http://lucie-rie.exhn.jp/
今回は予備知識なく、パンフレットが綺麗だったので行きました。
三宅一生が彼女の工房を訪ねた後、1990年代、日本での展覧会が実現したそうです。会場は東京と大阪で、大阪は東洋陶磁美術館。今年、別の展示で初めて訪れた所です。
1940年代、器よりも服のボタンのデザインで生計を立てていたようです。昨年に神戸で、無印良品の後援の元、イッセイ・ミヤケ所属のデザイナーのトークショーがありました。その時のお話で、日本の某工房で、陶器のボタンを量産。予算に見合わないが、その年のモデルに使用したとの事でした。手が込んでいるなと思いましたが、本展示を観て、戦前から存在する陶器のボタンを、現代のファッションに取り入れた事が分かりました。
写真の花器は1980年代、晩年になると思います。昨年行った、シンガポールのGardens by the Bayを思い出します。