《 囈(17)“里山はしご!?!”❖21-117❖》

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サトヤマガーデンの入り口(色合いが不十分。実際は綺麗だった。)
大花壇の左半分。
大花壇右半分。
タイリンオオアマナ(大輪大甘菜)   キジカクシ科(Asparagaceae)
学名: 、Ornithogalum narbonense
別名: オオアマナ(大甘菜)と云われているが厳密には別種。
Ornithogalum umbellatum(オオアマナ)
オーニソガラム・ナルボネンセ(大輪大甘菜, Star of Bethlehem)。
花壇の外周で見かけた。自然植生は健在とばかりに咲いていた
帰りに寄った泉の森内、シラカシの池。辺りは貴重なしらかし林。
白鷺を観に、寫眞を撮る人々。
オオデマリ(大手毬)      レンプクソウ科(Adoxaceae)
学名:Viburnum plicatum Thunb. f. plicatum
別名:テマリバナ(手毬花)

植栽された樹だが見事に咲き誇っていた。
イチヤクソウ(一薬草)   ツツジ科 (Ericaceae)
学名:Pyrola japonica Klenze ex Alefeld

今年もイチヤクソウが茎を立ち上げて、蕾を見せてくれていた。
2週間後が楽しみだ。
《“横浜里山ガーデン∽泉の森!?!”❖2021/4/24❖》
タイリンオオアマナ(大輪大甘菜);
タイリンオオアマナは、地中海沿岸原産の耐寒性・球根性多年草。
草原や荒地に自生。地下にある鱗茎は直径4 cm程で白く卵形をしている。
春に総状花序を伸ばし星型の白花を多数つける。花被片の裏側は薄緑色。
属名の「Ornithogalum」はラテン語で鳥の乳を意味する由。
種小名の「narbonense」はフランスの町名「ナルボンヌ」を意味する。
草丈は、40~50 cm。根際から生える葉は線形で多肉質。葉幅1~1.5 cm。
花茎を伸ばし先に総状花序(柄のある花が花茎に均等につく)を出し白い花をつける。
花弁は6枚である。4月~6月に咲き、花色は、白。雄蕊は、6本。虫媒花に由。

オオデマリ(大手毬);
花序が球形で大きな白色の不稔の花のみからなり、径5-9cm、不同に5裂する。
名前からすると コデマリ の大形種と思われがちだが、コデマリは、バラ科。
オオデマリは装飾花だけからなる栽培種で、日本では古くから栽培されている。
ケナシヤブデマリからの園芸品種と考えられている。

イチヤクソウ(一薬草);
根茎は下向き又はときに横走りし、やや太く、直径0.8~2㎜、わずかに分枝する。
根はときに太く、直径0.5㎜以下。茎は斜上し、ときに分枝する。
葉は、根際に集まり3~6枚、それぞれ1~3枚が1~2段に類輪生する。
葉柄は、長さ3~6㎝で円形、広楕円形、卵形で狭い翼がある。
葉の形は、楕円形~広楕円形~卵形、稀に円形で縁はごく浅い不明瞭な細鋸歯状。
葉裏が淡緑色~帯紫色、葉表は濃緑色、葉脈が淡色~白色。
葉の間から20cmほどの花茎を立て、上部に椀形の花を2〜10個付ける(白花)。
花冠は直径約1.3cmで、深く5裂する。雄蕊は10個、雌蕊は湾曲する。
萼は5裂し萼片は披針状三角形、基部の最も広い部分は幅1.6㎜位で長さは幅の2.5倍位。
先は鋭く尖る。花冠は5裂し、花弁は卵状楕円形で長さ6㎜位、幅4㎜位、先は丸い。
雄蕊は10個、上側に固まってつく。花糸は上向きに湾曲する。
葯は長さ2~3㎜、幅約1㎜、クリーム白色、先端付近は橙黄色。雌蕊1個で雄蕊より長い。
花柱は長さ1.㎝位、下向き斜めで先は上向きに湾曲(花が下向きの場合は曲がらない)。
柱頭は1個のえりと5個の直立した円筒形の裂片がある。
よく似た種にマルバノイチヤクソウ( Pyrola nephrophylla)がある。
マルバノイチヤクソウは、葉の幅が長さより広く、萼片の長さは幅とほぼ等しい三角形。
葉はロゼット状につき長い柄がある。葉は厚く長さ2㎝位、長さより幅の方が長い扁円形。
花は下向きに咲き、直径約1㎝。花冠は5裂。萼片は5裂し、裂片はほぼ三角形。
長さが幅よりわずかに長い程度の鋭頭形。
イチヤクソウは葉の長さが幅より長く、萼の裂片の長さは幅の2.5~4倍。
但し、色々と変形してるものもあり厳密に識別するのは、肉眼では分からない。
*       *       *      *      *
横浜市旭区の丘陵地に自然を活かした動物園や里山(緑地)がある。
その里山は、平成29年春「第33回全国都市緑化よこはまフェア」の会場として整備された。
以来、花と緑の文化を発信する「里山ガーデンフェスタ」を春と秋、年2回開催している。
自然林の中心部が整地され色彩豊かな園芸種の散策路、展望デッキも造られていた。
例年凄い混雑で駐車場が満杯(時間帯が悪かった)。今年はじめて観る事が出来た。
でも・・・??里山の雰囲気ではなく“箱庭”って感じだった。緑地庭園と言ったほうが!!
外周の自然林を回らず持参した弁当を食べ会場を後にした。
少々、モノ足りず・・・帰宅途中に身近な泉の森に寄る。何故か・・ホッとした。
それでも、散策しながら思うのは・・・泉の森の管理にも不満があることだ。
いち爺の戯言だが、尾瀬の保全に尽力された平野ファミリーの凄さを思い出した。
「令和参年(皇紀2681年)4月26日、記」







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