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南加聖書教会ホームページ: http://wdx.socalbiblechurch.com/ 南加聖書教会フェイスブック: https://www.facebook.com/SoCalBibleChurch/

愛する皆さま、お祈りくださり感謝します!

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愛する皆さま、お祈りくださり感...
愛する皆さま、お祈りくださり感謝します!
オレンジ郡に神の祝福が、皆さまに神のご加護がありますように!

雨は降りませんが、奇蹟的に暴風が全く止み、消火活動が軌道に乗りつつあります。1/4ほど鎮火し、10万人の避難民の内、すでに7万人が帰宅出来ました。一部家屋が焼けましたが死者ゼロです!湿度も6割に上がり、今夜は夜露も期待できるので更に鎮火が見込まれます。神さまは守って下さってます! 感謝!
なお、消防隊員2人が火炎に巻き込まれ全身やけどの重体です。
彼らの健やかな癒しと、引き続き完全なる消火をお祈りください。God bless U all!

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クリスチャンの方々に緊急の祈祷リクエストです!

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クリスチャンの方々に緊急の祈祷...
クリスチャンの方々に緊急の祈祷リクエストです!
昨日の朝から地元オレンジ郡で大規模な山火事が火災が発生しました! 
10万人に避難勧告が出され、現在湿度が僅か10%で鎮火率ほぼ0%です!
鎮火出来るように、地元の方々と消防士のためにお祈りください!
雨期が近づいていますので、雨が降るようにもお祈りください!
手前の黒いのが山です。目の前の住宅街へ火が押し寄せています。

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牧師、バイカー、鮨職人として。。。シェア from LA   

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第37話 コロナ、ロックダウン、妻の事故 ⑩「 大丈夫 」  

   しばらくしてアシュリー兄が迎えに来てくれた。「水を持ってきました。」と彼。実にありがたい。そう言えば昼食から全く水を飲んでいなかったが、喉の渇きを意識する間もなかった。妻がすでにER内へ入ったことを彼に告げると、「ここからが長いんですよ。」 彼はこれまで幾度もERへ来たので状況を熟知している。「場合によっては診てもらうのに5~10時間、朝まで待たされたりとか。。。」とポツリ。なるほど。改めて一筋縄でいかないことを悟り、彼の車に乗り込んで慣れない真っ暗闇の町をナビを見ながら家路についた。

「チン!」 しばらくすると携帯のテキストが鳴った。「ん?誰?」と見ると何とカミさんだ!「今、レントゲン撮った。これからCTスキャン」 え? もう診察して貰えてるの? つうか彼女はちゃんと目が見えるのか?ちゃんとスマホも打てる。。などと戸惑っていると今度は「もうCTスキャンも撮った」と打って来た。えー?!マジで?「かなり速い診察ですね。珍しいです。良かったじゃないですか」とアシュリー。驚いていると ついに彼女からダメ押しの一発、「大丈夫」 大丈夫!? これで妻の意識がはっきりしてることや診察がスムーズに進んでいることなどが確認出来た。「勝った!!」 すでにこの勝負はついたことを確信した。天を仰ぎ 主に感謝を捧げ、「どや サタン!見てみぃ!これが我が神の力や!!」と勝ちどきを上げた。

「世に勝つ者は誰ぞ、イエスを神の子と信ずる者にあらずや。」  
          第一ヨハネの手紙5章5節、文語訳

こうなるとボヤボヤしてられない。アメリカでは重症者でも即日退院は当たり前。増してやコロナ禍なので罹患者以外はすぐに追い出される。早く風呂と飯を済ませ妻の退院に備えねばならない。アシュリー兄はナビを使っても方向音痴でノロノロ運転なので1時間もかかり、帰宅したのは午後10時前。それにしても彼はよくここまで付き合ってくれた。主に在る友は最強の友だ。彼に神の祝福がいつまでもありますように。

さっと風呂を済ませた後、なぜか腹が減っていないのでPCに向かい祈りつつフェイスブックで祈祷要請をしたところ、アッという間に1000を越える“いいね”と祈りのメッセが殺到した。何をするにもまず祈ることと祈ってもらうこと。「よし!」これで後顧の憂いはない。夕食を午前12時に食べ終えた時、「チン!」と再び携帯テキストが鳴った。やはり即日退院だ。つまり異常がなかったということ。後で妻から聞いた話だが、彼女は頭から “出血していたおかげ” でトリアージの優先順位が上がり先に見てもらえたとのこと。出血がなければどうなっていたか分からない。どこまでもきめの細かい神さまの導きに脱帽した。            10-5-2020

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第36話 コロナ、ロックダウン、妻の事故 ⑨「 ERへ 」  

   我々を乗せた救急車はほどなく病院のER(エマージェンシー・ルーム)付近へ到着した。見るとERというより工場の裏口のような殺風景な所。混雑してるわけではないが、ERの入り口前では先に到着した他の患者がストレッチャーに乗せられたままで待たされている。その周りを救急隊員らが動き回り、入り口ではひっきりなしに病院関係者ら出入りする。そう簡単には中へ入れてもらえないことが想像できた。中へ入れた後も、ERで治療を受けるのに数時間待たされることもアメリカでは珍しくない。

病院は殺気立っていた。救急隊員は皆、目がつり上がり荒々しい。ロックダウンから僅か1カ月、LAでは連日コロナで大勢の人々が命を落とし、病院は崩壊の瀬戸際にあった。そう。ここは“コロナ戦争“の最前線なのだ。固唾を飲んで見ていると、「あなた、もう一度祈って。ここで手を握って。。。」と妻。そうだ。今こそもう一度 祈られねばならない。両手を胸の上で合わせてストレッチャーに横たわる彼女は、どうやら目があまり見えない様子。彼女の手の上に両手をかぶせ声を出して祈った。しばらくして入り口のドアが開き、彼女を乗せたストレッチャーはERの中へと吸い込まれて行った。「意外に早いな」と思いつつ見送る。

「おい、アンタ!」 その時、横で大きな声がした。私に向かって「アンタはここにいてはいけない。もう行け!」と救急隊員の一人がわめいてる。「行けって、どこへ?」と聞き返すと「どこでもだ。そこに道があるだろ!行け!」。頭に来て「何じゃそれ?! 俺は今ここに来たばかりで、妻はERに入ったばかりだ!それに道ってどの道だ?!俺はここに詳しくない!」と返すと「関係ない! 今はコロナなんだ!とにかくあっちへ行け!そこにある道をドンドン歩いて行け!」と彼。ヤレヤレまたコロナだ。何もかもがこのせいだ。

仕方なく前を横切る道の向こう側まで取りあえず歩き歩道に座った。そこへCHP(カリフォルニア・ハイウェイ・パトロール)の警官がバインダーを持ってやって来た。先ほどフリーウェーの事故現場でいた人だ。小柄だが がっしりした白人中年の彼の名はラインハート。彼の質問に色々と答えた後、「ここにあなたの車を預けています」と 廃車置き場が記されたカードを私に差し出し、丁寧に挨拶をして立ち去った。とっぷりと日が暮れ、ふとER入り口付近を見るといつの間にか誰もいなくなっていた。歩道に座ってるのもシンドイのでもう一度その場所へ戻って置いてある椅子に腰かけた。しばらくボーっとしていたが、突然

「ダビデは彼の神、主によって奮い立った。」   第一サムエル記30章6節

と記された、その日の朝 与えられた聖書の一節を思い出した。ダビデ軍が得るものなく戦場から自分たちのテリトリーに戻ると、何と敵に全てが焼き払われ、妻子を含む全員が連れ去られ、大の男どもが泣き明かした一件である。あまりのショックに部下たちはダビデを殺そうとした。しかし不屈の信仰者ダビデにとって”イモ引く“などあり得ない。かえって神の力で立ち上がるのである。ふと気が付くと、私はすっくと立ちあがっていた。そして見る見る怒りがこみあげて来た。「こらあ!!ワレ誰に向かってケンカ売っとんじゃい!ボケッ!!」とサタンに向かって叫んでいた。この時完全にモードが切り替わった。防戦から攻勢に転じた瞬間だった。万軍の主に在る反撃が始まる。。。 10-5-2020

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第35話 コロナ、ロックダウン、妻の事故 
⑧「救急車内にて」  

   ガブリエルと別れて戻ると、ちょうど妻がストレッチャーに乗せられER(エマージェンシー・ルーム)へ行く準備が整ったところだった。と同時に、さっきとは別の救急隊員から「ご主人も一緒に行かれますか?」と意外なことを聞いた。「え?行っていいの?」と驚いてると「ええ、もちろんです。ぜひ乗って下さい。」と丁寧に言うではないか! これもアメリカではよくあることで、組織が別々に行動するため手順が統一されていないのだ。神に感謝しつつ救急車に勇躍 乗り込もうとした時、「ちょっと待って!スマホがない!探して!」と妻が叫んだ。

徐々に意識を回復した妻は、自分なりに財布やIDカードなどの有無を確認していたのだ。慌てて探し回ったが見つからないので鳴らしたところ、「これアンタのじゃない?」と、もう一人のCHP警官が見つけて持って来てくれた。何と車から数メートル離れた所まで吹っ飛ばされていた。しかし今もちゃんと使えている。実際このスマホは この後大いに役に立った。もしなければ広い院内で連絡がつかないところだった。

救急車に乗り込み現場を離れた。横たわるマスタングが視界から遠ざかるのが窓から見えた。これが24年間にわたり32万km乗った愛車を見た最後の時となった。そしてアシュリー兄に電話をした。「ゴメン。もう現場を出発しちゃった。ロングビーチ・メモリアル病院だそうだから、悪いけどそっちへ向かってくれる?」彼は「分かりました。今、見えてますよ! ボクも今現場に着きました。渋滞で辿り着くのに時間がかかりましたが、先生の乗っている救急車が離れて行くのがここから見えてます。大丈夫です。病院の方へ向かいます!」 ああ、何という主に在る友の力強い助けだろうか。思わず主に感謝を捧げたその時、

「あなた、祈って。。。」 か細い声で妻が言った。そうだ。祈らなきゃいけない。狭い車内で彼女は向こう側を向いてストレッチャーに乗せられているので顔を見れないが、ストレッチャーの端に手をかけ祈った。「主よ。何と言う悲劇でしょうか。どうか我らを憐れんでください。しかし一方でここまで全て守られたことを感謝します。こうして私が救急車に乗り込めたことや、アシュリー兄の助けを感謝します。今、どうぞ妻をお救いください。適切な治療が受けられますように。一切をお守りください。あなたに全てを委ねます。」

「これは、もはや自分自身を頼まず、
 死者をよみがえらせてくださる神により頼む者となるため。」
          第二コリント人への手紙1章9節

という聖書の厳しい言葉が去来するのを感じつつ、車はゆっくり病院へ向かって行った。      つづく。。。    
10-1-2020

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憎しみは それを入れる器を蝕む。

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憎しみは それを入れる器を蝕む...
憎しみは それを入れる器を蝕む。

アラン・シンプソン

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第34話 コロナ、ロックダウン、妻の事故 
⑦「救急活動開始」  

   そうこうするうちに消防車一台と救急車一台、CHP(カリフォルニア・ハイウェイ・パトロール)のパトカー2台とレッカー車2台がやって来た。まだ妻はろれつが回らず記憶も飛んでいたものの、少しずつ正気を取り戻しつつあったが、何気なく彼女の座っているシートの背もたれを見ると何か濡れている。薄暗がりに加え黒い座席なので見分けがつかない。触ってみると、「ベチョ。」  どす黒い血が付いた。「ヤバイ!頭頂部から出血してる!」 思わず血の気が引いた。

喧噪の中、救急隊が作業を始め妻を診断し、CHPの警官は私に質問しながら書類作成を始めた。私は時おり妻のほうを見やりつつ散乱した所持品をかき集め、病院へ行く準備を始めたが、又しても驚愕すべきことを聞かされた。救急隊院の一人が「アンタは救急車に乗って行けない。」とポツリ。「何だって?」と聞き返すと「コロナのせいで救急車に乗れるのは患者だけ。」 チッ、またコロナだ。「じゃあ、どこの病院か教えろ」と尋ねると「知らん」と言う。まだ行く先が分からないので警察に電話して自分で調べろだとさ。腹わたが煮えくり返りそうになる中、今度はCHPから「アンタはここからどうやって家へ帰るんだ?」と聞かれた。

そりゃそうだ。病院へ行くにしても帰宅するにしても、私を”迎えに来た”はずの妻は重症、車は無くなった。誰か呼ばなくてはならない。すぐさま御霊に示され教会メンバーのアシュリー兄の顔が浮かんだ。「そうだ!彼はこの近所だ。」と電話をしたところ、彼もロックダウン中で自宅にいたためすぐにつながり来てくれることになった。そこへガブリエルが血相変えて飛び込んで来た。「アンタのバイクを運ぶトラックが来たよ!」

そうだった。忘れてたが自分のバイクも陸送せねばならない。しかし、もはや“家には誰もいない“ので、急遽いつも世話になっているバイク屋へ運んでもらうことにしてバタバタとバイクを積み込んだ。

「じゃあボクはもう行くから。」と彼。立ち去ろうとするガブリエルに私はハッキリと言った。「どうだい?見ただろう。これが信仰者の生き様さ。俺はフツーのオッサンで、今回は悲劇に見舞われた。信仰者の人生とは決して楽じゃない。でも、私たちには神である主がついておられる。だから結果がどうあろうと真の信仰者は必ず乗り越えることが出来る。今回もそうさ。君が本当に心から神を信じることが出来るように期待してるよ。」彼は「ありがとう」とグータッチをして帰って行った。言いようのない力と平安が私を覆い始めていた。同時に先ほどまで感じていた暗い影が少し薄れていることに気付いた。

「たとい、死の陰の谷を歩くことがあっても、私は災いを恐れません。
 あなたが私と共におられますから。」   詩篇23篇4節

まさに聖書のこの言葉どおりの雰囲気であった。主に在る反撃が始まろうとしていた。。。         9-28-2020

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