Raymond Savignac
先日の東京への出張、また年末年始に旅行を控えていますが、たまたま目にした展示会へ行ってきました。サヴィニャックという、フランスのグラフィックデザイナーの展示です。同デザイナーの名前を耳にしたのは今回初めてですが、世の中広いもので、フランスでは著名なようです。
お国柄、街中の至る所にポスターが貼られている、または貼られていたようですし、ルノーの広告も手がけています。今なら写真を使った広告が当たり前ですが、彼は手描きに拘っている節があり、単純化されたイラストに比喩や皮肉が込められています。一方、デッサン力の確かさが感じられ、また配色が素晴らしかったです。
主な活動時期は1950〜70年代。41歳になってから認められており、フランスと言えど、職業としての不安定さを感じます。生前の映像を観ましたが、彼の成功要因の一つはコミュニケーション力の高さだと思います。絵の制作中ですらユーモア溢れる会話をする人物のようでした。
お国柄、街中の至る所にポスターが貼られている、または貼られていたようですし、ルノーの広告も手がけています。今なら写真を使った広告が当たり前ですが、彼は手描きに拘っている節があり、単純化されたイラストに比喩や皮肉が込められています。一方、デッサン力の確かさが感じられ、また配色が素晴らしかったです。
主な活動時期は1950〜70年代。41歳になってから認められており、フランスと言えど、職業としての不安定さを感じます。生前の映像を観ましたが、彼の成功要因の一つはコミュニケーション力の高さだと思います。絵の制作中ですらユーモア溢れる会話をする人物のようでした。