「リーダーシップ」というものを思う時(17)「それは間違っている!」と「それは自分とは異なっている!」とは大違い!

こんにちは!「働くあなたを元気にする」プロコーチ、砂村よしお、です。

相手の話を聞いていて、

「それは間違っている!」

と感じることはありませんか?

特に部下や子供など、相手が自分と比べて弱者であったり、下位者である時には、なおさらこのように感じることが多いような気がします。

「間違っている」

というのは裏を返せば

「正しい」

というものが、どこかに存在しているからそう感じるのです。そしてそれは取りも直さず

「自分が正しい」

と思っているからです。つまりこれは

「ジャッジ」している

ということになります。

こう考えてみると会話をしながら我々は、いつの間には相手の話の内容をジャッジしてしまっていることに気付きます。

では立場を変えて「あなたの考え方は間違っています!」

とあなたが相手から言われたらどう感じますか?

では、

「あなたの考え方は、私とは異なっています!」

このように相手から言われたら、あなたはどう感じますか? 

そして「間違っています!」と言われた時と比べて、感じ方はどのように違いますか?

・考え方がどのように異なるのだろう?
・相手の考え方ってどういうものだろう?

など、次の問いが沸くような気がします。

そしてこの問いは、相手と自分の考え方に、何が同じで、何が異なるのか?を
探求する行動に繋がるかもしれません。

そもそも今の世の中、

「正しいのか、間違っているのか、を判断することが難しくなっている」

ような気がします。

従って、お互いの考え方や志向を共有しながら

「第3の考え方」

を創り出す、探し出す努力や工夫が必要になってきているのではないでしょうか?

従って、相手の話を聞いていて、?と感じたら

「あなたは間違っている」

ではなく、

「私の考え方とは異なっている」

と捉えて、必要であればこのように伝えること大切だと思います。

いかがでしょうか?

また次回に!
「働くあなたを元気にするプロコーチ」砂村よしお

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「リーダーシップ」というものを思う時(16)「仕事を『自分事』にさせるためには?」

こんにちは!
「働くあなたを元気にするプロコーチ」砂村よしお、です。

管理職や職場のリーダーとして、よく耳にする課題として

「部下やメンバーが、自ら率先して仕事に取り組んでくれない」

というものがあります。

どうしたら、部下やメンバーが、自分の仕事やタスクを「自分事」として、自律的に取り組んでくれるようになるのでしょうか?

今日はこの点に関して考えてみたいと思います。

先ずは「自分事」と感じるためには、以下の点が満たされていることが大切だと感じます。

1.自分の仕事やタスクに取り組む「意味」や「意義」を理解し、腹落ちしていること

2.やっていること自体が楽しく、自分のためになっていると感じること

3.自分の仕事が周りの役に立っていると認められ、自分という存在が認知されること


では上記を醸成させるために、管理職やリーダーとしてすべきことは何でしょうか?

1.与える仕事へ取り組むことの意義やその成果が及ぼす意味を、上司の自分の言葉できちんと伝える

2.本人に自分の強みや得意技を認識させ、それを伸ばすことが良いことだと伝える

3.それらを仕事に活かす方法や、より発展させる工夫を考えさせる

4.上司は部下の変化や成長に注目し、それを定期的に本人に伝える

5.部下同士を協業させる機会を作り、お互いの強みや得意技を認識するようにする

6.「チーム全体として自分たちがどこに向かっているのか?」を、リーダーは部下にきちんと伝え、それを個人の成長とどう結びつけるかを皆で検討する


いかがでしょうか?

また次回に!
「働くあなたを元気にするプロコーチ」砂村よしお


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