友人のネパール人シェフのカレー屋へ出掛けた。 ゆっくり歓談して食べる事も叶わない時勢。 それでも、遠い外国で美味いカレーを作る事に使命感燃やす彼の為に、微力ながらも売り上げに協力したい。 身内贔屓ではなく、本当に彼のカレーは美味い。下処理の手を抜かない、冷凍は使わない、といった、至ってマトモな事がぶれない。 自分のシェフとしてのプライドを、まっとうする。 そんな基本的な事だけど、出来ていない店は意外と多い。どこかで経済・経営理論が働き、材料の吟味から調理の間で何かが抜ける。 真面目にやるほど、儲からないから。 自慢の友人であり、自慢の味! きっと宇宙イチ美味い。