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詩は元気です ☆ 齋藤純二

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バンド名『デラシネ』

スレッド
奴等はクソ野郎だ。間違いなくクソ野郎だ。パンクロックの何が
悪い、俺たちが最高って感じている世界を消そうとした。学校は
クソだ、奴等は最低のクソ野郎だ。

そして、俺たちは負けないくらいクソ野郎だ

「お前たち、また文化祭で雑音バンドをやるのか、もういい加減
に真面に生きようと思わないのか。あれは音楽じゃないし、この
ままじゃ卒業できないだろう。静かに高校生活を送らないと大変
なことになるぞ、将来。わかっているのか」

奴等はクソ野郎だ。俺たちが学校を辞めれば祝いの酒でも飲むん
だろうよ。ぶん殴って学校を辞めそうになったが、それは文化祭
が終わるまでお預け。我慢、我慢だ。

わかっているさ
俺たちがイマイチ戦っていないこと
俺たちもかなりのクソ野郎だ
だからやってやる
次に賭けている

クソ野郎が、ぶち壊してやろうと思っていたら、俺たちがぶち壊
されそうだった。クソ野郎が。


ドラム、クズテツ
ギター、ショウイチ
ボーカル・ベース、俺、トク


当日に突然、俺たちが大トリに変わった。おお、いいじゃねかよ。
そう思ったが奴等に騙された。ふざけんじゃねえ、クソ野郎が。
さあ、暴れてやるぜ、とマイクを取り叫んだ途端、全部の電源を
切りやがった、たくっよ、クソ野郎が。

俺はベースを床に叩きつけ、クソ野郎と叫んで引っ込もうとした。
その時、クズテツのバカが何を考えているのか、ドラムを叩き出
した。ショウイチはエレキ(エレキギター)を投げ後輩のアコギ(ア
コースティックギター)を持ってきて弾き出した。俺、司会のマイ
クを取り上げて叫んだが、それも電源切られてるし、もうマイク
を体育館で腕組んでいる奴等に投げつけ、素で歌い出したぜ。ク
ソ野郎が。



クソ野郎に捧げるバラードっ


ヘイヘイ
歩き方も知らねぇ
笑い方も知らねぇ
だからどうだっていうのさ
イライラするぜ

今さら
教えてくれなんて言わねぇ
俺たちもう知ったのさ
クソ野郎への叫び方を
真地面なんて言葉で
俺たちは騙されやしない

俺たちは終わらねぇ
それどころかまだ始まってもねぇ

ヘイヘイ
歩き方も知らねぇ
笑い方も知らねえ
だからどうだっていうのさ
イライラするぜ

ヘイヘイ
お前らクソ野郎
負けねぇくらい俺たちはクソ野郎

わかっているのさクソ野郎
死んでねぇぜクソ野郎
ぶっ壊した上を俺たちが歩いてやるぜ

ヘイヘイ
クソ野郎が

ヘイヘイ
クソ野郎が

ヘイヘイ
始めてやるぜ



俺たちバラバラになっちまったがな
何処までも戦って行くだろう
このクソ野郎が

クズテツは奴等を殴って退学。ショウイチはガンガンにライブハ
ウスで凄げぇバンドでギターを弾いている、そして退学。俺が一
番のクソ野郎だった。まだ、奴等と戦っているぜ、このクソ野郎
が。

#詩

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#インターネット詩

スレッド
伝えよう
伝わった
の間は加速した

満たされよう
満たされた
の間は加速した

待とう
待った
の間は加速した

物事を詰め込み
加速する時間

生まれた
死んだ
の間は加速するのか

最近
退屈が埋まり
時間が短くなった

#詩

ワオ!と言っているユーザー

#速記詩

スレッド
先生の目を盗みながらノートに
さっさっさとぐちゃぐちゃな字で
詩を書いている

自分しか読めない字
もし取り上げられても……

おっとバレたか

ヘッヘッヘッ読めないだろ先生

つまらない授業を受けている
苦痛な感じを詩に書いているんだよ

ヘッヘッヘッ

#詩

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黄昏時

スレッド
風の指が頬を撫で
流れる行き先は懐へ向かう

静かな夢の中は香りで満たされ
忘れよう涙が顎を歩む

帰る今の私が立つ此処
彼処ではなくやはり此処だった

土に染み込む情け玉は
拡がらずに慰めを知っている

遠くから焼け延びた斜めに
私も包まれる寄り添いの優しさ

我儘に振る舞ってしまった愚蒙を
紅く染まる感情に変えて

#詩

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ぴっちゃん

スレッド
相変わらずの雨がいい
包まれている響き
冷たく染み込んできても
守られているように
裏切りのない惻隠

相変わらず落ちるのがいい
すべて落ちては流れ
初めから決まった道を
みんなが同じように進む
悩みのない小さな波

このままずっとがいい
また会えるなんて
寂しくなりたくないから

#詩

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兄弟

スレッド
父の三回忌以来だろうか
久しぶりに兄と会う

独身の兄は昨夜に腹痛があり
虫垂炎ということで緊急手術した
私は今朝、職場である程度仕事をこなし
早退して入院先へ向かった

腹膜炎はなく虫垂の切除だけで済み
立ち上がるときに痛いと言うぐらいで
元気そうであった

病室の窓からは秋桜が一面に広がっている
特にこれと言って話す話題もなく
白髪の増えた兄の後ろ姿が
父親にそっくりだったので指さし笑う

なんだ、って顔して兄貴面を見せる
その懐かしさにまた笑いが止まらない

相変わらずだなお前は、と兄
お互い様だよ、と私

仲は良くもないが悪くもない
ここ三十年で会ったのは数回だけ
話す会話もほとんどないが
間違いなく兄弟である
不思議とこの距離感が自然である
それが我々にはベストなのかもしれない

#詩

ワオ!と言っているユーザー

焦燥

スレッド
何をしたの夏の空
ただ汗をかき狼狽えた

今はすでに秋の空
澄んだ色に僻むばかりの

どうにかしよう僕の空
雨でもいいから其処にある

どうにかしよう僕の空

#詩

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#モル詩

スレッド
原子量の基準は僕だ
僕は1を12個持っているから
じゅうに、じゅう、に
じゅん、に、純2、だから純二って名前
(無理ありっ)

僕12が12gあると
そこに純二原子が6.02×10の23乗個ある
これが1モルという物質量の定義

言いたいことは
宇宙には僕がいっぱいってことだ
それだけ

それなあ〜

#詩

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#中原中也詩

スレッド
汚れない楽しみは
悲しみを隠すのではなく

汚れない楽しみは涙の乾いた
たとえば折り紙の飛行機

汚れない楽しみは
苦しみに耐えるだけでなく

汚れない楽しみは
のぞみのぞんだシャボン玉

汚れない楽しみは
知らぬ先の先の先あたり

汚れない楽しみは
なすところもなく笑いだす

#詩

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#リサイクル詩

スレッド
リサイクルされるはずのプラごみが
クジラのお腹からたくさん出てくる

ケニアは法律でポリ袋の使用を禁止
日本のプラごみ排出量はアメリカに次ぎ二位
ガムやおにぎりをひとつ買ってもレジ袋
還元されないモノは将来を壊す

過剰、便利さにどっぷり浸かるほど世界は汚れてゆく

#詩

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#TOEIC詩

スレッド
中高生用の英語アプリにハマる
単語のクイズ形式で勉強
早く答えないとライフが消える

ああ、習った習ったスペルは
インテェーアールイーエスティングで
Interesting だ、そうそう面白いだ

時間切れ、2000人中1900位、とほほ

こりゃdifficult だ、難しい
スペルはディエフフィクルティ

#詩

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#カラオケ詩

スレッド
かなり気分良く歌えた
ビブラートもガンガン入れて
ビールを片手に得点を待つ

気にはしないようにと思っているが
見たこともない低い点数に
テストの答案用紙を見ているようだ

確かにメロディがぜんぜん違うもんな

と言われたが
知らない曲を歌いきった気分は最高だ

次のウケる曲を探している

#詩

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#辞書詩

スレッド
自己啓発辞書

ふかのう【不可能】①不可能なことに取り組むのは、楽しいものだ! (byウォルト・ディズニー) ②不可能は、可能性だ! (byモハメド・アリ) ③吾輩の辞書には、不可能の文字はない、とは言ってないが大概そんなところだ(ナポレオン)

「不可能」を調べ、重たい腰を上げた

#詩

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#人形詩

スレッド
僕にはたくさんの糸が付いていた
家族から、友達から、近所から、学校から

引っ張られ演じているのが
なんだかぎこちないようで嫌だって

自分らしく演じてみたいと思って糸を切ってみた
すると僕は自由を手に入れるどころか
寂しくて全く動けないポンコツになった

#詩

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始めようぜ

スレッド
始まってもいないのに
終わってしまっている顔をしている

俺たちエレベーターの鏡を覗けば
何処へ上がっているのか、と
不完全燃焼を感じているんだから
詰まらない男だと苦笑いしてしまう

何をするために生まれてきたのさ
要するに全く楽しんでいないじゃないか人生

それで終わってもいいのかい
チャンスやラッキーが向こうから来るだろう
なんて呑気にしているのは時間を忘れているからだ

有限なんだよ俺たちは
笑われることを気にして何も出来ないなんて
意味ないって話なんだよ

希望、夢、愛、平和を
ダサいなんて思っている場合じゃない
クズグズしているとすぐに終わってしまうぜ

なあ、もうわかっているんだろう俺たち
何をするための生きているか、をだよ

#詩

ワオ!と言っているユーザー

#麻酔詩

スレッド
白い液体が血管に流れる
身体にピリピリとした微弱の電気を
感じたあとに意識はなくなる

覚醒すれば開創された痛み
何事もなかったような術中の代償

しかし鎮痛剤を自己投与も出来る時代
ポンプのボタンを適宜自分で押せば和らぐ痛み
麻酔の進歩を有り難く思う

#詩

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跳ね返りの微睡み

スレッド
休日の朝方には
固まる精神、固まる身体

何を弱気なっているのか
平日の踏ん張りが緩み
自信も思いやりも昨日の夜に
消された重力を感じている

この怖さはいったい何だろう
失うのは自己満足くらいなのに
無気力になっていく変化に
驚き浮き上がれない萎んだ風船

これで終わってしまってもいい
そう思えるのは疲れなのか
諦めなのか、十分なのだろうか

薄明るいガラスの色は時計
出来ることなら時間が止まれば
不安を解消しないで済む
永遠のモラトリアムになり
包まっていられればそれでいい

今がずっと今であるように
次なる刺激は消えてなくなり
再び目を閉じてみれば
そこは濃厚な自分らしさの卑屈

#詩

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#安全詩

スレッド
四面楚歌の中にもう僕はいない
世間が覗いているのはダミーなのさ
その様子を監視カメラで見ている

訳わからず世間に攻撃される
僕には僕の欠陥が治せない
だから生きるために違う自分を立てた

だけどこの監視室もそろそろヤバい

……どうしたことだ
ダミーが玄関から出てきやがった

#詩

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#朝詩

スレッド
朝は静かだから聞こえる

自分の息
ゴミを出すビニール袋の音
自転車のタイヤが擦れている音
枯葉が地面に落ちる音

クリヤーだから
風の声さえ聞こえてきそうな……

カラスの大きな鳴き声は遠くまで
そんな朝に行ってきます

#詩

ワオ!と言っているユーザー

#萌え詩

スレッド
いつの日からだろう
私の頭の中で「萌え」という
言葉の意味がすり替えられていた

秋に葉の色が赤や黄になり
燃えているような、光っているような景色を
その言葉の意味にしてしまった

今日、辞書で調べて急に恥ずかしくなる

「萌え」の意味がすり替えらてしまい
「秋葉原」になっていた

#詩

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#トラック詩

スレッド
荷台に乗った
ゴツゴツと響く想い出

摘み取られた野菜や果物と一緒に
風を切り空を見た夏の田舎

叔母さんの返事はいつも
「うんだにゃ〜」
猫語を話すんだと思っていた
幼かった自分

とても楽しかった田舎には
もう誰もいない寂しさ

ゴツゴツと想い出す空は
ここと違っていた

#詩

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#骨と関節詩

スレッド
骨にはピアスだらけ
これは俺のファッションではなく
受難であるパッションだ

しかし
こいつのお陰でなんとか生活ができる
「このやろう」という激情にもなるパッションだ

俺は精神とピアスで骨を支えている

#詩

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過程

スレッド
僕は何をもって弱いのか
なんて考えてしまう人間だったので
いつだって自分の気持ちも
君の気持ちもわかっていなかった

僕は何をもって強いか
なんて考えてしまう人間だったので
いつだって自分の気持ちも
君の気持ちもわかっていなかった

そんな僕が初めて知ったんだ

ごめんなさいもさよならも言えないまま
君のカタチは無くなり初めて抉り出された涙

弱さを知ってしまった僕は
強く生きて行くことなど考えられなかった
それでも心からありがとうを伝えたいと思っている

#詩

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街の海

スレッド
ベランダの椅子に座り込むと
猫のハナとユメが黒目を大きくして
手すりに上がり通りを見ている

タイヤの擦る音は
波のように打ち寄せては返す街の海
風は風鈴をやさしく鳴らし
コーヒーの程よい苦味に
いつかのどこかの憧れを夢みている

大波のトラックが過ぎてゆく
小波の乗用車は追いかける
私は揺れない船の上で漕ぐこともなく
周りを動かし繋がってきた時間の不思議に
すこし戸惑いながら残りのコーヒーを口にする

そして枯葉が迷い込んだ床に横になると
説明しようもない涙が流れ出しては
その心地よさに救われていた

ユメとハナはもう部屋へ戻っている

私はもう少し街の海に浮かんでいたい

#詩

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#秋の栞

スレッド
終わってしまった夏から
澄んだ青色が広がって
隣に座る君の瞳は澄んだ茶色

灼熱の赤色に草臥れた心をのせ
空っぽになろうと
燃え尽きた寂しさを残しながら
乗り切った夏を秋に変え
僕らはまたひとつ季節を終えた

雲を眺め微笑みだす僕らの幸せ
流されて連なり
遠くへもっと遠くへ夢に浮く

#詩

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#詩の好み

スレッド
好き嫌いが分かれると思うよ
君の詩は

と、言われた
なるべく自分をさらけ出し
語っているのだから
好き嫌いは出てくるのだろう

それで、あなたはどっち?

……どっちでもない

その矛盾もわかるような気がする(嫌い?)
俺にその優しさはないけれど
あなたの詩は好きだから読んじゃうよ

#詩

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#登山詩

スレッド
せっかちだから一目散に頂上を目指す
そこには達成する楽しみだけ

または諦め休んで下る

もう少し上手に生きられないのか

次は景色をじっくり眺め登ろうとするが
やはりせっかちで何も見えていない

もったいないもなく
私は今さら亀にも兎にもなれず
せっかちに終わろうとする性分なのか

#詩

ワオ!と言っているユーザー

自覚芝居

スレッド
たいしたことのないポジション
そこで忙しそうに芝居
なんのための時間の浪費なんだろう

表情の歪んだ芝居をして
俺はこの身体でなにを得るのだろう

疑問が充実へと誘導しても
そこがどこだかも分からず
また芝居をしてしまう悲しみ

逃げているのではなく生きていく順応

なら……
の先を迂回、往復、戻され
自分という無駄から得ている安心に落ち着く

時間に染める色はぼやけてすぐに消える
でも俺、それっ、望んでいるんだろ

#詩

ワオ!と言っているユーザー

あすたりすく

スレッド
くっ付けた星は輝きませんが……

希望に満ちて爽やかな感じではなく
どちらかといえば僕は何を考えているのか
わかってもらえない人間のようです

そんな僕も星をあっちこっちにくっ付け
いろいろと注釈が出来るので
どうにか頑張っていられるわけです

この星はとっても役に立って
みなさんに「君はそう考えていたのか」と
僕のことを理解してもらえるのだから
厳しいといわれる社会にも
ぎりぎりセーフで順応できるわけです

ただし自分からどんどん話をして
僕らしいところに星をくっ付けながら
きちんとみなさんに考えを伝えるようにします

ちっぽけなでかっこ悪い生き方かもしれませんが
曖昧さには輝かない星をくっ付けながら
これから先も僕は進んで行くのです

#詩

ワオ!と言っているユーザー

#秋の栞

スレッド
緑から黒未満にある潤い
抜けて軽くなり時に比例して萌えてゆく

乾くほどに定めを欲しがる人間
色を濃くしながら生き様の示めす葉脈

何処に執着するか
挟み込んだページに潔く身を委ね
此処を見よと潰されながらも
手を振るように印す

#詩

ワオ!と言っているユーザー

#コーヒー詩

スレッド
どこからだろう
憩いの香りがしてくる

その時間をくれないか
その一杯の静けさをくれないか
それで今日も戦えるのだから

どこからだろう
憩いの香りがしてくる

落ち着きを求め
目は細め鼻は膨らみ
香りの元へ足は進んで行く

#詩

ワオ!と言っているユーザー

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