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  • 《 緑・気・浴(44)“可愛い実&スリムな総苞の野草”❖20-99❖》

《 緑・気・浴(44)“可愛い実&スリムな総苞の野草”❖20-99❖》

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クサギ(臭木)    シソ科(Lamiaceae)
学名:Clerodendrum trichotomum Thunb.


アズマヤマアザミ(東山薊)    キク科(Asteraceae)
学名:Cirsium microspicatum Nakai



ホトトギス(杜鵑)       ユリ科 (Liliaceae)
学名:Cuculus poliocephalus
別名: ユテンソウ(油点草)
※純粋なホホトギスではなく交雑種か??※

《“泉の森探索”❖2020/10/28❖》
クサギ(臭木);
クサギ(臭木)とは、枝や葉を傷をつけると強い臭いはあるが、薬っぽく感じる!!
黄色く色付き始めた葉と、最後まで残った数個の実(未だ黄葉していない)。
花期は、夏で白い綺麗な花を沢山つけ、花からは心地よい香りがある。
黒っぽい青紫の実を付ける。周りの赤い花びらのように見えるのはガク(萼)。

アズマヤマアザミ(東山薊);
東山薊= 花が少ない秋の里山で紫紅色の薄い花火のような立ち姿である。
和名の由来は四国、九州に自生してるヤマアザミに似ていることから。
茎や葉裏に白色の軟毛がある。花が枝先に単生するものや下向き咲きもある。
総苞は狭円筒形でやや幅広の筒形もあるが、余り粘らず総苞片に腺体がある。
他種と交雑しやすい種で、雑種がよく見られる(丹沢・大野山でも交雑種を見た)。
ヤマアザミの変種で山麓部に多いオハラメアザミにも似ている。
茎は直立~斜上し草丈が高く下部で枝分かれが少ないのが特徴的である。
茎の上部で分枝し、枝は上向きに鋭角的に伸びあがる。根生葉は花期にはない。
茎葉は、長さ30㎝以上50cmにもなるものもあり、迫力がある。
葉の形は、楕円~広倒卵形で鎌状に曲がり先が尖り羽状に深裂し長い刺あり、
裂片は4~6対。葉基部は茎を抱かず表面白斑・裏面クモ毛が密生する場合がある。
頭花は、色冷めしたような白っぽい紅紫色で茎の上部の葉腋にほぼ無柄で2-3個ずつつく。
総苞は紫色を帯び、鐘状筒形。腺体が退化して粘らず密にクモ毛がある。
総苞片は11-12列で、外片は卵形で短く、先は刺となってとがり、僅かに反曲する。
小花は長さ2cm位、狭筒部が広筒部より長く、花が終わると白い毛の種をつける。
冬には枯れた茎の中の水分が凍り、氷花を咲かせたような「霜柱」は美しい。

ホトトギス(杜鵑);
花名は、花弁の斑点模様が野鳥のホトトギスの胸の模様に似ていることに由来する。
一般によく見かけるのは、ホトトギスとタイワンホトトギスの交雑種が多い。
茎には、上向きの毛が密生する。葉は互生、長楕円~披針形、先が尖り基部は茎を抱く。
花は葉脇につき、上向きに咲く。花披片は6個、平開せず、斜めに開く。
白地に紅紫色の滲んだ斑点模様が多数あり、外花被片3個は内花被片3個より幅が狭い。
花柱は太く、柱頭が深く3裂して放射状に広がり、先端でさらに2裂し垂れ下がる。 
3裂した上部には、小さな水滴のように見える腺毛状突起が密生している。 
花披片に紅紫色~青紫色の斑点があり、花柱や柱頭、花糸や葯の上側にも斑点がある。
花糸は6本で紫斑があり、花の中心では花柱と密着し上方に伸びる。
そのあと花柱と同様に中心から放射状に広がり、垂れ下がる。
花中心で花柱と密着、上方に伸び花柱と同じに中心から放射状に広がり、垂れ下がる。
雄しべ6個。花は4日間咲く。 花被片の根元付近に見える黄色い斑点は、蜜標という。

『植物観察散歩』
散歩・・・慣れって恐ろしい。懸命にクロヤツシロランの種子を探したが見つからない。
懸命に地表ばかり見ていて、一寸先を見あげるとスクット立っている薊を見つけた。
よくよく見ると???その立ち姿、茎高が目立って高い!!
ちかよってみると、花自体も違って見えた。こんな所にあったっけ???
調べてみると、この辺でははじめてみる珍しい薊だった。
ホトトギスにしても観察してみると交雑種に見えた。
日本の純然な固有種のホトトギスは、この辺に見えない。探し方が悪いのか。




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#ブログ #植物

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