《時節・_・襍感⇔“観察の花々3^^)!?!”》 ハクチョウゲ(白丁花); よく生垣に利用されおなじみの園芸樹。ハクチョウは「白鳥」ではなく「白丁」。 葉の形が チョウジ(丁子) の葉に似てる事で命名、革質で光沢があり長楕円形の葉。 高さ100cm位の常緑小低木。細い枝を分枝して横に広がり若枝は黒紫色で短毛がある。 葉脇に出る短い枝先に1-2個白色で裏側が淡紅紫色で、花冠が漏斗状の花を付ける。 中国原産で日本では沖縄・九州長崎県に自生がみられるが、絶滅危惧ⅠB類 (EN) 。 『花壇地錦抄』(1695)巻三「冬木之分」に、「白頭花(はくてうげ) 木通夏初中。 花白クちいさし。葉ハつげの如ク、から白丁花ハ花八重にて見事」とある。 英名では、June snowと言うらしい。西欧での季節感、づれが、わかって楽しい。 「2019/05/15泉の森」