中華人民共和国の江西省は景徳鎮で有名ですが、今回の訪問地は 湖南省に近い西の外れです、でも高速道路が完備しています。 面白いのは高速道路の料金所は省境にあり、ここで区切りがされます。 おそらく管理は省単位なのでしょう。 深センからは高鉄(新幹線)で3時間、300Km程度で走行して、 湖南省の駅に、そこから高速でまた2時間以上。 ちょっと前までは1日以上必要な場所でした。 現在、広東省の電子系の工場は、ここに工場移転をしています。 理由は低賃金もさることながら、勤務が安定(転職しない)が最大原因と 考えます。 勤務の安定は品質の向上の必須条件です、安かろうの中国が、ジリジリと 実力をつけて行くと思われます。 江西省までは来年には高鉄が深センより直行となり、香港FOBで 輸出がより簡単になります、これからは此処に出張が多くなりそうです。 ただ、この時期の移動は辛い、日本>香港>江西省>広東省>香港と毎日 気温が違う、それも15℃以上、衣服の持参だけでも馬鹿にならず、 老齢には体調維持に余計なエネルギーを割かねばなりません。