モノを作る時に、相手に丸投げする。 任せる、という。 作り手は、希望などを聞いたり、出来るだけ期待に添えるよう、なんとかしたいと常に思う。 でも、残念ながら期待に添えなかった。 文句を吐き捨てられる。 どれだけ聞いても、漠然とした事のみで返答され、任せると一任された上で、ダメだった。 イメージとの解離を埋められなかった側に問題がある。 期待された上での「任せる」に答えられなかった事が歯痒い。一方で、任せるとは何なのか。 あっしは口うるさい。 だからいつも他人を信じてないね、と言われる。違う。 信じたいけど、自分と異なる価値観が存在する事実を痛いほど知っているから、口うるさく指示をする。それが良いか悪いかは知らないが。 だから、任せるとは軽くは言わない。 任せる以上、その責任は任せた方に在ると思うからだ。 しかし商売ではそんな理屈、通じないこともある。ひとつ言える事は、後から何か文句を言うヒトとは付き合えない、そういう事だとおもう。