいたコース難度の判定値です。その評価項目には「心理面の負担」(崖/谷/池/川/海)などがあり、非常に細かく定義されています。
そして、この基準は「ハンデ0のプレーヤー」などの相対基準ではなく純粋にコース要素での査定ですので、プレーヤーの技量に対して常に一定の評価となります。
「スロープレート」の本家USGA(全米ゴルフ協会)の公認ハンデキャップは、正確にはJGAのようなハンデキャップでは無く「USGA インデックス」と言われる指標です。
そして、各プレーヤーは、この公認インデックスとスロープレートを使って、その日のコースの使用ティ毎に「常にPARプレーを基準としたハンデ」が設定されます。
ウダウダ書くと判りにくいですね。要するに
JGA(日本)のハンデは「どんなコースレートの、どのティでもハンデ16.5」。
USGAのハンデは「各人の公認インデックスとそのコースの使用ティに設定されたスロープレートにより、毎回算定される」という違いです。
世界標準の「公認ハンデキャップ」の算出方法は、
自分の公認インデックス×(そのコースのそのティのスロープレート/113)です。
例えば元気のUSGA公認インデックスがJGAと同じ「16.5」だったとしましょう。
元気が「ふぃいしゃーまん」さんが105を打って嘆いている「The Private Club at Aldara」スロープ144でプレーするときのハンデは、
16.5*(144/113)=「21.0」
となります。ですからPAR72に対して+21=「93」で回れば「パープレー」と言う事ですね。でもJGAハンデなら、コースレートがいくつだろうと「16.5」ですから「89」で回らないとパープレーになりません。
日本でも世界標準の「スロープレート」が採用されるべきと元気は考えています。でも、国内に査定できる資格を持った方が3名しか居ないらしく。年間でフルに働いても100コースが限度、との事です。日本には2000以上のゴルフコースが有るので、行き渡るには20年以上掛かる事になります。最近では「アコーディア」「PGM」などの外資が、外国人プレーヤから「スロープねぇの?」と言われて取得に励んでいるとの事です。
投稿日 2009-06-24 03:50
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まず各ラウンドのハンディは、自分のスコアからコースレーティング引きます。例えばコースレーティングが70の場合で90で回ったとしたら、20になります。これをスロープで割って、113をかけます。例えばアルダラの場合スロープが144ですから、20/144*113=15.69 がこのラウンドのハンディになります。
これを今度は自分のハンディにする場合は、過去20回のラウンドのハンディで良いものを10コとって、そのハンディの平均のを出します。それを8掛けした数字がUSGAのハンディなんです。
計算を簡単にするために、このコースを90で過去20回回ったとします。そうすると過去20回のベスト10のラウンドのハンディキャップ平均が 15.69 になります。これを80%にすると、12.56 になります。この 12.56 が USGA のハンディキャップです。
USGA のハンディ計算の基本は、今のあなたのスキルセットを評価するのではなく、あなたが今リアリスティックに目標にできるスコアを教えるものだと書いてありました。ですから90で回る人は、72+12.56=84.56 で回るポテンシャルと持っているといると言うことだそうです。
この計算方式を使ってハンディを計算するサイトをつくって運営したら USGA の弁護士から告訴するぞと言う手紙をいただきました。私がつくったサイトの方が今の USGA のサイトよりも良くできていると思います。
元気さんのブログでお邪魔しました。
投稿日 2009-06-24 08:38
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なんて、人事だから気軽に言えますが、流石は告訴社会アメリカですね。でも、アメリカって告訴されて売名行為に使うって常套手段なんでしょ?
投稿日 2009-06-24 08:40
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投稿日 2009-06-24 08:47
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JGAになってHDが下がる一方のわたしには…???
JGAでコースレート72なら、HD+72=パープレーじゃないんですか?
たとえば、JGAのHD25のbirdyは、 賀茂CCだったら、
73+25=98でパープレイじゃないんですか?
わからない!!!
投稿日 2009-06-24 11:04
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>たとえば、JGAのHD25のbirdyは、 賀茂CCだったら、73+25=98でパープレイじゃないんですか?
では、無いんですね。残念ながら。JGAハンデが25で賀茂CCのパーが72なら97でパープレーなんです。
でも仮に賀茂CCのスロープが144だったら、Birdyさんの賀茂CCでのハンデは25*(144/113)=31になってパー72に対し、103でパープレー、という考え方です。
このように、JGAハンデでは難易度の高いゴルフ場ではハンデの多いプレーヤーは、ハンデの少ないプレーヤーに対し、同じパー72基準でのハンデとなるので不利になるのですが、スロープレートでの換算ならば、HANでの多い人はより多く、少ない人はほぼ変わらないということになり公平性が増します。
投稿のグラフは、この関係を表した物で、この正比例線が「傾斜」=「スロープ」の語源です。
投稿日 2009-06-25 06:51
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じゃぁわたしはどこのコース(P72)でも、97でパープレイですか?
68のところでも97?
JGAになる前と同じですね。
じゃぁコースレートって、必要?
スロープレートのほうが公平ですね。
投稿日 2009-06-25 18:32
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JGAのハンデキャップの算出方法は凄く複雑なので「全部省き」ますが(笑)、簡単にコースレートとの関係を言うと以下のようになります。
JGAハンデ「25」の人が、コースレート「64」のゴルフ場で「80」で回った時。
JGAハンデ「25」の人が、コースレート「74」のゴルフ場で「80」で回った時。
単純化して言えば、上記2例では、後者の方が「ハンデキャップ査定上は10打良く回ったと見なされ」ます。
よって、前者のスコア提出後のハンデが「23」、後者は「20」なんて事になります。
従ってJGAコースレートの無いコースを回ったスコアはJGAハンデの査定対象として提出できません。