サンフランシスコ・ユニオンスクエア界隈にあるMIKAKUレストランはここ十数年間の行きつけのお店。
10年ほど前にオーナーが日本人のIさんから、韓国人のご婦人のKさんに変わった。板前さんには日本人シェフを置いて本格的な寿司を楽しませてくれる。
朝の5時代に起床してから、この日のお昼にここまでたどり着いた。
Kさんは、私より年上でその分だけ年上の子供たちが2人いる。
どこの家でも子育ての悩みは尽きないのだなぁ、と共感し合う。
特に二人兄妹で最初が女の子の場合、その子はワイルドとなり二番目の男の子はおとなしい良い子であるなど、共通することがあって2人で大笑い。
ランチが終わった後、ロール寿司のサービスがあってつけてくれたんだけど、うーん、この年には多すぎる量だなぁ。
ここ最近、西海岸では日本からのラーメン店進出がたけなわとなっています。
この日、久方ぶりにサンフランシスコにあるお店に行ってみました。
前菜として、枝豆1皿7ドル。
お店の定番人気メニュー、いざラーメン17ドル。
消費税とチップを加えると、この日のお昼のランチは30ドルを超えました。
日本での飲食がどれほど安いかを知っていただくための1つの例です。大抵日本ではここでの枝豆1皿分の代金でラーメンが食べれてしまうし、それが平均的なランチ費用だと思います。7ドルは円換算にして800円ほど。この日のランチは円換算では3500円です。
この国でのランチの際のチップ代だけで、日本でのファーストフードのお昼を済ませてしまうことができます。
特別に高いラーメン屋ではなく、これが普通の外食の様子なのです。またランチにこれだけの費用かけられるほど、人々は賃金を得ています。
90年代後半からの20年間の先進国間を比較した実質賃金の伸び率統計を調べたことがあります。
確か1997年を100として、2017年の実質賃金数値は、
日本が91。
米国が176でした。
20年間で1割近くも実質賃金が下がっていたなら物価も上がりようがありません。この恐ろしいデフレから脱出しなくてはならないんです。
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