窓辺 雲の隙間から日が届き タブレットの画面が暗くなり 私たちを見てください 青々した葉が輝き出して 揺れるほどの風に乗り いっしょに踊りませんか の囁きに軽くステップを踏み 手のひらをさし出して 閉ざされた場所から 聴こうとする音楽が流れ始め
アーティストたちが 俺たちは音楽を愛している 私たちは絵を愛している なんだかクサイこと言って なんて思っていたけれども ちょっと待てよ 自分を支えてくれた詩に 感謝をしたことのない気付きに 欠けていた心根を知る あたりまえの日常にある詩に これからは有りがきを思い綴ろう