記事検索

カイの家

https://jp.bloguru.com/kai

バレリーナ

スレッド
http://home.h00.itscom.net/shio... http://home.h00.itscom.net/shiokawa/RC_Bisque_Ballerina.html
 ロイヤルコペンハーゲンのバレリーナのフィギャリンである。先月末にアメリカのオークションで落としたのだが、コロナの影響で4月2日に国際郵便の扱いを中止するという話が出たので、当分来ないかなと思っていたら、昨日届いた。
 これはビスキュイと呼ばれる素焼きの磁器小立像である。すなわち、釉薬がかかっていない。時代は、おそらく1850年頃で、このモデルとなった彫刻作品はデンマークでとても有名なトールヴァルセンという彫刻家が制作した。コペンハーゲン市に行けば、トールヴァルセン美術館が町中にあり、市内観光ツアーにも組み込まれているほど有名である。
 ビング&グレンダールも1853年創設された当初、このトールヴァルセンの作品のビスキュイを製作していた。なお、創立者の一人、フレデリック・グレンダールはロイヤルコペンハーゲンの彫塑製作者でもあった。
 両窯の古いトールヴァルセンのビスキュイ・フィギャリンは、デンマークで人気があり、なかなか海外市場には出てこない。出てきても、どこかに難がある。逆に、コペンハーゲンのフリーマーケットなどへ行くと、ときどき見かけて、小さなガラスケースの中に大事そうにしまってあり、テーブルの上には出ていない。といっても、私がコペンハーゲンに住んでいたのは22年前だから、今はどうなのかは知らないが..
#rcbg #陶磁器

ワオ!と言っているユーザー

  • ブログルメンバーの方は下記のページからログインをお願いいたします。
    ログイン
  • まだブログルのメンバーでない方は下記のページから登録をお願いいたします。
    新規ユーザー登録へ
ハッピー
悲しい
びっくり