身の回りの製品がデジタル化され、アナログなメカ部分への配慮を忘れ勝ち になります。 好例がDVDプレイヤーで、動画配信ばかり見ていると、DVDの出番がなくなり ますが、いざ、DVDで使おうとすると動かない! こんな事例をよく聞きます。 DVDプレイヤーはかなり精密なメカを搭載しているのですが、その割に 価格が安く簡単構造と決め込んでしまいます。 問題はヘッドの移動部分の滑りで、ここの潤滑が悪いと、DVD入り口のフタ も開きません。 以下は、必ず自己責任で・・・・・ 電源プラグを抜きます(必ず)、SW OFFではダメです! カバ-を外します、+ネジ数本で、簡単に開きます。 2本のステンレス棒があり、これにヘッドが乗っています。 ヘッドをゆっくり手で動かしてみます、移動抵抗があるなら、ここが 原因です、綿棒にシリコンスプレーを吹きかけ(周りに飛散すると悲惨な ことになります)、丹念にステンレス棒に塗りつけ、移動がスムースに なるまで行います。 この状態で電源を入れ、フタの開閉やヘッドが移動する事を確認します。 OKならDVDの出し入れを試験します。 フタの開閉がぎこちない場合は、そのメカ部分にシリコンスプレーを します。 複数台、修復しての経験からのレポートです、ダメモトで挑戦して みてください。 持ち込めば修理してくれる? 止めて下さい、修理料金で新品が購入出来ますから。