いつの日からだろう 私の頭の中で「萌え」という 言葉の意味がすり替えられていた 秋に葉の色が赤や黄になり 燃えているような、光っているような景色を その言葉の意味にしてしまった 今日、辞書で調べて急に恥ずかしくなる 「萌え」の意味がすり替えらてしまい 「秋葉原」になっていた
荷台に乗った ゴツゴツと響く想い出 摘み取られた野菜や果物と一緒に 風を切り空を見た夏の田舎 叔母さんの返事はいつも 「うんだにゃ〜」 猫語を話すんだと思っていた 幼かった自分 とても楽しかった田舎には もう誰もいない寂しさ ゴツゴツと想い出す空は ここと違っていた