広島県三次市にある奥田元宗・小由女美術館で行われる「ロイヤル コペンハーゲンと北欧デザインの煌めき」展の案内が美術館HPにアップされました。会期は4月27日(土)から6月23日(日)です。なお、まだ発表されていませんが、講演会を5月19日(日)に予定しておりますので、よろしくお願いします。
東京国際フォーラムで行われている「ART FAIR TOKYO」に行ってきました。全体的に、現代アートのパワーがなくなったような印象を受けました。昨年はバリ島に行ったので行けませんでしたが、一昨年より活気がなかったです。飽きてきたのかな.. その中で、岡本太郎さんを扱っている店が2つもありました。根強いですね。
講演前後に通された応接室にある櫛型椅子です。なかなかユニークなデザインだったので、写真を撮らせてもらいました。どうやらこの櫛型椅子は柳澤さんのデザインではないようですが、彼が選んだもののようです。 美術館の館長さんはビートルズファンで、私のヘフナーギターコレクションのHPを見たらしく、講演後、ビートルズが持っていたギターやベースの話で盛り上がりました。ギターコレクションの展覧会もやってもらえないかな..
駐車場から美術館に向かうと左側に石庭があります。このランドスケープをデザインしたのも美術館を設計した柳澤孝彦(1935−2017)氏です。前にも書きましたが、彼は西新宿にある新国立劇場を設計した建築家です。新国立劇場は設計競技で竹中工務店が獲ったのですが、国家プロジェクトなので一企業だけではできず、そのため、当時、竹中工務店の設計部長だった柳沢さんがTAK建築・都市計画研究所を作り独立しました。郡山市立美術館はこの独立して間もない頃の出世作であり、代表作のひとつです。初めの頃、この石庭には水が流れていたようですが、現在は特に流していないようです。メンテナンスが大変ですから仕方がないですね..
郡山市立美術館にあるカフェ「juju 130 CAFE」の週替わりワンプレートごはん、白身魚フライ定食である。このカフェは郡山市民に人気があるらしく、展覧会ではなく、このカフェだけのために車で来るお客さんも多いらしい。美味しかったです!
三井記念美術館へ「国宝雪松図と能面x能の意匠」展を見てきました。年末年始恒例の円山応挙「雪松図屏風」と一緒に、三井記念美術館が所蔵している能面と能装束がたくさん展示されていました。能面はよく見ますが、能装束はあまり見ないので、いろいろなデザインがあり、とても見応えがありました。雅楽で使う「大太鼓」が気に入りました。