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two o one two

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月旅行

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12/25/2019








「おめでとうございます。あなたは次回の月旅行当選者に選ばれました!」

こういったものはメールで届くものなのか?驚くよりも不審に思う気持ちの方が強かった。が、そのニュースは思った以上に速いスピードで周囲に拡がっていた。というのも、職場へ行くと同僚だけではなく上司からも「おめでとう!やったな!」とか声をかけられまくったのだ。はて、これはホントの本当、現実に起こっていることなのか?

しばらくして、もう一人の当選者についてのニュースも聞こえてきた。今回当選したのはふたりで、そのうちのひとりがわたしだった。

月に行く?どうやって???

それは民間のロケット会社がキャンペーンとして一般の人たちから応募を募り、月旅行をプレゼントするというものだった。そう言えば、軽い気持ちで応募した気がする。いや、したわ、した!いつかきっと月に行きたい、ってずっと前から思っていたし。今の世の中、宇宙飛行士でなくても宇宙へ行けるようになったとも聞いていた。そうだ、そうだった。健康面ではこの年齢においてはほぼ問題ない。虫垂も既に切除されている。虫歯はない。服用中の薬もない。確か大気圏突破のGも今のロケットではかなり緩衝され、人体にかかる圧は大昔のそれとは桁違いだと聞いた。そうだ、行けるんだ。行こうと思えば行けるんだった!だから応募したんだった。


だんだん浮ついた気持ちになってきた。今こうして普通に仕事してていいの?とも思い始めた。月へ行くんだもの、今から準備をしなきゃ。でも何を?

そうだ、姉たちに伝えなくちゃ。びっくりするだろうなぁ。羨ましがるかなぁ。もう一人の当選者にもメールしなくっちゃ。一緒に月に行く仲間だものね。そうだ、休暇はどれくらい貰えば良いのだろう?休ませてくれるかな。もし駄目なら一旦退職か。まぁそれも致し方ないか。


この月旅行では月面に立つことはできない。ただ月に行って地球に戻るだけの周遊だ。それでも全然良いよ!!どれくらい月に近づけるんだろう。ロケット自体は月面に降りるんだっけ?そこんところもちゃんと調べておかなくては。。。



 ・・・

娘も夫も犬たちも登場しなかった、、、、
わたしの思考回路は一体どうなっているのやら。









#ユメモ

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Merry Christmas

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12/25/2019







Merry Christmas!!


Dの様子が気になって、ミサに行くのを直前まで迷っていたが、落ち着いて休んでいたので出かけて行った。

うちの教会の神父さんはヒスパニックで、その系の人たちのために毎週スペイン語のミサもしている。でもクリスマスのミサは英語とラテン語の2種らしかった(webサイトで調べた)。なので、昨夜のミサにはヒスパニック系の人たちも多かった。9時からのミサなので、家族連れの小さな子たちのぐずる声が聞こえたり10歳とかその辺りの年齢の子どもたちはお母さんやお父さんにもたれて眠ってしまったりしていた。よくわかるよその気持ち。昔は深夜ミサと言って、それこそ夜中の12時から始まった。眠っているわたしたちは母から叩き起こされて教会へ連れて行かれたものだ。教会に行っても眠いのは当然で、神父さんの話なんか上の空、ウツラウツラと眠るばかりだった。
ここの教会はクリスマスイブに子どもミサというものもあり、それは子どもたちがNativity Sceneを再現するもので確か夕方4時からだったと思う。以前、一度だけそのミサに参列したことがある。でも、、、如何せん長いんだなー。こんなこと書くのは不信心だが、、、あと、やっぱり親御さんにすれば嬉しいことなのだろう、発表会の趣きが強く出てしまっていただけない(何様ですかあなた、って感じだな)。まぁそういうワケで9時のミサに行くのだが、それでも家族連れがいるのには少々驚いた。時間的に夕方のミサに間に合わないのか、或いはわたしと同じように感じているのか?ただ、眠そうな子どもたちを見るとかわいそうに、と思う気持ちと、いつか大人になってわたしみたいに思い出すのかな、と思ったりもする。あの、深夜ミサは当時は死ぬほど嫌だったけれど(大袈裟)今は懐かしく思い出す。母の気持ちを想像したりもして(当時の母の年齢をもう超えてるが)少しセンチメンタルにもなる。

聖歌隊は相変わらず高齢社会で、若い人の姿もちらほら見かけたが、この方々がいよいよリタイアする頃にはどんな形になるのだろう?と想像する。まさか自分が参加してたりしてね(高齢者として。笑!)



昨夜、ふと目覚めた時、寝室にある電光デジタル時計が11:11となっていて(ベッドに入ったのが10時半くらい)ちょっと嬉しい気持ちで再び眠りの世界へ。そして、その次に目覚めた時が3:33だった!これはDが微かに動いてはっはっは、と息が荒くなったので目が覚めた。Dはこうやってちゃんとまだトイレへ行きたいことを伝えてくれる。優しいDちゃん。

Dは食餌をほぼ拒否するようになってしまった。鶏肉も食べない。ソフトフードも嫌がる。チキンスープももう欲しがらない。でも、水は飲んでいる。それが嬉しい。少しでも蛋白質を、と思って昨夜アイスクリームをやわらかく溶かしたものをあげようとしたけどそれも嫌がってなめなかった。悲しい。でも、D自身が欲しがるものをあげようと思う、無理強いはしたくない。


昨日から、Dの排泄タイムをメモしている。







#日記 #犬日記

ワオ!と言っているユーザー

QOL

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12/24/2019






いつもと同じ朝。
珈琲を淹れて、犬たちを外へ連れ出す。しばらくしてから犬たちを中へ。辺りはまだ暗くてDの姿が見えなくて、呼んでも彼は耳が遠いのでわたしの声は聞こえない。だから暗い中、バックヤードに入ってDを探す。Dはbasementに続くドアの前にあるポーチにいた。Dちゃん、こっちだよー。わたしの姿が見えるよう、かなり近付くとようやくわたしに気付いた。ゆっくりこっちから行こう、と声をかけてDと一緒にバックヤードの緩やかな丘を上る。フェンスのドアを抜け、フロントヤードへ、そしてエントランスのドアへ。Dの呼吸が少し荒い。それでも自力で室内へ戻り、ホールウェイでかがんで休む。良くできたね、Dちゃん。


娘からLINEが届いていた。「おはよう。Merry Christmas Eve! 起きて落ち着いたら電話してくれると嬉しいです。」

その後、娘と2時間近くLINE電話で話した。Dの診断結果についてはもう報告しておいた。彼女にとっては仕事前の時間で、良いニュースではないのにそれを伝えるのは酷な気もしたが、伝えるべきだと判断した。Dは彼女の犬でもある。その日、一日中Dのことを気に病みながら仕事をしたのだろうな。。。


Dは予想以上に悪かった。
簡単に言ってしまうと、「もう手遅れ」な状態。
肺に水が溜まっていて、その原因は胸部の癌だろう、ということだった。今回ばかりは夫の最悪のシナリオが当たってしまった。わたし自身、何があってもおかしくはない、と思ってはいたが、心のどこかで心臓であれば少なくともまだ治療の余地がある、と期待していた。でも、心臓肥大はなく、そして腹部もクリアーだった。この診断は消去法だ。確実に診断するためにはさらに検査が必要となる。でも、それをしてどうなるというのだ、どちらにしろ、治療法がないのだ。

いつもの獣医さんでは検査が出来ず、ペットのERを紹介された。すぐにそこへ向かった。予想以上に大きなところだった。行く前に、自宅によってCを下ろし(彼には留守番してもらった)、ついでに場所をGoogleで調べた。驚いたことにうちの市だけでもいくつかペット用ERがあった。獣医さんに指定された病院もすぐに見つかった。家から10分とかからない場所にあった。


書類は既に送られていたらしく、受付すると「聞いています」と言われた。それでも長い時間、待たされた。大きなところで、診察室は見えるところだけでも6-7部屋はあるようだったが、どの診察室も埋まっているとのことだった。その間、アシスタントによる問診を受け、15分ほどしてだろうか、診察室へ呼ばれた。が、その後、さらに1時間待たされた。Dは最初こそ落ち着かない様子だったが、疲れたのだろう、かがんだ姿勢からついには横たわる形で休んでいた。

若い男性の獣医さんだった。ERだから急性や悪性の症例が多いのだろう、最初から慈愛に満ちた態度で、それは有り難かったが、同時にどこか悲しくさせられ、覚悟を決めなさいと言われている気がした。

検査のオプション(シンプル検査と広域検査)は費用とともに提示された。もちろんあちらは強要はしない、そして推奨もしない。全ては飼い主の責任で決める。わたしは、どちらにせよ原因を突き止めないと治療も出来ないので、と、広域検査をお願いした。検査内容は、とりあえず胸部と腹部のレントゲン(2方向ずつ)と血液検査となった。診断によってはそれ以上の検査をお願いするつもりだった。が、結果的にそれは無意味なものだと判断した。治療法がないのであれば痛い思いをさせる必要はない。


現段階で溜まった水を幾らかでも減らす手だてはないのか、とも訊いてみたが、答えは No. I'm sorry.と。ステロイドを使うという手もあるが、ステロイドを使用すると急変して症状が悪化する可能性が高くなる、という説明もあった。それは過去にも聞いたことがある。今は亡きBの時も同じようなことを言われた。実際、毎朝夕に服用させている全身関節炎の薬を飲ませるのも最近は一苦労だった。ステロイドをのむかどうかもわからない。
There is no right or wrong. と獣医は言った。これも良く聞くし、自分自身も何度か使っている。

Dが安楽であるよう、穏やかであるよう、食べたいもの、食べられるものを与え、苦痛はなるべく最小限に。


自分が冬休み中で本当に良かった。と、心から思う。


夫にはERに連れて行く前から何度かtextで報告していた。気になっていたのだろう、仕事の合間に何度か目を通していたようだ。夫とは、夕方になってから電話で話した。できれば木曜日、無理なら来週の月曜日には帰る、とのことだった。

クリスマスにはいつも義両親のところへ行くのだが、3時間以上のドライブをDに課すわけには行かない。なので実家行きはキャンセルさせてもらった。義母には夫から伝えると言うのでお願いした。変な話、義両親へのプレゼントを実家に配送してもらったのは大正解だった。冗談で「行かなくなることもあるし」とか言っていたのだけれど、まさかこんな形で実現するなんて。


今夜はクリスマスイブのミサがある。さっき調べてみたら 8:30 - music, 9:00 - mass, となっていた。ああああ、だった去年もこの遅い時間のミサだったんだった、、、と、思い出す。そう言えば去年は姉3が母の着物をスカートに仕立て直したものを履いて行ったんだったなー。













#日記 #犬日記

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