映画『スターウォーズエピソード5帝国の逆襲』より。
マスターヨーダに、ジェダイのトレーニングを
受けたいと懇願するルーク。
Yoda: He is too old. Yes, too old to begin the training.
(歳をとりすぎておる。訓練を始めるには遅い)
Luke: But I've learned so much.
(でもこれまでたくさんのことを学びました)
Yoda: Will he finish what he begins?
(この子は始めたことを終えられるだろうか)
luke: I won't fail you. I'm not afraid.
(期待は裏切りません。恐れはありません)
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fail は、失敗する、という意味もありますが、
ここでは、人の期待に背く、という意味で使われています。
『恐れはありません』とルーク。
ジェダイにとって『恐れ』とは、
暗黒面につながる感情とされています。
映画『スターウォーズ エピソード6 ジェダイの帰還』より。
父ベイダーを暗黒面から救うため、
父と対面するルーク。
Luke: I've accepted the truth that you were once Anakin Skywalker, my father.
(僕は、あなたがかつて僕の父、アナキン・スカイウォーカーだったという事実を受け入れたんです)
*accept 受け入れる
truth 真実
once かつて
Vader: That name no longer has any meaning for me.
(その名はもはや私にとってなんの意味もなさない)
*no longer もはや〜ない
meaning 意味
Luke: It is the name of your true self. You've only forgotten.
I know there is good in you.
(本当のあなたの名前です。忘れていただけです。あなたにの心には善があることを、僕は知っています)
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true selfで、真実の自分。
selfは、自己や自分自身を意味します。
true selfは、ICFの翻訳をしている時、
ときたま登場する表現です。
映画『スターウォーズエピソード4新たなる希望』より。
基地内にルークとオビ・ワンが潜入していることを
察するベイダー。
Vader: He is here.
(奴はここにいる)
Tarkin: Obi_Wan Kenobi? What makes you think so?
(なぜわかる?)
Vader: A tremor in the Force.
The last time I felt was in the presence of my old master.
(フォースの揺らぎだ。これを最後に感じたのは、昔の師の面前だった)
Tarkin: Surely he must be dead now.
(奴ならもうとっくに死んでいるはずだ)
Vader: Don't underestimate the Force.
(フォースの力を、見くびらないでもらいたい)
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underestimate 過小評価する、見くびる、甘く見る
You should not underestimate yourself.
(自分を過小評価すべきではない)
誰かを励ます時の表現。
逆に戒める時は、
Don't overestimate yourself.
(自分を過大評価するな)
overestimate 過大評価する、高く見積もりすぎる
映画『スターウォーズ』エピソード5。
ジェダイのトレーニング中のルークが、
師匠ヨーダとオビ・ワンの制止を振り切って、
危険が迫っている仲間のもとへ駆けつけようとするシーン。
Obi-Wan: Luke. Don't give in to hate. That leads to the dark side.
オビ・ワン:ルーク、憎しみに身を委ねてはならない。暗黒面に堕ちるぞ。
*the dark side 暗黒面
Yoda: Strong is Vadar. MInd what you have learned. Save you it can.
ヨーダ:ベイダーは強い。学んだことを思い出せ。それがお前を救う。
Luke: I will. And I'll return. I promise.
ルーク:わかりました。きっと戻ります。約束します。
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I promise 約束します
その約束はきっと守るよ、という強い気持ちが
伝わってきます。
オビ・ワンの忠告にある『暗黒面』は、
シリーズを通して何度も登場します。
ジェダイにとって、地獄を意味するThe dark side (暗黒面)
かつてジェダイだったルークの父は、その暗黒面に堕ち、
悪の目的でフォースを使う、ベイダーになってしまいました。
映画『スターウォーズ』に登場するJedi。
The Forceという力を自在に操ることができる
特別な能力を持った人たち。
よく勘違いされるのが、
フォース は、ジェダイに『備わった』能力ではないということ。
それは、自然界にある『気』のようなもので、
ジェダイはその力を『使う』能力を持っている。
すなわち、
× His Force is strong.
彼のフォースは強い。
は間違いで、
正解は、
○ He's strong with the Force.
映画『スターウォーズ』で頻繁に登場するこのセリフ。
May the Force be with you.
(フォースと共にあらんことを)
the Force とは、Jedi knights (ジェダイの騎士)が
使うことを許された不思議な力。
それは個人が持つ力ではなく、
自然の中にある力。
エピソード後半になると、語尾にalwaysをつけて、
May the Force be with you always.
(『常に』フォースが共にあらんことを)
映画『スターウォーズ エピソード4』
レイア姫がオビワンに向けたメッセージの言葉。
Help me, Obi-Wan Kenobi.
You're my only hope.
『助けて、オビワン。あなただけが頼りです』
only hope たったひとつの『希望』
映画『スター・ウォーズ エピソード5 帝国の逆襲』
ヨーダの指導の下、
ジェダイのトレーニングを受けるルークが、
フォースの力を使って戦闘機を引き上げようとするシーン。
I'll give it a try.
(やってみるよ)
give it a try の発音は、ギヴィダトライ。
それに対してヨーダは、
Do, or do not. There is no “try”.
(やるか、やらないか、だ。『やってみる』はない)
ジェダイの騎士になるための厳しい修行は
ここから始まります。
映画『バック・トゥ・ザ・フューチャーパート3』の
エンディングシーン。
共に時間を旅してきた友人マーティとの
再開を果たしたドクの言葉。
Your future is whatever you make it.
『君の未来は、君が作るものだ 』
whatever なんであろうと
whatever you make it
君が作ったものがなんであろうと、
それが君の人生となる。
映画では、シリーズを通して
ひとつの出来事がきっかけで
関わる人の人生に変化をもたらしてきた。
自分の人生は自分次第で
良くも悪くもなる。
自分の人生に責任を持て。
シリーズのエンディングには
こんな深いメッセージが待っていました。
映画『ラスト・サムライ』
オルグレン(トム・クルーズ)が天皇に謁見するシーン。
勝元(渡辺謙)の残した日本刀を手渡された
天皇(中村七之助)が
Tell me how he died.
(彼の死に際は如何であったか?)
対して、オルグレン(トム)は、
I will tell you how he lived.
(生き様をお話し致しましょう)
字幕では『生き様』と表現していますが、
how he livedは、『彼がどう生きたか』
逆に、how he diedは、『彼がどう死んだか』
勝元が、こだわり続けた死に際。
サムライの哲学を垣間見るシーンのひとつです。
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