読書会でドラッカーを読み進めながら(Day17)「知識労働者の果たす責任とは」

知識労働者が果たす責任とは?
こんにちは!「働くあなたを元気にする」プロコーチ、砂村よしおです。

興味深いスタイルの「読書会」で、P・F・ドラッカー著

「プロフェッショナルの条件」

を読み進めています。

その読書会のスタイルは

「一冊の本を参加者が、順番に輪読しながら読み進めるスタイル」

そう、まるで小学校の国語の授業のようにです。

従って、ゆっくり・じっくり聞いて、深く読む感じで、読書が進む。

この読書会に参加するたびに、ドラッカーがいかに「凄い人」なのかが、心に沁みてきました。

不定期ではありますが、読み進めながら重要な部分を綴って参ります。書かれている内容が相当「深い」ので、行間を理解したい方は是非、書籍を全文で読んで頂きたいです。

この本の凄さは、出版されたのが2000年、従ってドラッカーは、それ以前の1990年代にはこの草稿を練っていたはず。まるで30年後、2020年代の現在が見えていたかのような記述が随所に出てきます。

Part2:働くことの意味が変わった
第3章「貢献を重視する」


【知識ある者の責任】

(1)知識労働者が貢献に焦点を合わせることは必須である。

(2)知識労働者が生産するのは、物ではなくアイディアや情報やコンセプトである。知識労働者は、ほとんどが専門家である。

(3)事実彼らは通常、一つのことだけを非常によく行える時、即ち専門化した時にのみ、大きな成果を上げる。専門家の産出物は、他の専門家の産出物と統合されて初めて成果となる。

(4)必要なことは、ゼネラリストを作ることではない。知識労働者が彼自身と彼の専門知識を活用して成果を上げることである。

(5)知識ある者は、常に理解されるように努力する責任がある。素人は専門家を理解するために努力すべきであるとしたり、専門家はごく少数の専門家仲間と話が出来れば十分であるなどとするのは、野卑な傲慢である。

(6)貢献に責任を持つためには、自らの産出物すなわち知識の有用性に強い関心を持たなければならない。

(7)ゼネラリストについての意味ある唯一の定義は、自らの狭い専門知識を、知識の全領域の中に正しく位置づけられる人のことである。

(8)自らの貢献に責任を持つ人は、その狭い専門分野を真の全体に関係づけることが出来る。


ではまた明日!
「働くあなたを元気にする」プロコーチ、砂村よしお

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#コーチ #コーチング #ドラッカー #プロフェッショナル #専門家 #専門知識 #成果 #知識労働者 #貢献

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読書会でドラッカーを読み進めながら(Day16)「組織がなすべき三つの『成果』とは?」

成果とは?
こんにちは!「働くあなたを元気にする」プロコーチ、砂村よしおです。

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その読書会のスタイルは

「一冊の本を参加者が、順番に輪読しながら読み進めるスタイル」

そう、まるで小学校の国語の授業のようにです。

従って、ゆっくり・じっくり聞いて、深く読む感じで、読書が進む。

この読書会に参加するたびに、ドラッカーがいかに「凄い人」なのかが、心に沁みてきました。

不定期ではありますが、読み進めながら重要な部分を綴って参ります。書かれている内容が相当「深い」ので、行間を理解したい方は是非、書籍を全文で読んで頂きたいです。

この本の凄さは、出版されたのが2000年、従ってドラッカーは、それ以前の1990年代にはこの草稿を練っていたはず。まるで30年後、2020年代の現在が見えていたかのような記述が随所に出てきます。

Part2:働くことの意味が変わった
第3章「貢献を重視する」

【三つの領域における貢献】

(1)なすべき貢献には、いくつか種類がある。あらゆる組織が三つの領域における成果を必要とする。すなわち、直接の成果、価値への取り組み、人材の育成の三つである。

(2)これら三つの領域すべてにおいて成果を上げなければ、組織は腐り、やがて死ぬ。(中略)もちろん、この三つの領域の重要度は組織によって、さらには、一人一人の人間によって大きく異なる。

(3)第一の「直接の成果」については、はっきり誰にでも分かる。企業においては売上や利益などの経営上の業績である。病院においては患者の治癒率である。

(4)直接的な成果と言っても、誰にも明白なものばかりとは限らない。だが、直接的な成果が何であるべきかが混乱している状態では、成果は期待しえない。

(5)組織には人体におけるビタミンやミネラルと同じように、第二の領域として「価値への取り組み」が必要である。組織は常に明確な目的を持たなければならない。

価値への取り組みは技術面でのリーダーシップを獲得することである場合もあるし(中略)、もっと安く、もっと品質の良い財やサービスを見つけ出すことである場合もある。

(6)第三に、組織は死という生身の人間の限界を乗り越える手段である。従って自らを存続させえない組織は失敗である。明日のマネジメントに当たるべき人間を今日用意しなければならない。

(7)人間社内において、唯一確実なものは変化である。自らを変革できない組織は、明日の変化に生き残ることは出来ない。

(8)貢献に焦点を合わせるということは、人材を育成するということである。人は、課された要求水準に適応する。貢献に照準を当てる人は、ともに働くすべての人間の視点と水準を高める。

(9)貢献に焦点を合わせるということは、責任をもって成果をあげるということである。


ではまた明日!
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#coaching #コーチ #コーチング #ドラッカー #プロフェッショナル #リーダー #リーダーシップ #人材育成 #価値 #変化 #成果 #知識労働者 #知識社会 #組織 #貢献 #責任 #銀座コーチングスクール

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久しぶりに名画、山田洋次監督の「息子」を鑑賞

こんにちは!「働くあなたを元気にする」プロコーチ、砂村よしおです。

コロナ下ではありますが、今日は久しぶりに映画を観てきました。

それも、山田洋次監督の

「息子」

主演は三國連太郎。

1991年に制作された、とのことなので30年以上前の作品。

第15回日本アカデミー賞最優秀作品賞、
そして
最優秀主演男優賞(三國連太郎)
最優秀助演男優賞(永瀬正敏)。

それになって言ったって

最優秀助演女優賞の

和久井映見

が可愛い上に、名演技。

たまたま地元の文化センターでの特別上映会。

ストーリーは、なかなか切ない感じ。

ぜひ皆さんにも観て頂きたいです。


ではまた明日!
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読書会でドラッカーを読み進めながら(Day15)「自らに『どのような貢献が出来るか?』と問う」

どのような貢献ができるか?を問う
こんにちは!「働くあなたを元気にする」プロコーチ、砂村よしおです。

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そう、まるで小学校の国語の授業のようにです。

従って、ゆっくり・じっくり聞いて、深く読む感じで、読書が進む。

この読書会に参加するたびに、ドラッカーがいかに「凄い人」なのかが、心に沁みてきました。

不定期ではありますが、読み進めながら重要な部分を綴って参ります。書かれている内容が相当「深い」ので、行間を理解したい方は是非、書籍を全文で読んで頂きたいです。

この本の凄さは、出版されたのが2000年、従ってドラッカーは、それ以前の1990年代にはこの草稿を練っていたはず。まるで30年後、2020年代の現在が見えていたかのような記述が随所に出てきます。

Part2:働くことの意味が変わった
第3章「貢献を重視する」

【権限に焦点を合わせてはならない】

(1)成果を上げるためには、貢献に焦点を合わせなければならない。「組織の成果に影響を与える貢献は何か」を自らに問わなければならない。

(2)ところがほとんどの人が、下にほうに焦点を合わせたがる。

成果ではなく、権限に焦点を合わせる。組織や上司が自分にしてくれるべきことや、自らがもつべき権限を気にする。その結果、本当の成果を上げられない。

(3)あるコンサルタントが新しい客と仕事をする時に(中略)先方の組織や歴史や社員について聞くなかで「ところで、あなたは何をされていますか」と尋ねることにしているという。

ほとんど者が「経理部長です」「販売の責任者です」と答える。「部下が850人います」と答える。

「他の経営管理者たちが正しい決定を下せるよう情報を提供しています」
「客が将来必要とする製品を考えています」
「社長が行うことになる意思決定について考え、準備しています」
などと応える者はきわめて稀だという。

(4)貢献に焦点を合わせ、結果に責任を持つ者は、肩書や地位に関わらず、もっとも厳格な意味においてトップマネジメントである。組織全体の業績に責任を持とうとしているからである。

(5)貢献に焦点を合わせることによって、専門分野や限定された技能や部門に対してではなく、組織全体の成果に注意を向けるようになる。

(6)自らの専門や自らの部下と組織全体や組織の目的との関係について、徹底的に考えざるをえなくなる。

(7)「どのような貢献ができるか」を自問することは、自らの仕事の可能性を追求することでもある。

「どのような貢献ができるか」を自問しなければ、目標を低く設定してしまうばかりでなく、間違った目標を設定する。何よりも、自ら行うべき貢献を狭く設定する。


ではまた明日!
「働くあなたを元気にする」プロコーチ、砂村よしお

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読書会でドラッカーを読み進めながら(Day14)「成果を出すためには『習慣化』が必要」

こんにちは!「働くあなたを元気にする」プロコーチ、砂村よしおです。

興味深いスタイルの「読書会」で、P・F・ドラッカー著

「プロフェッショナルの条件」

を読み進めています。

その読書会のスタイルは

「一冊の本を参加者が、順番に輪読しながら読み進めるスタイル」

そう、まるで小学校の国語の授業のようにです。

従って、ゆっくり・じっくり聞いて、深く読む感じで、読書が進む。

この読書会に参加するたびに、ドラッカーがいかに「凄い人」なのかが、心に沁みてきました。

不定期ではありますが、読み進めながら重要な部分を綴って参ります。書かれている内容が相当「深い」ので、行間を理解したい方は是非、書籍を全文で読んで頂きたいです。

この本の凄さは、出版されたのが2000年、従ってドラッカーは、それ以前の1990年代にはこの草稿を練っていたはず。まるで30年後、2020年代の現在が見えていたかのような記述が随所に出てきます。

Part2:働くことの意味が変わった
第2章「なぜ成果があがらないのか」

【それは習得できる能力である】

(1)もし成果をあげる能力が修得できるものであるならば、問題は次のようなものとなる。

「その能力は何から成り立つか」
「具体的に何を修得すべきか」
「修得の方法はいかなるものか」
「その能力は知識か。知識として体系的に修得できるか」

(2)私はこれらの問題を長年考えてきた。コンサルタントとして多くの組織と仕事をしてきたが、成果を上げることは私自身にとっても二つの意味で重要だった。

(3)第一に、知識の権威としてのコンサルタントは、自らが成果を上げなければならない。

(4)第二に、客のもっている成果を上げる能力が、結局のところは、コンサルタントが貢献し成果をあげられるか、単なるコストセンター、あるいはせいぜい道化師の役割しか果たせないかを決定する。

(5)成果を上げる人間のタイプなどというものは存在しない。成果を上げる人たちは、気性や能力、仕事や仕事の方法、性格や知識や関心において千差万別だった。共通点は、なすべきことを成し遂げる能力を持っていたことだけだった。

(6)成果を上げる人に共通しているのは、自らの能力や存在を成果に結びつける上で必要とされる習慣的な力である。

(7)成果を上げることは一つの習慣である。習慣的な能力の集積である。そして習慣になるまで、いやになるほど反復しなければならない。

(8)私は小さいころ、ピアノの先生にこう言われた。「残念ながら、君はモーツァルトをシュナーベルにように弾けるようにはならない。でも音階は違う。音階はシュナーベルのように弾かなければならない。」

(9)偉大なピアニストたちでさえ、練習に練習を重ねなかったならば、あのように弾けるようにはならなかった、ということである。


ではまた明日!
「働くあなたを元気にする」プロコーチ、砂村よしお

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#coaching #コーチ #コーチング #プロフェッショナル #成果 #知識労働者 #練習 #習慣化 #貢献 #銀座コーチングスクール

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自分のキャリアを、立ち止まって見直すということ(第二話)

どの「ドア」を選択するのか?
キャリアの岐路
キャリアの迷路?
こんにちは!「働くあなたを元気にする」プロコーチ、砂村よしおです。

「キャリアを見直す」

というタイトルで綴って行きます。

そして今日は、私が大学院へ通っていた時に気付いたことを、ストーリー仕立てにしてお伝え致します。

章立て
1.相談
2.学びの中で気付くこと
3.決断


1.相談

「砂村さん、でもよく決断されましたよね?」

少し酔ったのか、同期入学の佐藤さんはこう単刀直入に質問を投げてきた。大学院の週末授業が終わった直後の、打ち上げの宴席でのことである。

「確かに、佐藤さんにはそう見えるよね。でも30年以上も同じような仕事をしていると、そろそろ良いかな、と感じることも多くなっていたのも事実なんだ。」


2.学びの中で気付くこと

佐藤さんは続ける。

「私は今42歳。ちょうど砂村さんが仕事を求めて海外へ行こうとして時期に重なります。これまで日系企業で海外市場の開拓や海外子会社の管理、経営企画などを経験してきたんです。あっという間の20年でした。」

「なるほど!大学院の授業での佐藤さんの発言を聞いていると、優秀でこれまで様々な成果を上げてきただろうな、と思いましたね。私にもこんな部下がいたら、毎日の仕事も楽しく感じただろうに、と。これは失礼、ちょっと愚痴っぽくなってしまった。」

「いや、砂村さんにそう言われると照れますけど、はい。色々なことをやらせてもらいました。なので、そろそろ....いえ、私の話は良いんです。

そもそも砂村さんはどうしてそのお歳で、失礼な言い方でごめんなさい、大学院でMBAを取ろうと思ったのですか?既に中小企業診断士も持っていらっしゃるのだから、今更必要ないんじゃないんですか?」

かなり酒が回って来たのか、口調がぞんざいになってきた佐藤さんだが、質問は妙に的を得ている。

「確かにそうだよね!必要は無かったのかも。MBA学位には20代の頃から憧れていた。学卒で入社した外資系企業で私のアメリカ本社の友人は全員、MBAホールダーだった。

それから、この歳で入学した理由は、友達が欲しかったからかも?同じ学ぶ仲間を探していた。独立起業のためのアイディアを得たいと考えていたんだ。」

「なるほど、その理由を聞いて良く分かりました。MBAの授業は砂村さんの独立起業に役立っていますか?」

「とっても役立っているね!先生たちの言う理論が必ずしも実践できる訳ではないけど(笑)。自分のビジネスで「トライ・アンド・エラー」出来るメリットは大きいね。」

「そうですか!それは良かったです。他はどうですか?例えばキャリア構築という点で。」佐藤さんは畳みかけるように問いを投げてくる。

「実は、授業で若い皆さんの見解を聞きながら、感じることがある。

もし自分が佐藤さんと同じくらいの年齢で、この大学院でMBAクラスで学んでいたら、その後の人生はどうなっていたのだろうか?と。」

「え、どうなっていた、と思うのですか?」

「それまでの仕事や職種を狭い世界に閉じ込めていた、と感じて、キャリアの方向性を変えていたかも知れない。

外資系企業で仕事をしていると自分の専門分野や専門スキルを特定化することにどうしても焦点を当てることになってしまう。これはキャリア構築にはもちろん良いことだと一般的には考えられている。」

「はい、むしろ日系企業で働いていると、その点が手薄になっていると非難されます。だから最近『ジョブ型』と言われ出した、みんなビビっているんです。」

「そして専門スキルや専門分野での経験値が上がれば、より上のポジションをより高給で転職出来るようになる。しかし私の場合、逆にジェネラルマネジメントをもう少し実地で学ぶ機会があったら、社長業への転身ももっとスムーズに出来たかも知れない、と感じるんだ。」

「『社長業』ですか?」


3.決断

私は酔った勢いも手伝ってもらって、想いを伝える。

「今のMBAクラスに通学している人の殆どが、大企業のミドルマネジメント層だ。恐らく皆さんはその延長線上でキャリアを進めていくのだと思う。外資系企業に勤務している人はMBAホールダーとしてより高い職位へと転職していくことも多いような気がする。」

「まあ、そうでしょうね!それが分かりやすいです。」

「一方、折角MBAでケースから沢山学んだのだから、中小中堅企業へ転職して、その立て直しや戦略立案と実践で活躍して欲しい、と思うね。

そして、このキャリアチェンジは40代の前半が最後のチャンスだと思う、私が家族を連れて海外へ行ったタイミングだ。」

佐藤さんは私の話を穴が開くように聞き入っていた。

大学院を修了して少し経ったが、佐藤さんがその後どのようなキャリアを選択したかは聞いていない。今の会社で順調に昇進する道を選んだのか、MBAホールダーとして転職を果たしたのか? それとも......


ではまた明日!
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読書会でドラッカーを読み進めながら(Day13)「成果を上げるための能力が必須!」

「能力」と「知識」は必須
成果を生み出す「方法」や「環境」が必要
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この読書会に参加するたびに、ドラッカーがいかに「凄い人」なのかが、心に沁みてきました。

不定期ではありますが、読み進めながら重要な部分を綴って参ります。書かれている内容が相当「深い」ので、行間を理解したい方は是非、書籍を全文で読んで頂きたいです。

この本の凄さは、出版されたのが2000年、従ってドラッカーは、それ以前の1990年代にはこの草稿を練っていたはず。まるで30年後、2020年代の現在が見えていたかのような記述が随所に出てきます。

Part2:働くことの意味が変わった
第2章「なぜ成果があがらないのか」

【成果を大幅に改善する方法】

(1)仕事や成果を大幅に改善するための唯一の方法は、成果を上げるための能力を向上させること。

(2)もちろん際立って優れた能力を持つ人を雇うことは出来る。あるいは際立って優れた知識を持つ人を雇うことも出来る。

(3)だがいかに努力したとしても、能力と知識の向上に関しては、大幅な期待をすることは出来ない。従って現在の人間を持って組織をマネジメントしなければならない。

(4)経営管理者に関する本は、あらゆる分野において天才的な才能を発揮できる人を求める。しかしそのような人は、いつの世にも稀である。

(5)我々は、せいぜい一つの分野に優れた能力を持つ人を組織に入れられるだけである。一つの分野に優れた能力を持つ人と言えども、他の分野については並みの能力しか持たない。

(6)従って我々は、一つの重要な分野で強みを持つ人が、その強みを元に仕事を行えるよう、組織を作ることを学ばなければならない。仕事ぶりの向上は、人間の能力に飛躍的な増大ではなく、仕事の方法の改善によって図らなければならない。

(7)一方、企業・政府機関・病院のいづれの世界においても、今日の若い高学歴者のもっとも困った点は、自らの専門分野の知識で満足し、他の分野を軽視する傾向があることである。

(8)しかし専門分野以外について「いかなる分野であり、なぜ必要であり、何をしようとするものなのか」については知らなければならない。

(9)万能の専門家が必要なわけではい。我々に必要なのは、専門分野の一つに優れた人を、いかに活用するかを知ることである。

(10)成果を上げる方法を知ることこそが、能力や知識という資源からより多くの優れた結果を生み出す唯一の手段である。

ではまた明日!
「働くあなたを元気にする」プロコーチ、砂村よしお

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#コーチ #コーチング #ドラッカー #プロフェッショナル #専門分野 #成果 #才能 #知識労働者 #組織マネジメント #資源

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読書会でドラッカーを読み進めながら(Day12)「成果を上げるためには『外の世界』を知覚すべし」

外の世界?
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不定期ではありますが、読み進めながら重要な部分を綴って参ります。書かれている内容が相当「深い」ので、行間を理解したい方は是非、書籍を全文で読んで頂きたいです。

この本の凄さは、出版されたのが2000年、従ってドラッカーは、それ以前の1990年代にはこの草稿を練っていたはず。まるで30年後、2020年代の現在が見えていたかのような記述が随所に出てきます。

Part2:働くことの意味が変わった
第2章「なぜ成果があがらないのか」

【組織の存在理由】

(1)外の世界への奉仕という組織にとっての唯一の存在理由からして、人が少ないほど、組織が小さいほど、組織の中の活動が少ないほど、組織はより完全に近づく。

(2)組織は存在することが目的ではない。(中略)組織は社会の機関である。外の環境に対する貢献が目的である。

(3)しかるに、組織は成長するほど、特に成功するほど、組織に働く者の関心、努力、能力は、組織の中のことで占領され、外の世界における本来の任務と成果が忘れられていく。

(4)この危険は、コンピュータと情報技術の発達によってさらに増大する。(中略)外の重要なことは、もはや手遅れという時期にならないと、定量的な形では入手できない。

(5)根本的な問題は、組織にとってもっとも重要な意味をもつ外の出来事が、多くの場合、定性的であり、定量化できないところにある。

(6)外の世界における真に重要なことは、趨勢ではない。変化である。

(7)組織に働く者は、必然的に組織の中に生き、仕事をする。従って、意識的に外の世界を知覚すべく努力しなければ、やがて内部の世界の圧力によって、外の世界が見えなくなる。

(8)ものごとをなすべき者は、成果をあげることを学ぶべく、特別の努力を払わないかぎり、成果を上げられないことを知らなければならない。

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#coaching #コーチ #コーチング #ドラッカー #外の世界 #奉仕 #学習する組織 #成果 #知識労働者 #知識社会 #組織 #貢献 #銀座コーチングスクール

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自分のキャリアを、立ち止まって見直すということ(第一話)

こんにちは!「働くあなたを元気にする」プロコーチ、砂村よしおです。

昨日、プロコーチ仲間とのオンラインの定例会で、参加コーチ各人のこれまでのキャリアの話になった。

参加者は皆、かつて「企業戦士」と呼ばれた人たちで、それぞれ想いがあって現在は、プロコーチとして活躍されている方々である。

私自身は50代後半で、それまでの「カネ」を扱う経理財務の世界から、「ヒト」を扱うコーチングの世界へ舵を切った。

しかしそれまでの30数年間、会社で仕事をしながら自分の「キャリア」をどう組み上げるか、という発想が全く無かったと気が付いた。

「その歳で良く決心したよね、まだ定年まで数年残っているのに?」

サラリーマンを早めに卒業して、プロコーチとして独立起業する、と飲み会の席で伝えた時、同年代の仲間からは、半ば揶揄するような質問をされたことを思い出した。

「確かにそうだね。でも我々まだまだ、あと30年くらいは生きることになると思うけど、みんなはこの後、何をしていくの?」

つい質問がコーチング的になってしまっていた。当然、酒の席でもこの問いには、沈黙が避けれられない。これは想定内である。

「分からないんだよね!というか、正確に言うと、そんなこと考えている余裕がないんだよ!」

この酒席に参加している仲間たちは、外資系企業を何社も渡り歩き、いわゆる「仕事の出来る」人たちである。

スキルも高く、経験も多い。やる気もあって、良い意味で我慢強い。ビジネスマンとして申し分ない。そんな優秀な彼らが

「自分の今後のことが考えられない」

とぼやいている。私は非常に残念、いやむしろこれは、日本社会における損失だと感じたのだ。

会社一筋の人生が悪いなんて全く思わない。いやむしろ、それは大いに貴ばれる姿勢である。

しかし、高給を手にして、タイトルも○○オフィサーの肩書をもらい、部下も何百人も抱えて、采配を振るうビジネスパーソン。

「私が会社人生を、途中でドロップアウトしたから言っているんじゃない。しかしみんなには気が付いていない才能や能力が未だ未だあるはず。それに気が付かないで、このまま忙しさにかまけて、今の延長線上の人生で良いのか?」

私も少し酔いが回ってきた。プロコーチとしての問い掛けではなくなってきた。

「一度、一緒に考えてみようよ!」

こんな私の誘いに何人かの仲間は頷いた。しかし残念ながら実際に行動を起こした人は多くはない。

部下には助言したり、諭したり、導いたり、さすがの上司であるあなたも、自分のこととどうだろうか?

得てして視野が狭くなってしまったり、先送りしてしまうことが多いのではあにだろうか?私も実際にそうであったからよく理解できる。

そこで一度、立ち止まって、見直す機会を「無理にでも」作ることが、先ずは大切だと感じる。

ではまた明日!
「働くあなたを元気にする」プロコーチ、砂村よしお


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#coaching #キャリア構築 #コーチ #コーチング #人生設計 #行動

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ICF 「 PCC Markers」を読んで気付くこと

こんにちは!「働くあなたを元気にする」プロコーチ、砂村よしおです。

今年は受検するぞ!と決心した

「ICFコーチ資格」

ICFとは「International Coaching Federation」で、世界的なコーチングの機関です。
その機関が認定しているプロコーチ資格を、私は今年受検しようと準備を進めています。

私がチャレンジしようとしているのは、3段階ある資格のうち「Professional Certified Coach」(PCCと略す)。

このレベルのプロコーチは、コーチングというものをどう理解して、かつ、セッションで、どのようなことを体現し、どんなことをクライアントにもたらすのか?

それを規定しているのが「PCC Markers」と呼ばれるものです。

今日は、そのPCC Markersをざっくりご紹介しつつ、私が個人的に気付いたことや、特筆すべき点をいくつか、お伝え致します。

なお原文は英語で、その日本語訳はICFJ(国際コーチング連盟日本支部)に依るものです。

今日の章立て
1.PCC Markersの全体像
2.私が気付いた点・特筆すべき点


1.PCC Markersの全体像

PCC Markers全体の章立ては以下の通りです。

コンピテンシー1:倫理に基づいたコーチングを実践している
コンピテンシー2:コーチングマインドを体現している
コンピテンシー3:合意の確立と維持
コンピテンシー4:信頼と安全を育む
コンピテンシー5:今ここに在り続ける
コンピテンシー6:積極的傾聴
コンピテンシー7:気づきを引き起こす
コンピテンシー8:クライアントの成長を促進する


2.私が気付いた点・特筆すべき点

(1)コーチはクライアントと「パートナー関係」にあり、コーチングはクライアントが達成したいことを手助けする取り組みである。

(2)「クライアント・フォーカス」、すなわちクライアントの持つ才能、経験、取り組んでいることを認め、クライアント自身の存在を尊重している。

(3)クライアントのパートナーとして、コーチ自身の「在り方」が問われる。

(4)コーチはクライアントの使う言葉はもちろん、エネルギーの変化、非言語的な合図、その他の行動も含めて、傾聴・観察・探索する。

(5)質問によって、クライアントの気づきを引き出し、考え方・感情・価値観・欲求・信念などを探索できるように促す。

(6)コーチはクライアントとの関わりを通じて、クライアントの進歩・学び・成長を促している。


上記を、短いコーチング・セッションの中で、実現・達成できるような関わりが、どの程度出来ているか?

これが実技試験では問われていると理解しました。達成できるように意識してセッションに臨んで行きます!


ではまた明日!
「働くあなたを元気にする」プロコーチ、砂村よしお

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#PCC #coaching #icf #コンピテンシー #コーチ #コーチング #銀座コーチングスクール

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今年、初「駅ウォーキング」で、意外に知らない近場へ!

JR中央線「阿佐ヶ谷」駅
阿佐ヶ谷神明宮
御朱印
こんにちは!「働くあなたを元気にする」プロコーチ、砂村よしおです。

このブログで何回がお伝えしております「駅ウォーキング」。

「駅ウォーキング」とは、昨年から始めた妻とのouting!東京近郊の駅を起点に、周辺をウォーキングする企画です。

そして今日訪れたのは

JR中央線「阿佐ヶ谷」駅

中央線で毎日のように通っていた、正確には「通過」していた駅。馴染みのようで実は、下車したのは初めてかも知れない。

その阿佐ヶ谷に由緒ある神社ということで

「阿佐ヶ谷神明宮」

を訪ねてきました。

これが我々にとっては「初詣」。とても立派なお宮様に出会うことが出来て感謝です。

そして私は今年が「本厄」の年と知ってびっくり。用心しないと!

そして最後の締めはおみくじ。

中吉

これはまずまず。おみくじにはこんなお告げがあったので、今年一年これに従って行こうと思います。

「心をきめて いろいろとさわがず 迷わず 今までの事をつとめればよし
何事にも手を出してはいけません つねにひかえ目にして事をなさい」

ではまた明日!
「働くあなたを元気にする」プロコーチ、砂村よしお

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#コーチ #コーチング #初詣

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中小企業にこそ導入して欲しい「パーパス経営」

こんにちは!「働くあなたを元気にする」プロコーチ、砂村よしおです。

今日は、新聞やビジネス雑誌で最近、頻繁に目にするようになった

「パーパス経営」

と、中小企業について少し触れたいと思います。

なお、飽くまで私の個人的な見解なので、ご承知おきをお願い致します。


今日の章立て
1.「パーパス経営」とは
2.昨今の企業に足りていないこと
3.中小企業こそ、パーパス、「存在意義」の再確認を!


1.「パーパス経営」とは

(1)パーパス(purpose)とは、ロングマン現代英英辞典によると「what it is intended to achieve」、達成しようと意図していること、
つまり「目的」ということだと理解できます。もう少し経営学的に表現すれば「存在意義」でしょうか?

(2)それでは「パーパス経営」とは何か?一橋ビジネススクール客員教授 名和高司氏は「志本経営」とおっしゃっています。
志(こころざし)に根差した経営という定義です。経営者の「内発的動機」に基づく経営と言い換えても良いかと思います。

(3)個人的に私は「存在意義」に近いニュアンスで捉えています。つまり「我が社が、何を以って社会や市場に存在することが認められているか?」です。

提供する価値があるから、お客様から受け入れられ、その対価が頂戴できる。このように体感しています。


2.今の企業に足りていないこと

(1)パーパス経営を上記のように理解したとき、我々の身の回りの企業・会社・組織を見た時、皆さんはどう感じますか? 

利益追求だけを目的にしている、ノルマ主義の企業や、品質問題を社内隠蔽している組織は論外ですが、もう一歩引いて考えて、自社の「パーパス」に立ち返っていない会社が多いような気がします。

(2)「え、パーパス?またカタカナですか?もういいです!うちはそれどころじゃない、目先のことに追われてしまって、それどころでは無いんです!」

私が経営理念やビジョンについて少し水を向けると、こういう返答をする中小企業の社長さんが少なからずいます。

毎日の資金繰りに汲々しているところに、「理念」とか言われても!
お気持ちはよく分かります。

(3)一方、そういう姿勢や志向の経営者を、周りの社員はどう見ているでしょうか?

今どきの社員、特に若手の従業員は、この点に関しては非常にシビア、鑑識眼が高いと感じています。そして、そういう社員は心の中で

「自分は、どうしてこの会社で働いているのだろうか?」
「この職場に居続けることで、自分は何が得られるのだろうか?」

潜在能力が高く、やる気を持つ社員だからこそ、こういう想いに行き着いてしまうように思います。


3.中小企業こそ、パーパス、「存在意義」の再確認を!

(1)もちろん「パーパス経営」は、従業員のためだけにあるものではありません。むしろ経営者自身のために必要な考え方です。

(2)そして、自社の「存在意義」「ありたい姿」を明確にして、社会・市場に伝えることが、顧客を引き付けて行くように感じます。
そして同時に、そういう経営者の下で働く社員も、その自社の「存在意義」に共感し、自らの能力を発揮していく。

(3)「企業」「顧客」「従業員」、この三者に良好な関係性が構築されると、本来とは異なる意味ではありますが、「三方よし」が実現されるのだと思います。
そのためにも経営者、特に中小企業の社長さんには、カタカナ言葉を毛嫌いせず「パーパス経営」をぜひ標ぼうし、実践して欲しいです。

(4)一方私の方も、お客様と対話する際には、ぼんやりと曖昧にしか伝わらない英語表現ではなく、日本語で明確に、内容をきちんと伝えていくことが必要だ、と改めて感じました。


ではまた明日!
「働くあなたを元気にする」プロコーチ、砂村よしお

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#ありたい姿 #コーチ #コーチング #パーパス経営 #ビジョン #ミッション #リーダー #リーダーシップ #使命 #存在意義 #志 #志本経営 #組織

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「リーダーシップ」というものを思う時(9)「社員は職場で何に燃えるのか?」

こんにちは!「働くあなたを元気にする」プロコーチ、砂村よしおです。

不定期ですが、

『「リーダーシップ」というものを思う時』

というタイトルで綴っています。

今日のテーマは

「社員は職場で何に燃えるのか?」

お付き合いをさせて頂いている経営者や管理職から

「最近の若者には、やる気が感じられない」
「指示待ち社員が多くて困る」

などの、社員や若者に対する不満を時々お聞きします。

確かにそう見えるのかも知れない。しかし私が若かった頃や新入社員時代を思い返すと、今どきの若者や社員は

「色々なことを、それも『深く』考えている」

と感じます。

言い換えると「本質」を掴もうとしている、ように思えるのです。

「会社や組織で働くことって、何だろう?」

「この仕事をすることで何が得られるのだろうか?」

「自分は周りの社会と、どう関わっているのだろうか?」

20代の頃の私には、考えも及ばなかったことに焦点を当てようとしています。

私も含めて、頑張っただけの見返りがあった時代に生きた世代は、上記の、純粋で一種、哲学的な問い掛けには、残念ながら、即座には答えられないのではないでしょうか?

「そんなこといいから、さっさと手を動かせ!」

「まずは稼げるようになってからだ!」

こんな答えを投げつけて、彼らの本質的な問いから、目を背けているように見えることも、少ないように感じます。


そこで、経営者・管理職、及び、社員や若い世代に向けて、私が思い付く問い掛けは

「これまでの人生で、あなたはどんなことに『燃えた』経験がありますか?」

仕事に限定されず、分野は何でも良いです。高校野球や山登りでも、ゲームでも。

受験でも資格試験でも。はたまた「大好きな彼女にどうしたらアタックできるか?」でも良いです。

何かに「燃える」経験は非常に重要だと思います。その人が持つ情熱の証であり、それによって引き出された行動は、何らかの教訓を与える。

そんな「燃える」ものを、見つけて欲しいです。

「今の会社の仕事は好きじゃないけど、将来は経営者になりたいんです」

こんな思いを大切にして、育てることで、職場で毎日過ごす意味・意義を見直すきっかけになると思っています。

そして経営者や管理職は、社員・」部下が「燃える」ものを見つける歩みに、ぜひ伴走してあげて欲しいです。

ではまた明日!
「働くあなたを元気にする」プロコーチ、砂村よしお

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#コーチ #コーチング #リーダー #リーダーシップ #情熱 #本質 #燃える #経営者 #行動

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読書会でドラッカーを読み進めながら(Day11)「知識労働者の貢献と成果を阻むもの」

「組織」というものが、貢献と成果を阻む???
こんにちは!「働くあなたを元気にする」プロコーチ、砂村よしおです。

興味深いスタイルの「読書会」で、P・F・ドラッカー著

「プロフェッショナルの条件」

を読み進めています。

その読書会のスタイルは

「一冊の本を参加者が、順番に輪読しながら読み進めるスタイル」

そう、まるで小学校の国語の授業のようにです。

従って、ゆっくり・じっくり聞いて、深く読む感じで、読書が進む。

この読書会に参加するたびに、ドラッカーがいかに「凄い人」なのかが、心に沁みてきました。

不定期ではありますが、読み進めながら重要な部分を綴って参ります。書かれている内容が相当「深い」ので、行間を理解したい方は是非、書籍を全文で読んで頂きたいです。

この本の凄さは、出版されたのが2000年、従ってドラッカーは、それ以前の1990年代にはこの草稿を練っていたはず。まるで30年後、2020年代の現在が見えていたかのような記述が随所に出てきます。

Part2:働くことの意味が変わった
第2章「なぜ成果があがらないのか」

【働く者をとりまく組織の現実】

1.組織に働く者の置かれている状況は、成果をあげることを要求されながら、成果をあげることが極めて困難になっている。

まさに、自らが成果をあげられるように意識して努力しないかぎり、周りをとりまく現実が彼らを無価値にする。


2.組織に働く者は、自分ではコントロールできない「四つの大きな現実」に取り囲まれている。


3.彼らにとっては、それらのものと共生するしか選択の余地はない。しかし、それら四つの現実のいづれもが、仕事の成果をあげ、業績をあげることを妨げようと圧力を加えてくる。

(1)時間はすべて他人に取られる。

①誰でも彼の時間を奪える。現実に、誰もが奪う。

(2)自ら現実の状況を変えるための行動を取らない限り、日常業務に追われ続ける。

①しかも日常の仕事は、本当の問題点どころか、何も教えてくれない。

②彼らに必要なのは、本当に重要なもの、つまり貢献と成果に向けて働くことを可能にしてくれるものを知るための基準である。


(3)組織で働いているという現実がある。

①他の者が彼の貢献を利用してくれる時にのみ、成果をあげることが出来る、という現実である。

②組織は一人一人の人間の強みを発揮させるための仕組みである。

③通常、成果をあげるうえで最も重要な人間は、直接の部下ではない。他の分野の人、組織図の上では横の関係にある人である。あるいは上司である。


(4)組織の内なる世界にいるという現実がある。

①誰もが自らの属する組織の内部を最も身近で直接的な現実として見る。一方、外の世界で何が起こっているかは、直接には知りえない。

②しかるに、組織の中に成果は存在しない。全ての成果は外の世界にある。


ではまた明日!
「働くあなたを元気にする」プロコーチ、砂村よしお

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#コーチ #コーチング #プロフェッショナル #成果 #知識労働者 #組織 #貢献 #銀座コーチングスクール

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コーチングクラスでの「学び直し」で気付くこと(最終回)

こんにちは!「働くあなたを元気にする」プロコーチ、砂村よしおです。

今年の漢字一字は

「原(源)」

文字通り原点に返る、源を再確認する。

ということで、以前通った銀座コーチングスクールのクラスを「再受講」しています。

私は講師として「教える立場」でコーチングに関わった経験はあります。ここで改めて

「コーチング」とは何か?

神髄に迫ろうと考えての学び直し、です。

今日も昨日に引き続き、気付いたことを記します。

今日の最大のハイライトは

「視点を変える質問」

クライアントの思い込みや既成概念を、コーチからの問い掛けで、異なった視点から見直してもらうもの。

「リ・フレーミング」と表現することもあります。

この「視点を変える質問」には、いくつかのバリエーションがあります。そこで今日は、私が好きなものや、しばしば使う問いを挙げてみます。


「相手の方は、あなた自身のことをどのように感じていると思いますか?」
「あなたの親友なら、今のあなたにどんな助言をすると思いますか?」


「具体的に何があったのですか?」
「何から始めることが出来ますか?」


「5年後の自分には、今のあなたはどのように見えると思いますか?」
「その目標が達成したあなたは、今のあなたと何がどう異なっていますか?」


「もし制約がなければ、どう対応しますか?」
「期限を残り三ヶ月だとすると、何をしますか?」


「それをやっているあなたは、何を感じていますか?」
「あなたを助けてくれる人は誰ですか?」


一回のセッションで全部を使う訳ではありません。しかし必要なタイミングで、適切な問いかけがスムーズに出来るようにしたいですね!


ではまた明日!
「働くあなたを元気にする」プロコーチ、砂村よしお

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#coaching #コーチ #コーチング #リフレーミング #経営社員 #視点

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コーチングクラスでの「学び直し」で気付くこと(2)

目標
こんにちは!「働くあなたを元気にする」プロコーチ、砂村よしおです。

今年の漢字一字は

「原(源)」

文字通り原点に返る、源を再確認する。

ということで、以前通った銀座コーチングスクールのクラスを「再受講」しています。

私は講師として「教える立場」でコーチングに関わった経験はあります。ここで改めて

「コーチング」とは何か?

神髄に迫ろうと考えての学び直し、です。

昨日に引き続き今日も、再度気付いたことを列挙しておきます。

1.「事実」「解釈」「感情」をきちんと分ける

2.セッションテーマを設定する際は「きっかけ・背景」を掘り下げる

3.目標とのギャップを認識してもらうために、現状の進捗度を言語化してもらう


1.「事実」「解釈」「感情」をきちんと分ける

(1)自分で話をしたり、相手の話を聞いている際に、ついやりがちなのは「思い込み」。

それは「事実」なのか、自分なりの「解釈」なのか?また、解釈を飛び越えて「感情」なのか?よく見極める必要がある。

(2)特に今日のコーチングクラスで講師から、「感情」が「事実」や「解釈」を上塗りしてしまう、という指摘があった。

(3)これにはグッときた!これらを、特に「感情」をコントロールしないと、状況を正しく把握できない。そしてコントロールすべきは自分の感情だ!


2.セッションテーマを設定する際は「きっかけ・背景」を掘り下げる

(1)セッションを開始する際の「テーマ設定」。これは必須だが、その際にそのテーマを選ぶ「きっかけ・背景」を確認すること。

(2)これはコーチ側にとってセッションテーマを正しく理解する目的ではあるが、実は一方、クライアント側にとっても重要な意図がある。

(3)「きっかけ・背景」を語ってもらうことが「目標設定」に繋がるからである。

きっかけ・背景を深掘りする過程で、セッションの目標をどの辺りに置いたら良いのか?が明確になっていく。

(4)ここで言う「目標の明確化」とは、「どういう状態になっていたら、目標に達成したと言えるのか?」というクライアントの「判断基準」が明確になっていることも含まれている。


3.目標とのギャップを認識してもらうために、現状の進捗度を言語化してもらう

(1)これはいわゆる「目標が達成されている状態を100とすると、現状はいくつですか?」という問い掛け。別名「スケーリング」とも言う。

(2)この問いは自分は、余り使っていないと気が付いた。

(3)しかし、目標と現状のギャップを「数値化」することは、改めてクライアントに様々なことを明示することにつながる。

(4)例えば、このようなことが可視化出来る。

①これまで何が達成されているのか?

②目標達成まで、まだどれくらいの道のりがあるのか?

③行動をすることによって、いつまでに、どれくらいギャップが埋まるのか?

とてもパワフルな問いかけである。ぜひ活用したい。


ではまた明日!
「働くあなたを元気にする」プロコーチ、砂村よしお

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#コーチ #コーチング #スケーリング #事実 #感情 #目標設定 #解釈 #銀座コーチングスクール

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コーチングクラスでの「学び直し」で気付くこと(1)

学び直し
こんにちは!「働くあなたを元気にする」プロコーチ、砂村よしおです。

今年の漢字一字は

「原(源)」

文字通り原点に返る、源を再確認する。

ということで、以前通った銀座コーチングスクールのクラスを「再受講」しています。

私は講師として「教える立場」でコーチングに関わった経験はあります。ここで改めて

「コーチング」とは何か?

神髄に迫ろうと考えての学び直し、です。

改めて今日、再度気付いたことを列挙しておきます。

1.「クライアントに焦点を当てる」とは、どういうことか?

2.「ありたい姿」を見つけられる手助けをする

3.「行動を止めているもの」に気付いてもらう


1.「クライアントに焦点を当てる」

これはセッションを提供するコーチやコーチングを教える講師は頻繁に口にする表現。一種のマントラ。しかし、この表現の本質は何でしょうか?

今日の私の結論は、

「クライアントになってみないと分からない」

つまり、どんなにコーチ側から深掘りしても、クライアントの気持ちは分からない。だからコーチはセッション中に「ここまで話してみていかがですか?」と訊ねます。

しかし、どこまでクライアントが自分の状況・感情を説明・言語化できるのか?

こう考えて、そもそも自分がコーチングを学ぼうと思ったきっかけを思い出しました。それは

「クライアントとしてコーチングセッションを受けて、本当に良かった、機能した!」

からです。この「体感値」が重要ですね!


2.「ありたい姿」

これも再び「コーチング・マントラ」ですが、この「ありたい姿」はコーチングのためだけではない!仕事でも、家庭でも、日常生活に欠かせないアプローチでもあります。

我々は日常生活において常に

「どのようにして、目の前の事柄を解決できるか?」

と訊ねていると感じます。

右から飛んでくる問題を解決して左へ流す。すると再び
右から問題が飛んでくる。

これに追われています。しかし

「この課題を解決できた暁に自分は何を得ているのか?」

「この課題の向こう側に自分は何を見ているのか?」

こういう発想を忘れてしまっています。これを今日、気付かされました。


3.「行動を止めているもの」

大人になればなるほど「訳知り顔」の自分に気付く。やらない訳や出来ない理由は、探そうと思えばいくらでも見つかる。

「自分の、その行動を止めているものは何だろう?」

ワクワク感はもちろん重要です。しかし、そう簡単に見つけられないことが多いのも現実です。その時は発想を変えて、何が自分を止めているのか?を見つけることの方が、ひょっとしたらクライアントの心のブロックを取り除くことの近道かもしれない、です。


今日は以上、こんなことに気付きました!

ではまた明日!
「働くあなたを元気にする」プロコーチ、砂村よしお

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#coaching #ありたい姿 #コーチ #コーチング #体感値 #原点 #学び直し #銀座コーチングスクール

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今日まで毎日投稿して気付いたこと:ブログを書くことは「セルフコーチング」

猿も「セルフコーチング」
ブログ投稿は「内省」の時間
こんにちは!「働くあなたを元気にする」プロコーチ、砂村よしおです。

昨日、先輩プロコーチからコーチング・セッションを受けて、あることに気が付きました。それは、

ブログを書くことは「セルフコーチング」だ!

ブログ投稿を始めて今日で243日目。これまで毎日、投稿が出来たことは正直言って、自分でもびっくりしています。

先輩コーチはから、こんな問い掛けがありました。

「ブログを毎日書くということは、ご自身にとって、どういう意味がありますか?」

うーむ、意味か?!

コーチからの問い掛けによって、様々な問いが自分の中に巡りました。

「自分は何のために、ブログを毎日投稿するって決めたのだろう?」

「誰のために、毎日苦労してブログを書いているのか?」

「ここまで書き続けてみて、何を感じているのだろう?」

そして見えてきた答えは、

「自分勝手だけれど、ブログを書くのは誰のためでもない、自分のためだ」

「『自分と向き合う』ため、つまり内省のためにブログを書いている」

このようなことに気付くと、毎日投稿する心理的な負担が、少しスーッと軽くなるような気がしました。なぜなら

「自分の視点で、自分の想いを、そのまま記せば良い」

「上手いとか下手とか、文章が長いとか短いとか、関係ない」

素の自分、自分自身の中から自然に湧き出てくるものを、文字化・言語化すれば良いのだ。

そして、これは将に

「セルフコーチング」

だ、と腹落ちしました。

こんな私のブログに、わざわざお付き合い頂く皆様には、本当に心苦しい限りです。

しかし、このわがままをお許し頂けるようであれば、時おりで良いので、立ち寄って頂けると本当に有難いです。

明日からもまた、書き続けて参ります。

ではまた明日!
「働くあなたを元気にする」プロコーチ、砂村よしお

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#コーチ #コーチング #セルフコーチング #内省 #自分に向き合う #言語化 #銀座コーチングスクール

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読書会でドラッカーを読み進めながら(Day10)「貢献をなすべき知識労働者はエグゼクティブである」

貢献
知識
こんにちは!「働くあなたを元気にする」プロコーチ、砂村よしおです。

興味深いスタイルの「読書会」で、P・F・ドラッカー著

「プロフェッショナルの条件」

を読み進めています。

その読書会のスタイルは

「一冊の本を参加者が、順番に輪読しながら読み進めるスタイル」

そう、まるで小学校の国語の授業のようにです。

従って、ゆっくり・じっくり聞いて、深く読む感じで、読書が進む。

この読書会に参加するたびに、ドラッカーがいかに「凄い人」なのかが、心に沁みてきました。

不定期ではありますが、読み進めながら重要な部分を綴って参ります。書かれている内容が相当「深い」ので、行間を理解したい方は是非、書籍を全文で読んで頂きたいです。

この本の凄さは、出版されたのが2000年、従ってドラッカーは、それ以前の1990年代にはこの草稿を練っていたはず。まるで30年後、2020年代の現在が見えていたかのような記述が随所に出てきます。

Part2:働くことの意味が変わった
第2章「なぜ成果があがらないのか」

【現代社会の中心的存在】

(1)今日では、知識を基盤とする組織が社会の中心である。その中心的な存在は、筋力や熟練ではなく、頭脳を用いて仕事をする知識労働者である。

(2)知識労働者が成果をあげるためには、適切な仕事に取り組まなければならない。そのような仕事は、肉体労働のために開発した手法では測定できない。

(3)知識労働者を直接あるいは細かく監督することはできない。彼らには助力を与えることが出来るだけである。知識労働者は自らをマネジメントしなければならない。成果をあげるべく、自らをマネジメントしなければならない。

(4)知識労働者が何を考えているかは確かめようがない。だが考えることこそ、知識労働者に固有の仕事である。考えることがなすべき仕事の始まりである。


【すべての者がエグゼクティブ】

(1)今日の組織では、自らの知識あるいは地位のゆえに、組織の活動や業績に実質的な貢献をなすべき知識労働者は、すべてエグゼクティブである。

(2)組織の活動や業績とは、企業の場合、新製品を出すことであり、市場で大きなシェアを獲得することである。病院の場合は、患者に優れた医療サービスを提供することである。

(3)組織のそのような能力に実質的な影響を及ぼすために、知識労働者は意思決定をしなければならない。そして自らの貢献について責任を負わなければならない。

(4)自らが責任を負うものについては、他の誰よりも適切に意思決定をしなければならない。

(5)ここで折角の意思決定が無視されたり、また左遷されたり、解雇されたりするかも知れない。だがその仕事をしている限り、仕事の目標や基準や貢献は自らの手の中にある。従って、ものごとをなすべき者はみなエグゼクティブである。

(6)知識労働者は、量によって規定されるものではない。成果によって規定される。


ではまた明日!
「働くあなたを元気にする」プロコーチ、砂村よしお

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#エグゼクティブ #コーチ #コーチング #ドラッカー #プロフェッショナル #マネジメント #リーダー #リーダーシップ #意思決定 #成果 #知識労働者 #知識社会 #組織 #貢献 #責任

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読書会でドラッカーを読み進めながら(Day9)「知力とは別の、成果をあげるための能力が必要」

「成果をあげる」ための能力とは?
こんにちは!「働くあなたを元気にする」プロコーチ、砂村よしおです。

興味深いスタイルの「読書会」で、P・F・ドラッカー著

「プロフェッショナルの条件」

を読み進めています。

その読書会のスタイルは

「一冊の本を参加者が、順番に輪読しながら読み進めるスタイル」

そう、まるで小学校の国語の授業のようにです。

従って、ゆっくり・じっくり聞いて、深く読む感じで、読書が進む。

この読書会に参加するたびに、ドラッカーがいかに「凄い人」なのかが、心に沁みてきました。

不定期ではありますが、読み進めながら重要な部分を綴って参ります。書かれている内容が相当「深い」ので、行間を理解したい方は是非、書籍を全文で読んで頂きたいです。

この本の凄さは、出版されたのが2000年、従ってドラッカーは、それ以前の1990年代にはこの草稿を練っていたはず。まるで30年後、2020年代の現在が見えていたかのような記述が随所に出てきます。

Part2:働くことの意味が変わった
第2章「なぜ成果があがらないのか」

【成果をあげる能力とは何か】

(1)ものをなすべき者の仕事は、成果をあげること。しかし、ものごとをなすべき者のうち、大きな成果をあげている者は少ない。

(2)知力はある。想像力もある。知識もある。しかし、知力や想像力や知識と、成果をあげることとの間には、ほとんど関係がない。

(3)頭が良い者が、知的な能力がそのまま成果に結びつくわけではないことを知らない。

(4)知力や想像力や知識は、あくまで基礎的な資質である。それらを成果の結びつけるには、成果をあげるための能力が必要である。

(5)これが当然明らかにも拘わらず、この点が放置されていた理由の一つは、成果をあげることが、組織に働く知識労働者に特有な能力だからである。

(6)肉体労働者は能率を上げれよい。決められたことを正しく行う能力があれば良い。


続きは、また後日に記します。

ではまた明日!
「働くあなたを元気にする」プロコーチ、砂村よしお


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#コーチ #コーチング #ドラッカー #プロフェッショナル #リーダー #リーダーシップ #成果 #組織 #能力 #銀座コーチングスクール

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セルフコーチングで「2022年のありたい姿」を言語化する(Day2)「何から着手するのか?」

霧が晴れた!
共に歩む
こんにちは!「働くあなたを元気にする」プロコーチ、砂村よしおです。

新年2022年が明けて、既に今日は10日。年末年始とバタバタしていたこともあって、大事なことを考えることを疎かにしていました。それは

「2022年のありたい姿」

を明確にする。

抱負、といっても良いし、計画・目論見と表現することも出来ます。

つまり、

「今年はこんな一年になって欲しい、こんな一年にしたい!」

そこで昨日に引き続き、誌上「セルフコーチング」で言語化してみようと思います。

因みに「Day1」での問い掛けは以下の通り。

【Day1】

問い掛け(1)
2022年の大晦日に一年を振り返った時、どんな状況、どんな気持ちになっていると嬉しいか?

問い掛け(2)
その「将来の展望」が2022年の年末時点で見えていることは、自分にとってどういう意味があるのか?

問い掛け(3)
「残り10年」という話が出たが、その最初の一年目である2022年は、どんな位置付けの年にしたいのか?


【Day2】

問い掛け(1)
残り10年で「やり残し」が無いようにしたい。そのために、やってみたいと思っていることに、先ずは手を付けたいとのこと。それは具体的に何か?

①やりたいことを、いくつかのカテゴリーに分ける。a) 仕事、b)家族、c)個人。短期・長期という視点も織り交ぜる。

②それぞれのカテゴリー

a) 仕事
- 顧問先・懇意にしているクライアントへの支援強化
- 新サービス開発:これまでの提供サービスに加えて、今年は企業研修に「ケースメソッド研修」を加えたい。修了した大学院で得た知見を是非研修で活かす。
- 協会の立上げ促進:先ずは協会体制の確立、及び、集客戦略の構築

b) 家族
- 妻との将来のライフスタイルを模索・検討する:海外と日本のdual life(二重生活)を実現するためのフィージビリティスタディ・下見を開始する。

c) 個人
- ICF資格取得:コーチングの原点回帰し、更に深掘りする。それを具体的な形としての資格(PCC資格)とする。


問い掛け(2)
色々出てきたが、2022年末の状態を10とすると、現時点での立ち位置はどの程度か?

①全体感としては「1~2」くらいかな?未だ未だ項目を挙げただけ。ただしICF/PCC受検は受検要件を満たすため事前学習は開始している。


問い掛け(3)
その立ち位置を先ずは、いつまでに、どれくらいまで進めたいか?

①1年間の最初の3ヶ月が鍵!3月末までに始める、「着手」することが重要。後になると億劫になってしまうかも知れない。

②3月末までに、以下に着手する。
- ICF/PCC受検の準備(既に一部開始)
- ケースメソッド研修:懇意にしているプロコーチ・研修講師に試しで模擬研修を提供して、感想やフィードバックをもらい、手応えや改善点を確認する。


問い掛け(4)
それを実現するための「心掛け」「注意点」は何か?

①対処している目先のことに「集中」し「楽しむ」こと。仕事を「こなす」ことについ躍起になってしまうと、大事なことが見えなくなる。

②時間的な余裕を創り出す:すきま時間を有効活用する。


こんな感じでしょうか?「セルフコーチング」で自らの問いを、こうして「言語化」「文字化」することで、大分すっきり、明確になりました。

お付き合い頂き、ありがとうございました。


ではまた明日!
「働くあなたを元気にする」プロコーチ、砂村よしお


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#ICF資格 #ありたい姿 #コーチ #コーチング #セルフコーチング #内省 #心掛け #楽しむ #計画

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セルフコーチングで「2022年のありたい姿」を言語化する(Day1)「2022年末で何を手に入れたいのか?」

将来の展望
分岐
こんにちは!「働くあなたを元気にする」プロコーチ、砂村よしおです。

新年2022年が明けて、既に今日は10日。年末年始とバタバタしていたこともあって、大事なことを考えることを疎かにしていました。それは

「2022年のありたい姿」

を明確にする。

抱負、といっても良いし、計画・目論見と表現することも出来ます。

つまり、

「今年はこんな一年になって欲しい、こんな一年にしたい!」

そこで今日は、誌上「セルフコーチング」で言語化してみようと思います。


問い掛け(1)
2022年の大晦日に一年を振り返った時、どんな状況、どんな気持ちになっていると嬉しいか?

①今年の年初にイメージした今年の漢字一字は「原(源)」。つまり一度、「原点・源(オリジン)」へ帰るとした。

これまで色々やってきたことの再度見直し、原点回帰する。形にする、体系化する、システム化する、商品化する、という意図。

②年末に一年振り返った時に得たい状況や感情は「自分はこれまでこんなことをやって来た。これらを今後の5年間・10年間で、こう活かして行こう、という展望が見えている」

つまり年末における成果物としては、自分の将来像や将来への道筋が見えてきていること。


問い掛け(2)
その「将来の展望」が2022年の年末時点で見えていることは、自分にとってどういう意味があるのか?

①2022年で60歳という節目を迎える。人生100年時代、長生きになってきていると言えども、体力的な衰えは否めない。

個人的な感覚としては、アクティブに色々活動できるのは残り10年くらいか?そういう意味で少し「焦り」を感じている。残された時間はそれほど潤沢には無い。

②従って、何を成すのか、戦略的に検討する必要がある。裏を返すと「何をしないのか?」も決めないといけない。これが私の性格上、難しい部分でもある。


問い掛け(3)
「残り10年」という話が出たが、その最初の一年目である2022年は、どんな位置付けの年にしたいのか?

①残り10年と言っても、必ずしも10年間が約束されたわけではない、人の人生は自分では決められない。ひょっとしたら明日にでも.....

②従って、まずは「人生やり残し」は避けたい。これをやっておけば良かった、と後悔したくない。

従って、将来、「何をするか、しないか」の選択の前に、やりたいと思っていること、手を付けてみたいことをとにかくやってみる、という年にしたい。

取り敢えず試してみた上で、今後も継続するのか、優先順位を下げるのか?これを判断したい。

今日はここまで。残りは明日以降、継続します。

ではまた明日!
「働くあなたを元気にする」プロコーチ、砂村よしお

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木村勝男著「放牧経営」を読み進めながら(Day27、final)「『ヒト』こそ経営資源!」

「経営社員」の育成が社会貢献につながる!
こんにちは!「働くあなたを元気にする」プロコーチ、砂村よしおです。

今日も引き続き、木村勝男氏の著書

「放牧経営」

を読み進めて行きながら、キーポイントと思う部分を抜粋して、綴って参ります。

この本のテーマを一言で表現すると

「いかに経営社員を育てるか?」

経営社員?

はい!

- 木村氏が考える「経営社員」とは? 
- そのような社員を育てる仕組みとは?

これらを読み解きながら進めて行きます。

そして今回が最終日。筆者、木村勝男氏の想いを最後にお伝えしたく、最終章からキーポイントを記します。

最終章「おわりに」

章立て
1.社員のやる気を高めるためには?
2.中小企業が生き残る道
3.「経営社員」育成が社会貢献につながる!


1.社員のやる気を高めるためには?

(1)多くの経営者・管理職が人材に関する課題を抱えている。
「社員にもっとやる気を出して欲しい」
「社員のやる気を高めるにはどうしたら良いのか?」

(2)そもそも「やる気」というのは社員個人に要求すべきものだろうか?また、単に気持ちの問題なのだろうか?冷静に考える必要がある。

(3)「やる気」特に目標達成や成長に対する意欲は、会社のビジョンと個人の夢が上手く連動することで生まれる。また、教育プログラム、業績評価制度、適切なインセンティブといった「仕組み」も必要。


2.中小企業が生き残る道

(1)日本経済を支えるのは中小・零細企業。しかし取り巻く経営環境は年々厳しくなっている。売上や利益額で大企業に及ばなくても「1人当たりの生産性」で勝つことは十分可能である。

(2)一人当たりの生産性を上げるためには、社員一人一人の能力向上が不可欠。

(3)本書に書いた内容は難しい理論には基づいていない。愚直に実践していくことが重要。そして結果を出すこと、これが経営者の役割。


3.「経営社員」育成が社会貢献につながる!

(1)「ヒトこそが経営資源である」
経営資源と言えば「ヒト・モノ・カネ」と言われるが、実際にはモノもカネも「ヒト」が生み出すもの。

(2)人材育成こそが、その企業の競争力を高める。従って、どんな人材を育成すべきかという点はしっかり考えなければならない。それが「経営社員」である。

(3)経営は社長がするものではなく、全社一丸となってするもの。これが実現できれば大企業にも負けない強くて良い会社を作ることが出来る。

(4)「うちは小さいけれど、社員を幸せに出来る会社、社会の役に立てる会社だ」と胸を張って言える、そんな会社が増えることを願う。


ではまた明日!
「働くあなたを元気にする」プロコーチ、砂村よしお

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#やる気 #コーチ #コーチング #ビジョン #リーダー #リーダーシップ #仕組み #実践 #生産性 #組織 #経営社員 #経営資源

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木村勝男著「放牧経営」を読み進めながら(Day26)「夢はあるもではなく、育てるもの」

夢を育てる!
こんにちは!「働くあなたを元気にする」プロコーチ、砂村よしおです。

今日も引き続き、木村勝男氏の著書

「放牧経営」

を読み進めて行きながら、キーポイントと思う部分を抜粋して、綴って参ります。

この本のテーマを一言で表現すると

「いかに経営社員を育てるか?」

経営社員?

はい!

- 木村氏が考える「経営社員」とは? 
- そのような社員を育てる仕組みとは?

これらを読み解きながら進めて行きます。


第5章「誰もが『経営社員』の原石」

これまでの内容は経営者・管理職向けのものだった。この章は若手社員や若者に向けた内容である。もちろん若手社員を育てる立場にある経営者・管理職にも読んで頂きたい。

全体構成
1.先ずは「心掛け」(完了)
2.時間を大切に(完了)
3.行動を変える(完了)
4.夢を追いかける(本日)


「夢を追いかける」

章立て
1.あと一歩が踏み出せない社員へ
2.明日から今を見よ!
3.無限の未来を切り開く


1.あと一歩が踏み出せない社員へ

(1)「夢に日付を入れよ」とはワタミ株式会社の渡邉美樹会長の言葉。私は、夢には「日付」と「数字」を入れ、カタチにすることが大事だと考えている。

(2)「夢+日付=目標」と捉える。夢を持つのは大切なことだが、「いつまでに」というのが明確でなければ行動を起こす原動力にならない。これは個人でも会社でも同じ。

(3)「夢+数字=計画」と考え、計画を立てることが大切。目標があって計画があれば、今、自分は何をどれだけやる、というアクションプランが立てられる。

(4)「あと一歩が踏み出せない」と悩んでいる人は、とにかくアクションプランを立てて、それを実行するという経験を増やす。

(5)経営者の仕事は、会社の夢であるビジョンを掲げ、それに具体的な期日を決め、必要な数字を与える。

(6)この発想は会社でも、個人でも全く同じ。「あなた自身、人生の経営者」なのである。


2.明日から今を見よ!

(1)年齢は関係ない。今の自分はこれまでの自分と比べれば、最も年取った存在であると同時に、これからの人生の中では、今この瞬間が最も若い。

(2)「過去と他人は変えられない」過去を悔やんだところで何も良くならない。

(3)若い人は過去のカレンダーよりも未来のカレンダーをより多く持っている。未来に想いを馳せる方がよほど健全である。

(4)「これからの自分はどのようになりたいのか?」五年後十年後の自分を思い描き、そこから今日の自分を振り返ってみると、その可能性の大きさと、同時に成長のための課題も見えてくる。

(5)今、目の前にある課題を、自分の夢を叶えるための課題と捉えて少しずつ解決していく。その姿勢が重要。

(6)夢はあるもではなく、育てるもの、なのである。


3.無限の未来を切り開く

(1)我々を取り巻く労働環境は大きく変化している。その中で労働生産性、特に知的生産性を発揮できるかが大きな鍵を握る。高い知的生産性を発揮する人材の一つの形が「経営社員」である。

(2)これからのビジネスの現場では一人一人の社員が経営者の視点を持って仕事に取り組むことが求められる。

(3)もし「経営社員」であることにも飽き足らなくなったら、次の選択肢が見えてくる。それは「あなたが経営者になる」というものである。

(4)経営者になる選択肢は色々ある。しかし機会があって選ばれてなるもの。あなたが「経営社員」であり、経営者になるという気持ちを持ち、準備を続けていれば、必ずそうしたチャンスは訪れます。

(5)経営者になるという選択肢は、無限の未来を切り開くことへのチャレンジである。


ではまた明日!
「働くあなたを元気にする」プロコーチ、砂村よしお


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#コーチ #コーチング #リーダー #リーダーシップ #夢を育てる #数字 #日付 #組織 #経営社員

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木村勝男著「放牧経営」を読み進めながら(Day25)「成長できない会社なら飛び出してしまえ!」

こんにちは!「働くあなたを元気にする」プロコーチ、砂村よしおです。

今日も引き続き、木村勝男氏の著書

「放牧経営」

を読み進めて行きながら、キーポイントと思う部分を抜粋して、綴って参ります。

この本のテーマを一言で表現すると

「いかに経営社員を育てるか?」

経営社員?

はい!

- 木村氏が考える「経営社員」とは? 
- そのような社員を育てる仕組みとは?

これらを読み解きながら進めて行きます。


第5章「誰もが『経営社員』の原石」

これまでの内容は経営者・管理職向けのものだった。この章は若手社員や若者に向けた内容である。もちろん若手社員を育てる立場にある経営者・管理職にも読んで頂きたい。

全体構成
1.先ずは「心掛け」(完了)
2.時間を大切に(完了)
3.行動を変える(本日)
4.夢を追いかける


「行動を変える」

章立て
1.小さな組織で大きな仕事を
2.読書のススメ
3.成長できない会社なら飛び出してしまえ!

1.小さな組織で大きな仕事を

(1)一般的には大きな組織の方が大きな仕事に取り組めるという印象を持ちがち。

(2)しかし、小さな組織でも大きな仕事を回すことは出来る。その方法は、外部の協力者と適切なアライアンス(提携)を組むこと。

(3)何でもかんでもは自社内では難しい。そこで必要な時に必要な資源を必要なだけ活用するのが、変化の激しい時代の仕事の仕方である。

(4)提携におけるポイントは、
①自社に、他社には真似の出来ない技術やノウハウがあること
②提携相手に十分な利益を提供すること

(5)外部のパートナーと良好な関係を築くことは、会社同士の関係に留まらない。個人レベルの仕事でも重要である。

(6)他者と提携した結果の仕事に関しては、成果配分を「相手が51、自分が49」としたい。


2.読書のススメ

(1)本なんか読まない人間だった。なぜなら実践を重視してきたので。

(2)しかし実践や経験できることには限りがある。グローバル化・IT化などの変化の激しい時代に経験だけに頼ることは不可能。

(3)そこで他人の経験を自分のものにするための工夫、それが読書である。

(4)ではどのように読書べきか?ビジネス書に限定すれば、身の回りの本を手当たり次第読むこと。一冊から一つの知識を得られれば元が取れるという感覚で充分。


3.成長できない会社なら飛び出してしまえ!

(1)前途ある若い人に伝えたいことは「あなたが成長出来ない会社なら飛び出してしまえ!」ということ。

(2)安易な転職を勧めている訳ではない。先ず今いる会社で自分が成長するための努力をとことんやった上での話。

(3)成長するためになすべき努力は山ほどある。それをしないで会社に文句ばかり言っているようでは、たとえ転職しても上手く行くはずがない。

(4)一方、現在の厳しい経営環境では、常に勉強し、新しい知恵を積み重ね経営に活かそうとしない経営者の下では会社は発展出来ない。

(5)自分から喜んで成長努力したくなる会社に移るべきである。自分の武器は何か?を常に追求すること。自分自身を「経営社員」として育てることが必要である。


ではまた明日!
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木村勝男著「放牧経営」を読み進めながら(Day24)「早起きは『三百万円』の得」

Time is Money!
こんにちは!「働くあなたを元気にする」プロコーチ、砂村よしおです。

今日も引き続き、木村勝男氏の著書

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を読み進めて行きながら、キーポイントと思う部分を抜粋して、綴って参ります。

この本のテーマを一言で表現すると

「いかに経営社員を育てるか?」

経営社員?

はい!

- 木村氏が考える「経営社員」とは? 
- そのような社員を育てる仕組みとは?

これらを読み解きながら進めて行きます。


第5章「誰もが『経営社員』の原石」

これまでの内容は経営者・管理職向けのものだった。この章は若手社員や若者に向けた内容である。もちろん若手社員を育てる立場にある経営者・管理職にも読んで頂きたい。

全体構成
1.先ずは「心掛け」(完了)
2.時間を大切に(本日)
3.行動を変える
4.夢を追いかける


「時間を大切に」

章立て
1.忙しさに押し潰されないために
2.時間を投資せよ!
3.早起きは三百万円の得


1.忙しさに押し潰されないために

(1)時間に追い立てられるという感覚はとても危険で、知らず知らずのうちに人の心からゆとりを失わせる。しかし現実には起きてしまっている。

(2)少し考え方を変えて、気持ちのゆとりを持てる方法はある。それは「自分で一日の時間割をつくる」のだ。

(3)時間割の一コマは自分の集中力が続く時間にすれば良い。30分でも一時間でも良い。

(4)そのコマごとに何をするのかを、毎朝先に決めてしまう。その際優先順位の高いものからコマを当てはめることがコツである。

(5)これを通じて仕事の優先順位を考える癖をつける。今、自分がやっている仕事がどこに位置し、どの程度の重要性を持っているのかを評価できるようになる。

(6)そして「忙しさを自分でコントロール」出来るようなる。


2.時間を投資せよ!

(1)忙しさをコントロール出来るようになると、毎日20分、30分と時間の余裕が生まれるようになる。この時間をどのように使うか?

(2)この時間をゲームや酒、だらだら過ごすことに使ったら意味が無い。ぜひ「自分への投資」に使うのが効果的。

(3)自分への投資、自分の将来のための勉強に使うと、時間の価値がどんどん高まる。

(4)人生は投じなければ返ってこない。時間をどんどん投資しよう。

(5)特に経営に関するスキルアップに投資するのが最も効果的。それが時間と、収入と、活躍の場を大きくしてくれる。


3.早起きは三百万円の得

(1)「休日の朝寝をやめると、収入が増える?」これはなぜか?

(2)平日の早朝、9時出社の会社に7時に出勤して仕事を始める。誰からも邪魔されないので自分のペースで効率的に仕事を進められる。

(3)自分が自由に出来る時間が激増し、その時間を活用してスキルアップが出来る。

(4)これを実践するためには、早起き出来る生活リズムにしておく必要がある。このリズムづくりに効果的なのが、休日の朝寝を止めること。

(5)早起きは三文の得、と昔から言われているが、「早起きは三百万円の得」ぐらいの感覚でちょうど良い!


ではまた明日!
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木村勝男著「放牧経営」を読み進めながら(Day23)「『自分の思った通りの会社』など無い!」

「自分の思った通りの会社」など無い!
こんにちは!「働くあなたを元気にする」プロコーチ、砂村よしおです。

今日も引き続き、木村勝男氏の著書

「放牧経営」

を読み進めて行きながら、キーポイントと思う部分を抜粋して、綴って参ります。

この本のテーマを一言で表現すると

「いかに経営社員を育てるか?」

経営社員?

はい!

- 木村氏が考える「経営社員」とは? 
- そのような社員を育てる仕組みとは?

これらを読み解きながら進めて行きます。


第5章「誰もが『経営社員』の原石」

これまでの内容は経営者・管理職向けのものだった。この章は若手社員や若者に向けた内容である。もちろん若手社員を育てる立場にある経営者・管理職にも読んで頂きたい。

全体構成
1.先ずは「心掛け」(本日)
2.時間を大切に
3.行動を変える
4.夢を追いかける


「先ずは『心掛け』」

章立て
1.もやもやしている若手社員へ
2.自分はさがすものではない
3.頭でっかちになるな!行動せよ!

1.もやもやしている若手社員へ

(1)終身雇用と年功序列という、日本社会を支えてきた人事制度は崩れ去った。

働く社員の側も、自分自身の将来に対してしっかりとした意識を持つ必要がある。常に自分の能力を高める努力をしなければ、労働市場からはき出されてしまう。

(2)「自分の思った通りの会社」など、どこにもないということ。

会社は多くの人が集まって出来る組織であり、外部環境の変化にいつも晒されている。つまり「会社は常に変化する存在」であり、社員一人一人が変化の源泉である。

(3)勤めている職場が小さな会社だから出来ない、と諦める必要はない。むしろ逆である。

小さな会社だから出来ることは多い。あなたの力で大きく変えることは出来る。

(4)しかし、それは経営者の理解が必要。あなたの能力を引き出し、伸ばしてくれる経営者が必要である。

もし社長がそうした経営者でなければ、その会社を飛び出しなさい。


2.自分はさがすものではない

(1)自分探しに多くの時間を割く若者がいるが、「本当の自分」を探すことは、時間の無駄だ。

現に今そこに居るあなたこそが「自分」であって、それ以外の自分などいない。今に自分に満足できない人が逃避のための口実としてつくるのが「本当の自分」というもの。

(2)自分探しに時間を使うより、本をたくさん読み、人の話を聞く中で素直な自分を育てる方が有益である。

(3)一方「こうありたい自分」を思い描くことは大切である。それは自分の夢でありビジョンである。夢に向かうことで、人は最大速度で成長できる。

(4)そして夢を描いたら、そこに行き着くまでの仮説を立て、行動することが重要である。


3.頭でっかちになるな!行動せよ!

(1)本を読み、人の話を行くことで色々な事を知り、学ぶことが出来る。

しかし、頭の中だけでシミュレーションする能力だけでは不十分だ。「まずやってみよう」という行動を忘れてはいけない。

(2)失敗を恐れてはいけない。失敗や苦労こそが人を育てる。失敗することより、何もしないことの方こそ、恐れるべきである。

(3)理屈だけをこねる人は、会社を斜めから見て批判するばかりで前に進めない。

(4)ビジネスマンは行動し、結果を出して初めて価値が出るのである。

ではまた明日!
「働くあなたを元気にする」プロコーチ、砂村よしお

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2022年の年初に、今年の「漢字一字」を考える!

こんにちは!「働くあなたを元気にする」プロコーチ、砂村よしおです。

今日は既に新年明けて4日目。うちの家族では新年にあたり、それぞれの「今年の抱負」を話すことにしています。

今年はこれまでと趣向を少し変えて、新たなスタイルで共有してみました。それは

「漢字一字」

を選んで、今年の「抱負」や「期待」を語ることにしました。


家族5人が各々、どういう漢字を選び、その選んだ想いは何か?

「始」
今年は何かを「始」める。これまでやってきたことでも良いし、新たな分野でも良い。事前にあれこれ、頭の中だけで考え込まずに、とにかく「始」めてみることが大事。

「新」
今年は何か「新」しいことを仕掛ける年。これまではある程度、想定通り進んできた。しかし今後はどうなるか分からない。また、これまでしてきたことに少し飽きがきている気もする。だから今年は「新」しいことに着手していく。

「続」
今年はこれまで色々努力し、学んできたことを「続」けて行き、今度は実践・実行することになる年。頭で理解したことと、体現することにはギャップがあるかも知れない。しかし、それも新たな学びになる。だから「続」けることが重要だ。

「伝」
今年は「伝」える、ということを意識する年。友人や家族も含めて、自分の周りの人にいかに自分を伝えるか?自分の考え、想い、アイディアなどを、きちんと「伝」えることの重要性を今、痛感している。

「源」
最後に「源」。これは私の今年の漢字一字。最初は原点の「原」を挙げたのだが、その想いを説明すると家族からは「源」の方が漢字一字で伝わり易い、との助言をもらった。

今年はこれまでやってきたことの「原点」「源(みなもと)」に変える年。原点回帰。

プロとして活動を始めて、早いもので8年目のコーチング。また「人と組織」のコンサルティングで色々なお客様と対話を続けてきている。

そして中小企業診断士としては、経営者の事業経営に関わる課題を伴走しながら一緒に解決してきた。

今年はこれらの分野の「提供価値」や「提供方法」、そしてそれを始めた自分自身の出発点、そして自分として実現したい世界などを再度、見つめ直したいと考えている。

今年2022年は、自分自身の「源」流、原点を探る一年にしたいと思う。


ではまた明日!
「働くあなたを元気にする」プロコーチ、砂村よしお


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#コーチ #コーチング #リーダー #リーダーシップ #原点回帰 #抱負 #源 #漢字

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(新年を迎えて③)「リーダーシップ」というものを思う時(8)「決断に迷ったら『ゴー』だ!」

こんにちは!「働くあなたを元気にする」プロコーチ、砂村よしおです。

不定期ですが、

『「リーダーシップ」というものを思う時』

というタイトルで綴っています。


新年2022年も明けて、今日はもう三日目。
お正月の三が日は今日で終わり、明日が仕事初めという方も多いと思います。

そこで今日も一昨日・昨日に引き続き、会社組織やグループを率いるリーダーの方々に向けて、メッセージをお伝えしたいと思います。

今日のメッセージは

「決断に迷ったら『ゴー』だ!」

職場のリーダーや管理職である皆さんは日々、決断に迫られていると思います。

そしてその意思決定には、自明で判断が簡単なものもあれば、思わず唸ってしまうものまで千差万別だと想像されます。

意思決定を難しくしているのは、

- 判断・決断するための情報が、潤沢に無いこと
- 判断・決断するための、時間的余裕がないこと

企業内で管理職をしていた私も、これまで何度となく決断に迫られる場面に遭遇しました。

個人的には、出来るだけ様々な角度の情報を集めて、良い点と悪い点(Pros & Cons)を比較検討した上で、意思決定したい。

しかしそんな悠長なことを言っている場合ではないことが、残念ながら多いです。

「部長、今ここで決済を頂きたいのですが....」

「砂村、この案件をどうするのか、2時間後に答えを出すように!」

生来、慎重で物事を論理的に理解・実行するタイプの私は、この「瞬間的」に判断をするのが苦手でした。

前もって色々考えて、準備して、計画通り粛々と進めるのが好きなのです。

こんな私が考え出した自分なりの心掛けが、今日のメッセージにある

「決断に迷ったら『ゴー』だ!」

なのです。

そもそも「迷う」ということは、全くダメということでは無いはず。

もちろん100%大丈夫、という訳でもない。判断基準(ゲージ)では、その間に位置している。具体的には「50%」くらいの位置に捉えていると感じています。


ここで私自身の慎重な性格を勘案すると、ゴーサインを出した時の成功確率を、恐らく厳しめに予想している、と想像されます。


「コップが水で、半分充たされています。この水の量をどう感じますか?」

この問いかけをされたら、皆さんはどう答えますか?

「おー、半分も残っている!のどが渇いているから、一気に飲んでしまいたい!」

「え、半分しかないのか。この量で頂上まで持つだろうか?」

置かれた状況や、その人の性格によって感じ方は異なります。

翻って私は、迷っているという状況は、性格からして

「勝算あり」と思っているけど、少し慎重に冷静になり過ぎているのでは?

ここから導き出したのが

「決断に迷ったら『ゴー』だ!」

という自分なりのスローガンです。

もちろん、挑戦しないで後悔するより、やってみて何とか成功させるように努力することが重要、という発想も裏にあります。

VUCAの時代と言われ、なかなか先を見通すのが難しい世の中。自分なりの判断基準を持つことは重要です。

しかし一方、その枠から一歩、外に飛び出して時勢に乗っていく。そんな勇気も時には必要かと感じます。

ではまた明日!
「働くあなたを元気にする」プロコーチ、砂村よしお

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#コーチ #コーチング #リーダー #リーダーシップ #勝算 #挑戦 #決断 #組織

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(新年を迎えて②)「リーダーシップ」というものを思う時(7)「コトよりヒトに焦点を当てる」

こんにちは!「働くあなたを元気にする」プロコーチ、砂村よしおです。

不定期ですが、

『「リーダーシップ」というものを思う時』

というタイトルで綴っています。


新年2022年も明けて、今日が二日目。

昨日に引き続いて今日も、会社組織やグループを率いるリーダーの方々に向けて、メッセージをお伝えしたいと思います。

今日のメッセージは

「コトよりヒトに焦点を当てる」

つい我々は「何に対して、どう対応するか?」という視点で日常を過ごしています。

特に組織内での業務・仕事に関しては、なおさら「その業務を、どのような手続きで完了させるか?」という道筋を常に追いかけているように感じます。

しかし、与えられた業務や仕事に取り組むのは、取りも直さず、自分自身はもちろん、メンバーや部下。先ずは、その「ヒト」に焦点、つまり「誰がそれを扱うのか?」を先ずは考えた上で、業務遂行を考えたいです。

例えば、

『この業務を遂行することは、Aさんにとって、どういう意味があるだろうか?』

『そもそもAさんって、どんな人なんだろう?何を目標・目的に会社で働いているのだろうか?』


『この課題の解決方法を見出すことは、Bさんの今後の仕事にどう影響するだろうか?』

『そもそもBさんって、どういう仕事に携わって、どういう成果や体験をしたいと考えているのだろうか?』

つまり、
「コト」ではなく先ずは「ヒト」に焦点を当てて考えてみる。

すると、それまで見えなかったものが、見えてくるように思います。

それは例えば、

『この業務を本当にこなす意味・意義は何だろうか?』

『なぜ自分自身で対応せず、Cさんに依頼するのか?』

いかがでしょうか?

「事柄」ではなく、それを扱う「人間」に焦点を当てて、日常業務を捉え直してみる。

これは実は引いては、自分自身の内省にも繋がります。

これまでとは視点を変えて今年は、こんな視点を持ちながら、進んで行きたいです。

ではまた明日!
「働くあなたを元気にする」プロコーチ、砂村よしお

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#コーチ #コーチング #ヒト #リーダー #リーダーシップ #内省 #意味 #意義 #組織

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(新年を迎えて①)「リーダーシップ」というものを思う時(6)「使う言葉が行動を決める」

こんにちは!「働くあなたを元気にする」プロコーチ、砂村よしおです。

新年あけましておめでとうございます。本年もどうぞよろしくお願いいたします。

不定期ですが、

『「リーダーシップ」というものを思う時』

というタイトルで綴っています。

今日は新たな年、2022年の初日。そこで元日を迎えるにあたって、会社組織やグループを率いるリーダーの方々に向けて、メッセージをお伝えしたいと思います。

今日のメッセージは

「使う言葉が行動を決める」

皆さんはチームメンバーや部下の方に声を掛けたり、指示をしたりする時に、どんな「言葉」を使っているでしょうか?

今年は

「ポジティブな言葉や表現を選ぶ」

このような心掛けで、周りの人たちに接して行きたいです。


脳科学者の中野信子先生が、ある講演でこうおっしゃっていました。

「使う言葉が行動を決める」


例えば、

「なぜ今それを、実行しないのか?」
ではなく、

『それを今、実行する意図は何か?』


「全体の7割が、未だ手付かずです!」
ではなく、

『既に全体の3割が完了しています!』


「なぜ上手く行かなかったのか?」
ではなく、

『今度は、どうすれば上手く行くのか?』


使う言葉を変えることで、自分自身や相手の視点が変わる。

また、

使う表現を工夫することで、相手の行動を引き出すことが出来る。

いかがでしょうか?

今年は、よりポジティブな視点を持って、進んで行きましょう!

ではまた明日!
「働くあなたを元気にする」プロコーチ、砂村よしお

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