木村勝男著「放牧経営」を読み進めながら(Day23)「『自分の思った通りの会社』など無い!」

「自分の思った通りの会社」など無い!
こんにちは!「働くあなたを元気にする」プロコーチ、砂村よしおです。

今日も引き続き、木村勝男氏の著書

「放牧経営」

を読み進めて行きながら、キーポイントと思う部分を抜粋して、綴って参ります。

この本のテーマを一言で表現すると

「いかに経営社員を育てるか?」

経営社員?

はい!

- 木村氏が考える「経営社員」とは? 
- そのような社員を育てる仕組みとは?

これらを読み解きながら進めて行きます。


第5章「誰もが『経営社員』の原石」

これまでの内容は経営者・管理職向けのものだった。この章は若手社員や若者に向けた内容である。もちろん若手社員を育てる立場にある経営者・管理職にも読んで頂きたい。

全体構成
1.先ずは「心掛け」(本日)
2.時間を大切に
3.行動を変える
4.夢を追いかける


「先ずは『心掛け』」

章立て
1.もやもやしている若手社員へ
2.自分はさがすものではない
3.頭でっかちになるな!行動せよ!

1.もやもやしている若手社員へ

(1)終身雇用と年功序列という、日本社会を支えてきた人事制度は崩れ去った。

働く社員の側も、自分自身の将来に対してしっかりとした意識を持つ必要がある。常に自分の能力を高める努力をしなければ、労働市場からはき出されてしまう。

(2)「自分の思った通りの会社」など、どこにもないということ。

会社は多くの人が集まって出来る組織であり、外部環境の変化にいつも晒されている。つまり「会社は常に変化する存在」であり、社員一人一人が変化の源泉である。

(3)勤めている職場が小さな会社だから出来ない、と諦める必要はない。むしろ逆である。

小さな会社だから出来ることは多い。あなたの力で大きく変えることは出来る。

(4)しかし、それは経営者の理解が必要。あなたの能力を引き出し、伸ばしてくれる経営者が必要である。

もし社長がそうした経営者でなければ、その会社を飛び出しなさい。


2.自分はさがすものではない

(1)自分探しに多くの時間を割く若者がいるが、「本当の自分」を探すことは、時間の無駄だ。

現に今そこに居るあなたこそが「自分」であって、それ以外の自分などいない。今に自分に満足できない人が逃避のための口実としてつくるのが「本当の自分」というもの。

(2)自分探しに時間を使うより、本をたくさん読み、人の話を聞く中で素直な自分を育てる方が有益である。

(3)一方「こうありたい自分」を思い描くことは大切である。それは自分の夢でありビジョンである。夢に向かうことで、人は最大速度で成長できる。

(4)そして夢を描いたら、そこに行き着くまでの仮説を立て、行動することが重要である。


3.頭でっかちになるな!行動せよ!

(1)本を読み、人の話を行くことで色々な事を知り、学ぶことが出来る。

しかし、頭の中だけでシミュレーションする能力だけでは不十分だ。「まずやってみよう」という行動を忘れてはいけない。

(2)失敗を恐れてはいけない。失敗や苦労こそが人を育てる。失敗することより、何もしないことの方こそ、恐れるべきである。

(3)理屈だけをこねる人は、会社を斜めから見て批判するばかりで前に進めない。

(4)ビジネスマンは行動し、結果を出して初めて価値が出るのである。

ではまた明日!
「働くあなたを元気にする」プロコーチ、砂村よしお

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「こうありたい自分」を思い描くことは大切、行動せよ!ですよねぇ〜 本当にこうありたいです!
投稿日 2022-01-05 12:01

ワオ!と言っているユーザー