僕が「いいよ」って言う時 君が喜ぶためなら 僕が我慢しようと思う でも表情に出てしまうのだろう 君は「よくない、ってことね」と 僕の「いいよ」は格好わるいし まだまだ乏しい演技力 それに「だめだよ」と言って 君に嫌われたくないと思っている ああ未熟、ちっぽけな僕
最近は嬉しいことに詩集がよく送られてくる。詩人さんの熱意がこもった作品に出会い、驚きや心揺さぶられる幸せを感じ、たいへんありがたいことだ。ただ、詩人さんにお礼や感想をお返しできていないので、申し訳ないと思っている。ちょっと時間が捻出できていない。先輩詩人さんにそのことを相談すると、「私も申し訳ないがスルーしてしまっている。親しい方ぐらいしか対応できていないね。本が送られてきて、感想云々は書かずに直ぐお礼状を出す方はいるみたいだよ」とアドバイスをいただく。そうか、その手があったか、しかし、これでは形式的で冷たい気もするなあ。スルーよりいいかもしれないが。 まずはできることをしよう。詩集は必ず拝読する。とりあえずそれで詩人さんには応えよう。これでは感謝が伝わらないが、今は詩に関わるボランティア活動でパツンパツンなので、いつか必ず時間をつくり、ありがとうを……