自社の「ビジョン」と「パーパス」を再考する(Day3)「ブレストで想いを言語化する」

こんにちは!「働くあなたを元気にする」プロコーチ、砂村よしお、です。

昨日に引き続き、

「自社の『ビジョン』と『パーパス』を再考する」

今日は今、私の中にある想いや妄想、などなどを「吐き出す」ことをしてみたいと思います。言うなれば

「セルフ・ブレインストーミング」

従って、一貫性がなかったり、余りに構想が大き過ぎたりするかも知れません。これらも「ブレストの原則」に従って、先ずは何でもありで進めたいと思います。

基本の3項目、即ち

1.ビジョン
2.パーパス
3.バリュー

についてそれぞれ、吐き出して行きます。

1.ビジョン

(1)社会との関わりや、影響力を持つことは意識したい。つまり我々の活動によって社会が良くなる、生きやすくなる、前進する、などの発想は是非持ちたい。

(2)「社会を変える」というコンセプトも魅力的。そう簡単に出来ることではないが、これぐらい大きな方向性を掲げたい。

(3)「個人」と「組織」と「社会」という3者間の関係性が重要か?

(4)社会をどういう方向へ変えて行くのか?何が社会の究極の「ありたい姿」なのか?自分の子供たち、子供の子供たちが享受して欲しい社会とはどういうものか?


2.パーパス

(1)自分たちはどういう存在なのか?どういう役割を担うのか?これに答えるのがこの「パーパス」。他人と関わる時、お客様と関わる時に感じるのは相手の方の「自主性」。

(2)自主性はこちらから強くプッシュしてもダメ。「ティーチング」が必要な場面はあるが、基本はその方の中にあるものを引出すアプローチ、即ち「コーチング」である。

(3)企業のお客様であれば「ファシリテーター」の役割を担いたい。考え方やフレームワークを見直して頂く「引き金」や行動の一歩を出しやすくする環境創り、お膳立てを支援したい。

(4)こう考えると対象と我々の対象者は「働く人」。社長・経営者・起業家など組織・事業を前に進めようとする方々。管理職なども含めると「ビジネスリーダー」。

(5)働く個人個人は対象なのか、対象としないのか?ここは検討の余地ありだが、掲げた「ビジョン」を達成するという視点では、よりリーダーに焦点を当てたい。

(6)ということは、人を動かす・社会を動かす「影響力」を持った人たちへ我々が関わっていく・働きかけることによって、ビジョンを実現していきたいと思っている。

(7)社会に影響力を持つ人たちって、どういう人たちか?こんな人たち?

①企業・組織を引っ張っていく人たち(ビジネスリーダー)
②教師・学校の先生
③親たち
④政治家
⑤医師

(8)「コーチング・マインド」を伝える、という表現で言い表すということもできるが、コーチングという言葉に拘るのか?


3.バリュー

(1)先ずは「学び」。失敗からの学びも含む。
(2)卓越・最上志向
(3)変化や違いに対しての「オープンさ」「自己変容力」
(4)対話・協業・コラボレーション
(5)前向き・ポジティブ・未来志向・可能性を見出す
(6)何事も楽しむ!

ではまた明日!
「働くあなたを元気にする」プロコーチ、砂村よしお

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自社の「ビジョン」と「パーパス」を再考する(Day2)「私なりの言葉の『定義付け』」

こんにちは!「働くあなたを元気にする」プロコーチ、砂村よしお、です。

今日は先日からの続き

「自社の『ビジョン』と『パーパス』を再考する」

の二回目。

経営理念や社是など、日本で伝統的に使っていた表現に加えて、ビジョンやパーパスなど英語表記のものが増えてきました。これも経済・社会のグローバル化の影響でしょうか?

日本は外国、特に米国に倣うことが多いような気がして、これもその一つかも知れません。

しかし色々な表現やボキャブラリー(失礼、これも外来語!)が乱立していて、

「一体、それはどういう意味・定義???」

と感じることも多いです。

私もこれらの表現の定義を自分なりに、色々調査しましたが、実は明確で統一的な定義はきちんとは存在しないようです。つまり企業・会社ごとにそれぞれ使い方が異なることに気付きました。

そこで今日は先ず、私が使用するそれらの言葉の「定義付け」をしておきたいと思います。実際採り上げる言葉は以下の通りです。

1.ビジョン(Vision)
2.パーパス(Purose)
3.バリュー(Value)
4.ミッション(Mission)


1.ビジョン(Vision)

(1)ビジョンとは、事業展開を通じて私が「実現したい世界・社会観」。弊社が事業活動を展開することによって、「こんな世界を創りたい」「こんな社会になって欲しい」という願望・野望を言語化したもの。

(2)願望・野望なので、そんなに簡単に実現できなさそうなもので良い。上記の「山のイラスト」にあるように、登山で目指す「頂上」に到達することで見える景色のようなものである。


2.パーパス(Purose)

(1)パーパスとは、私・自分たち・弊社の「存在意義」。ビジョンを達成するために存在する、我々の「あり様」や「果たす役割」を言語化したもの。

(2)可能であれば、「誰に」「何を」「どのように」、そして「提供価値」も含めたい。


3.バリュー(Value)

(1)バリューとは我々が事業展開をする上で大切にしたい「価値観」。ビジョンを実現するため、事業活動を展開する上で重要視する考え方・指針。日々の活動する上での拠り所であったり、意思決定の軸となる者とも言える。

(2)従って、心掛け(マインドセット)、及び、行動様式などの表現が含まれる。


4.ミッション(Mission)

(1)ミッションとは、我々が現時点からビジョンを実現するための道程において、達成する必要がある途中地点の目標。

(2)従ってミッションは一つに限らず、順繰りに複数存在しうる。(ミッション1が最初に掲げられ、そしてその次にはミッション2が用意される、など。)頂上に繋がる登山道上での通過目標の地点と言える。

(3)目標とするミッションは、頂上であるビジョンに、着実に近づいているかどうかが判断できるように、定性的、及び、定量的な情報を含める。

こんな感じです。

ではまた明日!
「働くあなたを元気にする」プロコーチ、砂村よしお

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自社の「ビジョン」と「パーパス」を再考する(Day1)

こんにちは!「働くあなたを元気にする」プロコーチ、砂村よしお、です。

独立・起業して今年は4年目。ゼロから始めたビジネスだが、何となくここまで来た。起業した時にそれなりの目算はありつつも、

「やってみなければ分からない」

という気持ちが強かった。

一方、「事業ビジョン」や大切にする「価値観」などは、それなりに作ってきた。

しかし自分のお客様に

「御社の経営理念やビジョンは、どういうものですか?」

と尋ねるにもかかわらず、自社のそれらがきちんと整理されていないのは恥ずかしい。

そんな思いで「仮置き」していた自社のビジョンだが、そろそろ次のバージョンを作成する必要があるように感じている。

そう感じ始めたきっかけや理由は、以下のような感じ。

1.今年は起業4年目なので、この先3~5年の方向性を検討、見定めたい。

2.昨年までの3年間、出来そうなこと、やって楽しいこと、可能性が広がりそうなこと
を、とにかく手あたり次第試してきた。そろそろ「選択と集中」の時機か?

3.逆に自分の年齢を考えて、人生の最終ゴールから逆算する必要を感じ始めた。

ざっくり言うと、もう少しスケールの大きな「ビジョン」が欲しくなった、というのが正直な気持ち。

そして、自分個人の好き嫌いや好みから、ビジネスをやることの「社会的な意義」や周りの人への「貢献」、という視点が必要に感じ始めたからだとも言える。

こう考えると自社の「ビジョン」や「パーパス」を考えるということは、取りも直さず

「自分の人生の目的を問うこと」

のように感じられて、とっても「ワクワク」、楽しみになって来た!

ではまた明日!

「働くあなたを元気にする」プロコーチ、砂村よしお

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日本最高学府の「赤門」に出くわした!(東大本郷キャンパスの思い出?!)

こんにちは!「働くあなたを元気にする」プロコーチ、砂村よしお、です。

今日、お客様を訪問するということで、久しぶりに東京・本郷に出かけた。

コロナ下ということもあって最近、めっきり対面でお客様に会う機会が減っていた。外は春爛漫。昨日に引き続いて今日もとっても暖かい。

お客様との打合せが終わって、折角だからこの界隈をぶらぶらしていたら、

「え、この古めかしい建物は何かな?」

と、目に飛び込んできたのが、学生服姿の男子生徒とカメラを持った親御さん。

「おー!これが東大の赤門?」

東京に住んでいながら実は、余り訪れたことがない。前回はいつ頃ここに来たっけ?

ここで大切な記憶が呼び起こされた。

実は高校時代に一度だけ、東京大学を訪れたことがあった。大学受験に関連しているのだが、残念ながら私は東大を志望していた訳ではない。

私は「大学入学共通テスト(私が高校時代は『共通一次試験』と呼ばれていた)」を、ここ東京大学で受験したのだ。これは、私が通っていた私立高校の生徒の受験会場がたまたま東大だっただけであって、深い理由は無かったように記憶している。

しかし今になって思えば、キャンパス内、そして校舎内にそう簡単に入れる訳ではないので、それはそれで光栄なことではあった。

そしてその時、更に記憶を強く焼き付ける事件があった。

何と私は、受験会場を間違えて、この東大のキャンパス内をあちこちと走り回ることになってしまったのだ。

この東大の本郷キャンパスが現在、どういう配置になっているかは分からないが、私がここに足を踏み入れた当時は、キャンパス内にいくつもの「学部」の校舎が同居していた。本郷キャンパスはとてつもなく大きい、広い!

私の受験会場は「農学部」だった。しかし私は何を血迷ったのか、「工学部」の校舎の受験番号の席に座って、試験が始まるのを待っていた。

「うーむ、これが東大か!」

自分が東大を志望しているかのごとく、悦に浸っていると私の肩を叩く男子学生がいる。

「あのー、すみません、この席、僕の席だと思うんですが....」

私は内心で、

「こいつ、なに言ってんだ!東大受験で舞い上がってんだろう!こっちはちゃんと受験番号も確認してから座ってんだ!」

と、座席の上に貼ってある番号と自分の受験票を見比べて、「ほら!」と自信満々でその受験生をにらみ返した。すると、

「あ、それは『農学部』校舎ですよ!ここは『工学部』。」

と自信ありげな声と表情。

え、ここは工学部?私は農学部?

このキャンパスにそんな、いくつもの校舎が混在しているわけ???

慌てた私は、そこからダッシュで「農学部」の校舎へ、一目散。

試験開始の5分前くらいに、何とか滑り込んだ。席に座り込もうとする私を周りの悪友たちが捕まえて、

「お前、何してんだよ!こんなギリギリになって。やる気ないな!今日は試験をエスケープしたのかと思ったよ!」

同じ高校に通う友人たちから、揶揄する声が飛んできた。

そんな苦い青春の1ページを思い出させる「東大赤門」でした。

え、因みにその共通一次試験の結果はどうだったのかって?

それを訊くのは野暮、っていうもの。結果は何とか、それなりではありましたが、受験した国立大学には引っかからず、結局在京の私立大学へ入学することになりました。

ところで、あの時「工学部」で出くわした彼は、今頃どこで何をしているのだろうか?

ではまた明日!
「働くあなたを元気にする」プロコーチ、砂村よしお

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当たり前のように、毎年咲く桜を観ながら思うこと

こんにちは!「働くあなたを元気にする」プロコーチ、砂村よしお、です。

毎年この時期になると咲き乱れる桜。

毎年のように咲く桜を「当たり前」のように思いがちだが、本当にそうだろうか?

この写真の桜の木は、うちの自宅のものではない。お迎えのお宅の桜である。

樹齢はどれくらいなのだろうか?お向かえの方からお聞きした話だと、その方が子供頃にご両親が植林した、とのこと。

ということは、かれこれ60年くらいか?

お向かえのお宅の方々は、この時期はとっても忙しい。

忙しい?

はい、散った桜の花びらを掃き集めるのに忙しいのだ。

そしてまた、桜の木は虫が付きやすい、と聞く。ということは恐らく、我々の知らないところで手入れをされているのだろう。

我々は、そんなお向かえの苦労もしらずに「綺麗ね!」と愛でるだけである。

当たり前に思っていることは、実は当たり前ではない。

桜の木といえば、そう言えば、妻の実家にも大きな桜の木があった。

それも遠い昔のようにも、つい最近のことにも思える。両親も亡くなり、その家を手放したことで、当然その桜も伐採されてしまった。

「お向かいのお宅の様に、うちも桜の木を植えましょうか?」

私が実家の桜に想いをはせていたことが、伝わったのだろうか?
妻がそう呟いた。

「それは良いね!」

将来、我が家の子供たちは大きくなった桜の木を見て、何を思うのだろうか?

ではまた明日!
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「リーダーシップ」というものを思う時(10)「リーダーの果たす役割とは?」

こんにちは!「働くあなたを元気にする」プロコーチ、砂村よしお、です。

先日、あるプロコーチからコーチング・セッションを受けました。そのコーチの方とはプロコーチではあるものの、定期的にお互いにセッションを提供しあう仲間。

お互いプロ同士で、気心が知れているからこそ、かなり踏み込んだ深いテーマを扱ったり、普通はしないようなきわどい「フィードバック」も必要に応じて出来るお相手。

そんな彼と、「リーダーシップ」をテーマで話をしました。するとそのセッションの中ほどでコーチから、こんな問い掛けがありました。

「それで、よしおさんは『リーダーの果たす役割』って、何だと思いますか?」

来たー!って感じ。

そして私は、頭に直観的に浮かんだ、こんな答えを返しました。

「そうですね、2つあるように思います。

一つは『先見性』。チームや組織を引っ張っていくには、世の中がこれからどんな風になっていくのか、その方向性をいつも注視して、ある程度見通しておくことが必要のような気がします。」

「それからもう一つは『決めること』かな?

情報はいくらでも手に入る時代。そしてその得た情報自体が正しいのか、最新なのかの判断が難しい現代。でもとにかく決めないと前に進めない。

やってみないと分からないことが多いので、早く決断してチームや組織を動かして行くことが必要。もちろん「実行しないと決める」という決断も重要ですね!」

実はこの答えを私は、前もって考えていた訳ではない。セッション中にコーチからいきなり出された問い掛けで引き出されたのだ。

「リーダーの役割」には、上記2つ以外にも果たすべきものは山ほどある。

しかし私はリーダーの端くれとして、少なくとも

「先見性」

そして

「決めること」

は肝に銘じて、活動して行きたい。

ではまた明日!
「働くあなたを元気にする」プロコーチ、砂村よしお

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「幸福であること」は目的なのか、それとも手段なのか?

こんにちは!「働くあなたを元気にする」プロコーチ、砂村よしお、です。

新聞や書籍で最近よく目にする

「ウェル・ビーイング」

という表現。

もちろん「幸せ」とか「幸福」というベタな言葉もあります。

そこで今日は、先日たまたまハーバードビジネスレビュー(HBR)という雑誌で見かけた記事を引き合いに、私の考える「幸福」について綴りたいと思います。

先ず、とっても卑近な過去の体験をお伝えします。

子供たちがまだまだ幼少の頃、幼稚園や小学校時代の思い出をビデオに収めたいと考え、妻と私は家電量販店へビデオカメラを買いに出かけました。

調査・分析好きな私は、量販店にあるメーカー数社のパンフレットをごっそり持ち帰り、早速「機種比較」を始めました。

当時はまだまだ昭和の時代。インターネットなどはまだまだ使われ始まったばかり。私は有名メーカーの機種を様々な観点で自ら比較表を作って、どれが良いのかを検討していました。

「なんだか、随分ご執心ね、ビデオカメラ選びに!」

妻からの、冷やかなコメントに怯むこともなく、

「いやいや、そんなに安いものじゃないし....折角撮るのだったら良いものがいいと思って!」

この後の展開は、今思い出しても恥ずかしい。

時間をしこたま使って比較して購入したビデオカメラを使って、沢山の思い出をビデオに収めた。

しかしあれだけ比較検討して、「この機能は良いね。絶対必要!」の考えて購入したビデオカメラだったが、子供たちの姿を収めていく内に、そんな想いは何処かに吹き飛んでしまっていた!

比較検討しながら感じた、あの時のなんとも言えない「幸福感」は何だったのか?

あれ以来私は、家電製品など物理的な物を購入することを感覚的に避けるようになったような気がする。

ここで思うのは、

何かを「獲得」することが幸せをもたらすのか?

それとも、

「ある状態」であることが幸せをもたらすのか?

そして、上記の「何か」とか「ある状態」とは何を指すのか?

ここで先に挙げた「ハーバードビジネスレビュー(HBR)」で見つけた論考の一節をご紹介します(2022年4月号)。
タイトルは

『「否定的な感情がない」ことが「幸福」ではない』

そこにはこんな記述がある。

・幸福についての誤解の一つは、いつも陽気で、喜び、満足しているのが幸福な人だという考えである。

・幸福ビジネスが犯している最大の考え違いは、幸福を手段ではなく目的にして、望みのものを得たら幸せになれると考えていることだ。

・私たちは「幸福であること」を最終的なゴールと見なしがちですが、本当に重要なのはそこに至るプロセスであることを忘れている。

なるほど!

どのビデオカメラを買おうかとワクワクしながら、様々なメーカーの機種比較や分析をしていた時。それが将に「幸福な」状態だったのだ。

そして一度、ビデオカメラを手に入れてしまうと、装備された多種多様な機能をこれっぽちも使わない。

物が身の回りに溢れる時代。我々は何に「幸福」を求めているのだろうか?

ではまた明日!
「働くあなたを元気にする」プロコーチ、砂村よしお

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目標設定の技術(後編「やる気アップ編」)

こんにちは!「働くあなたを元気にする」プロコーチ、砂村よしお、です。

昨日は

「目標設定」

について、SMARTというフレームワークを使って簡単にお伝えしました。

「SMART」は目標設定の際に明確にする5つのポイントを、英単語の頭文字を取ってまとめたもの。覚えやすく、使いやすいフレームワークです。

しかし私の個人的な感覚ですが、手法的にはシンプルで分かりやすい一方、

「立てた目標を達成しようという『やる気』が、なぜか盛り上がらない」

ような気がします。

そこでSMARTをより強化、実現可能性を上げるための、追加の手法を私なりに考えてみました。

題して

目標設定の技術「やる気アップ編」


このSMARTゴール設定に欠けているのは、目標達成のために活動する我々の

「気持ち」

です。このフレームワークが論理的なので、気持ちを挟む余地が無いように思います。

そこでSMARTに加えて

「SKK」

という要素を加えたらどうでしょうか?
(どこぞの化粧品ブランドみたいですね笑)

SKKとは、3つの要素、即ち

・S:社会・市場(顧客)
・K:価値観
・K:感情

を加えて、SMARTゴール設定を検討する、というご提案です。

それぞれを簡単に説明いたします。

(1)S(社会・市場)

ついSMART手法の従って目標を設定しますが、この目標を達成することで、どういう「社会的」な意義があるのか? 

目標を達成することで、市場(顧客)へどのような影響・インパクトがあるのか?

つまり目標達成することの、外側の視点による意味付けです。


(2)K(価値観)

価値観とは目標達成しようとする、あなた自身の「価値観」です。この目標を達成すると言うこと自体にご自身はどういう価値を感じているのか?

また目標を達成する過程において、あなた自身が大切にしたい「価値観」は何なのか?

これを確認しながら、SMARTによるゴール設定を検討すると、設定するSMART自体がどう変わるでしょうか?


(3)K(感情)

これは将に目標達成しようとするあなた自身が持つ「感情」です。その目標を達成したときに「ワクワク」するかどうか?逆に言うとワクワクするような目標設定になっているのか?

SMARTの「A」は達成可能という意味ですが、余りに楽勝では達成してもワクワクはしないでしょう。

あなた自身が持つであろう「ワクワク感」を想像した上で、SMARTゴール設定を検討して欲しいです。

「SMART」と「SKK」を相互に行ったり来たりしながら、目標設定を検討するとさらに達成の可能性が上がるように思います。


ここで私が実際に経験した、エピソードをお伝えします。

サラリーマン時代の私は、外資系企業で財務・経理の仕事をしていました。内勤の仕事で担当する業務は伝票処理から始まって、最終的には事業部の業績管理をしたり中長期経営計画を策定するような、いわゆる「経営企画」として役割も担当しました。

目標設定という観点では、人事部門や経理部門のような管理部門においては、部門として、そして個人としての目標設定が実は簡単ではありません。

営業部門のように顧客との接点が多く、かつ売上・受注など「数値化」できる指標がある部署は、目標設定の切り口は想像が付きやすいのですが、管理部門は正直言って難しく、毎年年度初め四苦八苦していました。

そんな時、ある上司がこんなアイディアを持ち出しました。

「我々『経理部門』の役割は、会社の経理データをタイムリーに正しく把握し、それを社内で活用して、意思決定に使ってもらうことだ。即ちは我々のお客様は『社内のビジネス・マネジャー』である。

「そして、そのビジネスマネジャーを経理的観点でサポートするためには、御用聞きのように、彼らからの要求にタイムリーに、適切に応える必要がある。従って、もっとビジネスの現場に近くなければならない。」

「いつもいつも自分のデスクにかじりついて『情報集計』や『データ分析』ばかりしていては、顧客ニーズに応えているとは言えない。」


そこで我々の目標の一つとして考案された指標は

「アウト%」

つまり自席を離れて、自分がサポートする事業部のビジネス・マネジャーと協業した時間数を集計することになったのだ。そしてそれを総労働時間で除した数字を「アウト%」としてモニターすることになったのです。

私はこの指標がいっぺんに気に入ったのだった。我々のお客様は「社内のビジネスマネジャー」である、というコンセプトも合点が行ったし、「ビジネス・マネジャーの近くで仕事」という発想も、現場の近くに座って仕事をしているからこそ耳に入る会話、臨場感・危機感が体感できる。

私は努めてこの「アウト%」を増やす働き方をしました。すると、

「困った時や、相談したい時、直ぐ近くにいてくれて有難い!」

そんなお客様!の声を聞きながら仕事をすることに、この上なく喜びを感じました。


いかがでしょうか?

「SMART」に「SKK」の観点も加えて目標設定をすることで、ゴール達成の可能性は高くなるように思います。

ではまた明日!
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目標設定の技術(前編「基本編」)

Setting Goal
SMARTゴール設定
こんにちは!「働くあなたを元気にする」プロコーチ、砂村よしお、です。

今日のタイトルは

「目標設定の技術」

昨日、新聞の朝刊記事を引合いに「ゴール設定」についてお伝えしました。そういう意味では続編とも言えるかと思います。

「目標が設定されていない!」と批判することは容易いです。しかし目標設定は意外に難しかったりします。

今日は先ずは前編「基本編」から。

辞書を引いてみると、目標とは

「そこに行き着くように、またそこから外れないように目印とするもの」

とあります。つまり到達点にきちんと向かっているかどうかを、判断するための目印、ということですね。

従って、到達点との距離や差異を把握できることが、目標設定では条件となると想像されます。

そういう意味で、皆さんも良くご存知の

「SMART」

は、目標設定のポイントを分かりやすくまとめたフレームワークだと思います。

念のため、SMARTというものを簡単にお伝えすると、目標設定する上で必要な5つの観点を、英単語の頭文字で纏めたもの。つまり、

S:具体的に(Specific)
M:測定可能な(Measurable)
A:達成可能な(Achievable)
R:上位目標・全体目標と整合している(Related)
T:締め切りがある(Time-bound)

このSMARTゴール設定は様々なところで採り上げられ、解説も多いので、より詳細はそちらをご参照ください。

私の印象としては、企業やビジネス上の目標設定には、非常に使いやすいフレームワークだと感じます。

特にT(締め切りがある)やR(上位目標・全体目標と整合している)という部分が秀逸ですね!

蛇足ですが、このRはRealistic(現実的)やRelevant(適切な・関連した)というバージョンもあるようです。

このSMARTは、5つの観点で目標設定のポイントを網羅的に捉えていることは認めます。しかし個人的な感覚としては、この方法で目標を設定しても

「何となく、やる気が盛り上がらない」

という気がするのは、私だけでしょうか?

次回はこの部分に焦点当てて、SMARTをより強化する目標設定の方法を検討したいと思います。

ではまた明日!
「働くあなたを元気にする」プロコーチ、砂村よしお

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#SMART #coaching #コーチ #コーチング #ゴール設定 #到達点 #目印 #目標設定 #銀座コーチングスクール

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重要にもかかわらず、忘れがちな「ゴール設定」

こんにちは!「働くあなたを元気にする」プロコーチ、砂村よしお、です。

今日の朝刊の一面から、こんな見出しの記事が飛び込んできた!

「国の政策、3割成果測れず
  事業終了時の目標なし」

あらら!

コーチングのセッションではクライアントに必ず、これらを訊くことにしている。

「今日は、何についてお話されますか?」
「いつまでに、どうなっていたいですか?」

つまり、話すテーマと「ゴール設定」を忘れない。

しかし一方、我々の日常を振り返ってみると、意外にゴール設定をせずに始めることが多いことに気付く。

成り行きだったり、勢いだったり.....

交わされる会話も「ゴール設定なし」が多い。

いつもいつもゴール設定が必要、という訳ではない。しかし、何かを成し遂げようとする時には、ゴールが設定されていることが望ましいことは自明である。

「私の日本語の生徒さん、都立高校に合格して4月から高校生!」

私の妻は外国から日本へ来た外国人の小中学校の生徒に、日本語を教える仕事をしている。いわゆる「日本語教師」。

「今は春休みでのんびりしているけれど、3年間はアッという間だよね。」

と妻は続ける。期待しつつも心配そうな表情が見て取れる。

「そうだね!でも学校では生徒に『3年後にどうなっていたいか?』なんて
問うことってあるのだろうか?」

私は思わずつぶやく。

今どきの高等学校はこういう問い掛けをしてくれるのかも知れない。

しかし、少なくとも私の高校時代は無かった。大学進学が前提にはなっていたが、高校3年間のゴール設定が大学進学だけか?

「この3年間で皆んなは、何を得ようとしているのか?」

こんな問い掛けがあったら良かったのに、と今感じる。

そう言えば昨晩、明日卒業式を迎える末娘との会話を思い出した。彼女は4月から大学院へ進学する。

「大学院の2年間が終わったとき、どんな風になっていたい?」

ありたい姿を描き、言語化した上で、4月を迎えて欲しいと願った父だった。

ではまた明日!
「働くあなたを元気にする」プロコーチ、砂村よしお

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久しぶりに実家の両親に会う!

こんにちは!「働くあなたを元気にする」プロコーチ、砂村よしお、です。

コロナ感染の度合いが少しスローになってきたこともあって、久しぶりに実家を訪問、両親に会ってきた。

父は今年で89歳、母は84歳。そう、父は昨年「米寿」。コロナ下でお祝いの会も未だ出来てきない。

また両親は昨年、60回目の結婚記念日だったのだ。

高齢とは言え、両親とも「それなり」に元気。しかし。それは私が来ていたから、元気にしていたのかも知れない。

程なく、弟と妹も実家に来てくれて、元々の家族5人が集まった形である。

「こうやって5人みんな元気で、この実家に集まれるのは、あと何回だろうか?」

今年は何としても父、そして両親のお祝いをしたい。そう強く思った午後だった。

ではまた明日!
「働くあなたを元気にする」プロコーチ、砂村よしお

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「ICF合格勉強会」開催!「『何をやるか』より『誰とやるか』が重要!」

こんにちは!「働くあなたを元気にする」プロコーチ、砂村よしお、です。

今年は一念発起して「ICF」のコーチ資格を取得しようと準備中です。これは一種の

「学び直し」

認定コーチになって今年で8年目。副業で始めたコーチングを本業に切り替えて、独立起業して4年目。再度「原点へ帰る」ことが必要と感じ始めていた時に閃きました。

ICFの資格を取ろう!

ICF、即ち国際コーチング連盟はグローバルなプロコーチの団体。その資格はグローバル・スタンダードなものと言っても差し支えないだろう。

そして、受検準備を進めるに当たって、一緒に学ぶ仲間を募って開始した

「ICF合格勉強会」

昨日はその第三回目でした。

私がお声がけした発起人ではあるが、私が一方的にリードするのではありません。私はある意味で「コーチ役」。そしてまたある時は

参加メンバーが「コーチ役」。

「どんな風に進めると、みんなの学びや気付きに繋がるのだろうか?」

このまま口に出すわけではないけれど、参加メンバー各人が、このマインドを忘れずに参画しているように感じます。

声に出さずともこのマインドを理解しながら、一緒に時間を過ごす素敵な「仲間たち」。この心地よさがたまらない。

ジム・コリンズ著「ビジョナリー・カンパニーZERO」の中の

「『何をするか』より『誰とするか』が重要」

という内容を思い出します。

そして昨日感じたことを、簡単に記しておきます。

【今日の学び】

1.「安心安全」の環境はとても重要である

(1)この仲間であれば「失敗」「恥ずかしいこと」「実験」が許される
(2)お互いに自分の気持ちに「素」でいられる。率直な物言いを求められる

2.各人がお互いの「学び」「探求」に対して貪欲である

(1)スキルやマインドを高めよるためにお互いに刺激しあう。
(2)そのために色々な方法ややり方を提案し、まずやってみようと言い合える

3.より良いものを創り出そう、という向上心マインドが高い

(1)より良いものには上限が無いことは分かっているが、それを常に追究する
(2)周りの環境との違いや変化に「オープン」である

ではまた明日!
「働くあなたを元気にする」プロコーチ、砂村よしお

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#coaching #icf #オープンさ #コーチ #コーチング #仲間 #向上心 #学び #学習する組織 #安心安全 #挑戦 #探求 #気付き #素 #銀座コーチングスクール

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今日は34回目の大切な「記念日」

こんにちは!「働くあなたを元気にする」プロコーチ、砂村よしお、です。

34年か!

毎年巡ってくる今日、3月19日。

昔を振り返るのは実は、あまり好きではないのだが、今日はこんな内容から会話が始まった。

娘が我々と一緒にテーブルにいたこともあって、はぐらかしながら私が口火を切った。

「そう言えば、『なぜ結婚式をお彼岸にやるのか?』って、お父さんに訊かれたね?」

「そうだったわね!」と妻。

「その時は返答に困ったんだ!実は、お彼岸だなって全く考えていなかった、眼中になかったからね!」

「そうそう、『結婚式場とかを何となく調べてみる?』なんて言って、軽い気持ちでデパートの階上にある相談所みたいなところに行ってみたら.....」

そうしたら相談所の係の人に、式場やら日程やらを訊かれているいくうちに、あれよあれよと決まってしまっていたのだ。

日頃、私の意向を反対することはしない私の母も、さすがに

「あれれ、お彼岸に結婚式なのね?!」

と言ったのを思い出した。

「あんまり考えてなかったね。というか、自分たちのことしか見えてなかった!」

今になってみると、穴があったら入りたいくらい、恥ずかしいことだらけだが、時間の長さは有難いもの。あっという間の34年間が、色々なことを「笑い話」にしてくれる。

こうやって一緒に振り返って、笑っていられる相手がいることを、本当に有難いと思う。

来年の今日、35回目の記念日は、どんな気持ちで迎えるのだろうか?

ではまた明日!
「働くあなたを元気にする」プロコーチ、砂村よしお

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今日は急遽、お墓参りへ

こんにちは!「働くあなたを元気にする」プロコーチ、砂村よしお、です。

私の住む東京三多摩地区は、急に冬に逆戻り。「寒の戻り」や「三寒四温」と表現される季節ではあるが

今日の最高気温が、昨日の半分!!!

昨日、昼間20℃まで上がった気温が、今日の最高気温は8℃。

そしておまけに、雨。結構降っている。

「やっぱり今日、行こうか?」と妻からのお誘い。

「え、行くって、お墓参りへ?」

「うん。だって今日は雨模様だから......」

普通は「???」という会話の流れ。しかし私には分かっていた。

「雨の方が花粉症が楽だから?」

こっくりとうなづく妻。

既に入っていたアポの延期を、お相手に無理にお願いして、出かけることに。

どうしてもこの「お彼岸」の時期に、行かなくても良い、という考えはある。

しかし一方、「お彼岸」だからこそ、きちんと時間を取ってお墓参りをする、ということに意味がある。

東京近郊にあるメモリアルパークにあるお墓に到着。そして既に亡くなってしまっている、妻の両親に会って、

「我々はお蔭様で、元気にやっています」

とだけ、静かに伝えた。

ではまた明日!
「働くあなたを元気にする」プロコーチ、砂村よしお

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佐伯夕利子著「教えないスキル」を読んで(Day6)「使うテーブルを『丸テーブル』に変える」

丸テーブルに変えると.....
こんにちは!「働くあなたを元気にする」プロコーチ、砂村よしおです。

最近、嵌まっている、というか正確に表現すると「研究対象」にしている

「メンタルコーチング」

私はこれまで、ビジネスパーソンを対象にコーチングサービスを提供してきました。従って、アスリート向けのコーチングは新たな領域。

プロコーチ仲間から、有難いことにお声がけを頂いたので、これも何かの「啓示」。

昨年は東京で、そして今年は北京でオリンピックが開催されていることもあり、コーチング業界としてはホッとな分野です。

しかし研究とは言っても、先ずは一人で出来ることということで、メンタルコーチングに関する書籍を読み漁っています。

今日は読了した書籍の中で、感銘を受けたものをご紹介していきます。

それは

佐伯夕利子著「教えないスキル」

タイトルもさることながら、この本の内容は「衝撃」です。

副題が

「7つの人材育成術」

とあるので、7つの育成術を一つずつ取り上げていきます。今日は、育成術の五つ目です。

なおその際、佐伯氏がこの育成術を確立していく過程で、メンタルコーチがどのように関わってきたのか? メンタルコーチの視点も含めてお伝えしていきます。


【7つの人材育成術】

5.丸テーブルに変える(equality)

(1)コーチから一方的に教え込むのではなく、選手同士が学び合う環境を作る。それこそが学習効果を高める。ひいては先輩と後輩、コーチと選手といった階層をフラットにすることになる。

(2)試合前のレクチャーは先輩選手がするようになった。コーチたちは教わる選手たちと同じようにベンチに座って、ファシリテーター(潤滑油)になり、選手間の会話をまとめる役を担う。

(3)指導者の役目は「失敗しないように導く」のではなく、失敗を恐れず踏み出せる子、失敗を糧に出来る子供を育てること。選手の話に耳を傾けられる大人たちがいる空間を、人材育成の現場で作り上げていくことが大切。

(4)「選手の学びの機会が増えたかどうか?」そもそも指導者自身のヒエラルキーが学びを阻害しているかも知れない。そこで使用するテーブルを四角いものから「丸テーブル」に変えた。

(5)「言葉はアクションを生む。アクションがパフォーマンスを生む。パフォーマンスは習慣化する。」だからこそ、言葉一つ一つを大事にしていく。

(6)テーブルを丸に変えると、やはり気分が違った。テーブルのこちら側のコーチが一方的に指示、命令する空気はさらに減り、より選手の話に耳を傾ける場面が増えた。

(7)日本では指導の現場に緊張感や切迫感を求めていないだろうか?コーチが使う言葉に「集中しろ」「気を引き締めろ」という命令が多い気がする。そもそも日本語は尊敬語・謙譲語・丁寧語といった敬語があり、ヒエラルキーが生まれやすい言語である。

(8)「指導者は、選手の学びの機会を創出するファシリテーターに過ぎない」、と捉えるとヒエラルキーは邪魔になるかも知れない。

(9)選手は支配されると練習時間が長くなる。意味ある学びを習得できる。こうした環境づくりこそがスポーツの競技力を左右する。つまるところ、練習を何時間行うかではなく「学習効果を高めるためのスポーツ環境づくり」という発想が必要。

ではまた明日!
「働くあなたを元気にする」プロコーチ、砂村よしお

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第一回目の「作戦会議」終了!

こんにちは!「働くあなたを元気にする」プロコーチ、砂村よしお、です。

昨日は同じプロコーチの仲間と

「作戦会議」

をしました。

作戦?

ロシアによるウクライナ侵攻のようで、言葉の響きは余り宜しくはないですね。

今後の事業活動の「方向性」と「戦略」の擦り合わせ

と表現する方が適切です。

我々が提供するサービスで、どんなお客様の、どんな課題解決を図るのか?

平たく言うと事業・マーケティング戦略の立案。

その第一回目のオンライン打合せ。

事業戦略の構成要素は、単純で

1.誰に
2.何を
3.どのように
4.我々の「提供価値」は何か

を明確にすることです。

因みにドラッカーのかの有名な「5つの質問」は、

1.What is our mission?
(我々の使命は何か?)
2.Who is our customer?
(我々の顧客は誰か?)
3.What does the customer value?
(顧客は何に価値を感じるか?)
4.What are our results?
(我々の成果は何か?)
5.What is our plan?
(我々の計画は何か?)

ということで先ずは、以下のアクションを取ることに決めました。

1.我々それぞれが持つ「リソース」を共有する。
経験・スキル・提供出来そうなことを、各人がリストアップする。

2.我々の顧客となってくれそうな方々と出会う場を探して、人的ネットワークを創って行く。

(1)経営者団体に参加・加入する
(2)既に持っている人脈を活用する・掘り起こす
(3)経営者が集まりそうなセミナーや講演会などに参加する
(4)住んでいる地元の知り合いと親しくなる

3.顧客ニーズを把握する
(1)上記人的ネットワークから情報を入手する
(2)ネット情報などを活用する
(3)現状の顧客から情報を引き出す

さて今後、何が飛び出すか?創り出す楽しを感じながら、活動を進めて行きます!

ではまた明日!
「働くあなたを元気にする」プロコーチ、砂村よしお

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「予実管理」の目的は、「当事者意識」の醸成と「PDCA」の実践である!

こんにちは!「働くあなたを元気にする」プロコーチ、砂村よしお、です。

今日は、とあるところで話題になった

「予実管理」

について、少しお話をしたいと思います。

企業で「経理部門」や「経営企画部門」に属している方々にとっては、当たり前のように実施されている「予実管理」。

しかし、これを実施されていない会社も少なからず存在します。

長年、経理・経営企画の仕事をしてきた私にとっては、「え、無しでいいの?」という感覚ではあります。

ではそもそも、なぜ「予実管理」をするのか? その目的とその効用について、原点に立ち返りたいと思います。

1.前提

(1)改めて予実管理とは、「予算」と「実績」との差異を分析して、その理由を解明した上で、次の「行動」を見極めることです。従って実績と対比させる「予算」があることが前提です。

(2)ここで言う予算とは、通常は年度予算、つまり12ヶ月の単年度予算を指します。

(3)そしてその単年度予算は、通常は3~5年間の「中長期経営計画」に基づいた、当年の年度予算、であることが望ましいです。


2.目的

目的は実は色々あります。

(1)年初の計画、つまり単年度予算を達成することは、中長期経営計画を達成することの第一歩なので、会社としては先ずは年度予算を達成することが求められます。

業務として経理・経営企画部門が所管していますが実は、予算というものは社内の全ての部門・社員のものなのです。

つまり予算達成とは、所管部門や経営層だけではなく、会社を構成している全員に課されているタスクなのです。

(2)「数字や金額の話は経理の仕事だろう?」とおっしゃる方がたまにいらっしゃいます。むしろ予算は経理のものではなく、社員皆様のもの。予算は現場も含めた社員一人一人の「羅針盤」のようなものです。

現状の事業活動がこの「羅針盤」の示す通りに進んでいるかどうか?これを確認する作業が「予実管理」なのです。

(3)つまり「予実管理」という手続きを通じて、自分たちの仕事の「PDCA」を回すこと。PDCAを回した上で必要な軌道修正を行いながら、事業活動を行っていくこと。これが「予実管理」の目指しているところです。

(4)従って予実管理の「予算」も「実績」も、両方ともオーナーは社員一人一人です。自分事としてその数字を捉えて、自分たちの事業活動をモニターする一つの道具として「予実管理」というものを捉えて頂きたいと思います。


3.効用

効用、もしくは副次的効果としては以下のものが考えられます。

(1)予算というと「数字」で作られ、語られることが多いです。しかし前述のように単年度予算は中長期経営計画に基づいていることから、計画が全て数字(定量的)である必要はありません。定性的な目標・計画もあってしかるべきです。

(2)ということは、単年度予算においても「定性的」なものがあっても全くおかしくありません。数字や金額は分かりやすく、扱いやすいので定量的な面だけを見てしまいがちですが、ぜひ事業活動による定性的な成果にも目を向けて欲しいとです。

(3)例えば、昨今話題の「働き方改革」。コロナ下でぐっと進んだ感はありますが、「働きやすい職場を目指す」という目標を中長期経営計画でうたっている企業は少なく無いと思います。その時「働きやすい」という目標をどう「予算化」して、かつ「予実管理」を進めて行くのか?

「予実管理」は経営の舵取りの道具というだけではなく、社員一人一人の事業活動をPDCAという視点で回していくためのツールと理解して頂くと、ぐっと「当事者意識」を持って頂けるようになると感じます。

ではまた明日!
「働くあなたを元気にする」プロコーチ、砂村よしお

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#coaching #コーチ #コーチング #中長期経営計画 #予実管理 #予算 #定性と定量 #当事者意識 #経営企画 #羅針盤 #自分事 #銀座コーチングスクール

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「コーチングを受けて『肩の荷が下りた』」コーチ探せる

Before.....
After....
こんにちは!「働くあなたを元気にする」プロコーチ、砂村よしおです。

「コーチ探せる」で、以前こんなタイトルのブログを、書くように勧められた記憶がある。

「コーチングを受けて○○になった」

そこで私が初めて「コーチング・セッション」を受けた時の衝撃!を
書こうと思う。題して

「コーチングを受けて『肩の荷が下りた』」

今日の簡単な流れ
1.コーチングとの最初の出会い・そして失望
2.コーチングとの再会
3.セッションで感じた「衝撃」
4.その後の展開

1.コーチングとの最初の出会い・そして失望

(1)コーチングとの出会いは実は結構早い。1990年代の終わりごろ。日本にコーチングなるものが輸入されてきて間もない時期。中小企業診断士の更新研修で学ぶ機会があった。

(2)当時、ある外資系企業で係長をしていた私は、部下マネジメントに困っていた。そこで、このコーチング・スキルを最大限活用しようと「質問」を多投することにした。

(3)しかし全く機能しなかった。部下からはそっぽを向かれることになった。今思えばスキルの使い方が間違っていた。しかし当時の私は「やっぱりアメリカからの輸入スキルは日本では機能しないんだ」と悪い印象だけが残ってしまった。(今思えは自分の浅はかさに赤面すること然り)


2.コーチングとの再会

(1)その後、20年くらい経過。帰国後の日本での最初に転職に失敗!転職後の新しい職場に全く馴染めず、2ヶ月で社長から「明日から出社に及ばず宣言」を受ける。

(2)お先真っ暗。藁をもすがる思い。誰かに相談しないと立ち直れないほど。しかし誰に相談したら良いのか? コーチング?、しかし、以前の苦い経験しかないコーチング。迷ったあげく取り敢えずプロコーチからコーチング・セッションを受けることにした。


3.セッションで感じた「衝撃」

(1)それまでの人生で、私は基本的に「他人に相談する」という発想がなかった。自分のことは自分で検討して、判断して、決定する。そういうものだと考えていた。思い込んでいた。

(2)しかし、2か月で馘!という事件に遭遇して、もうどうしようもなくなった。そんな気持ちで受けたコーチング・セッション。私にとっては「衝撃」だった。何故なら、そのコーチは私の話を延々と2時間くらい聞いてくれたのだ。

(3)私のこれまでの成功体験はもちろんだが、失敗は恥ずかしい思い。悔しく感じたこと、自分の卑しい部分。すべてをぶちまけた感じ。

(4)だんだんと話が広がり、そして深くなっていくうちに「なぜ転職が上手くいかなかったのか?」が見えてきた。コーチはそんな問い掛けは一切しない。私が自分で話をすることで自然に気が付いたのだ。それは取りも直さず「至らない自分」の姿。思い上がって、自分を大きく見せようとしたいたずるい自分。

(5)「 素の自分」が見えてきた。他人の目や評価では「自分の目で」自分を直視することが出来るようになった。そして、程なく次の転職先が決まる......


4.その後の展開

(1)その後も色々なことがあった。楽しいこと・辛いこと。そして私はプロコーチとして独立・起業することにした。

(2)これは私の「恩返し」の旅である。あれほどのどん底から救ってくれた「コーチング」。そして助けてくれた私のコーチ(文字通り私の「メンタルコーチ」)、そして私とここまで生かしてくれた社会への「恩返し」をしようと決心したのだ。

(3)どこまで出来るか分からないけれど、会社で職場で困っている人・悩んでいる人の助けになりたい。私がそうしてもらったように。

そんな思いで、クライアント一人一人に全身全霊で向き合おうと誓っています。

ではまた明日!
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#coaching #コーチ #コーチング #コーチングの効果 #内省 #肩の荷が下りる #衝撃 #銀座コーチングスクール

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「上質な会話」が人を動かす(Day1)「『1on1ミーティング』の究極のゴールは?」

立ち話
会議室での「1on1ミーティング」
こんにちは!「働くあなたを元気にする」プロコーチ、砂村よしお、です。

最近にビジネス界では「1on1ミーティング」導入が花盛り。元々は米国のシリコンバレーにあるIT企業で導入され、それが日本へ「輸入」されたものだ。

私は外資系数社で働いた経験があるが、実は「1on1ミーティング」という名の、上司部下間の会議が、制度化されていた記憶はない。

むしろ私が勤務していた会社では、上司と部下、もしくは同僚同士での「立ち話」が、かなり頻繁に行われていた記憶がある。

高さが1m20cmくらいだろうか、少し低めのパーティションにもたれながら、

「確かにそういう課題はあるよね!それで、お客さんは何て言っているの?」

「課長、例にプロジェクトでちょっとやっかいなことがあって滞っているですけど、どう進めらたらいいのでしょうか?」

「そういえば、調査を頼んでおいた例の案件、今どんな感じ?」

今思い出すと、上司・部下・同僚同士、かなり自由に会話が行われていたように感じる。

それも「こそこそ」「ひそひそ」ではなくオープンで、周りの人たちが聞こえるくらいの声でだ。

もちろん「ヒト」に纏わる話題やプライベートなことは、状況を勘案して会議室で話されていたはずだ。

「分かりました、課長。その方向で検討してみます。また進捗を連絡します!」

「いやー実は、まだ調査は進んでいないんです。今週末の時点で、取り敢えず分かったことだけですが、ご報告します。」

課長や部長、そして役員までが参加?する「立ち話」だが、上長たちがどんな言葉がけや問いかけ、また助言や指示などをしていたのだろうか?

私が20年間勤務していた米国系企業には、いくつか会社の会社運営に関するポリシーがあった。その中で印象に残っているpolicyの一つ(今となってはうろ覚えで英語的には???だが)は、

Employee oriented, Manager supported

つまり、

・社員が主体者、マネジャーは支援者
・環境を用意すれば、社員は自らの意思で行動を起こす
・マネジャーの仕事は「環境を創る」こと

従って、マネジャーは、細かい指示や命令をすることより、部下の意向ややりたいことを聞いた上で、それを実行するための支援をする、と考えられていたのだと思う。

「1on1ミーティング」の究極の到達点は、きちんと2週間に一度50分、上司部下が定例的に会議室で話をすることではなく、

上記のような短いながらも「上質な会話」が、オフィスの至るところで、組織の様々な階層間で、行われるようになることだと強く信じている。

「1on1ミーティング」自体は、その実践するための「前段階」の制度の一つと理解したい。

ではまた明日!
「働くあなたを元気にする」プロコーチ、砂村よしお

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#1on1ミーティング #coaching #コーチ #コーチング #上司と部下 #上質な会話 #立ち話 #組織 #行動 #銀座コーチングスクール

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娘と読み解く「就職四季報」(Day1)「突然始まった『会社研究』」

こんにちは!「働くあなたを元気にする」プロコーチ、砂村よしお、です。

「ねえ、お父さん、会社ってどんな風に選んだらいいの?」

4月から大学院へ進学する末娘。建築学を大学で専攻して、同じ大学の大学院へ進むことを決心した。

「え、まだじゃないの?4月から大学院なんだから....」

「就活」というもの自体に不安を感じていることに加えて

「会社って何か?」

という疑問を感じているらしい。

ということで、一緒に「会社研究」を始めることになったのだ。

今どきはずいぶん便利になったものだ。

「就職四季報」

なる書籍まで用意されている。

先ずはこれを紐解くことから始めたい。

「中小企業診断士」の資格を持っている私は、中小中堅企業をお客様にしていることもあって、異なる意味で会社研究には興味がある。

その辺りを今後、このブログで綴って行きます。

ではまた明日!
「働くあなたを元気にする」プロコーチ、砂村よしお

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今でも鮮明に記憶に残る「今日」という日

あの日
こんにちは!「働くあなたを元気にする」プロコーチ、砂村よしお、です。

毎年巡ってくる3月11日。日本人である我々には、特別な日となったと言っても良いだろう。

そして私個人にとっても2011年3月11日は、一生涯忘れない日である。

私はその約一ヶ月前の、2011年2月1日に単身で日本へ帰国していた。5年間強を過ごしたニュージーランドから、日本へ戻って新しい仕事を見つけるために、家族を海外に置いて、先に帰国していたのだった。

そして、その後の2月22日に、ニュージーランドで第二の都市、

「クライストチャーチで大地震」

が発生。現地の人はもちろん、多くの日本人もビル崩壊の犠牲となった。

そして、3月11日。

私はその日、実家に滞在していて、ある大切なことを待っていた。海外との電話インタビューである。ある外資系企業のポジションに応募していて、とんとん拍子に2次面接まで通った。そして最終3次面接が3月11日に予定されていたのだ。

実家で私が長い間使っていた自分の勉強部屋の机で、何となく落ち着かないところを襲った大きな揺れ。

地震はそれまでも何十回と経験しているので、最初は「あ、地震!」くらいのことだった。しかしなかなか収まらない。むしろ段々と揺れが激しくなる。どうなっているんだ、そろそろ収まるはずなのに!

私は自分が使っている机を、両手で掴んで思わず大声で叫んでいた。

「止まれ!」

こんなことは始めてだった。

まだ収まらない。そして私はその机の下にもぐって、「スカイプ」を起動させた。ニュージーランドに残っている家族に連絡を取ろうと思ったのだ。

ネットはまだ繋がっていた。妻の声が飛んできた。

「あなた、大丈夫?ニュージーランドでも地震のことはニュースで伝えている。でも場所はどこなの?場所が聞き取れないの!」

揺れる机の下に潜り込みながら、私は大声で答える。

「東北。福島らしい。だからここからは、そんなに近くは無い。それにしても、こんなに長く続く地震はこれまでで始めてだよ。」

「実家のお父さんとお母さんは大丈夫?」

「あー、大丈夫。実は今晩、アメリカと電話で最終インタビューなんだ!」

さながら事件現場からの実況中継の様に、こちらの様子をスカイプ先の妻に伝えていた。

「え、今晩?」

「そうなんだ....。でも、まだ揺れている。どうしてこんなに長いんだろう...」

と話した瞬間でスカイプは止まった。ネットが切れたのだ。そして、慌てて携帯から妻に電話をかけてみたが繋がらない。実家の固定電話からも全く通じない。

これでニュージーランドの家族に、連絡する手立てが無くなった.....


今でも、その時のことは鮮明に覚えている。ゆらゆらとまるでボートの上で揺れるような状況で、パソコンに向かって話す光景。まだ揺れが止まらない。なぜだ???


その後、妻を初め家族は、当初の予定より相当早めに日本へ帰国することを決心した。
当初は私の日本で新しい職場にも慣れて、地ならしをした後で日本へ帰国してくる予定だったのだ。

「あなたとのスカイプが切れてしまった瞬間、何か全てが止まってしまったように感じたの。だから一日も早く日本へ帰ろうと思った。」

そして妻は、こう続けた。

「ご近所のニュージーランド人の友人から、『なぜ地震と津波で大変なことになってしまった日本に、わざわざ今、帰るのか?』と訊かれて、答えに窮したの。」

その時の妻の答えは

「我々は日本人だから。そして、家族は一緒に居なくてはならない。」

というものだった。


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#coaching #クライストチャーチ地震 #コーチ #コーチング #家族 #銀座コーチングスクール

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コーチングを通じて体感する「価値」とは? (Day4)番外編「クライアントからの感想・気付き」

こんにちは!「働くあなたを元気にする」プロコーチ、砂村よしお、です。

この約一年間、コーチング・セッションを提供してきた、ある有名企業の社長さんとの

最後のセッション

を終えました。

クライアントになる以前から知り合いだった、ということもありますが、

知り合いだからこそ、コーチング・クライアントとしては難しさを感じる

ことも、正直言ってありました。

「社長、一年間のセッションを振り返って頂いて、宜しければ感想や気付きを教えて頂けますか?」

最終回のセッションの最後に、私はこうお願いした。

その社長さんは、次のように語ってくれました。

『コーチングを受けることは初めてでしたが、自分を内省する時間を定期的に持つことが出来たことは、とても大事だと気付かせていただきました。』

『また、自分が考えていることが対話によって言語化されて、話がまとまってくることもコーチングを受けていて感じたことの一つでもありますね。』

『これらを感じたことで、自らもコーチングを学びたいと思うきっかけになったといえます。』

涙が出そうなくらい、嬉しいお言葉。コーチ冥利に尽きるとは将にこのこと。

そして更に嬉しいことにその社長は、自らコーチングを学びたい、部下にコーチングを学ばせたい、とおっしゃってくれました。

こうして少しずつコーチングの効果を理解してくれる人が増え、「コーチング・コミュニケーション」が社会に広がっていくことを心から願っています。

そして、このような社会の実現のための存在に、私はなりたいと強く感じました。

ではまた明日!
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#coaching #エグゼクティブコーチング #コーチ #コーチング #コーチ冥利 #内省 #言語化 #銀座コーチングスクール

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行動を促すためには?「モチベーションだけでは不十分。行動を止める『障害』を取り除く!」

こんにちは!「働くあなたを元気にする」プロコーチ、砂村よしお、です。

プロコーチとしてクライアントと対峙している時、頻繁に感じるのは

「どのようにしたら、行動を起こすことができるのか?」

私はコーチングの効果は、行動を起こすところまで実現して始めて体感できる、と考えています。

コーチング・セッションは「GROWモデル」に従って、対話を進めて行き、最後にクライアントに

「何から着手しますか?」
「それをいつ実行しますか?」

と問い掛けます。

そして、この行動モードに至るまでのセッションの前段では

「ありたい姿」をイメージしてもらい、具体的な行動をビビッドに語ってもらいます。これによって「ワクワク感」を醸成してもらう。

従って、理論的にも感情的にも、行動を起こす一歩手前の地点まで到達していることが一つの到達点。そこで最後の問い掛けをするのです。

「何から着手しますか?」
「それをいつ実行しますか?」

しかし、実際の行動まで至らないのは何故なのか?これはコーチ側としはちょっぴり残念で、かつ???と感じます。

では一方、私自身はどうなのか? 翻って自分自身を振り返ってみると、例えば、

「最近、運動量が激減してきて体力が落ちてきている。とにかく体を動かす機会を作らねば!」

この想いは、コロナが広がり始めてから感じ始めているものの、実際の行動に至ってない私の課題。

運動して爽快な気分になって、脳の活動も活発になり、色々なアイディアが浮かぶことも実際多く体験している。運動が色々な意味で自分にとって良いことは分かっている。モチベーションも高い。

しかし、実際の行動が伴わない。何故だろうか?

一点、ここで私が気が付いたのは、プラス側の気持ち、モチベーションを高めるだけでは行動になかなか結び付かない、のではないか?

ポジティブ面だけでは不十分。ネガティブ面を取り除くことも、同時に必要なのではないか? つまり

「行動を止めている『障害』を取り除く」必要がある

今朝はこのような気付きがあって、早速近くの公園に散歩に出かけました。そして馴染みの神社へ久しぶりに参拝もしてきました。

では私が抱えていた「障害」は何だったのか?

それは実は色々あります。例えば

・コロナ感染リスクがある(確かに)
・ちゃんとトレーニングウエアに着替えて、ガチにやりたい(完全主義)
・運動するなら、60分間はやらなくちゃ意味がない(固定観念)
・最近歳を取ったせいなのか、朝起きられない(言い訳)
・散歩は妻と一緒に行った方が良い(最適化志向)    などなど

大きい障害から小さい障害まで、これら全てを捨て、全体最適化をひと先ずは横に置くことで、行動をすることが出来ました。あまり頭で色々と考えてしまうと、行動が出来ない、ということですね!

たった30分の「朝ウオーキング」ですが、明日も「8時半スタート」と、開始時刻を固定することで、継続したいと考えています。

そして馴染みの「弁天様」に参拝し、きちんと報告してきます!

ではまた明日!
「働くあなたを元気にする」プロコーチ、砂村よしお

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#GROWモデル #coaching #コーチ #コーチング #モチベーション #全体最適化 #行動 #銀座コーチングスクール #障害

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押し入れに「VHSビデオテープ」は眠っていませんか?

VHSビデオデッキ
オープンリール
こんにちは!「働くあなたを元気にする」プロコーチ、砂村よしお、です。

今朝たまたま目に入った朝刊の記事。

「磁気テープ『再生不可』の危機」

おー、確かにそうだ!

実は我が家も今の家に引っ越す前に、段ボール一杯に詰め込まれた「VHSビデオテープ」をDVD化したのを思い出した。

息子の運動会、娘の学芸会や演奏会での晴れ姿。そして、家族と共に5年間過ごしたニュージーランドでの日々。

これらが詰まったVHSビデオテープ。

新聞記事によると、VHSビデオテープなどの磁気テープ自体はもちろん、製造を終えている。そして、そのテープを観るための「再生機」の確保が難しくなってきている、とのこと。

そしてその再生機も多くのメーカーでの保守サービスは終了、わずかに残る数機種も来年2023年3月に完全に終わってしまうらしい。

ひょっとして押し入れの奥に

「オープンリール」

などの音源テープをお持ちの方は、特に急を要す。

オープンリール?

この存在自体をご存知の方も、少なくなってきていることだろう。

忘れもしない、もう亡くなってしまった母方のおじさんとのやりとり。

当時まだ私の母の実家にいて、大学に通っていた叔父から始めて見せてもらった「オープンリール」。

音声を録音したり再生できる電気機器だが、磁気テープが二つ、正面に丸出しになっていて、それらがくるくると回りながら録音・再生をするものだ。

もっとも印象に残っているのが「逆回し」。

録音した音声をそのまま再生するのではなく、文字通り逆回しに再生するのだ。

自分の声がまるで「お化け」の声のように聞こえてきて、この世のものとは思えなかった。

もう50年以上も昔でありながら、鮮明に残っている記憶である。

そんな思いでや記憶を助ける「磁気テープ」。ディジタル化して、ぜひ後世に残して欲しい。


ではまた明日!
「働くあなたを元気にする」プロコーチ、砂村よしお

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改めて、事業戦略策定における「事業ドメイン」設定の基本に立ち返る!

こんにちは!「働くあなたを元気にする」プロコーチ、砂村よしお、です。

私は「会社・組織で働く皆様を支援する」というコンセプトに基づいて、コーチングを軸としてサービスを提供しています。

しかし、コーチング以外は提供しない、と提供サービスを限定をしている訳ではありません。

クライアントが欲していて、それがクライアントの課題解決や目標設定に役立つものであれば、私の保有しているものは全て喜んで、提供をさせて頂いております。

本日、ご相談を受けたのは将にこういうケース。

もともとコーチングのクライアントだったお客様ですが、新規事業の立上げに関して相談したい、とい連絡があって、早速お話をお聴きしました。

テーマはずばり、事業戦略の策定に関わる、

「事業ドメイン」設定

に関してのご相談でした。

詳細はこちらに守秘義務があるので、ここでは触れませんが、改めて「事業ドメイン」の設定の基本に立ち返る機会となりました。

事業ドメインの設定の基本は、事業体が事業計画(ビジネスプラン)を策定する際に必ず決定しなければならない「3要素」から構成されています。

この理論は経営学者のデレク・エイベルによって提唱されました。その3要素(CFT)とは、

1.誰に(顧客):Customer
2.何を(機能):Function
3.どのように(技術):Technology

つまり、あなたの事業は

「誰に、何を、どのように提供しますか?」

を規定するための3要素です。

そして、この3要素を確立する上でとても重要なのが

『顧客目線による「提供価値」は何か?』

を明確にすること。

私はこの「提供価値」を含めた4要素を常に意識して、事業展開を検討すべきだと考えています。

それは私の事業主であるクライアントへの問い掛けと同時に、取りも直さず自分自身のビジネスに関しても然りです。

因みにこの「提供価値」の考え方は、レビットの論考「マーケチング近視眼」(ハーバードビジネスレビュー、HBR)に基づくものです。宜しければその論文もお読み頂けると理解が深まるかと思います。


ではまた明日!
「働くあなたを元気にする」プロコーチ、砂村よしお

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佐伯夕利子著「教えないスキル」を読んで(Day5)「主語を選手・社員に置き換える!」

こんにちは!「働くあなたを元気にする」プロコーチ、砂村よしおです。

最近、嵌まっている、というか正確に表現すると「研究対象」にしている

「メンタルコーチング」

私はこれまで、ビジネスパーソンを対象にコーチングサービスを提供してきました。従って、アスリート向けのコーチングは新たな領域。

プロコーチ仲間から、有難いことにお声がけを頂いたので、これも何かの「啓示」。

昨年は東京で、そして今年は北京でオリンピックが開催されていることもあり、コーチング業界としてはホッとな分野です。

しかし研究とは言っても、先ずは一人で出来ることということで、メンタルコーチングに関する書籍を読み漁っています。

今日は読了した書籍の中で、感銘を受けたものをご紹介していきます。

それは

佐伯夕利子著「教えないスキル」

タイトルもさることながら、この本の内容は「衝撃」です。

副題が

「7つの人材育成術」

とあるので、7つの育成術を一つずつ取り上げていきます。今日は、育成術の四つ目です。

なおその際、佐伯氏がこの育成術を確立していく過程で、メンタルコーチがどのように関わってきたのか? メンタルコーチの視点も含めてお伝えしていきます。


【7つの人材育成術】

4.伸ばしたい相手を知る(knowing)

(1)「沈黙=考えていない」は間違い:おとなしい、あまり自己主張しない選手を見過ごしてきた。これは企業内でも同じ。社員はどうしたいのか?と訊く機会を創っていない。

(2)「あの子はやる気がない」「あいつは何事にも後ろ向きだ」とジャッジしているときは、主語がジャッジしている自分自身。

「主語を選手や社員に置き換える作業」が必要である。

(3)まずは選手・社員を知る努力が必要、ということで一斉ミーティングから「一対一」で面談する時間を増やし、対面で相手の話に耳を傾ける。

(4)見る・聴く・受け入れる「アスリート・センタード・コーチング」の実践。ポイントは以下の三つ。

①主観だけで考える癖をなくす
②自分の考えを一方的に伝達しない
③答えに正解はない

(5)「人それぞれ解釈は異なる。それを理解しよう」そして一つの現実を「どのように認知するか」が非常に重要。

(6)世の中には自分ではどうすることも出来ないことがある。だからこそ、自分の力で向上できるものに意識を向けること。この発想が大事である。

(7)選手を知る。選手である前にその人を知る、ことの重要性に気付く。


ではまた明日!
「働くあなたを元気にする」プロコーチ、砂村よしお

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「ビジョン・ミッション....」よりも「実行力」が重要(Day3, final)「私の成功&失敗体験」

こんにちは!「働くあなたを元気にする」プロコーチ、砂村よしお、です。

先日は

「ビジョン・ミッションは、経営者だけのものでは無い」

というタイトルでお伝えしました。

経営者だけでなく、部署を預かる部課長さん、家族を切り盛りするお父さん・お母さん。そして我々一人一人、個人にも「ビジョン・ミッション」が必要、という内容でした。

一方、今日はもう3月5日。あっという間に今年一年間の6分の一が既に経過したことになります。そこで皆さん、今年の年初の抱負や計画は、どの程度進んでいらっしゃるでしょうか?

そうなんです!「経営理念・ビジョンの重要性」に議論の余地が無いものの、実行されなければ意味がない。まさに「絵に描いた餅」。

そこで今日は前回に続いて、どのようにしたら計画やスローガンを実行できるのか?

「実行力」

について綴って行きます。

正直申し上げて、私も皆さんと同じ(これは失礼!)、年初の抱負は他所に、早々に計画を断念した経験は数知れず。

そこで、そんな私がサラリーマン時代に試みた内容をお伝えして、参考にして頂ければと思います。そしてその「失敗談」を元に、「今だったらどう工夫していたか?」も併せてお伝えします。

【章立て】
1.私が現役時代に試みたこと(完了済み)
2.上手く行ったこと(本日)
3.上手く行かなかったこと、そして今だったらどのように対応・工夫するか?(本日)

念のため前回の『1.私が現役時代に試みたこと』のテーマを記載しておきます。
(1)自部署のスローガン創り「Be Professional!」

(2)部員個々人の「ありたい姿」の言語化

(3)トレーニング計画の策定


ここから今日の本論です。

『2.上手く行ったこと』

(1)部員一人一人に「プロフェッショナルとは何か?」を、考えてもらう機会になったこと。

先輩や前任者、上司から教わったことを、粛々とこなすことに慣れ切っていた部員には「プロフェッショナル」という言葉さえ、「?」という印象だったと想像されます。

ビジネス環境の変化は、完全に理解できていなくとも部員は肌で感じているはず。しかし具体的に「何に対して、どのように対応すれば良いのか」という発想は無かったのではないでしょうか? そこで、自分のキャリアという視点で「目標値」を考えることはとても良い経験になったと想像される。

また、この「プロフェッショナル像」を、自らが考えて描くことにも大きな意義があったと確信します。なぜなら、それはキャリア構築を「自分事」にしてもらう効果があったのではないでしょうか?端的に言うと、キャリア構築のPDCAを自ら回す、ということに繋がっています。


(2)「短期的・長期的」に、自分は何をしなければならないか、の動機付け

自分の「プロフェッショナル像」を描いた上で、そのゴールを達成するための方法論、即ちトレーニング計画を立ててもらいました。

計画内容を色々と盛りだくさんにすると、こなせないことは本人たちは理解しているはずです。では何をどういう計画で進めたら良いのか?

その時に重要なのは「短期的・長期的」「緊急性・重要性」という二軸の「マトリックス思考」である。


『3.上手く行かなかったこと、そして今だったらどのように対応・工夫するか?』

(1)私一人が引っ張る構図で、全体観としてはそれ程期待通りには進まなかった。

気が付いた点は以下の通りです。

①個々人での経験・スキルにばらつきがあり、私一人だけでの対応では難しい面があった。

②また「Be Professional!」のスローガンは私が考え出したものなので、部内の浸透に時間を要した。スローガン創りから予め、リーダー格のメンバーをもっと巻き込むべきだった。

③個々人のモチベーションを高めるための「インセンティブ」が薄かった。


(2)もし今なら、どういう対応・工夫をしたか?

①スローガン創りにリーダー格を巻き込んで、リーダーたちに「たたき台」を考えてもらう。

②トレーニング計画の策定や進捗管理に「バディシステム(2人ペア)」を導入する。

個人に委ねると個人の個性や進み具合に任されてしまうので、ペア同士でお互いで励まし・助言し合いながら進められるという効果が期待できる。

③PDCAを自ら回す練習という側面もあるので、仕事には関係ない「個人的な目標」を設定して、その達成と仕事の進捗を平行させて進める、という方法もある。

例えば、ダイエットをするとか、朝早起きをするなど、ある程度達成可能な個人的な目標達成の感触を体感してもらい、それを仕事のテーマに当てはめるというアプローチである。

このタイトルでは今日で一先ず終了です。ありがとうございました!

ではまた明日!
「働くあなたを元気にする」プロコーチ、砂村よしお


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#PDCA #coaching #インセンティブ #キャリア構築 #コーチ #コーチング #バディシステム #プロフェッショナル #リーダー #リーダーシップ #人材育成 #動機付け #実行力 #銀座コーチングスクール

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久しぶりの遠出旅行(Day3, final)「小豆島を満喫!」

こんにちは!「働くあなたを元気にする」プロコーチ、砂村よしお、です。

家族旅行の最終日。今日は一日殆どを小豆島で。

小豆島と言えば、

オリーブ

そうなんです!今日はオリーブ漬け

でした。


ではまた明日!
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久しぶりの遠出旅行(Day2)「今治から松山経由で、高松、そして小豆島!」

こんにちは!「働くあなたを元気にする」プロコーチ、砂村よしお、です。

家族旅行の2日目。今日は長旅。愛媛県の今治を出発して、松山経由、高松。そして小豆島へ!

今日のハイライトは

小豆島の夕日


ではまた明日!
「働くあなたを元気にする」プロコーチ、砂村よしお



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久しぶりの遠出旅行(Day1)「広島からしまなみ海道」

こんにちは!「働くあなたを元気にする」プロコーチ、砂村よしお、です。

久しぶりの家族旅行。今回のメインは四国。

今日は広島•尾道から、しまなみ海道で愛媛•今治へ!

来島海峡大橋が立派!

ではまた明日!
「働くあなたを元気にする」プロコーチ、砂村よしお


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「ビジョン・ミッション」があれば良いのか?(Day2)「『絵に描いた餅』にしないために必要こと!」

Professional?
Professional!
スローガンを掲げる
こんにちは!「働くあなたを元気にする」プロコーチ、砂村よしお、です。

昨日は

「ビジョン・ミッションは、経営者だけのものでは無い」

というタイトルでお伝えしました。

つまり「ビジョン・ミッション」は経営者のためだけではない。

部署を預かる部課長さん、家族を切り盛りするお父さん・お母さん。そして我々一人一人、個人にも「ビジョン・ミッション」が必要ではないか、という問い掛けでした。

しかし一方、早いもので今日は3月1日。今年一年間の6分の一が経過したことになります。

皆さんの今年の年初の抱負や計画は、現時点でどの程度進んでいらっしゃるでしょうか?

そうなんです!

「経営理念・ビジョンの重要性」に反論の余地が無いものの、実行されなければ意味がない。まさに「絵に描いた餅」にしてはいけない。当たり前ですよね?

そこで今日は、どのようにしたらミッションや計画を実行できるのか?

「実行力」

について綴って行こうと思います。

正直申し上げて、私も皆さんと同じ(これは失礼!)、年初の抱負や計画を早々に断念した経験は数知れず。

そんな私がサラリーマン時代に、年初計画や構想を実行に移すために試した内容をお伝えします。

お伝えする際に、失敗談に加えて「今だったらどう対応・工夫するか?」も併せてお伝えします。

【章立て】
1.私が現役時代に試みたこと(本日)
2.上手く行ったこと(明日以降)
3.上手く行かなかったこと、そして今だったらどう対応・工夫するか?(明日以降)


1.私が現役時代に試みたこと

(1)自部署の「スローガン」創り

(2)部員個々人の「ありたい姿」の言語化

(3)トレーニング計画の策定


(1)自部署の「スローガン」創り

①海の向こうの上司からの指摘

私が経理本部長に昇格後、上司から開口一番に言われたのは「経理スタッフの仕事ぶりは、従来型の経理処理の仕事に追われていて専門知識が低い。

お客様に低付加価値のサービスしか提供していない。それでなくても日本は人件費が高いため、現況のまま維持することは許されない。なんとかしろ!」という感じのものでした。

その上司は中国人で、アジア太平洋地域全体の経理部門を統括する本部長。指摘が的を得ているだけに、正直言って反論が出来なかったです。私もうすうす感じていたので、ずばっと言われてしまった!という感じです。

②部下への動機付け

そこで私が考えたのが、私の部下たちにどのように動機づけするか?です。そのために先ずは我々の部署の「スローガン」を掲げようと思い立ち、一人で悩んだ末に

「Be Professional!」

というスローガンにしました。


(2)部員個々人の「ありたい姿」の言語化

①部下との対話

スローガンを作れさえすれば、それに従って部下たちが動き出す!なんて、世の中そんなに甘くありません。

「何か、始まったみたい?!」

部下たちからの少し、冷めた視線を感じながら私が行ったことは、部下一人一人との「対話」です。

そもそも「Be Professional!」というスローガンを掲げる意図は何か?について
説明しなければ分かってもらえない。

おまけに、ここが重要ですが、部下全員の前で私が話しても、必ずや「一方通行」の伝達になってしまう。

部下たちの経験・スキルのレベルに差があることは明らかだったし、正社員・派遣社員の違い、そしてそもそも職業人として意識・関心事が異なっていたからです。

②部下一人一人が描く「プロフェッショナル像」の言語化

「Be Professional!」というスローガンですが、実は「プロフェッショナル」とは何か、という定義付けを部全体としては敢えてしてはいません。

「え、そんなんじゃ、部全体の目標としてのスローガンにならないのではないか?」という疑問が湧くと思います。

しかし私の意図は、部署全体がプロフェッショナルになることはもちろん、究極のゴールではあります。

しかし、まずは部下一人一人が「プロフェッショナルになる」という意識を持ってもらうことが重要と考えました。

従って、自分の考える「プロフェッショナル像」を自ら描いてもらい、それに自ら到達するという動機付けが必須、と考えたのです。


(3)トレーニング計画策定

部下の一人一人に自らのプロフェッショナル像を描いてもらった上で、次はどうすれば自分はそうなれるのか?の道筋を考えることが必要です。

そこで先ずは、個人個人で好きなトレーニングプログラムを考えてもらうことから始めました。そのたたき台に私が追加したり、他の方法を勧めたりしながら「個人ベース・トレーニング計画」を策定するように部下を指導しました。


ではまた明日!
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