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  • “悩める秋!?!”《凡声・/・囈‘18-13》

“悩める秋!?!”《凡声・/・囈‘18-13》

サンケイwebサイト写真より拝借

《時節感慨・・呟記・・》
“日本⇔スッゴイ・地道な技術革新Ⅲ!!”
“【クローズアップ科学】サンケイwebサイトより転載”
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『「宇宙の標準理論」見直しならノーベル賞級 すばる望遠鏡が切り開く新たな世界』
宇宙はこの先、少なくとも1400億年は存在し続けるという画期的な研究成果を
東京大や国立天文台などの国際研究チームが先月下旬に発表した。
気が遠くなるような将来まで予測できたのは、
同天文台が米ハワイ島で運用している「すばる望遠鏡」のおかげだ。(小野晋史)
すばるは1999年、標高4200メートルのマウナケア山頂に完成した。
富士山よりも高い場所に建設されたのは、地上よりも天気が良いことに加え、
大気が安定していて星々のゆらぎが少ないことなどがある。
すばるの主鏡は、単一の鏡としては世界最大級となる直径8・2メートル。
この大きさなら、はるかかなたの天体から届く微弱な光もキャッチできる。
加えて2012年に稼働を始め、主鏡が集めた光を処理する超広視野主焦点カメラ
「HSC」が高い能力を持ち、今回の研究でも大きな役割を果たした。
HSCは同天文台の宮崎聡准教授が中心となり、およそ10年かけて開発。
直径85センチ、重さ約800キロのレンズはキヤノンが開発するなど国内メーカーが総力を結集し、
大きな集光力や広い視野、高精細を実現した。
特に浜松ホトニクス(浜松市)が製造した高感度光センサーは116個も敷き詰められ、
遠くにある暗い天体の画像を、それまでの半分から10分の1程度の時間で取得できるようになった。
一度に撮影できる夜空の範囲も広く、われわれが地上から見上げたときに見える満月の大きさの9個分に達する。
研究チームはHSCの性能を生かした大規模観測を14年に開始。
計画には台湾や米プリンストン大の研究者も加わり、19年末までに満月5000個分もの広範囲を撮影する。
その範囲に含まれる銀河の数はなんと数億個だ。
もし米ハッブル宇宙望遠鏡が同じ範囲を撮影しようとしたら、1000年以上もかかるという。
「アインシュタインの標準模型と矛盾か」
先月下旬の発表で使ったデータは、14~16年に観測した約1000万個の銀河を分析して得た。
これは計画全体で収集を予定している観測データのわずか11%にすぎない。
それでも宇宙の物質の大半を占めているとされる正体不明の暗黒物質(ダークマター)の3次元分布を
世界最高レベルの精度で描き出し、95%の確率で宇宙の余命は1400億年以上という算定結果につながった。
さらに興味深いことに、その3次元分布は、アインシュタインの一般相対性理論などで構築された宇宙論の
「標準模型」と必ずしも一致しないことも示された。
素粒子「ニュートリノ」の質量や、宇宙を膨張させている謎のダークエネルギーの性質を解明すれば
説明できるかもしれないが、標準模型の訂正が求められる可能性もあり、今後の大きな研究課題だ。
となれば、すべての観測データがそろうと何が分かるのか。
観測計画に携わっている東京大カブリ数物連携宇宙研究機構の高田昌広教授は「10倍のデータで、
標準模型と矛盾していないかどうかを見る。もし矛盾していたら大変なことになる」と話す。
もし標準模型との矛盾が明らかとなれば、ノーベル賞級の成果だ。
高田氏は「ニュートリノやダークエネルギーなどに関する理解も深まるかもしれない。
すごく面白い」と意気込む。
「世界をリード、予算は減るばかり」
このように宇宙の観測で世界をリードしているすばるだが、気がかりな点もある。
運用経費が年々減少しているのだ。今年度は10年前の半分以下で、
同機構の村山斉機構長は「将来を予測すると、宇宙の運命が決まる前に、
すばるの運命が決まってしまうので不安だ」と訴える。
近年、日本の科学技術力の低下が叫ばれている。今年も日本人のノーベル賞受賞者が誕生したが、
研究成果はずっと以前に出されたものだ。世界各国が新たな観測施設の建設などで前進を続けるなか、
今後もすばるが観測の最先端を走り続けることはできるのか。一抹の不安を抱かずにはいられない。
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しばらく前にBloguruのくまごろうさんのブログで天体望遠鏡についてのお話を読んだ。
この時、昔、天体観測好きの友達の望遠鏡を担いで一緒に山にいったことを思い出しす。
カメラを付けて撮影。眼に飛び込んでくる宇宙の姿は、神秘的で感動ものだった。
くまごろうさんの文面を拝して、又、山で大宇宙を見たい衝動にかられていた所。
体育の日って、僕には10月10日だ!!日にちは、関係ないが“体力”は要だ^^)。
昨日の朝、日本の技術力!!と感歎し、そして感嘆をもする記事を読んだ。
全く乖離した意味での現実、学問的研究と国家的予算である。
少々学問の世界を知る者として思うと、過去の政権に腹が立つ(二番ではいけないのですか??)
あの迷言、事業仕分けとやらの影響か!?!何れにしても現政権でなんとか成らないものか。
実りなき、不毛の議論を重ねている国会人。臨時国会で「もりかけ」問題を再度追求するとか??
本質論を言わない野党って、なんだろう?? 偏向的報道にも腹が立つ。
国会議員の質の低下に憂う。又、地方政治(沖縄県)にも疑問を持つ。
反対・・反対と申される、なれば対案を示し問うて見るべきではないか?? 先が全く見えない。
火の粉が降りかかってからでは遅い。爺の戯れ言かも知れないが、心配だ。
それにしても日本人の“技術力”は強いが、政治の貧困は、如何ともし難い。立てょ、政治家、お願いだ。 



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