Emailお仕組みで代表的なものはIMAPとPOPで、複数のデバイスを使用する には圧倒的にIMAPです。 我が社のIMAPの歴史は古く、ISPがサポートしていない時代から、自社で Serverを構築し、運用しています。 IMAPはメール本体がServerにあり、使用するデバイスにはヘッダーのみが DLされるだけです。 このためEmailを貯め込むと、Serverの容量が圧迫され、トラブルが発生した 場合にリカバリーに多大な時間が必要となります。 PoPから移行した場合、この「貯め込む癖」が抜けきらず、後々必要とかの 理由をつけて、大量に貯め込むクライアントが増えています。 貯め込むならアーカイブして自分のPCに保管すれば良いのですが、 検索で面倒とかの理由をつけてなかなか実行してくれません。 この検索も実は完璧ではなく、索引の破損があるとヒットしないケースが あります、この様に不安定な部分もあるので、溜め込みは良くないのですが 一度手にした利便性はなかなか捨てる事が出来ないのでしょうね。 この先、ISPでのIMAPは使用制限が厳しくなると思われます。 Emailの保存に時間制限を付けるなど、強制削除も検討せねばならぬ 状態がいずれ訪れると予想します。