《眼福(177)“期間限定の里山公園(10)!?!”❖21-213❖》

ムラサキギボウシ(紫擬宝珠) キジカクシ科(Asparagaceae)
学名:Hosta ventricosa
別名: オオバフクリン(大葉覆輪)







《”幽玄”わからない・不明な花(2)❖’21/07/18❖》
ギボウシ(偽宝珠) キジカクシ科(Asparagaceae)
学名:Hosta Hybrids    別名: トウギボウシ(偽宝珠)
ギボウシ(擬宝珠)は、ギボウシ属の総称で オオバギボウシ 、 コバギボウシ
ミズギボウシ イワギボウシ 、 キヨスミギボウシ 、 ナメルギボウシ 等、種々ある。
神奈川県内の日本固有自生種は、オオバギボウシ、コバギボウシ(小葉擬宝珠)、
イワギボウシ(岩擬宝珠)、絶滅的なキヨスミギボウシ(清澄擬宝珠)、以上の四種のみ。
公園や鎌倉の寺境内等で栽培されている多くのものは原種ではない。
ほぼすべてが品種改良された園芸種を移植されたもので、 品種は多彩である。
厳密な品種名は、殆ど見かけない。単にギボウシ(擬宝珠)と表示されている。
えびね山百合園でもギボウシ(擬宝珠)と表示されていた。
今後の事だが、公園等の公共的場では自生種・園芸種等、正確な明示を希望する。
「ムラサキギボウシ(画像がそれと推測)という種があるが、この種でも変異が多い。
交雑が容易、種子や株分けによる増殖が簡単、一度植えれば生育は大である。
花は1日花でも花序で次々に咲く等の特性が、ギボウシを園芸利用する長所である。
西欧には18世紀末までに中国からムラサキギボウシH.ventricosa Stearnが渡っている。
日本産のものは1830年頃にP.F.vonシーボルトにより,ライデンの植物園に持ち込まれた。」
(世界大百科事典より)
紫擬宝珠(ムラサキギボウシ)は、ギボウシ属の中では中型に属する。
葉は濃い緑色で先が尖り、葉脈が目立つ。花色は紫で、花に香りはない。
属名 Hosta はオーストリアの植物学者「ホスト(Nicolaus Thomas Host, 1771-1834)」名。

「令和参年(皇紀2681年)7月31日、記」



#植物

ワオ!と言っているユーザー

《眼福(176)“期間限定の里山公園(9)!?!”❖21-212❖》

画像の植物(花)は・・・何!!
《”幽玄”わからない・不明な花❖’21/07/18❖》
自然界・植物界、時間ある折々、野草を想って散歩しているが、、、!
記録的に画像を持つが、時々識別できない花と出会う。
先日も、綺麗な色だ・・・面白い姿って、、、よくよく観察もせずに・・・。
目の前の小さな花に魅了され、いィいィ、っておもっていた。後悔。
なんとも言えない色合い(画像では表現出来ていないが)、それだけで満足。
キツネノカミソリ(狐の剃刀)、 ノカンゾウ(野萓草)⇔ワスレグサ(忘草)、
ハマカンゾウ(浜萓草)、其々に微妙に違った色合いだが、瀟洒だ。
ワスレグサ(忘草)か、、、心境的にはぴったりな花名だ???
*       *        *
自然界といえば、この季節、思い出す事。
三浦半島最南端に凡そ70hの小網代の森(今では一般開放されている)の事。
森林、湿地、干潟から海までが一体となった環境に希少生物が生息している。
貴重な自然環境と動植物が息づく森、多様な生態系を形成する関東唯一の場所。
植物・開放的な湿原その先には、小網代湾が広がる。引き潮時には、干潟になる。
カニ類だけでも60種類余りが生息している。干・満潮時不思議な原風景が見れる。
丘陵・尾根から河口まで、一つの谷がそのままの姿で今も保全されている場所。
相模湾が誇る自然の「宝」を目の当たりに感受できる素晴らしい場所。
目の前に広がる相模湾は、駿河湾とともに世界に誇れる深海生物の宝庫である。
相模湾が誇る自然の「宝」を目の当たりに感受できる素晴らしい場所。
相模湾では、甲殻類の世界で冠とされる貴重な蟹が今でも生息しているに違いない。
昭和天皇と酒井恒博士が発見された”サガミオサチラガニ”未だ3匹しか確認されていない。
そんな希少の蟹ではないが、珍しい光景が見れる小網代湾。身体全体で感じとれる。
カニの生息場所としては珍しいか!?!森に棲むアカテガニ。可愛い風貌だ^^)。
夏の満月、大潮の夜に母蟹たちは一斉に海岸へ押し寄せてお腹の幼生を海に放つ。
美しい森と海が共存しなければ生息できないアカテガニの姿を小網代の森で観察できる。
そんな光景を見に連れて行ってもらったことがあった。前東京オリンピックの頃に。
東京の明治神宮と同じ広さの地域に川・森・湿地・干潟・湾等の多様な地形が広がる。
「小網代の森」は2014年7月20日に一般公開された。
観光地化、ゴルフ場・リゾートホテル・ボート基地等の予定地が、全面自然保全が決まった。
神奈川県は、半世紀も前に自然・環境保全がなされた。鎌倉鶴岡八幡宮裏山保全である。
個人的に感慨深いものがある。小網代周辺は、「近郊緑地特別保全地区」に指定された。
時代と共に進歩した、鎌倉鶴岡八幡宮裏山保全が、生かされている、と感じる。
アカテガニは、小網代の森を守った最大の功労者。特別めずらしいカニではないが、
流域生態系がほぼ残っている生活環境(海と陸の往来)でのアカテガニ。
そのアカテガニの生態、夏の新月と満月の夕刻、メスのアカテガニは海岸に降りてくる。
お腹に抱えた卵を海中でぶるぶる震わせ、卵から飛び出た子どもを海に放つ。
アカテガニの幼生、ゾエアは1か月かけて海で育つ。
カニとエビを混在させたようなメガロパと呼ばれる幼生に変態生長し岸近くに戻ってくる。
そんな所で蟹に変態し、徐々に陸の生活に慣れ水辺から森や草むらへとすみかを広げる。
これ等の生態を直に観察できる。それが小網代の森。一見の価値がある。
「令和参年(皇紀2681年)7月30日、記」



#ブログ

ワオ!と言っているユーザー

《眼福(175)“期間限定の里山公園(8)!?!”❖21-211❖》

オミナエシ(女郎花)    スイカズラ科(Caprifoliaceae)
学名:Patrinia scabiosifolia
《藤沢えびね山百合園(8)❖’21/07/18❖》
オミナエシ(女郎花);
オミナエシ科は、最近スイカズラ科に包含された。秋の七草の1つでもある。
昨今、自生地は減少し中々お目にかからない。栽培種の様に姿形がよいものも少ない。
根茎は横に這い、株のそばに新苗を作ってふえる。茎高は、0.6〜1m位になる。
葉は対生し羽状に裂ける。裂片はオトコエシより幅が狭く、茎の毛はオトコエシより少ない。
茎の上部はよく分枝し、黄色の花を散房状に多数つけ、花は直径4mmくらいである。
花冠は5裂し筒部は短い。筒部の下の子房には小苞が接している。雄蕊は4個。花柱は1個。
同じ仲間のオトコエシは匍匐枝を出して増える。
「令和参年(皇紀2681年)7月29日、記」



#植物

ワオ!と言っているユーザー

《眼福(174)“期間限定の里山公園(7)!?!”❖21-210❖》

シュウカイドウ(秋海棠)   シュウカイドウ科(Begoniaceae)
学名:Begonia grandis Dryand.
Begonia evansiana Andr.
別名:ヨウラクソウ(瓔珞草)




コウトウシュウカイドウ(紅頭秋海棠) シュウカイドウ科(Begoniaceae)
学名:Begonia fenicis Merr.
# 画像は、借り物 #
《藤沢えびね山百合園(7)❖’21/07/18❖》
シュウカイドウ(秋海棠);
和名由来は、カイドウに似て秋咲く事による由(今は夏に早くも咲く)。
塊茎で越冬、葉は互生、葉形が左右非相称が面白い。先は尖り基部は心形で縁が鋸歯。
茎頂の長い枝分かれした花茎の先に白色~淡紅色の花をやや垂れ下がってつける。
雌雄同株で雌雄異花。雄花は小花柄)が長さ2㎝位で花弁4枚、茎高60cmほどになる。
外側花弁2枚は大きく、内側花弁2枚は小さい。黄色の雄蕊が多数、下部で合着し球状。
茎は、太く多くの水分を含む茎は上方で分枝し、節は紅色をおびる。その姿は、綺麗だ。
*        *        *
シュウカイドウは、江戸時代に園芸用に中国から渡来したと言われている。
シュウカイドウ科シュウカイドウ属には、日本の固有種・自生している種がある。
コウトウシュウカイドウ(紅頭秋海棠)といい、沖縄県西表島に自生している。
林下や林縁、苔の生えた岩上、岩礁海岸に自生している。
茎が立ち上がらず、横に這い根と根生葉を出す。根生葉は、ゆがんだハート形。
春に根茎から直接出た花茎先端が分枝し6~7輪の花を咲かせる。
「令和参年(皇紀2681年)7月28日、記」

#植物

ワオ!と言っているユーザー

《眼福(173)“期間限定の里山公園(6)!?!”❖21-209❖》

ツリガネニンジン(釣り鐘人参)    キキョウ科(Campanulaceae)
学名:Adenophora triphylla var. japonica
Adenophora triphylla (Thub.) A.DC. var. japonica (Regel) H.Hara
Adenophora triphylla (Thunb.) A.DC. subsp. aperticampanula
《藤沢えびね山百合園(6)❖’21/07/18❖》
ツリガネニンジン(釣り鐘人参);
ソバナ と良く似るので間違いやすいが、ソバナの花は先が開いた釣鐘状、こちらは同じ太さ。
花の大きさはツリガネニンジンのほうが小さい。白花種は シロバナツリガネニンジン 。
春の若芽は「ととき」と呼ばれ山菜として食される。
茎には、白毛が生え1m位に成長。ほとんど分枝せず、切ると乳液がでる。
根生葉は長柄があり、円心形で花時には枯れてなくなる。茎葉は3〜4枚が輪生。
卵状楕円形で鋸歯があり、柄はごく短い。葉の幅は、変化が多い。
根生葉は長柄があり、ほぼ円形、基部は心形、普通、花期にはない。
茎頂に円錐形の花序をだし、1個〜数個の花が輪生してやや下向きにつく。
鐘形の花冠は淡紫色または白色で、先は5裂してやや膨らんだ鐘形が多い。
花柱は花冠よりやや突き出し、先が浅く3裂する。萼裂片は線形で縁に小さな鋸歯がある。
中には花柱が短いものもある。萼裂片は線形、縁にまばらに小さな鋸歯がある。
ハクサンシャジン は、高山型。草高が低く花序の花柄が短く花が密集、花冠が広鐘形。
フクシマシャジンは、葉が3枚で輪生。花は輪生せず、花冠は広鐘形。
「令和参年(皇紀2681年)7月27日、記」







#植物

ワオ!と言っているユーザー

《眼福(172)“期間限定の里山公園(5)!?!”❖21-208❖》

タマアジサイ(玉紫陽花)    アジサイ科(Hydrangeaceae)
学名:Hydrangea involucrata Sieb
園内・竹類の存在!! こうした所の林床にタマアジサイが植栽されている。
創り手の努力が各所に見られる。期待を持つが、楽しみである。
《藤沢えびね山百合園(5)❖’21/07/18❖》
タマアジサイ(玉紫陽花)    アジサイ科(Hydrangeaceae)
学名:Hydrangea involucrata Sieb
山地の谷川沿いに野生しよく分枝、高さ1.5m位。若枝は淡緑色で微毛と剛毛とが密生する。
明るく開けた所、暗がりの林床でも花をつける。暗い所の株の方が葉や花が大きくなるようだ。
茎、葉に短毛が密生する。葉は対生、葉柄があり長楕円形、縁の細鋸歯は、鋸歯先が芒状。
葉の両面はざらつき葉の基部は円形で葉先は尖る。蕾は苞に包まれ球形で花期が遅い。
白い装飾花は3~5枚。すべて装飾花になるテマリタマアジサイもある。
両性花には、花弁と萼片が4~5個、雄蕊が8~10個、花柱が2~3個ある。
ヤマアジサイは葉幅が狭く、細鋸歯。花は白色が多い。
「令和参年(皇紀2681年)7月26日、記」





#植物

ワオ!と言っているユーザー

《眼福(171)“期間限定の里山公園(3+1)!?!”❖21-207❖》

ヒマワリ(向日葵)      キク科(Asteraceae)
学名:Helianthus annuus
別名: ニチリンソウ(日輪草)、ヒグルマ(日車)
藤沢えびね山百合園の中には、数カ所、休憩出来る机と椅子が設置されている。
園に入る時、虫よけ装置^^)を貸してくれる。心憎いサービスである。
椅子に座り持参のお茶を飲みながら、桔梗を眺める、乙なものだm(._.)m(^з^)。
《藤沢えびね山百合園(3+1)❖’21/06/26・07/18❖》
ヒマワリ(向日葵);
茎のまだ柔らかい時期に、太陽の動きに合わせて花の向きを変えることから名が付いた。
北米原産で、日本にはヨーロッパ、中国を経て江戸時代に渡来とある。
最近では種子から取れるヒマワリ油の需要が増え、畑の間作等で大規模に栽培される。
盛夏を代表する花で大きな黄色い花を咲かせるが、茎高は様々で3mにもなる種がある。
ヒマワリは長い花茎から伸びた頭状花序に舌状花と管状花から成る頭花を咲かせる。
花の一番外にある黄色いヒラヒラが舌状花で、中央の黒っぽいものが管状花(筒状花)。
花は外側から内側に咲き進む。花は観賞用に群生させたり人気がある。
また、種実を絞って油採取(サンフラワーオイル)したり、食用、又、製薬の原料となる。

えびね山百合園の周辺は野菜畑もありその一角に大きなヒマワリが咲いていた。
そのすぐ脇にトウモロコシが、育っていた。が収穫前にハクビシンが食べ尽くしてしまった由。
最高の食事出会ったに違いない!?!
「令和参年(皇紀2681年)7月25日、記」


#ブログ #植物

ワオ!と言っているユーザー

《眼福(170)“期間限定の里山公園(3)!?!”❖21-206❖》

ハンゲショウ(半夏生、半化粧)     ドクダミ科(Saururaceae)
学名:Saururus chinensis (Lour.) Baill.





《藤沢えびね山百合園(3)❖’21/06/26・07/18❖》
ハンゲショウ(半夏生、半化粧);
水辺や湿地に生えるの野生植物で、群生も見られる。1ヶ月もすると白い部分は緑に戻る。同じように葉が白くなる植物に マタタビ や ミヤママタタビ がある。
葉は長い卵形で、互い違いに生える(互生)。 葉の先は尖り、縁にぎざぎざ(鋸歯)はない。
上部の葉の脇から長さ15cm位の穂状の総状花序(柄のある花が花茎に均等につく)を出し、
白い小さな花を沢山つけるが、花弁も萼片もない。 雌蕊が4つに分かれ、周りに6本の雄蕊。
花序は初め垂れてるが、開花につれ立ち上がり、花期に上部の葉の表面が白く変色する。
それ故「半化粧」の文字を充てたり、片白草(カタシログサ)と呼ばれたりもする。
花期に葉が白くなるのは、虫媒花なので虫を誘うためである由。
花期が終わると葉の色は緑色になる。
そもそも「半夏生」とは雑節の一つで、夏至から11日目のことを言う。
「令和参年(皇紀2681年)7月24日、記」



#植物

ワオ!と言っているユーザー

《眼福(169)“期間限定の里山公園(2)!?!”❖21-205❖》

アズマイチゲ(東一華)    キンポウゲ科(Ranunculaceae)
学名:Anemone raddeana





《藤沢えびね山百合園(2)❖’21/06/26・07/18❖》

アズマイチゲ(東一華);
茎高15cm位。根茎は横這、根生葉は2回3出複葉で小葉は浅く裂ける。
茎葉は3個輪生し3出複葉で先に鋸歯があり長さ2~3cm、柔らかく垂れ下がる。
花は直径3cm位で1個が頂生。萼弁は花弁状で8個以上で線状長楕円形、白色。
花の真ん中に雄蕊がたくさんありその真ん中に雌蕊もたくさんある。
「東」とは、関東を意味する。 「一華」は、花が茎の先に1つだけつくことによる。

昨年までは、見かけなかった花。見落としたのかもしれないが、色々出てくる。
「令和参年(皇紀2681年)7月23日、記」



#植物

ワオ!と言っているユーザー

《眼福(168)“期間限定の里山公園!?!”❖21-204❖》

ヤマユリ(山百合)     ユリ科(Liliaceae)
学名:Lilium auratum Lindley





《藤沢えびね山百合園(1)❖’21/06/26・07/18❖》
ヤマユリ(山百合);
鱗茎は偏球形で白く、年を経ると鱗片数も増えて、 直径10センチぐらいに大きくなる。
葉は互生し、長さ10cm以上、幅2.5~5㎝の披針形で先が細い。
直立ないし斜上する茎の上部の葉腋に蕾を数個下向きにつける。
花は漏斗形で開くと直径20cm以上になり横向きに咲く姿は見応えある。
花被片は反り返り 白色で黄色の筋と赤褐色の小斑点があり芳香がある。 花粉も赤褐色。
発芽から開花まで5年位。 花数は鱗茎が小さい頃は少なく大きくなると10個位にまで増える。
「令和参年(皇紀2681年)7月22日、記」




#植物

ワオ!と言っているユーザー

《眼福(168)“期間限定の里山公園!?!”❖21-203❖》

ヤマユリ(山百合)     ユリ科(Liliaceae)
学名:Lilium auratum Lindley
《藤沢えびね山百合園(1)❖’21/06/26・07/18❖》
ヤマユリ(山百合);
鱗茎は偏球形で白く、年を経ると鱗片数も増えて、 直径10センチぐらいに大きくなる。
葉は互生し、長さ10cm以上、幅2.5~5㎝の披針形で先が細い。
直立ないし斜上する茎の上部の葉腋に蕾を数個下向きにつける。
花は漏斗形で開くと直径20cm以上になり横向きに咲く姿は見応えある。
花被片は反り返り 白色で黄色の筋と赤褐色の小斑点があり芳香がある。 花粉も赤褐色。
発芽から開花まで5年位。 花数は鱗茎が小さい頃は少なく大きくなると10個位にまで増える。
「令和参年(皇紀2681年)7月22日、記」
#植物

ワオ!と言っているユーザー

《眼福(167)“7月の泉の森(10)!?!”❖21-201❖》

オオニシキソウ(大錦草) トウダイグサ科(Euphorbiaceae)
学名:、Chamaesyce nutans (Lag.) Small
Euphorbia nutans Lag., Euphorbia preslii Guss.
《泉の森の野草(10)❖2021/07/15❖》
オオニシキソウ(大錦草);
ニシキソウの仲間は花が肉眼では見つけられないほど小さいが、
このオオニシキソウは3~4mmと大きい。
そのほか近縁種には イリオモテニシキソウ 、 シマニシキソウ がある。
これらは、30~50cmと背が高くすっと立つ。
ニシキソウ 、 コニシキソウ は背丈が低く、地面に這いつくばる。
茎は淡紫色を帯び、直立または斜上し、葉は長楕円形。
夏咲く杯状花序は線体の付属片がよく発達して大きくなり、白い花弁のように見える。
以前ブログルで以下の様なことを記した。
*     *     *    *     *
普段よく通る近くの公園、野草が伸び放題。だがこの季節、見違える表情を見せる花。
「オオニシキソウ」ルーペで覗いてみないとよくわからないほど可愛い。
日本の在来種であるニシキソウ(錦草)は、昨今近間では、全く姿を見なくなった。
明治時代に北米原産のオオニシキソウ(大錦草)とコニシキソウ(小錦草)が帰化。
近年では、帰化種が在来種を圧倒しているんか!?!
白い花弁に見えるものは蜜を分泌する腺体の付属体(杯状花序[cyathium])で花弁ではない。
雌雄異花で、雌花は雌蕊1個、雄花は雄蕊1個だけからなる(雄花の付け根、継ぎ目がある)。
雌花1個と複数の雄蕊が苞葉でできたカップの縁に白い花びらのようなものがつく。
カップの出口を塞ぐように緑色の腺体が取り巻いている。
なんとも風変わりな花序を持つ花で、見ていて飽きない。
*     *     *     *     *
今年は、今咲いている。2014年では、晩夏・初秋に咲いていた。
日本には明治期に渡来。時代とともに微妙に変異する。記録とは大切だ。
コニシキソウは地を這って広がり、全体に小形、茎や葉に毛が多く、果実にも毛がある。
「令和参年(皇紀2681年)7月21日、記」
#植物

ワオ!と言っているユーザー

囈(26)“世界最大の自転車レース!?!”❖21-202❖》

東京より感染状況が悪いパリで、こんな観戦が普通に見られると知らせてくれた報道関係者。
日本人は、おとなしい??って皮肉を込めて語っていた友人(来訪予定していた御仁)。
《ツール・ド・フランス2021の記録報道で思った事》
2021年度のツール・ド・フランス(自転車ロードレース)が終わった。
レース初日の大落車事故!?!があってもの結果だ・・・!!
レースとは、何が起こるか分からないものだが、沿道での応援は盛り上がる。
最終日のパリ市内でのバトルは、更に盛り上がる。幾度となく体験した。
仲間達とで観戦した(パリ市内)、あの感慨がよみがえる。
いい年をした老人だが、一日遅れのネット録画を見ているだけでドキドキものだ。
生観戦、ファンにはたまらない。そうした楽しみを・・・オリンピックは、奪いとった。
短絡的に無観客??無観客にする根拠、納得出来る説明を聞いたことがない。
僕だけが知らないのか??感染拡大数値だけがクローズアップされている。
ウイルスに対する科学的分析、真摯なる説明がない。単に報道されないだけか?
根拠をしっかりと示して欲しいものだ。来訪予定だった異国の友に説明できない。
ツールの最終日の寫眞を見て、ため息がでた。あの光景を単に異国のこと!!
そんなことでは納得出来ない。マスクなし・・超接近観戦でしょ!?!
ツールは、世界中からファンが集まる大レース、無観客指示も出ていない。
ノーマスク観戦者は、全員が”衛生パス”所有者か??
日本での野球等の観戦者に対する処置の実情は知らないが、
オリンピックだけ無観客って、おかしい??って思うのだが。
日本国政府の説明もおかしいが、而して偏向報道には、呆れる以上に怒りをおぼえる。
「令和参年(皇紀2681年)7月20日、記」



#ブログ

ワオ!と言っているユーザー

《眼福(166)“7月の泉の森(10)!?!”❖21-201❖》

キクイモ(菊芋)  キク科(Asteraceae)
学名:Helianthus tuberosus
別名: ブタイモ(豚芋)、アメリカイモ(亜米利加芋)
《泉の森の野草(10)❖2021/07/15❖》
キクイモ(菊芋);
キクイモモドキ や オオハンゴンソウに酷似している。土手や空き地等に群生。
北米原産の帰化植物で、根に芋ができるのでキク芋と呼ばれる。
戦時中、食料栽培され日本中に広がるが、昨今は、高血糖抑止の効能が注目されている。
だが、日本では外来生物法により要注意外来生物に指定されてしまった。
その一方、フランス料理やイタリア料理で広く使われているようだ。
一般的にtopinambour(フランス語)とかtopinambur(イタリア語)と云う事でわかる。
幕末の頃、イギリス初代駐日総領事ラザフォード・オールコック(1809~1897)は、
キャベツ、レタス等を紹介した『大君の都(The Capital of the Tycoon)』にも出てくる。
現在の日本では、菊芋漬物は見かけるが、根菜利用は少なく、栽培生産量も少ない。
根茎があり、成長すると塊茎をつくる。塊茎には、10数%のイヌリン(多糖類)を含む。
葉形や覆われる細かい毛に変化が多く、形態等も分類学上、十分な研究がない。
茎は高さ2m以上にもなり、葉とともにざらざらつき、粗毛を密生し時に白粉を帯びる。
下部の葉は対生、上部は互生し、卵形か卵状楕円形で基部は葉柄に狭い翼となる。
上部の枝先にキクに似た黄色の頭花をつける。頭花は、内側には筒状花が多数集り、
まわりに10〜20個の鮮黄色の舌状花が1列に並ぶ。
総苞は半球形で、総苞片はふつう3列に並び、上半部はそり返る。
区別しにくいキクイモモドキはHeliopsis helianthoidesは毛が少なく、あっても軟毛。
葉の基部は心形にならない。
「令和参年(皇紀2681年)7月19日、記」
#ブログ #植物

ワオ!と言っているユーザー

《眼福(165)“7月の泉の森(9)!?!”❖21-200❖》

ミズタマソウ(水玉草) アカバナ科(Onagraceae)
学名:Circaea mollis Sieb. et Zucc.





《泉の森の野草(9)❖2021/07/15❖》
ミズタマソウ(水玉草);
花自体を見ていて何処が水玉???と考えてしまう。
が、花後の実を見ると確かに水玉のような小さな実に見える。
開花は、8月と思っていたが平均より半月も早く花を見つけた。
茎高50cm前後。茎には下向きの毛が生え、節は赤褐色を帯びる。
葉は対生、卵状長楕円形。先端は尖り基部は丸みを帯び縁に浅い鋸歯。
茎の先や上部の葉腋から花序をだし白色・淡紅色の小さな花をつける。
花弁は二枚で白色、先が半分位まで切れ込む。萼は2個、花弁より大きい。
雄蕊2個。柱頭は2裂。花柄の毛はまばらで、少ない。
花後の果実、暑さと草叢を入り込まないと、それ故、観察したことはない。
よく似たウシタキソウは全体に細毛があり葉幅がやや広く、基部が心形。
萼に毛が密生し、蕾の毛が目立つ。果実の縦溝が不明瞭。
タニタデは茎が無毛で赤味を帯び、葉も無毛。水玉も赤味を帯びる。
花弁の切れ込みが浅い。果実が細長く、果柄が長い。

以上の点を踏まえ観察し識別する、と教わったメモをみる。
亡き母親の熱心さに驚く。我が孫にも教え示したい。
「令和参年(皇紀2681年)7月18日、記」





#ブログ #植物

ワオ!と言っているユーザー

《眼福(164)“7月の泉の森(8)!?!”❖21-199❖》

ショウジョウソウ(猩々草)   トウダイグサ科(Euphorbiaceae)
学名:Euphorbia heterophylla var. cyathophora
Euphorbia cyathophora Murray
別名:クサショウジョウ




《泉の森の野草(8)❖2021/07/15❖》
ショウジョウソウ(猩々草);
猩々とは、能装束の空想上の「猩々」(オランウータンとも云われる)の赤い頭の毛のこと。
観賞用に栽培されているが、茎や葉等を傷つけると乳液が出てくる。
苞葉が赤くなるのが特徴。花は花弁の無い杯状花序、黄色の腺体が1個ある。
夏に咲くクリスマスカラーの「ショウジョウソウ」は、サマーポインセチアとも呼ばれている。
一年草だが、毎年こぼれた種から発芽し綺麗な花増やす。
花言葉(良い仲間)」通り、赤い花が寄り添って仲良く咲く風情は中々のものである。
茎は直立してまばらに分枝し、高さ1mほどになる。茎葉は互生し、葉柄は1.5cm以下。
葉は先の尖った長卵形だが下部の葉は披針形。上部の葉はバイオリン形と称されている。
だが、不規則にくびれてる葉の形は、ひょうたん形と言ったほうが適切と思うが???
初夏、雌雄異花の花からなる杯状花序を固めて付ける。
花の周辺の苞や葉は、花時に全部または部分的に赤~淡紅色になる。
ポインセチアによく似た姿の植物、ポインセチアの仲間でもある。
ポインセチア同様に花がつく頃よりすぐ下の葉の中心部分が朱色に色づく。
緑と朱色のコントラストは綺麗だ。里山の林床に人知れず育っているのも不思議だ。
「令和参年(皇紀2681年)7月17日、記」
#植物

ワオ!と言っているユーザー

《眼福(163)“7月の泉の森(7)!?!”❖21-198❖》

キンミズヒキ(金水引)      バラ科 (Rosaceae)
学名:Agrimonia pilosa Ledeb. var. japonica (Miq.) Nakai
Agrimonia pilosa Ledeb. var. viscidula (Bunge) Kom.
《泉の森の野草(7)❖2021/07/10❖》
キンミズヒキ(金水引) ;
山岳では、秋の訪れを告げる植物の一つである。湿原の多様性をも感じる。
ご祝儀用の水引とはかなり違う感じ。又、タデ科にも ミズヒキがあったり!?!
キンミズヒキはバラ科キンミズヒキ属の道端や草地に生える。
学名はAgrimonia pilosa Ledeb.以前はvar. japonica、
アジア分布するものを変種だったが、現在では基準種に含めている。
根茎は短く、普通、こぶがあり、多数の側根と1~数個の地下芽をもつ。
茎はまばらに直軟毛と軟毛があるか、又は又はまれに下部にまばらに租毛がある。
葉を等間隔につけ、葉は5〜9個の小葉からなる。
頂小葉は、菱状長楕円形〜菱状倒卵形。
多くは先がとがり、縁にはとがった粗い歯牙のあることが多い。
葉の裏面には全面に多数の白色または帯黄色の腺点がある。
托葉は通常半卵形で、内側へ湾曲し、先がとがり、粗く大きな鋸歯がある。
花は花穂にやや密につく。花は直径8mm前後、花弁は5枚で黄色、長円形。
雄蕊8〜14本。花柱は糸状。柱頭は頭状。果時の花托筒(咢)は倒卵状円錐形。
よく似たヒメキンミズヒキの花弁は細く、雄蕊5〜6本。 小葉が丸みを帯びる。
チョウセンキンミズヒキは、小葉が丸みを帯び、雄蕊が17~24本と多い。
「令和参年(皇紀2681年)7月16日、記」

#植物

ワオ!と言っているユーザー

《眼福(162)“7月の泉の森(6)!?!”❖21-197❖》

イヌゴマ(犬胡麻)      シソ科(Lamiaceae)
学名:Stachys aspera Michx. var. hispidula (Regel) Vorosch.
Stachys japonica Miq. var. intermedia (Kudo) Ohwi
別名: チョロギダマシ




《泉の森の野草(6)❖2021/07/10❖》
イヌゴマ(犬胡麻) ;
茎がシソ科特有の四角形。茎の角に下向きのとげが生えている。
葉は対生し三角状披針形、表面にシワがあり、縁に低い鋸歯があり、基部は切形。
葉裏の脈上には短いとげがある。茎上部の葉には葉柄がないが中部以下には葉柄がある。
茎高50㎝位で茎頂に薄いピンク色の花が輪になって何段かの仮輪の花序をつける。
花冠は、淡紅色の唇形、上唇は裂けず先が丸く、下唇は3裂して紅紫色の細点がある。
雄蕊4個と雌蕊1個は上唇に沿う。萼は緑色~赤褐色、先が5裂し、先端が刺状に尖る。
果実がゴマの実に似ているのに食べられないので、イヌゴマという名が付いた。
「令和参年(皇紀2681年)7月15日、記」


#植物

ワオ!と言っているユーザー

《眼福(161)“7月の泉の森(5)!?!”❖21-196❖》

オトギリソウ(弟切草)   オトギリソウ科 (Clusiaceae)
学名:Hypericum erectum Thunb.
《泉の森の野草(5)❖2021/07/10❖》
オトギリソウ(弟切草);
草名の由来は、鷹匠がこの草を秘薬としていた秘密を漏らした弟を斬ったという逸話から。
日当たりのよい山野に自生している。 茎はほとんど分枝せず、直立し高さは50cm位。
葉、花弁と萼片に特徴的腺体がある。腺体は、黒く見え黒点(線状=黒線)と呼ばれる。
葉は対生、長さ1.5~5㎝、幅0.8~1.3㎝の狭い三角状卵形~狭長楕円形。
先は鈍形、基部は円形〜心形で縁に黒点が並ぶ、葉裏にも黒点と明点がある。
花は黄色い直径約2㎝の5弁花。暗くなると花を閉じてしまう。
花弁と萼片には黒点と黒線がある。萼片は長さ約2.5㎜、幅約1㎜。
雄蕊は、多数あり基部で短く合着して3つの束にわかれている。雌蕊1個、花柱3個。
以上が基本構造だが葉の形、黒点の有無などに変異が多く、多くの変種や品種がある。
類似種の小形のコケオトギリやヒメオトギリには黒点はない。
「令和参年(皇紀2681年)7月14日、記」


#植物

ワオ!と言っているユーザー

《眼福(160)“7月の泉の森(3+1)!?!”❖21-195❖》

チヂミザサ(縮笹)      イネ科 (Poaceae)
学名:Oplismenus undulatifolius var. undulatifolius f. japonicus
別名: チジミザサ
《泉の森の野草(3+1)❖2021/07/10❖》
チヂミザサ(縮笹);
葉が笹の葉に似て縁が波打った様に縮れている特徴があり名付けられた。
山野・林の中や道端などにごく普通に見られる。
茎は地面を這って枝分かれし、斜上して高さ10~30㎝。節は太く短毛が密生する。
葉は長さ3〜10cm、幅7〜15mm、広披針形で、先は次第にとがり、基部は狭まる。
光沢なく両面に細毛がある。葉鞘は無毛で縁辺にだけ毛がある。
長さ5~15cmの花序を出し小穂を付ける。
茎に毛が多いものをケチヂミザサ、毛の少ないものをコチヂミザサと分けることもある。
普通、7月末~8月にかけて咲き始めるが、今年はすでに咲き始めている。
「令和参年(皇紀2681年)7月13日、記」


#植物

ワオ!と言っているユーザー

《眼福(159)“7月の泉の森(3)!?!”❖21-194❖》

キカラスウリ(黄烏瓜) ウリ科(Cucurbitaceae)
学名:Trichosanthes kirilowii Maxim. var. japonica (Miq.) Kitam.
Trichosanthes japonica (Miquel) Regel
Trichosanthes kirilowii Maxim.  広義





《泉の森の野草(3)❖2021/07/10❖》
キカラスウリ(黄烏瓜);
キカラスウリは花びらの先がY字形に裂け、布の先がほつれたような花。
カラスウリ や オオカラスウリ は裂けていない。又、果実が黄色である。
あせもの薬の天花粉(天瓜粉)はこの根のでんぷんから作ったものである由。
キカラスウリをトウカラスウリvar. kirilowiiの変種として分類していることが多いが、
最近ではTrichosanthes japonicaをTrichosanthes kirilowiiの同義語として表記される。
葉は、濃緑色で光沢があり、浅く3~5裂し、裂片の先は丸く又は尖ることもある。
若葉は光沢があり鮮緑色であるが、やや青白味を帯び葉脈がはっきり見える場合もある。
雌雄異株。夕方から咲き始め、朝にはしぼんでしまうことが多い。
花冠は5分裂し、裂片の先は広がって、さらに先端は糸状に細裂する。
果実は長さ約10㎝の惰円形で黄色に熟し、種子にはカラスウリのような帯はない。

「令和参年(皇紀2681年)7月12日、記」

#ブログ #植物

ワオ!と言っているユーザー

《眼福(158)“7月の泉の森(2)!?!”❖21-193❖》

フシグロセンノウ(節黒仙翁)   ナデシコ科(Caryophyllaceae)
学名:Lychnis miqueliana Rohrb.
Silene miqueliana (Rohrb.) H.Ohashi et H.Nakai






《泉の森の野草(2)❖2021/07/10❖》
フシグロセンノウ(節黒仙翁);
フシグロセンノウは、林縁・林床の湿った所に生え、節が黒いのでフシグロ。
京都の仙翁寺(せんのうじ)にこの仲間の栽培種がたくさんあったのでセンノウ!?!
茎は直立し上部で分枝、節が太くなり、黒紫色を帯びる。茎高90cm近くにもなる。
葉は対生し先が尖り、縁に毛がある。枝の先に朱色の花を2-5個咲かせる。
花は、直径5㎝位。花弁は5枚。花弁は、倒卵形で先が円く中央に明瞭な溝が見える。
花弁の基部には花弁と同色の鱗片が2個ずつつく。雄蕊10個、5個ずつ2列。葯は紫色。
萼は、長円筒形で先が5裂し蕾の時は2片が長い。
仲間のマツモトセンノウは、花弁の先が浅く2裂し、縁に歯牙がある。

「令和参年(皇紀2681年)7月11日、記」
#ブログ #植物

ワオ!と言っているユーザー

《眼福(157)“7月の泉の森(1)!?!”❖21-192❖》

ノササゲ(野ささげ)      マメ科(Fabaceae)
学名:Dumasia truncata Sieb. et Zucc.
別名: キツネササゲ
《泉の森の野草(1)❖2021/07/10❖》
ノササゲ(野ささげ);
ツルマメ や ヤブマメ の花が黄色になったような植物で野山で普通にみられる。
茎は黒紫色を帯び、長さ3mにもなる蔓性植物。
葉は3小葉で互生。頂小葉は長卵形で表面は緑白色、裏面には伏した短毛がある。
葉の腋から出る花序に長さ1.5~2㎝の淡黄色の蝶形花を数個つける。
萼は筒形で、萼片はほとんど目立たない。
2018年は、7月13日に花を確認している。8月・9月にも咲くようだ。久し振りに見た。
「令和参年(皇紀2681年)7月10日、記」

#ブログ #植物

ワオ!と言っているユーザー

《眼福(156)“熱海散歩!?!”❖21-191❖》

熱海海岸のハーバー。
海岸公園のモニュメント。
園芸種の紫陽花が植栽されていた。
ジャカランダも綺麗な顔を見せてくれた。





海岸通にある洋食店”ナギサ”パンにお店の刻印が^^)。
《熱海梅園の蛍❖2021/06/10❖》
今年の伊豆半島紫陽花巡り、思い知ることも多々あった。
自然界に抱かれ人間は、只々生かされている、と実感した次第。
紫陽花鑑賞の最後に、熱海梅園で蛍を観ることにした。
早めに軽く夕飯をとった。今回の宿の食事、味もさることながらボリュウムが凄かった。
三日目の夕食はいただかなくても良い程だった。度々ランチを頂く洋食屋さんへ。
今まで気付かなかったが、ランチもディナーも定食は同じメニュー!!
ゆっくりと・・・堪能しながら夕食をとった。美味!!
この御店のパンは、店名が刻印されて、、、しかも美味しい。たのしかった。
夕食後、海岸を散歩。結構、別荘族が散歩していた様にお見受けした。
蛍鑑賞・・・当然真っ暗・・・三脚なし。画像は来年に??
今回の旅で思ったのは、マニュアルでピント合わせが上手くいかなかった。
目の検査が必要だ。老化?? いただけない。

「令和参年(皇紀2681年)7月9日、記」



#ブログ

ワオ!と言っているユーザー

《眼福(155)“「集(あづ)真(さ)藍(あい)」(12)!?!”❖21-190❖》

今年も見事な萼紫陽花が出迎えてくれた。以下種類名は、省くが観た一部を掲載する。
観察した順で掲載する。
《伊豆高原、紫陽花記”❖2021/06/10❖》
紫陽花巡り第五弾、伊豆高原。そこは、自生紫陽花の宝庫であちこちに点在する。
丘陵から海岸に至る地形が、紫陽花の自生(野生化)に適しているのだろうか??
ともかく萼紫陽花の変異株が、たくさん見つかっている。それ故、盗採が心配だ。
それでも自然は強い。人間が近寄れない崖等に然と息づいて、、、恐れ入る。
伊豆高原・城ヶ崎海岸周辺を時間を掛けてしっかり観察してみたいのだが。。。!
以前、城ヶ崎海岸の中央部に自生紫陽花を集めて見せてくれる植物園があった。
そこが数年前、ニューヨークランプ&フラワーミュージアムとなり再開園された。
博物館の一部として、付属庭園”あじさい苑”となりカフェも併設された。
リニューアル後のあじさい苑、管理されすぎ、小奇麗だが野趣に欠けているようだ。
観光的ならそれで良いだろうが、真の城ヶ崎紫陽花を紹介するには不十分ではないか。
自生紫陽花に近い状態をみせてくれる最良な場所が、伊豆高原駅近くにある。
昨年迄、伊豆高原おもしろ博物館の名称で親しまれていた所だ。
伊豆高原の”オルゴール館”館長所有の博物館で3500坪の広さは樹々で覆われている。
敷地内に紫陽花研究園(僕が勝手に付けた名称)があって、色々な野生紫陽花がみれる。
伊豆半島の紫陽花が中心だが、日本固有種の紫陽花が手にとって見れる。
園内は一般公開されているわけではないが、一部は散歩路として開放されている。
一般人は、通っている所が、紫陽花の貴重種とはわからないだろうが見事な紫陽花群。
おもしろ博物館は、昨年閉鎖されたが、今年、館長の知人が新たな施設を開設した。
紫陽花群は、所有者の”平澤 哲氏(紫陽花研究者)”が育成管理しておられる。
新たに開設されたは、城ヶ崎文化資料館 Lingua Franca cafe(リンガフランカカフェ)。
アート、アンティークが鑑賞できるギャラリーカフェ。取り囲む紫陽花群は見放題だ。
平澤 哲氏には、色々とご指導・ご教示を頂いている(今年は、希少紫陽花を頂いた)。
平澤 哲氏は、地元では”オルゴール館館長”としては知れれているが、、、!?!
紫陽花研究者でおられることは、知る人ぞ知る!!である。
「令和参年(皇紀2681年)7月8日、記」

#ブログ #植物

ワオ!と言っているユーザー

《眼福(154)“「集(あづ)真(さ)藍(あい)」(10)!?!”❖21-189❖》

伊豆急大川駅から傾斜地を登って行くと小川沿いに交雑種(里紫陽花と呼ばれている)を観た。
以上の様に、色合いが面白い。さて来年は如何に!!!
《東伊豆・大川、紫陽花記”❖2021/06/10❖》
紫陽花巡り第四弾、伊豆高原と北川の間に位置する大川に立ち寄った。
珍しい萼紫陽花変種、萼片の形が変っている由。探しているが、未だ見ていない。
今年こそは、と探したが見つけることができなかった(自生場所を勘違いしていた)。
探していた周辺には、植栽されたものかもしれないが、綺麗な色の萼片と出会った。
自生場所は、伊豆高原に行ってから師匠にお聞きして僕の勘違いが判明。
なんとも早とちりで、来春に探しに行って見よう^^)。
「令和参年(皇紀2681年)7月7日、記」
#植物

ワオ!と言っているユーザー

《眼福(153)“「集(あづ)真(さ)藍(あい)」(9)!?!”❖21-188❖》

立派なホンアジサイ。
アジサイ(紫陽花)       アジサイ科(Hydrangeaceae)
学名:Hydrangea macrophylla form. macrophylla
Hydrangea macrophylla (Thunberg) Seringe form. macrophylla(狭義)
別名:ホンアジサイ



綺麗な萼紫陽花。



花等の色合いが、綺麗だ。


山紫陽花系(ベニガク)


山紫陽花系(ベニガク)

山紫陽花系(シチダンカ)
色々な種類の紫陽花が植栽されている。
山紫陽花系。
萼紫陽花の手鞠咲き。
石垣に山紫陽花が植栽されていた。





石垣に植栽されていた花々。








寝姿山ロ-プウェー。
相変わらずでかい萼紫陽花が咲き誇っていた。
《南伊豆~北川、紫陽花記”❖2021/06/09❖》
紫陽花巡り第三弾、南伊豆・北西部の丘陵にある小さな植物園を訪ねた。
位置的には西伊豆に戻る感じだが、対向車があると大変な道、そんな所を行く。
前日の走雲峡に比べ道幅は、かなり狭い。そんな山奥??にパン屋とかカフェもある由。
国道からなら、雲見温泉側から入るのがベターだと地図で分るのだが、、。新地開拓!!
伊豆半島の県道は、神奈川の山地に見る林道に比べると、大層・・・貧弱、と映る。
又、植物園までの山林は紫陽花が育つ環境ではなさそうだった。
山林を登り切った所が天神原(地名)、そこに”ササユリの里 天神原植物園”がある。
野生紫陽花なら石廊崎・大瀬・下流・手石・田牛で観られるが”天神原植物園”異色だった。
此処の植物園は、日本の固有種植物のみを植栽している野草植物園って謳っている。
ササユリの開花には少し早かったが、ホンアジサイ等が咲き誇っていて圧巻だった。
次に訪れた場所は、伊豆下田・中(地名)の寝姿山ロープウェイ真下(旧道)。
紫陽花で有名なのは、下田公園。植栽された紫陽花が、山程に観れる(一度拝観した)。
だが、自生紫陽花を探している者にとっては、寝姿山下の方が魅力的^^)。
訪れる人は、少ないだろうが今年も楚々と咲いていた。見事だった。
*       *       * 
以下は、紫陽花について;
アジサイ(紫陽花)       アジサイ科(Hydrangeaceae)
学名:Hydrangea macrophylla form. macrophylla
Hydrangea macrophylla (Thunberg) Seringe form. macrophylla(狭義)
別名:ホンアジサイ
アジサイとは、日本に自生するガクアジサイ Hydrangea macrophylla form. normalis を
原種とする栽培品種。狭義には古くから日本で栽培されている装飾花だけの花を指す。
これに対しヨーロッパでの改良品種をセイヨウアジサイ form. hortensia と分類している。
広義にはガクアジサイやセイヨウアジサイや新しい品種を含め
アジサイ(Hydrangea macrophylla) と称し、数百品種がある。
更には、セイヨウアジサイ Hydrangea macrophylla form. hortensia は、
ヨーロッパで品種改良されたアジサイとして園芸品種が多数ある。
アジサイ 属は日本に自生するガクアジサイを原種とする栽培品種であり、
狭義には古くから日本で栽培されている装飾花だけの花(テマリ咲き)を指す。
学名はHydrangea macrophylla form. macrophylla。
対しヨーロッパでの改良品種をセイヨウアジサイ form. hortensia と分類する。
Hydrangea macrophyllaは、萼紫陽花やセイヨウ紫陽花等、栽培種の総称。
アジサイは、広義にはアジサイ属の園芸品種の総称でもある。
山紫陽花やアメリカノリノキの園芸品種なども含められており、2000種以上もある。
とくにヤマアジサイはエゾアジサイ、アマチャ、ベニガク、シチダンカなどの変種が多く、
アジサイやコガクウツギなどとの自然交雑種も多い。
ジョウザンアジサイやカラコテンギ等を交配したニューアジサイと呼ばれる品種もある。
狭義のアジサイ(ガクアジサイのテマリ咲き)
散房花序は萼片の大きな装飾花だけからなり、普通、幅8~25㎝。
花は萼片が白色、青色、紫色、赤色、普通4個(3~5個)。
花弁は4個、長さ約3㎜。雄蕊は普通8個。種子はほとんどできない。
原種に近いものは葉が厚く、三角状鋸歯。雄蕊が明瞭。


ガクアジサイ(額紫陽花)       アジサイ科(Hydrangeaceae)
学名:Hydrangea macrophylla
Hydrangea macrophylla (Thunb.) Ser. form. normalis (E.H.Wilson) H.Hara
別名: ハマアジサイ(浜紫陽花)
小さな粒のような花の周りに、装飾花と呼ばれる萼が額縁のように見え、ガクアジサイと名付いた。
大きな花弁のような装飾花だが、本物の花は中央にある両性花と呼ばれる部分。
4~6mmと小さく近寄らないと解らないが、4、5枚の花弁と雄蕊雌蕊がある。
栽培種のアジサイの原種で日本各地の海岸沿いの林内や林緑に自生する落葉低木。
葉は対生し濃緑色で光沢があり、葉身は10㎝位の楕円形で先が尖り縁に鋸歯がある。
装飾花は色や形に変化に富む。アジサイの母種。
ガクアジサイ "Hydrangea macrophylla form. normalis”
本州(房総半島、三浦半島、和歌山県神島)、四国(足摺岬)に自生する。

「令和参年(皇紀2681年)7月6日、記」
#ブログ #植物

ワオ!と言っているユーザー

《眼福(152)“「集(あづ)真(さ)藍(あい)」(8)!?!”❖21-187❖》

136号線松崎から下賀茂方面、丘陵・小山が海沿いに並んでいる、當にジオパーク。
道路斜面が整備された故にこんな光景が姿を現したか??
白っぽく見える線が山の上に続いている。紫陽花の萼片である(見づらいが)。
低木林帯の中は、萼紫陽花と山紫陽花が交配したような紫陽花が目についた。
136号線から県道16号線(下田石廊松崎線)に入ると急に狭い道となる。
そんな道沿いにサワアジサイ(萼紫陽花)がしっかりと根付いている。
小城トンネル、この辺りは仲木という場所。
典型的なサワアジサイ(萼紫陽花)だが、花も萼も葉もとても大きい。
県道から直線200mで三坂(中木)魚港。ここらの海岸は、ダイビングの聖地で有名な所。
三坂漁港から100m余りの民家裏の紫陽花。これは、山紫陽花系と思える樹。茎高2m以上あった。

中木から800m程走った所の”あいあい岬の斜面にも紫陽花群落が見られる(仔細不明)。
《西伊豆~南伊豆・紫陽花記”❖2021/06/08❖》
今年の紫陽花巡り第二弾、恒例の伊豆半島巡りに出掛けた。
今年は、まず西伊豆松崎の近くの”はんばた市場”に向かった。
松崎近くの田子は、田子節(枯れ節・・鰹節)の生産地である。
鰹節関連の食材が色々入手できると聞き、訪ねた(最良品をゲット)。
そんな寄り道をしたので昼食は、名物コロッケとパンを求めて車中食。
松崎には、立派な棚田がありそちらに目が向き、海岸線関心を持たなかった。
今年は、136号線松崎雲見温泉からの(ビーナスライン)を注意深く見ながら通った。
昨年まで気づかなかった紫陽花群落を数か所観た(不明の至^^)。
萼紫陽花の変種と思しき野生的交雑種では!?!と驚いた。
場所は、伊浜漁港上辺りから妻良間。
136号線の差田から16号線に入ると今年も見慣れた萼紫陽花が現れた。
中木までの間、数カ所はほぼ例年通り(10年前と比べると微妙に進化!)。
だが、目の前で手に取れるほど近くで観察できる走雲峡は、工事中だった。
おまけに道路沿いが整備され紫陽花が伐採されてるところもあって愕然。
植栽された紫陽花群だろうが、数十年で進化していたろうに、残念。
*       *       * 
以下は、紫陽花について;
ガクアジサイ(額紫陽花)       アジサイ科(Hydrangeaceae)
学名:Hydrangea macrophylla
Hydrangea macrophylla (Thunb.) Ser. form. normalis (E.H.Wilson) H.Hara
別名: ハマアジサイ(浜紫陽花)
小さな粒のような花の周りに、装飾花と呼ばれる萼が額縁のように見え、ガクアジサイと名付いた。
大きな花弁のような装飾花だが、本物の花は中央にある両性花と呼ばれる部分。
4~6mmと小さく近寄らないと解らないが、4、5枚の花弁と雄蕊雌蕊がある。
栽培種のアジサイの原種で日本各地の海岸沿いの林内や林緑に自生する落葉低木。
葉は対生し濃緑色で光沢があり、葉身は10㎝位の楕円形で先が尖り縁に鋸歯がある。
装飾花は色や形に変化に富む。アジサイの母種。
ガクアジサイ "Hydrangea macrophylla form. normalis”
は本州(房総半島、三浦半島、和歌山県神島)、四国(足摺岬)に自生する。

「令和参年(皇紀2681年)7月5日、記」





#ブログ #植物

ワオ!と言っているユーザー

《眼福(151)“「集(あづ)真(さ)藍(あい)」(7)!?!”❖21-186❖》

紫陽花苑で最初に見えたのが”アナベルの若い花”


萼紫陽花の中には、2m位の高さのものがあった。
以上3画像は、典型的な萼紫陽花。
萼紫陽花の園芸種、墨田の花火。
西洋紫陽花。


山紫陽花系、紅(クレナイ)。


柏葉紫陽花。満開までは少し時間がかかる(当時)。
これ等の他にも色々な種類が蕾を持っていた。




《俣野別邸庭園・紫陽花記”❖2021/05/22❖》
今年の紫陽花巡りの第一弾、俣野別邸庭園内、紫陽花苑。
植栽された紫陽花群だが、立派に生育していた。

*       *       * 

以下は、紫陽花について;
アナベル(アメリカノリノキ) アジサイ科(Hydrangeaceae)
学名:Hydrangea arborescens cv. annabelle
アナベルは、原種アメリカノリノキ”arborescens”の園芸品種。
世界中で栽培されている耐寒性の品種。葉は、長さ8~18㎝の卵形。
花は白色の装飾花のみで散房花序に多数つき、花序径は20~30 cm。

ガクアジサイ(額紫陽花)       アジサイ科(Hydrangeaceae)
学名:Hydrangea macrophylla
Hydrangea macrophylla (Thunb.) Ser. form. normalis (E.H.Wilson) H.Hara
別名: ハマアジサイ(浜紫陽花)
小さな粒のような花の周りに、装飾花と呼ばれる萼が額縁のように見え、ガクアジサイと名付いた。
大きな花弁のような装飾花だが、本物の花は中央にある両性花と呼ばれる部分。
4~6mmと小さく近寄らないと解らないが、4、5枚の花弁と雄蕊雌蕊がある。
栽培種のアジサイの原種で日本各地の海岸沿いの林内や林緑に自生する落葉低木。
葉は対生し濃緑色で光沢があり、葉身は10㎝位の楕円形で先が尖り縁に鋸歯がある。
装飾花は色や形に変化に富む。アジサイの母種。
ガクアジサイ Hydrangea macrophylla form. normalis は、
房総半島、三浦半島、和歌山県神島、四国(足摺岬)に自生する。

アジサイ(紫陽花)       アジサイ科(Hydrangeaceae)
学名:Hydrangea macrophylla form. macrophylla
Hydrangea macrophylla (Thunberg) Seringe form. macrophylla(狭義)
別名:ホンアジサイ
アジサイとは、日本に自生するガクアジサイ Hydrangea macrophylla form. normalis を
原種とする栽培品種。狭義には古くから日本で栽培されている装飾花だけの花を指す。
これに対しヨーロッパでの改良品種をセイヨウアジサイ form. hortensia と分類している。
広義にはガクアジサイやセイヨウアジサイや新しい品種を含め
アジサイ(Hydrangea macrophylla) と称し、数百品種がある。
更には、セイヨウアジサイ Hydrangea macrophylla form. hortensia は、
ヨーロッパで品種改良されたアジサイとして園芸品種が多数ある。
アジサイ 属は日本に自生するガクアジサイを原種とする栽培品種であり、
狭義には古くから日本で栽培されている装飾花だけの花(テマリ咲き)を指す。
学名はHydrangea macrophylla form. macrophylla。
対しヨーロッパでの改良品種をセイヨウアジサイ form. hortensia と分類する。
Hydrangea macrophyllaは、萼紫陽花やセイヨウ紫陽花等、栽培種の総称。
アジサイは、広義にはアジサイ属の園芸品種の総称でもある。
山紫陽花やアメリカノリノキの園芸品種なども含められており、2000種以上もある。
とくにヤマアジサイはエゾアジサイ、アマチャ、ベニガク、シチダンカなどの変種が多く、
アジサイやコガクウツギなどとの自然交雑種も多い。
ジョウザンアジサイやカラコテンギ等を交配したニューアジサイと呼ばれる品種もある。
狭義のアジサイ(ガクアジサイのテマリ咲き)
散房花序は萼片の大きな装飾花だけからなり、普通、幅8~25㎝。
花は萼片が白色、青色、紫色、赤色、普通4個(3~5個)。
花弁は4個、長さ約3㎜。雄蕊は普通8個。種子はほとんどできない。
原種に近いものは葉が厚く、三角状鋸歯。雄蕊が明瞭。

ヤマアジサイ Hydrangea serrata var. serrata は本州(関東地方以西)、四国、九州に分布。
山林内のやや湿ったところに群生する。葉は先が長く尖る。花弁5個、雄蕊10個。
 ベニガク Hydrangea serrata var. japonica は日本で江戸時代から栽培されている栽培種。
葉はヤマアジサイに似る。花は装飾花が白色から次第に紅色に変わり、萼片に鋸歯がある。
 アマチャHydrangea serrata var. thunbergiiの特徴。
装飾花の萼片が円形に近く、先が丸く、萼片が重なり合う。

カシワバアジサイ(柏葉紫陽花)アジサイ科(Hydrangeaceae)
学名:Hydrangea quercifolia W.Bartram
北アメリカ原産の栽培種、秋に紅葉する。園芸品種が多数ある。
Snowflake種は日本でよく植えられている八重花の品種。
Snow Queenは一重花の花が大きく、密につき、秋になると葉が赤く紅葉する。
原産地での高さは2~3m、大きいものは高さ8m近くになり、
地下に走出枝を伸ばし群生する。
葉は対生し3~7個の尖った裂片があり、大きいものは柏状の葉形になる。
これが和名の由来。葉表は暗緑色っぽい。葉は秋に黄色~赤色に紅葉する。
枝先に円錐花序を上向きに出し、花を多数つける。花は初期は緑色を帯び、乳白色。
徐々にに紫色を帯び、タン色~赤さび色に退色して冬まで残る。
原種は外側に装飾花を多数つけ内側に両性花がつくが、園芸品種は装飾花だけが多い。

ノリウツギ Hydrangea paniculata も栽培され、園芸品種が多数ある。
葉に切れ込みはない。
円錐花序に装飾花だけがつき、柏葉紫陽花に花序が似ているのがピラミッドアジサイ。
'Grandiflora'= form. grandiflora は装飾花だけの品種、ミナヅキ(ノリアジサイ) と言われる。

「令和参年(皇紀2681年)7月4日、記」





#ブログ #植物

ワオ!と言っているユーザー

《囈(25)“「集(あづ)真(さ)藍(あい)」(6)!?!”❖21-185❖》

見事な変異・・・萼紫陽花。今年は、株ごと消えていた。移植されたのなら良いが??
この紫陽花、脇道道路拡張でなくなっていた。残念だ。
《“環境の変化!?!”❖2021/06/09❖》
伊豆半島の野生紫陽花を探し始めて10年余りになる。
野生化=野放図・・・手入れされていない紫陽花達。
それ故か、背は、高い・・・ばかでかい花も見える。
そして微妙に変化してる姿も見てきた。だから毎年見たくなる。
今年も楽しみに出掛けて。。そこで感じたことは、環境の変化??
伊豆半島には、あちこちに大型の”風車”が設置されている。
小高い所に設置されるのが普通だ。その現場までの自然環境は?
今年の紫陽花めぐりで、南伊豆走雲峡の環境悪化を垣間みた。
走雲峡の各所・沢沿いで堰堤作りをしているのに驚く!!
察かに”風車”を設置する為に無謀な道を作った事後処理だろう。
土地開発をしたり、安易な工作物を設置する事の悪影響を観た。
断言はできないが、開発・設置等が、環境悪化になっているのでは??
案の定、道端を飾っていた、貴重な紫陽花が伐採されていた。
たかが紫陽花というなかれ。慎重な開発をしないと・・・!
自然との共存、余地を残す大切さをしみじみ思う。

よく通っている、熱海の135号線で、大規模な土砂災害が起こった。
被災された方々、お見舞い申し上げます。よく通る所、ショックだ。
軽々なことは言えないが、昨今の水災害、人災でもあると思う。
「令和参年(皇紀2681年)7月3日、記」



#ブログ

ワオ!と言っているユーザー

《囈(23+1)“舌感!?!”❖21-184❖》

漢字 「瘡魚」、「笠子」。 「かさご」は、別名「あんぽんたん」と呼ばれる!?!
浅い岩礁域で普通に釣れる魚だが、まとまってとれないので市場では超高級魚。
この魚を”唐揚げ”で出してくれた宿、色々なキンメダイ料理にまじって、美味だった。
唐揚げ、小振りのものを二度揚げしていた。香ばしくカラッと適度にしまり甘味があった。
南伊豆下賀茂温泉・石花海別邸 かぎやの夕食の一部。
南伊豆下賀茂温泉・石花海別邸 かぎやの夕食の一部。デザートも美味だった。





東伊豆北川温泉・吉祥CAREN到着時のおもてなし・・パンケーキ。美味。
吉祥CARENの夕食の一部。東伊豆の名産品・わさび!!
洋食だが・・・わさび、サメ皮のおろしで好みの味を創る。
生わさびをおろして、ナイフでたたき辛味を整える。甘くさえ感じる!!
《“南伊豆・・東伊豆にての美食感!?!”❖2021/06/09・10❖》
伊豆半島・・野草・自生紫陽花を追いかけて毎年、必死に観察めぐりをしてきた。
この10年あまりでも自然環境の変異、植物を通して見てとれる。感じ取れた。
植物観察が、一段落してみると余録を考えるようになって・・・さて!?!
伊豆半島を一日で周る、紫陽花観察も同時にって無理。時間を作って。。。!
本来なら3泊したいところだが、2泊で巡ってきた。そこで重要なのが宿。
沢山の宿に泊まってきたが、紫陽花行脚の宿として辿り着いた感を今年もった。
南伊豆で1泊・・・東伊豆で1泊。好みの宿(好みの味)が見つかったきがする。
「令和参年(皇紀2681年)7月02日、記」







#ブログ

ワオ!と言っているユーザー

《叛逆のろれつ“コロナ禍=隣国!?!”❖21-183❖》

千手観音菩薩・・・眼光に心したい。合掌!!
《時節感慨・・隣国・中国を思う。。。!》
自民党や公明党、立憲民主党等の有力政治家が、信じがたい事柄を表明した!!
中国共産党の創建100年を祝い、メッセージを送ったというのだ。
民主主義国家を標榜する国の政党、政治家の行動としてあっては成らないことではないか?
自民党の二階俊博幹事長、公明党の山口那津男代表、立民の枝野幸男代表、
社民党の福島瑞穂党首、おまけに立民の小沢一郎衆院議員、河野洋平元衆院議長。
自民、公明、立民は、中国側から要請があったため儀礼的に送ったと説明している。
だが、中国は、独裁政党、自由や民主主義を求める人々を弾圧しているではないか。
それを“国際秩序の攪乱者”と中国共産党を批判している西欧社会・メディアの存在。
そんな中で、安易に中国共産党の歩みを称(たた)える、祝意を表明した面々。
二階、山口、枝野各氏等の見識に失望を禁じ得ない。驚き以上に政治家不信!!
“隣国としての儀礼的なメッセージ”とする説明する感覚に、悍ましさを感じる。
新疆ウイグル自治区や香港などでの深刻な人権侵害を日本人として如何に思っているか?
而して、尖閣諸島を強奪しようと、更には台湾を威嚇、南シナ海までも領土としようと!?!
今の香港報道に接しながら・・・”儀礼的に送った”絶句、としか言いようがない。
国際法など完全に無視して独自理論を展開している覇権主義国家だろう今の中国は?
中国伝来の日本仏教の進展で今の日本があるが、日本独特の思想進化もある。
今の中国にない”和の文化”、僕たちは、真摯に考えてみるべきではないか。。。!
「令和参年(皇紀2681年)7月1日、記」



#ブログ

ワオ!と言っているユーザー

×
  • ブログルメンバーの方は下記のページからログインをお願いいたします。
    ログイン
  • まだブログルのメンバーでない方は下記のページから登録をお願いいたします。
    新規ユーザー登録へ