《 “緑・気・浴(15)・・里山のいきもの!?!”❖ 20-54❖》

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キアシドクガ(黄脚毒蛾)       ドクガ科(Lymantriinae)
学名:vela auripes
イチヤクソウ(一薬草・鹿蹄草)  ツツジ科(Ericaceae)
学名:Pyrola japonica Klenze ex Alefeld
《 “自然界での健気な姿!?!”叛逆のろれつ・/・私心》
身近な里山公園、自生・野生種中心の森と園芸種を含む森が隣接している。
そんな環境で以前より見られた蛾が、ここ数年、激増していると聞いていた、、、!
今年は、その姿・全容・・・驚くほどの蛾が乱舞!?!している光景に唖然。
その蛾は、 キアシドクガ(黄脚毒蛾)、ドクガ科の昆虫でこの時期に飛ぶ。
成虫の脚が黄色い事に由来するらしいが、一生を通じて毒は無い由??
不可思議だが、樹々の高所で舞ってる蛾の姿は、「白い蝶」と映る程に綺麗。
その一方で黄脚毒蛾の大量発生による心配は、森の樹木への影響だ。
食害・・食樹のミズキ等が枯死してしまうか。その前に樹々の体力低下を危惧する。
動物科学の視点からは興味深いだろうが、森林環境、生態系の均衡では??
生物界での均衡、共存共栄環境を模索してほしいと願うばかりだ。
今ひとつ、散策してる折々で聞こえてくる“自然植生保全”という言葉の欺瞞性。
その土地の潜在植生と外来種とを勝手に識別していることが気にいらない。
それだけなら良いが、現に姿を見せてる植物を外来種とし別の所に移植している。
姿を見せてる植物、自然発生したものか否か観察する余裕を持つべきでは!?!
思うこと、増えるばかりで苦々しい。他人からすると僕の感覚も偏見に見えるか??
*      *       *       *      *
今年、沢山のイチヤクソウ(Pyrola japonica )を見ることが出来たは幸運であった。
独特な花形態、葉身も独特な風貌。よくよく近寄らないと全容は分からない。
最近、花期が早くなりつつあって、5月の下旬には、開花し始めている。
1cmにみたない花。雄蕊は多く、雌蕊は、飛び出してひどく湾曲する。
花が完全に下向きの場合は、雌蕊は、曲がらないと資料にあったが(未見)。
先日、葉状態のものを含めて花茎等を数えた公園管理協力者に会った。
女史たちの言によれば、50㎡位の所に530茎余りが生えていた由、驚き。
イチヤクソウは、薬草として優れているときく。薬草関係の本で調べてみると、
利尿剤として薬効があり、中国では避妊薬としても使われるとのことだった。
今年は、幾度となく観察できた。外出自粛令のお陰だ!!。
自己注意の下、里山等の散策程度は、よいだろう、と思って止まない。

「2019/09/27~/30泉の森」



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#ブログ #植物

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