《襍草・/・古往今来15》二輪草

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ニリンソウ(二輪草) キンポウゲ科(Ranunculaceae)
学名; Anemone flaccida Fr. Schm.

一つの茎に2つの花がつくことからきた名前。最初に一つ咲き後から2つめが咲く。
まれに一個しか咲かないものもあるが、これを一輪草とは言わない。
イチリンソウは別種、 サンリンソウも別種。
花も葉も、おひたしなどにして食べると、くせのない味で山菜としても有名。
だが、葉はトリカブトに酷似してるので要注意。

高さは2-5cmで径約2cm位の花。葉は3カ所深く全裂してから更に2カ所切れ込む。
中には薄い赤色や八重咲きもある。
自然分布;北海道・本州・四国・九州、樺太・中国(北部)・アムール
ニリンソウの群落を見ていると、もののけ姫に登場するコダマが実在する錯覚に陥る^^)。

4月15日誌「泉の森」
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《襍草・/・古往今来14》赤傍食!??

《襍草・/・古往今来14》赤傍...


アカカタバミ(赤傍食) カタバミ科(Oxalidaceae)
【ウスアカカタバミとして分類されることもある】
学名:Oxalis corniculata f. rubrifolia

カタバミより葉が赤いのでアカカタバミ(赤傍食)。
カタバミの葉は夜閉じ、半分食べられたような形に見えるので「傍食」と名付けられた。
茎は分枝しながら地面をはって斜上し、長さ10cm~30cm位になる。
花柄の先に径8mmほどの黄色い5弁花をつける。
長い柄の先に倒心形の葉が3個つき、昼間は開き夜は閉じ花も睡眠活動をする。
果実は円柱形のさく果で熟すと種子を20cm~50cmほど弾き飛ば。
種子は液体入りの袋に包まれ弾き飛ぶと動物などに付着する。
**
葉で真鍮を磨くと綺麗になる。また葉や茎は食用。
茎や葉には「蓚酸(しゅうさん・無色無臭)が含まれているので噛むと酸っぱい。
画像のカタバミ、葉が隠れているがやや赤味を帯びていたのでアカカタバミとした。
「酢漿草」「片喰」「片食」(かたばみ)等々の書き方が在る。


4月14日誌「泉の森」
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