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ツナ缶レビュー zu-mix3.0

https://jp.bloguru.com/zumix
  • ハッシュタグ「#オリーブオイル漬」の検索結果20件

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■初めての方は、国産ツナ缶の面白いとこをつまみ食いできる #めずらしいツナ缶 がおすすめです。
ゴースト「ツナ缶にしき」にご用の方は、←からどうぞ。

 おしらせ
 ・zu-mix3.0自家通販でツナ缶解説本を手売りしています。クレカ対応。
 ツナ缶レビューに大ボリュームの解説を交えた「ツナ缶の本 The Unlimited」が人気です。

243缶 2月7日はツナの日 自然食品F&F・無添加ツナ缶詰(オリーブオイル漬)の実食

スレッド
自然食品F&F 無添加ツナ缶詰...

自然食品F&F 無添加ツナ缶詰
びんながまぐろオリーブオイル漬ソリッド・高級品


こんなツナ缶です


おねだん
ちょっと高い(500円弱)
魚の種類
ビンナガマグロ(ホワイトミート)
液汁の種類
オリーブオイル
(イタリア産エキストラバージン)
身のほぐし方
かたまり肉

おすすめの食べ方
やはりパスタが良い
和食との相性も悪くはない



☆とっても高級ツナ缶(2024.2開缶)


健康食品の専門店F&Fのプライベートブランド品。オリーブオイルの産地をイタリアに絞ったことが特徴か。競合品はスペイン産が多い印象。
確か相鉄ジョイナスのF&Fで購入した。2017.10製造、賞味期限をこえ過剰熟成したものを実食する。

☆缶を開けたところ(開けてそのままの様子)
 
 かたまりの身が入っている。だいたい3/4くらいの面積がかたまり肉のように見える。
 ツナはオーソドックスなオリーブオイル漬の味になっていて、期待を裏切ることはないだろう。オリーブオイルの香りは控えめ。使う料理は選ばなさそう。

 現在の価格は500円に肉薄する。それでもお土産価格になった由比缶詰所のそれと同じような値段なので、買って試す価値はあるかもしれない。とくに関東在住でF&Fが近所にあるような場合は。

 また、今回は製造から6年半経った過剰熟成のレビューとなったが、味に全く問題はなかった。鉄臭さもない。賞味期限をこえた熟成はメーカーの保証外だが、知見の蓄積が何かの一助になれば幸いだ。
 
■私信
また、この2月7日にあわせ、ツナ缶にしきを更新している。
ツナ缶ブログから生まれた、ツナ缶のことだけを延々と語るデスクトップキャラクターだ。ぜひ紹介ページだけでもご笑覧いただきたい。
 
 


☆各種評価
・グレード ★★★★★ 4.7
・価格   ★★★★☆ 4.5 #431円/個(当時の価格)
・味覚評価 ★★★★☆ 4.5  #熟成抜きにおいしい
・入手性  ★☆☆☆☆ 1.3 #実店舗、安心堂ECショップ
・原産国  国産

☆スペック
固形量70g/内容総量90g
280kcal/缶 食塩相当量0.6g タンパク質19.8g
原材料 びん長まぐろ、オリーブオイル、食塩
JAN:4571101139877 記号AC0
販売者 エフアンドエフシステム(株)(東京都渋谷区猿楽町10-11) 製品ページ
製造者 (株)由比缶詰所(静岡市清水区)
Tuna canning review No.243

☆ツナ缶スーパーリンク!



(No.70)クレアテーブル

→オリーブオイルの強烈な個性が光るソリッド缶。同じ由比缶詰所OEMでもここまで違う味を出せるのだから、ツナ缶って沼が深い。現在はスペインアンダルシア産ではないはず。

(No.146)シーチキンファンシー

→名門はごろものソリッド缶。大きく違うところは「綿実油」で漬けてあること。油の香りがしないが、その分使える料理の幅はオリーブオイル漬より広い傾向にある。あとこってりしてるところとかが違う。おこのみでどうぞ。

(No.195)シーチキンとろ(現行)

→シーチキンとろは「オリーブオイルで漬けた」ビンナガの製品だ。とろ肉なので単純比較はできないが、得意料理は若干似ている。おこのみでどうぞ。
#びんながまぐろ #めばちまぐろ #オリーブオイル漬 #スーパーpb #ソリッド

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メリークリスマス 230缶 モンマルシェのレアなやつ オーシャンプリンセスホワイトツナ オリーブオイル フレークの実食

スレッド
モンマルシェ オーシャンプリン...

モンマルシェ オーシャンプリンセスホワイトツナ
オリーブオイル フレーク
びんながまぐろオリーブオイル漬フレーク・高級品



こんなツナ缶です



おねだん
やや高い(600円弱)
魚の種類
ビンナガマグロ(ホワイトミート)
液汁の種類
オリーブオイル漬
(エキストラバージンオリーブオイル)
身のほぐし方
おおきめほぐし肉

おすすめの食べ方
オリーブオイルの高級感がまぶしい
洋酒のつまみにも合う





ソリッド缶より手に入りづらいリミテッド・モデル



 お高いツナ缶に余念のないモンマルシェ。恒常ラインナップのオリーブオイル製品は高級なソリッド缶や鮪とろ&鮪とろブラックレーベルが挙がり、フレーク缶は一時期の販売で終売した……かのように思えた。

 実は復活していたのだ。モンマルシェ9周年の売り出しでひょっこり顔を出したほか、ブラックレーベルの入った1.7万円ギフトセット(GMON-15F)にこっそり常駐している。
 ソリッド缶同様、オリーブオイルと塩だけで調味している。あと、6月製で夏ビンナガ。
 
 ラベルに書いてある通りリミテッドモデルであり、おいそれと買えるものではないはずだが、なぜか2023年10月はじめにモンマルシェ(静岡駅パルシェ)へ行ったら売っていた。なんでだろうな。でも新しいツナ缶が収蔵できて、フォロワーから頂いたツナ缶のお返しも作れたから万々歳だ。ありがたい。
 製造所固有記号に添えられた缶マークのAC0・がまぶしい。2023.6製。
 

☆缶を開けたところ



  

 モンマルシェの十八番と言うべきか、オリーブオイルの果実味が強い。香りと共に食感もしっかりついてくる。
 高級感のある料理が作れそう。パスタはもちろん、カレーなんかに入れても魚が隠し味として機能してくれるだろう。
 2023年発売の山梨罐詰オリーブオイルフレークとくらべると、超しっとりで香りが高いので、自己主張が良い方向に機能する料理にあわせたい。

☆各種評価・スペック



・グレード ★★★★★☆ 4.8
・価格   ★★★★★★ 5.9 #594円/個
・味覚評価 ★★★★☆☆ 4.4 #見た目の白さを活かしたい
・入手性  ★☆☆☆☆☆ 1.0 #理論上GMON-15Fに入ってるので…(
・原産国  国産


☆スペック



内容量 90g
286kcal/缶 タンパク質16.1g 食塩相当量0.6g
原材料 びんながまぐろ(国産)、オリーブ油、食塩
JAN:なし 製造固有記号AC0・ /T3
販売者 モンマルシェ株式会社(静岡県静岡市清水区本町1-7)
Tuna canning review No.230


■「ツナ缶スーパーリンク!!」




(No.218)綿実油フレーク

→スタンダードな綿実油フレーク。

(No.183)味付フレーク

→一瞬出て、一瞬でいなくなってしまった。おいしかったのになあ。
#びんながまぐろ #めずらしいツナ缶 #オリーブオイル漬 #ミヤカン #モンマルシェ

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224袋 国産唯一のオリーブオイル漬ツナパウチ 三共食品ホワイトミートフレークまぐろオリーブ油漬の実食

スレッド
「SKOホワイトミートフレーク... 「SKOホワイトミートフレーク」をベースにエキストラバージンオリーブオイルを使用し、絶妙なうまみを引き出した一品です。"

 

三共食品 SKOホワイトミートフレーク
 まぐろオリーブ油漬
 びんながまぐろオリーブオイル漬けフレーク・準高級品





こんなツナパウチです



おねだん
ちょっと高い(1袋320円)
魚の種類
ビンナガマグロ(ホワイトミート)
液汁の種類
オリーブオイル漬け
(エキストラバージンオイル)
身のほぐし方
細かいほぐし肉

おすすめの食べ方
パッケージに書いてある通り
サラダでいってみよう




解説:国産唯一のオリーブ油漬ツナパウチ



 2022年初頭にリリースされた三共食品の自社ブランド、ビンナガのオリーブオイル漬パウチ。普及品にオリーブオイル漬のパウチは既に他社競合品があるが、だいたい普通のツナ缶二缶分になる100gでは誰も出していなかった。というかパウチ100gというパッケージサイズで出してるのが同社だけという事情もあるのだけど……(50~60gパウチより大きいのは400gパウチになる)

 EXVオリーブオイル使用。オリーブオイル以外の原材料は同社標準SKOホワイトミート(No.139)と同じ。パッケージ裏ではツナサラダ(かけるだけ)がおすすめされている。
 70g換算で219kcal/タンパク質11.0gで、パウチ50gを缶70gとみなすなら157kcal/7.9g。パウチは全体的にグラムあたりのタンパク質量が缶より少ない印象がある。
 三共食品の事務所(平日9~17時)で直売で買うか、同社の自社通販で注文できる。2021.11製。

 ☆中身を出したところ
 
 全量出すのに少し苦労した。大きな身が入っていて、オリーブオイルの香りと下味のマッチが心地よい。見た目の脂っこさに反して、さっぱりした後味に仕上がっている。
 さすがに1袋300円するだけあって良いオリーブオイル使ってるなという印象を受けた。サラダとの相性が抜群に良さそうだが、醤油なしで白飯にあわせてもおいしく頂けると思う。
 

☆各種評価
・グレード ★★★★☆ 4.1
・価格   ★★★★☆ 4.0 #300円/袋(100g)
・味覚評価 ★★★★☆ 4.0
・入手性  ★☆☆☆☆ 0.5 #自社通販、直売
・原産国  国産

☆スペック
内容量 100g
314kcal/缶 タンパク質15.8g 食塩相当量1.2g(70g換算219kcal・タンパク質11.0・食塩0.7g)
原材料 びんながまぐろ(国産)、オリーブ油、食塩、野菜エキス(たまねぎ、にんじん、キャベツ)、たん白加水分解物(大豆・ゼラチンを含む)、調味料(アミノ酸等)
JAN:4573599620035  製造固有記号A
製造者 三共食品株式会社(静岡県焼津市惣右衛門423) 製品ページ
Tuna canning review No.224
#びんながまぐろ #オリーブオイル漬 #ツナ袋ツナパウチ #三共食品

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195缶 パッケージも中身も大きく変わった「はごろもフーズ シーチキンとろ」の解説・実食

スレッド
はごろもフーズ シーチキンとろ...

はごろもフーズ シーチキンとろ
オリーブオイル漬(2021)
びんながまぐろオリーブオイル漬けスライス・高級品

びんながまぐろ全体からわずか1%程度しか取れないとろ肉だけを使用し、一缶ずつ丁寧に手詰めしました。オリーブオイル漬けで、少し贅沢な家飲みにぴったりな一品です。






こんなツナ缶です



おねだん
けっこう高い(600円前後)
魚の種類
ビンナガマグロ(ホワイトミート)
液汁の種類
油漬け(ゆるい香りのオリーブオイル)
身のほぐし方
トロ肉のかたまり

おすすめの食べ方
お皿にあけて一枚ずつはがして
おいしそうに食べてほしい





シーチキンとろ、まさかのリバイバル・リニューアル(2021.11開缶)



 シーチキン群の中で高級品として渋い地位にいるシーチキンとろ。なんと80年代に販売されていた「シーチキンとろ(オリーブオイル漬)」にリバイバルした。これにあわせ、フタが開けやすいものから従来のタブ付き(EO缶)に戻り、ついでに国産からタイ製造に転換した。
 この先祖返りについて、おそらくシーチキン全体で進めている「賞味期限をYYYY.MM(年月)表記に統一」が大きく絡んでいると考えている。
 

Q:どうしてシーチキンの賞味期限は年月表記になったの? いつまで食べられるの?




A:シーチキンを売るお店や、それに携わる方々の負担を減らすため。書いてある年月の月末まで食べられる。



 従来シーチキンの賞味期限は年月日が書かれたYYYY.MM.DDになっていて、たとえば賞味期限が 2021.06.10 なら、2018年6月11日に作られたツナ缶(3年-2020年の閏年を引く)といったように製造日の逆算がしやすいメリットがあったが、販売店や卸の倉庫に 2021.06.102021.06.22 のツナ缶が在庫したときに先入先出(古い在庫から先に消化する)で前者と後者を区別しなければならず、整理の手間を流通側に与えていた。
 それを解決するのが年月を書くYYYY.MM表記で、 どちらも 2021.06 という賞味期限を使ってしまえば、事実上どちらも同じロットとして扱えるため、販売店と倉庫の負担を減らすことができる。
  また、賞味期限はどちらの 2021.06 であっても、その月の月末(2021.06.30)までメーカーが保証してくれる。
 
 しかしこう思うはずだ。「(缶詰会社から見て)消えた日単位のロットはどう管理するの?」と。
 なんのことはない。 /YA ※などの缶詰会社用の符号を足すことで、缶詰会社はそのツナ缶がいつ作られたのかがわかる。
※(この/XAというのは製造日の上旬がX中旬がY下旬がZ・1桁目は1から順にA-Jを割り当てるという符号パターンのたとえで、実際にシーチキンで用いられているものではない)
 他のシーチキンはほとんどYYYY.MM表記に統一されつつあり、他社のツナ缶も追従して順次変わっていく……と思われる。

 
 ■年月表示がもたらすメリットについて詳しく:
 ・「賞味期限の年月表示化」 農林水産省 2016.12
https://www.maff.go.jp/j/shokusan/recycle/syoku_loss/attach/pdf/161227_3-15.pdf


どうして先祖返りしたの?




A:たぶん賞味期限YYYY.MM統一のあおり。他のやさし~る缶もEO缶または在庫限りに。



 「やさし~る」ははごろもフーズの登録商標で、イージーピール缶と呼ばれる技術でアルミ製のフィルムをくっつけ、従来のEO缶より軽く開缶できてフチで手を切らないやさしさを獲得。さらに従来と同等の賞味期限3年を持っていて、消費者には良いことづくめの仕組みだった。しかし、前出の賞味期限YYYY.MM統一に伴って月末まで製品保証する必要があることから「賞味期限は製造から37ヵ月」に一ヵ月伸びたため、順次賞味期限を一ヵ月伸ばしても品質上問題がないか確かめる試験を行っている。
 
 そして、この試験ないしYYYY.MM表記に移行させる際、何かの意志決定でリニューアル、もしくは終売にしようと判断され、ラインナップが整理されたのではないか? タイ産に変わったのは製造を担ってきた焼津プラントに内部的な事情があったから? なのかもしれない。どちらにせよ推測の域を出ないのだが、賞味期限YYYY.MM統一に伴うテコ入れで今までやりたかったことをまとめて実施、その結果がオリーブオイル漬へのリバイバルだったのではないだろうか。

 (なお、筆者の手元にやさし~る缶かつ製造後3年以上経ったツナ缶があるが、変敗や腐食などの問題はみられないことを付け加えておく。保存の条件は他の缶詰と同じ)

 この余波で在庫限りになったやさし~る採用缶の一例が シーチキンとろ、シーチキン炙りとろ(いずれもリニューアル)、素材そのままシーチキンファンシー(終売) 。
 いずれも強烈な個性のツナ缶だったため、無くなるのは悲しい。しかし、素材そのまま~は水煮のためライトミート製品と差別化しきれないという拡販のネックを抱えていたため、このタイミングで命脈を絶たれるのは自然なことだったのかもしれない……




 わりとどこにでも売っているはず。ヨーカドーとか、お高い感じのスーパーとか。前パッケージより黒くて派手に、縦置きになり、見つけやすさとレーン占有量への配慮がうかがえる。
 イージーピール缶をやめて、サンマ蒲焼のようなタブ付きイージーオープン缶になった。2021.6製造。


缶を開けたところ




 かたまり状のとろ肉が入っている。開けるとほんのりオリーブオイルの香りがする。
 節目に沿ってはがすことができて、はがすとピンク色の身が現れる。外は固いが、中はやわらかい。食べてるときもオリーブオイルの自己主張が目立つ。
 かたまりのままおいて彩るのも、節目で剥がして花のように飾るのもよい。
 
 少なくともタイ産になってグレードや味が落ちたようには感じなかった。
  

☆各種評価



・グレード ★★★★★ 4.8
・価格   ★★★★★ 5.0 #540円/缶
・味覚評価 ★★★★☆ 4.4 
・入手性  ★★★☆☆ 3.0 #お高いスーパーにあるはず
・原産国  国産

☆スペック
固形量55g / 内容総量75g
213kcal/缶 食塩相当量0.8g たんぱく質16.0g
原材料 びんながまぐろ(国産)、オリーブ油、食塩、野菜エキス/調味料(アミノ酸等)
JAN:4902560011921  製造固有記号AC TORO TU /AW
 はごろもフーズ株式会社(静岡県静岡市清水区島崎町151) 製品ページ
Tuna canning review No.195


参考資料




・[PDF]「賞味期限の年月表示化」農林水産省食料産業局 2016.12
https://www.maff.go.jp/j/shokusan/recycle/syoku_loss/attach/pdf/161227_3-15.pdf

・[PDF]「とろ肉だけを使用した贅沢なシーチキン!「シーチキンとろ」「シーチキン炙りとろ」新発売」はごろもフーズ 2021.8
https://corp.hagoromofoods.co.jp/ja/news/news-3449441819080717386802425790/main/0/link/210813c.pdf

・「数字で見るシーチキン」はごろもフーズ 2018
https://www.hagoromofoods.co.jp/shokudou/numbers/

・「シーチキン60年の歴史」はごろもフーズ 2018.11
https://www.hagoromofoods.co.jp/shokudou/history/
#はごろもフーズ #びんながまぐろ #オリーブオイル漬 #スライス #気合の入ったツナ缶レビュー

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213缶 値上げラッシュで新ジャンル「準廉価品」あらわる STIサンヨー・焼津港のかつおオリーブオイル漬の実食

スレッド
水揚げ金額6年連続日本一の焼津... 水揚げ金額6年連続日本一の焼津港で水揚げされたかつおを使用! スペイン産エキストラバージンオリーブオイルを使用する事でオリーブオイルのコクが楽しめます!

STIサンヨー 焼津港のかつお オリーブオイル漬
かつおオリーブオイル漬フレーク・準廉価品






こんなツナ缶です



おねだん
ちょっと高い(280円)
魚の種類
カツオ(ライトミート)
液汁の種類
オリーブオイル
(スペイン産エキストラバージン)
身のほぐし方
おおきめのほぐし肉

おすすめの食べ方
パスタでフレンチ気分に
オリーブの香りが強いので、和食は相性が厳しい





☆物価高騰との戦い(2023.3開缶)



 2022年以降の物価高を受け、マグロ類の魚価と物価高騰に歯止めがかからない。多くのメーカーで値上げが発表され、かつて170円/缶(小さい缶、P4号)くらいだった普及品レンジの製品が190~220円/缶くらいまで底上げされてしまった。もはや準高級品レンジである。
 そんな中、カツオを使う、液汁の中身を改めるなどしてかつての普及品レンジの指標をカバーする製品がいくつか登場した。いなばヤンニョムツナ(No.207)などがそうだが、この潮流で一番新しく、2023年初頭ローンチの製品が本品「焼津港のカツオ」である。
 
 読んで字のごとく、焼津港で水揚げされたカツオを原材料にしたツナ缶だ。
 油漬、オリーブオイル漬、ガーリック(オリーブオイル)がラインナップされており、兄弟品ということになっている。
 
 (自社通販に限るが)200円を切る価格でオリーブオイル・国産ツナ缶という点が画期的だろう。ヨドバシでは1缶から買えて275円だった。2022.10製造。

☆缶を開けたところ(開けてそのままの様子)
  

身は大きく、オリーブオイルの香りがする。価格で無理をしていない風をひしひしと感じる。もちろん生臭くない。
オリーブオイルの実感が強いツナ缶が好きな人にはよく刺さると思う。パスタに添えてオリーブオイルだけのペペロンチーノを作っても高級感を出せる。そのまま食べてもおいしい。

オリーブオイル漬というカテゴリ自体、高級品と廉価品の二極化が油漬カテゴリの中で最も進んでいて気がかりだった。そのような中で「準廉価品」という普及品に近い価格帯がカバーされたことは歓迎すべきだろう。人に勧めやすくなった。




☆各種評価
・グレード ★★★☆☆ 3.2
・価格   ★★★☆☆ 3.5 #275円/個
・味覚評価 ★★★☆☆ 3.0  #無難さとプレミアムを両立
・入手性  ★☆☆☆☆ 1.3 #自社通販とヨドバシで買える
・原産国  国産

☆スペック
内容量 70g 大和製缶アルミ/P4号缶
190kcal/缶 食塩相当量0.98g タンパク質13.4g
原材料 かつお(国産)、オリーブオイル、食塩、野菜エキス/調味料(アミノ酸等)
JAN:4953685005159 製造固有記号なし
製造者 株式会社STIサンヨー(静岡県焼津市焼津5-7-3) 製品ページ
Tuna canning review No.213


☆ツナ缶スーパーリンク!




(No.133)プリンス銀缶

→より和食に強い。2019年に164円、2023年に237円。73円/缶高くなった。ツナ缶は40~90円近く値上がりしたと考えられ、グレード評価も執筆時点での物価スライドを考慮する。執筆時点でビンナガを使う銀缶のほうが安いのは①製造時期の違いと②新製品のほうは当面価格を改めずに済むようにするためである。つまりここまで読んだ人だけが得をするのだ。

(No.86)新オリーブオイルツナ

→さらに高級化したもの。2017年執筆当時216円で、2023年に259円。これも2023年春の時点で価格が逆転している。同じくここまで読んだ人だけが得をするのだ。読んでくれてありがとうね。
#STIサンヨー #かつお #オリーブオイル漬 #三洋食品

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189缶 Wild Planet:Albacore Solid Wild Tuna In Extra Virgin Olive Oil 5oz 淡白なツナ缶の実食

スレッド
“刺身用の美味しいマグロを高品... “刺身用の美味しいマグロを高品質のオーガニック・エクストラバージンオリーブオイルに漬けて、抜群の旨みとコク、しっとりした食感に仕上げたツナ缶です。”
(ホームページの意訳)
Wild Planet:Alb...

Wild Planet:Albacore Solid Wild Tuna In Extra Virgin Olive Oil 5oz
びんながまぐろオリーブオイル漬けソリッド・高級品


こんなツナ缶です


おねだん
たぶん5ドルくらい?
魚の種類
ビンナガマグロ(ホワイトミート)
液汁の種類
油漬け(さっぱりオリーブオイル)
身のほぐし方
かたまり肉が二つ、その隙間にほぐし肉が詰まってる

おすすめの食べ方
肉の代わりにして料理に入れるといい感じ


 日本国内では手に入らない、輸入卸のない海外ツナ缶。Wild Planetはアメリカの高級品レンジに相当するブランドの模様。
 パッケージのうたい文句によると小型のビンナガマグロを使っている様子。海外ツナ缶のため、十分なリサーチができていない点ご容赦願いたい。アメリカ語英語の情報源も探したが、書けそうな情報は見つからなかった。
 
 Twitterフォロワーのくりす氏から頂いたツナ缶。氏とのリモート飲み会のついでに開けた。2023.1.19が賞味期限になっている。

☆缶を開けたところ

 小さなかたまり肉が二つ入っている。下味は十分しょっぱくて、食感も硬い。
 油がさっぱりしている。オリーブオイルの香りはほとんどなくて、由比缶詰所の「綿実油」ソリッド缶(No.143)に近い味の印象。ソリッド缶を2つあわせたようなイメージ。向こうのほうがしっかりツナの味するけど。
 淡白ゆえに使う料理はあまり選ばないはず。

 物足りないのでツナマヨ丼にして食べた。魚の臭みが少ないため、マヨネーズの酸味がストレートに届く。
 かたまり肉であることを活かし、肉の代用品として活躍させたい。この使い方なら日本人でもそこまで味の違和感を感じないと思う。
 

☆各種評価


・グレード ★★★★☆ 4.3
・価格   N/A
・味覚評価 ★★★★☆ 4.0
・入手性  N/A #海外ツナ缶
・原産国  メキシコ

☆スペック
内容量 142g
220kcal/缶 食塩相当量0.8g たんぱく質26.0g
原材料 びんながまぐろ、有機オリーブ油(遺伝子組換えでない)、食塩
EAN:829696000572 製造固有番号MI N11ASG NC T1KA1
輸入者 Wild Planet Foods Inc.(1585 Heartwood Dr, McKinleyville, CA 95519) 製品ページ
Tuna canning Review No.189

「ツナ缶スーパーリンク!!」



(No.143)由比缶詰所のソリッド缶

→料理への汎用性(非加熱系の料理)が、このWild Planetより広い。

(No.146)シーチキンファンシー140g

→大きさで競合。5ドル弱くらいのはずだから値段でも競合する。私はこっちのほうが好き。

(No.114)SALICA: Campos VENTRESCA DE ATÚN CLARO EN ACEITE DE OLIVA

→Wild Planetと同じく、輸入卸のない海外ツナ缶。中身はシーチキンとろの海外リージョン版みたいな感じ。これがスペイン人の好むツナ缶ということだろうか。
#びんながまぐろ #めずらしいツナ缶 #オリーブオイル漬 #ソリッド #海外ツナ缶

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179缶 三洋食品・パスタによく合うオリーブオイルツナ(トマト&バジル)

スレッド
良く見かけるオリーブオイルツナ... 良く見かけるオリーブオイルツナとは一味違ったバジル&ドライトマト入り。クセのあるオリーブオイルがとても食べやすくなります。

三洋食品 プリンス・オリーブオイルツナ
パスタによく合う トマト&バジル
びんながまぐろオリーブ油漬(トマト入り)フレーク・準高級品

あけるパスタソース


 三洋食品「○○によく合う」ツナ缶シリーズのひとつ。オリーブオイル特有の風味を乗りこなすため、トマトとバジルでおかず系缶詰にプロダクトデザインを寄せた。
 現在は新オリーブオイルツナに看板を譲っているものの、新オリーブオイルはオリーブオイルの風味を生かし、旧オリーブオイルはオリーブオイルの風味をいなした……という性格の違いによって棲み分けされている。

 三洋食品の直売所で購入した。2017.6製造。3年半の熟成をおこなっている。

☆缶を開けたところ


  
 大きな身とトマトの皮、バジルの葉(黒い点)が見える。パッケージから想像していたものと違い、バジルやトマトの風味は最前列から一歩引いていて、オリーブオイルやツナと調和がとれたものに仕上がっている。そのため、缶単体でそのまま食べても缶つまとして通用する味だ。もちろんご飯に合わせてもよい(リゾットにすると香味を活かせそう)し、市販の冷蔵ピザにのせて焼くだけでも大きなボリュームアップを図れる。
 
 もちろん、うたい文句の「パスタに合う」は伊達ではない。パスタとあえるだけでヨーロッパっぽい雰囲気のシーフードパスタができあがる。
 


☆各種評価
・グレード ★★★★☆ 4.0
・価格   ★★★☆☆ 3.0 #150円/個 
・味覚評価 ★★★★☆ 4.4 #うたい文句に偽りなし
・入手性  ★☆☆☆☆ 0.1 #直売所、清水駅のマックスバリュ
・原産国  国産

☆スペック
内容量 80g
236kcal/缶 食塩相当量0.9g
原材料 びんながまぐろ、オリーブ油、トマト、食塩、野菜エキス、バジル、調味料(アミノ酸等)
JAN:4953685003865 製造固有記号なし
製造者 三洋食品株式会社(静岡県焼津市焼津5-7-3) 製品ページ
Tuna canning review No.179

☆ツナ缶スーパーリンク!


(No.86)新オリーブオイルツナ

→気取らないオリーブオイルツナ缶。本品とは全く異なる着想で2010年代後半のツナ缶トレンドをつかみ、いよいよ製品化。名前が似てて仕様が全く違う。オリーブオイル漬”ソリッド”は王者ホワイトシップ印とオーシャンプリンセスが睨みをきかせる超レッドオーシャン市場で後発品の食い込む余地はないかと思われたが、なんとオリーブオイル漬”フレーク”は王者不在だった。ほどほどな価格とほどほどな高級感で市場に受け入れられた。パスタに混ぜるとオリーブオイルパスタになる。

(No.40)ミヤカン ピリ辛ツナ

→パスタにあうツナ缶第一の選択肢。こちらも調味ベースにトマトが含まれる。パスタに混ぜるとペペロンチーノみたいになる。

(No.130)黒潮町缶詰製作所 トマトで煮込んだカツオとキノコ

→パスタにあうツナ缶、第二の選択肢。パスタ100gに対してちょっと量が少ない。パスタに混ぜると和風味のトマトパスタ。
#びんながまぐろ #オリーブオイル漬 #三洋食品

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168缶 トップバリュ グリーンアイ・natural MSCライトフレークかつおオリーブオイル漬

スレッド
MSC認証かつおを使用しオリー... MSC認証かつおを使用しオリーブオイル漬です。

トップバリュ グリーンアイ・natural
ライトフレークかつおオリーブオイル漬
(環境に優しいMSC認証)
かつおオリーブオイル漬フレーク・廉価品

手堅くまとめた廉価オリーブオイル漬


 身は値段相応に細かいものの、カツオ特有の身の強さで食感をカバーしている。
 オリーブオイルの香味も乗っている。ほかのしょっぱい調味料と組み合わせると隠れた果実味が現れてくる。それでいて、他社オリーブオイル廉価品より香りの「ドギツさ」を引っ込めていて、消費者が想像するようなサラダなどつめたい料理に用いたとき善悪どちらの自己主張も強くならないよう調整してある。
 同じカツオ使用の「フタが開けやすいライトフレーク」とは、あたたかい料理や和食への適性、おねだん(この辺はフタが開けやすいライトフレークのが優位)で使い分けることになるだろう。
 
 廉価ツナ缶は修羅の道。オリーブオイル、カツオのMSCラベルの2点にフォーカスを絞ったことによって、オリーブオイルの香り以外のデメリットがない廉価ツナ缶を作り上げることができた。
 とくにシーチキンNewLフレーク(オリーブオイル)や宝幸オリーブオイルツナ(海外製)と直接競合するが、あの辺は香りが立っているし、マグロ使用なので、その辺で消費者の棲み分けが生まれるものと思う。

たのむから終売しないでくれよ……

グリーンアイナチュラル・ライトフレーク(MSC認証)の解説


 トップバリュツナ缶の新顔。2020年6月に発売され、全国のイオンに並んだ……のだが、なぜか静岡のイオンでは見つからず、山梨のフォロワーが送ってくれたものをレビューに使った。
 筆者的にこれが廉価ツナ缶の理想と思っている「ベストプライスでないライトフレーク(No.119)」より実売で20円ほど高いが、その分はオリーブオイルとMSC認証マークの付加価値ということにしたい。
 ・MSC認証:MSC-C54264
 ・Pacifical c.v.:PACIFICAL WILD TUNA
 の認証マークがついており、持続可能な漁業のためのサプライチェーン管理に賛同し、漁獲からツナ缶製造までのトレーサビリティを確立している……とのこと。
 なお、以前マルハニチロ・MSCライトツナフレーク野菜スープ漬(No.134)というMSCツナ缶が現れており、今後も付加価値の一つとして持続可能な漁業をテーマにしていく流れができるのかもしれない。

 本品は海外製造品なのでトップバリュの製造所固有記号検索システムでは工場が追跡できない。2020.5製造。

 

各種評価・スペック


・グレード ★★☆☆☆ 2.0
・価格   ★★☆☆☆ 2.2 #107円/缶(3缶321円)
・味覚評価 ★★★☆☆ 3.3 #つめたい料理に適
・入手性  ★★☆☆☆ 2.0 #全国のイオン ?
・原産国  タイ

☆スペック
内容量 70g
173kcal/缶 食塩相当量0.7g
原材料 かつお、オリーブオイル、食塩野菜エキス(大豆を含む)
(野菜エキスの大豆・ばれいしょ:遺伝子組み換えではありません)
JAN:4549414026023(単品)/4549414025569(3缶シュリンク) 製造固有記号3PRV6SN GK1280
輸入者 イオントップバリュ株式会社(千葉県千葉市美浜区中瀬1-4) 製品ページ
Tuna canning review No.168

・「トップバリュ グリーンアイナチュラルから「海のエコラベル」MSC認証取得のかつおを使ったツナ缶発売」[PDF] 2020.6.12
https://www.aeon.info/wp-content/uploads/news/pdf/2020/06/200612R_2_1.pdf

■「ツナ缶スーパーリンク!!」



(No.45)シーチキンNewLフレーク・オリーブオイル

→価格とオリーブオイルで競合。違いは果実味とマグロ。イオン以外のスーパーだとこっちのほうが優勢。

(No.119)フタが開けやすいほうのライトフレーク

→値段と汎用性のライトフレーク、ちょっとおいしいMSCライトフレークって形で共存してくれないかなあ。

(No.134)マルハMSCライトツナ

→MSC認証番号の若さに注目。本品は54264でマルハは51737。

(No.16)「ベストプライスの」ライトフレーク

→許されない。20円足してフタが開けやすい方食べよう?ね?
#かつお #オリーブオイル漬 #スーパーPB

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日本一高い5千円ツナ缶…モンマルシェ オーシャンプリンセス 鮪とろ【ブラックレーベル】最速実食レビュー

スレッド
モンマルシェ オーシャンプリン...

モンマルシェ オーシャンプリンセス 鮪とろ
MAGURO-TORO BLACK LABEL
【ブラックレーベル】

びんながまぐろトロ肉オリーブオイル漬けスライス
美術品

"Collaboration with Premium Ex...
"Collaboration with Premium Extra Virgin Olive Oil and
Only 1% of whole Albacore."

孤高の頂へ


 高いツナ缶に定評のあるモンマルシェが2018年のいいツナの日合わせにリリースした、厳選したとろ肉をブラックレーベル・オリーブオイルに漬けたツナ缶。
 モンマルシェの企業哲学「究極のツナ缶」を、何ら妥協せず体現し、ソフトとハードの両面で究極に達した結果、孤高の頂へ上りつめた。

 思えば、1,296円・日本一高いツナ缶の座に立った鮪とろ(No.48)から、2年にわたり力をためていたのだ。今夏に同社のK氏から「鮪とろを超える鮪とろを作る」とアナウンスされ、その情報をこの日まで伏せつつ心待ちにしていた。
 本稿を執筆したのは11月中旬だが、21日にプレスリリース・ティザーサイトが発表され、そこでモンマルシェが本気を出してブラックレーベルの威容を解説してくれた。ツナ缶ブログは、初見の感動をお届けするため本稿をなるべく改編せずに公開させていただく。

 ブラックレーベル──名前からして、ケイブの難解なSTGを思い浮かべるかもしれない。筆者も同じだ。この名前に込めた想いを、ゆっくり読み解いていく。

(4000文字くらいあります)

ツナ缶の常識を置き去ったプロダクトデザイン


 こんな偉容だし、語らない、飾らない方がかっこいいのかもしれないが、ここはツナ缶ブログ。知りうる限りの製品情報を書いておいたほうが誰かの役に立つし、どこをこだわってたほうが知ってたほうが読者も美味しくいただけると思う。
 K氏から鮪とろブラックレーベルの秘密について執筆許可をもらっているので、どんな点でこだわり過ぎたのか記しておきたい。

厳選に厳選を重ねたびんながまぐろ


 もともと前作鮪とろは ”びんながまぐろのトロ肉の、かたまりに使えるきれいなところ” を選んで切り出し、缶に詰めていた。
 そのため製造元のミヤカンが「苦労に苦労を重ねた」と回顧するほど歩留まりが悪く、1尾で1缶しか作れないと言われるようになった。そして、これがやわらかすぎないしっかりした食感を生み出していた。

 鮪とろブラックレーベルは、この前作で使っていたトロ肉を更に ”長年の経験より職人が見極め、良質なとろのみ” を選り分け、缶に詰めている。生身の魚だから、トロ肉にも最高・並・NGといった格付けがある。
 この中で、最高グレード「蒸したあと、切り分けた時に身崩れしてない身」だけを選び出し、3人しかいないとされる職人が缶に詰めた。具体的な歩留まりの悪さは公表されていないが、前作がビンナガの魚体から1%しか作れず、1尾1缶とされている中「月産50缶を目指す」旨がプレスリリースに記載された。ツナ缶の生産量とは思えない極小ロットだ。
 原材料まぐろについては、目利きの専属バイヤー三浦氏がビンナガを選び、それを気仙沼港から程近いミヤカンの工場で捌き、トロ肉を取り出して切りそろえ、ブラックレーベルのみの選別を加えた。
 マグロに妥協はない。妥協のなさが値段にはね返ってきてる。

高すぎてツナ缶に使えなかったオリーブオイルを注液した


 国内では感動オリーブオイルと呼ばれるスペインの「エルドラード・ブラックレーベル」を使っている。エルドラード社の広いオリーブ圃場の中で25%だけ、1時間以内に搾油したものがブラックレーベルとなる。
 シェフから指名買いされることも多く、オリーブジャパンという賞を何度も取っているそうだ。
 勿論これを国産ツナ缶で使うのは初の快挙である。ただ、これを採用して製品化するのは一筋縄じゃいかなかった。
 
 製品のツナ缶における油は、一斗缶など缶に入ったものを注液ラインに流して使う。筆者は「瓶のオリーブオイルをそのままラインに流したらいいのでは?」と思っていたのだが、ISOの観点で(破片が混入する可能性があるため)瓶を使うのはNGとなっていることを知った。
 しかし、缶というパッケージに縛られたまま高級なオリーブオイルの高級さを上げていくのは限界がある。

 では、それをどうやって解決したか……モンマルシェが瓶から缶に詰め替えたのだ。詰め替えたあとにミヤカンの工場に搬入したら破片問題はクリアである。工場とは別個の企業”販売者”にしかできない芸当をやってのけた。勿論これにもコストがかかるが、高級品をこえる高級品だからこそ実現したのだろう。
 これによりエルドラード・ブラックレーベルを注液できるようになり、前節の量産品とは思えないビンナガへの職人技と組み合わせ、製品開発者の夢想した「究極のツナ缶」の中身が完成した。

中身に負けないパッケージデザイン


 こんなにハード面で頑張ったとしても、パッケージが前作の色違い程度では見劣りしてしまう。前作で得た高級なパッケージデザインの知見をもとに、パッケージデザインというソフト面でも徹底的に高級感を求めた。
 その結果、ブランド時計のような箱と専用の紙袋におさまり、製品名を英語にして黒色グロスのエンボス加工で書いてきた。

 前作が箔押し、今回は黒色グロス。その黒さを写真に撮るのは難しく、撮るのにiPhone使うの諦めたくらい苦労した。
 手に取った時の重量感は十分な威容を感じさせる。もちろん、箱の中も、缶に巻かれたラベルも妥協はない。パッケージの過剰具合はWebページでも確認できるが、実物をほどくとまた別の感動が得られるだろう。

  
"Have you ever had such an experience
as you were deeply impressed by a great live preformance?
We would like to impress you in the same way
through your meal with our products."
素晴らしいライブを見たときに経験するような、本物の感動を知っていますか?
五感全てで感じる本物の感動を、食を通してあなたに届けたい



でもお高いんでしょう?


 お値段は税込5,400円/缶。
 各所から非常識な高さといわれた鮪とろの5倍近い値を付けた。
 
 ワインでいえば超弩級の高級品に相当するグレードのツナ缶を、この値段で食べられることを高いと思うか安いと思うかは読者に委ねよう。
 筆者個人の意見としては……製品開発における原材料調達ルートを確保するまでにかかった手間、厳選に厳選を重ねたビンナガのトロ肉だけを使う歩留まりの悪さ。
 こだわり過ぎてツナ缶に求められる生産性と完全に相反したハード面の設計を、意地でもツナ缶の体裁で作ったこと。そして

「モンマルシェ自身で鮪とろを超える製品を作り上げた」こと。

そして、90gで367kcalというカロリーの高さが、液汁で油を薄めていないことを示していること。確かにツナ缶1缶の値段ではないのだが、自腹で買う決心はついた。

 今日の9時半になればモンマルシェ通販でも清水本店でも静岡駅パルシェ店でも買えるようになるはずだ。はずだ。
 2018.8製造製造の超初期ロットを紹介する。これが手に入り、最速でレビューが書けるのは、ツナ缶ブログ5周年・127(いいツナ)個目という徳の高さもあったのだろう。なお、実際の製品は品質保証カードのほか缶ふたに黒いシールが貼られ、品質保証の責任者による手書きのシリアルナンバーが入る。開けてすぐ食べられるよう小さな竹串も入っている。






 このさきには_________
 暴価的で___________
 常軌を逸した_________
 ツナ缶が___________
 あなたをまっています。____
 それでも開缶しますか?____

  ⊂はい⊃   いいえ_____










缶を開けたところ


 

 息が詰まった。



 とろ肉として、常軌を逸した厚さ。並ぶ身の美しさ。



通常とろ肉のツナ缶(特に丸い缶に入ってるもの)は、身崩れ防止のために肉詰め工程で出た小さな身や大きな身を詰めるのが一般的だが、本品は缶の大きさに合わせてまっすぐ切られたものだけが、何の狂いもほころびもなく詰められている
 前作よりローレルの葉は小さく切られているが、これで香味の強さを調整している。

 ブラックレーベルというオリーブオイルの出す果実味は、ライムめいた柑橘系を思わせる。ブランドバリューに甘えることなく、ツナとの調和も十全に考慮されている。
 他社のオリーブオイル自慢な高級品がオリーブオイルの品質と香りに寄っかかってツナの味を両立できていないものが殆どだった(バランス取れてるのは由比缶のアレや三洋食品の新オリーブオイルツナくらいだった)。

 本品は、ツナとの主従関係を作らず、平等な位置に立った。一口食べて筆者は「よくこのオリーブオイルを見つけられたな」と思った。これを使いたいがために瓶から缶に移したのも納得がいく。

 見た目に美しく、とろ肉のしっとりさとオリーブオイルの果実味をうまくバランス取りした味の良さ。前作で不完全だった・及ばなかった部分を、円熟によって克服した。




 ツナ缶における裏ボスが君臨した。してしまった。
 その衝撃はあまりにも大きすぎた。ワンオフならともかく、製品でこれを作ってしまったのは正直言って常軌を逸している(誉め言葉)。
 思えば国産ツナ缶は対米輸出の歴史から始まり、彼の国で鶏肉の代替として使われた。それが戦後内販にシフトしたものの、一世紀弱の間庶民食であり、ワインのように高級品が市民権を得始めたのは2010年頃からだった。

 モンマルシェの源流となったSSKも、89年の歴史で一度もツナ缶内販のトップに立てないまま規模を縮小し続けているが、高級品トップの夢が現実味を帯び始めている。SSKと同じ鈴与グループのモンマルシェが高級ツナ缶ブームの持続とともに1ブランドとして力をつけ、ついに「他社には(あらゆる意味で)真似できない」次元の超弩級ツナ缶を製品化できたことは缶詰史においても特筆に値するだろう。
 個人的な趣味でツナ缶を研究してるさなか、リアルタイムでこの新発売を体験できたことは大変喜ばしい。

 入手性も……悪くはない。ただ、前作みたいに需要>供給になりそうな予感がする。生産量は月50缶を目標にすることが明かされているし、一度バックオーダーになると数か月ほど入手できないことが予想される。
 特別な人へのご挨拶で失敗が許されないときや、特別なお祝い事のために使うことをおすすめしたい。もちろん、興味本位で試すのもアリだ。筆者が1ツナ缶を4000文字近くにわたり熱弁した理由が一口でおわかり頂けるだろう。

 11月27日の封切に間に合わせるため、提供されたサンプルをもとにレビューを執筆した。
 発売のアナウンスと共に本品を提供していただいたモンマルシェのK氏に、この場を借り改めて御礼申し上げたい。

 なお、前作鮪とろの例にもれず、自腹できちんと買った。



 「5千円で何ができる」
 「ツナ缶が1つ買える」

(私見だが、たぶん「5000円のツナ缶を作った魂(スピリット)たち」みたいな伝記を出版したら、たちどころにベストセラーなると思う。私見だよ?)



☆各種評価


・グレード ★★★★★★ 6.0
・価格   【 極 高 鮪 缶 】54.0 #5,400円/個
・味覚評価 ★★★★★★ 6.0 #前作の不完全さを円熟させた
・入手性  ★★☆☆☆☆1.5 #公式通販、静岡駅パルシェの直営店など
・原産国  国産

☆スペック
内容量 90g
367kcal/缶 食塩相当量0.7g
原材料 びん長まぐろ、オリーブ油、食塩、ローレルの葉
JAN:なし 製造固有記号AC0Y
販売者 モンマルシェ株式会社(静岡県静岡市清水区本町1-7) 製品ページ
Tuna canning review No.127

■参考資料
「清水生まれのマグロ缶詰50歳」真杉高之 缶詰時報1981.1
「SSKの50年」清水食品株式会社 1980.5

■「ツナ缶スーパーリンク!」



(No.48)モンマルシェ オーシャンプリンセス鮪とろ

→1,296円。元・日本一高いツナ缶。これが消費者に受け入れられ一定の成功をおさめなければ、ブラックレーベルが生まれることもなかっただろう。
今も特別な贈り物のツナ缶として十分な存在感を放っている。

(No.70)クレアテーブル オリーブオイルと夏びんながまぐろ

→626円。オリーブオイルが強烈なツナ缶として、たびたび鮪とろの比較対象にしている。こっちは由比缶詰所のOEM。
今は自社開発のオリーブオイルでツナ缶としてのトータルデザインも整えている。

(No.118)由比缶詰所 炙りビントロ(2017)

→540円。由比缶詰所の名門、ホワイトシップの最高級ツナ缶。ついに味覚評価でモンマルシェが並んできた。1/10の価格で実直な職人の技を堪能できる点にコストパフォーマンスを感じるか、その生産性の悪さ故に門外不出となっている点をデメリットとみるか。
#びんながまぐろ #めずらしいツナ缶 #オリーブオイル漬 #モンマルシェ #気合の入ったツナ缶レビュー #缶つま

ワオ!と言っているユーザー

由比缶詰所 ホワイトシップ印・炙りビントロ(2017)1年寝かせたレビュー書下ろし

スレッド
“びん長鮪のハラモ肉を軽く『炙...
“びん長鮪のハラモ肉を軽く『炙り』、一枚一枚丁寧に手作業ではがしたものを、その香ばしさと共に閉じ込めました。単品ではもちろん、パスタやサラダのトッピングとしてもお使いいただけます。”


由比缶詰所 ホワイトシップ印
炙りビントロ(2017産)
びんながまぐろトロ肉オリーブオイル漬スライス
最高級品

由比缶詰所 ホワイトシップ印・... 由比缶詰所 ホワイトシップ印・...

創業85年の老舗が紡ぐ伝説のツナ缶


 由比缶詰所のフラッグシップ、「炙りビントロ」。ツナ缶ブログの愛読者には説明不要のレジェンドだが、改めて一から解説する。

 「入手性を無視して、長井さんが最高と思うツナ缶は何ですか?」への答え。
 ビンナガの身を炙り、それを一つ一つ剥がし詰め、オリーブオイルに漬けたツナ缶。

 そのグレードはツナ缶ブログの5.0点評価を覆す6.0点。炙ったビンナガの身を崩さずにはがして詰める職人技は、缶詰会社の求めた最高のツナ缶といえる。2013との相違点で、2016年からモンマルシェが1296円のツナ缶を出し始めたが、「かたまりのまま詰める技術」と「炙ったビンナガの身を崩さずにはがして詰める技術」は全く別のベクトルにあり、これらの量産はどちらも他社が簡単に真似できるものではない。モンマルシェがデザインや情報と味のトータルバランスで最高級を目指したのが、由比缶詰所はただ味の一点勝負だけで最高級を作り出したのだ。
 その味はツナ缶ブログの5.0点評価を覆す6.0点。味で5点満点を超える規格外ツナ缶は片手の指で数えられるだけしかなく、6.0点は2013年からツナ缶ブログでもっとも高いスコアになっている。
 その入手性はツナ缶ブログ評点ギリギリ最低の0.1点。公式の通販では買えない。由比にある直売所に行かないと買えず、ツナ缶求道者か地元民しかその味を知ることは不可能な、門外不出の味を堅持している。2014年頃まではお得意様向けの通販で購入できたのだが、ここ数年はずっと直売所限定となっている。通年購入できるツナ缶の中ではこれが最も入手しづらいツナ缶だ。

 新陳代謝の激しくなるツナ缶業界だが、これ以上に伝説のツナ缶という二つ名の似合う製品は未だ現れていない。
 同価格帯のTVSEきはだとろ炙り(No.68)やシーチキンとろはグレードも味も勝負にならない。価格と中身で最高級を獲りに来たモンマルシェ鮪とろ(No.48)も、正直炙りビントロに及ばない味というのが感想だ。山梨罐詰の鮪のトロ醤油味はキハダ使用という点で単純比較が困難。

筆者が炙りビントロに寄せる思い


 公開日の本日10月10日は「缶詰の日」で、「まぐろの日」だ。およそ1世紀以上前、初めて官製缶詰(鮭缶)の量産に成功したと記録されているのが1877年10月10日だから、缶詰協会が缶詰の日にした。まぐろの日については、726年に百人一首の歌人の一人・山部赤人が明石で鮪についての歌を奏上したのが10月10日だからまぐろの日になった
 缶詰の日でまぐろの日──実質ツナ缶の日といえるこの日に、筆者は生を受けた。ツナ缶の知見を深めるなんて縁もゆかりもなかった少年時代と学生時代を送ったのに、社会人となってから突然変異めいてツナ缶の蒐集に目覚めたことと、実質ツナ缶の日に生まれたのは、何かの因縁なのだろうか……
 筆者がツナ缶を勉強しだしたのはせいぜい5年くらいしか経ってないが、その5年前に筆者を変えたツナ缶がある。それが由比缶詰所の「まぐろフレーク油漬(水色)」と「炙りビントロ(2013)」である。前者でツナ缶に深淵があると知った筆者を、後者は容赦なく沼の底に近い所へ突き落とした。以後、何をしても三日坊主になるような性格を無視して、5年弱も「ツナ缶のことだけを延々と書いたブログ」を運用し続けることになると、当時は思わなかっただろう。なんのマネタイズもせず、ただ趣味だけで。
 この5年間にもツナ缶にまつわる情勢は変わっているが、国内主要ツナ缶製造会社のうち由比缶詰所だけが5年間のうちにツナ缶の新規プロダクトを出さなかった。そのくらい既存の自社製品に磨きをかけている、あるいは極めて保守的な会社がこの二つということだろう。

 自分の誕生祝いくらい、特別なツナ缶を開けたい。そこでこれを持ってきたわけだ。
 炙りビントロは年を変えるごとに、その年のビンナガの脂乗りなどで味が微妙に変わる。そのため、各年製造ロット分ごとにツナ缶レビューを書いている。
 なお、2017ロットを今開けているのは、メーカ側が十分な熟成を進めるため翌年春~夏ごろになるまで前年ロットを解禁しない(2018秋に買えるのは、今年夏に解禁された2017ロット)という事情によるもの。2017.10製造。ちょうど1年熟成されている。

缶を開けたところ


  
 美しい。
 ひいき目かもしれないが、誠に美しく詰められている。それぞれ一度はがされた身でありながら、一つたりとも崩れていない。筆者はこの身を一枚一枚ゆっくり分離させて食べるのが好きだ。
  
 身はやわらかく、食べても身が崩れてこない。しっかりした食感を楽しめる。下味は相変わらず薄く、調味料とも喧嘩しにくい。由比缶詰所の他オリーブオイル漬で使われているのと同じ油で、強い香りはなくサラサラしている。存在感の主従関係はしっかりまぐろ>油となっていて、鮪とろ(No.48)のようにオリーブオイルを全面的に押し出してエレガントさを演出したものと全く異なる性格に仕上がっている。同じ超高級品の次元だが、手に入れたキャラは全く異なっている。
 2013産と比べより炙り目が薄く、焦げるような香りは引っ込んでいる。
 
 味という面で、これの右に並ぶツナ缶はいまのところないと思う。5年間、百数十種のツナ缶を食べても尚、結論は変わらなかった。
 
 
 たとえ今後のツナ缶が、情報を食う時勢になったとしても。
 たとえ今後のツナ缶が、高級品と廉価品の二極化になったとしても。
 
 本品には、毎年変わらず「伝説のツナ缶」であってほしいという、”私”の思いを載せて、筆を置くこととする。

各種スペック



・グレード ★★★★★★ 6.0
・価格   ★★★★★☆ 5.4 #540円/個(直売所)
・味覚評価 ★★★★★★ 6.0 #レジェンドはレジェンドのまま
・入手性  ★☆☆☆☆☆ 0.1 #直売所限定
・原産国  国産

内容量80g 322kcal/缶 食塩相当量0.5g
原材料 びん長まぐろ(国産)、オリーブ油、食塩
JAN:なし 製造固有記号IM
製造者 株式会社由比缶詰所(静岡市清水区由比429-1)
Tuna canning review No.118

■「ツナ缶スーパーリンク!!」



(No.03)炙りビントロ(2013産)

→5年前に書いた、2013年産炙りビントロの記事。これを立ち上げたばかりのブログの3記事目にもってきてて、ああこの時期から道を踏み外してたんだなと思った。しかも書いてることはあんまり変わってない。当時の値段は☆6評価だけど、今はこれより高いツナ缶たくさんあるため2017産は5.4に改定。

(No.11)まぐろ油漬フレーク(綿実油)

→”筆者をこの道に引き込んだ其の製品”。ホワイトシップ印復活の当初からラインナップされてる。水色の油漬フレーク(綿実油)は地元民に強く支持されてる不朽の名作。シーチキンLフレークがライトミート製品の基準点なら、油漬フレーク(綿実油)がホワイトミート製品の基準点。

(No.68)トップバリュセレクト きはだまぐろとろ炙り
→槍玉1号。販売価格はほぼ同じだが、こっちは流通コストも上乗せされてる。同価でこっちがグレード劣るのは仕方ない。イオンで売ってる。

(No.48)オーシャンプリンセス鮪とろ
→槍玉2号。1296円。こっちは全国流通を目的にしたお取り寄せブランドのモンマルシェだ。ローレルや高級オリーブオイルなど、香りづけが強い。トータルデザインで高級品。炙りビントロが静岡生まれの最高級なら、こっちは(今のところ)気仙沼生まれの最高級といえるだろう。
#めずらしいツナ缶 #オリーブオイル漬 #気合の入ったツナ缶レビュー #由比缶詰所

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