『ネズラ1964』 に、<斉藤麻衣>(31)が出演していることが発表されています。
『ネズラ1964』は、1964年(昭和39年)に公開される予定だった幻の特撮怪獣映画『大群獣ネズラ』の舞台裏をモチーフにしています。スタッフの苦悩や挫折、『大怪獣ガメラ』(1965年・監督:湯浅 憲明)製作へとつながる物語がKADOKAWAの企画協力のもとフィクションを交えながら描かれていきます。
『ウルトラマンティガ&ウルトラマンダイナ ウルトラマンガイア 超時空の大決戦』(1999年・監督: 小中 和哉)のヒロイン「七瀬リサ」役や、『仮面ライダー555(ファイズ)』(2003年1月26日~2004年1月18日・テレビ朝日系列)の「木村沙耶」役で知られる<斉藤麻衣>ですが、約17年ぶりの映画出演となる本作では「大群獣ネズラ」に参加するはずだった女優の「ジュンコ」役を演じています。
『ネズラ1964』は現在制作中。企画・脚本・監督を『大仏廻国 The Great Buddha Arrival』(2019年)の<横川寛人>(31)が担当し、<螢雪次朗>、<菊沢将憲>、<米山冬馬>、<大迫一平>、<小野ひまわり>、<内田喜郎>、<佐藤昇>、<マッハ文朱>らがキャストに名を連ねています。
<山田杏奈>(19)と<鈴木仁>(21)がダブル主演を務める 『ジオラマボーイ・パノラマガール』 の公開日が、2020年11月6日《金)に決定、本編予告編が解禁されてています。
<岡崎京子>(56)の『ジオラマボーイ パノラマガール』(1989年4月・マガジンハウス刊)を、 2011年公開の『嘘つきみーくんと壊れたまーちゃん』で商業長編映画デビューし、『PARKS パークス』 (2017年)の<瀬田なつき>が実写化した本作。舞台を現代の東京に置き換え、《平坦で平凡》な女子高生「渋谷ハルコ」と、彼女に一目惚れされた少年「神奈川ケンイチ」の恋を描きます。
「ハルコ」を<山田杏奈>、「ケンイチ」を<鈴木仁>が演じ、「マユミ」に<森田望智>(23)、「サカエ」に<成海璃子>(28)、「フユミ」に<大塚寧々>(52)らが出演しています。
このたび公開された予告編は、「ハルコ」と「ケンイチ」が“具体的なファーストミート”を果たす場面からスタート。そして彼との出会いこそ運命だと信じる「ハルコ」や、勢いでナンパした女性「マユミ」に夢中になっていく「ケンイチ」の様子が切り取られています。「私の世界は存在しないの。全部嘘なの」「全部気のせい。だとしたら、どうしたらいいの?」という「ハルコ」の言葉も収められています。
2019年に“技術的問題”によって上映中止に追い込まれた<グアン・フー(管虎)>監督の『八佰(原題)』(英題:The Eight Hundred)が、8月21日から中国で公開されることが決定し、中国映画市場が待ち望んでいた超大作が、ついに日の目を見ることになっています。
大手映画会社「Huayi Brothers」による『八佰(原題)』は、製作費8000万ドルが投じられた戦争映画です。ストーリーの基になったのは、第二次上海事変で起こった実話。第二次上海事変における最後の戦闘「四行倉庫の戦い」において、中国国民党の守備隊・八百壮士が繰り広げた激戦を描いています。当時の戦場を再現するべく、20万平米のオープンセットを建設。リアリティを追求し、200メートルの川も作り上げたとか。
2019年は、中華人民共和国誕生70周年のアニバーサリーイヤー。そのため、作品への検閲は一層厳しくなっていたようです。『八佰(原題)』は、本来、同年6月に行われた第22回上海国際映画祭のオープニングを飾り、7月5日から中国本土での公開を迎える予定でした。しかし、映画祭の直前《技術的問題》という不可解な事態に見舞われ、上映が中止に。劇場公開も白紙となっていました。1年越しとなる公開決定の吉報に、中国の映画ファンは大きな盛り上がりを見せているようです。
新型コロナウイルス感染拡大の影響で、1月23日から営業を停止し続けていた中国の映画館。7月20日からは、条件付きの営業が可能となりましたが、新作や話題作がないため、1日の興行収入は前年同時期の1割程度に。この危機的状況を脱するべく、『八佰(原題)』以外にも、集客を見込めそうな作品の上映が次々と決まっているようです。
8月14日からは、<ウィル・スミス>&<マーティン・ローレンス>主演によるアクション映画第3弾 『バッドボーイズ フォー・ライフ』、世界的大ヒットを記録したファンタジーシリーズ第1作『ハリー・ポッターと賢者の石』の4Kデジタルリマスター版の上映がスタート。9月4日からは 『TENET テネット』 も公開され、また、アメリカでは「Disney+」での有料配信を行う 『ムーラン』 は、時期は未定ですが、劇場公開へ。日本映画からは、<中野量太>監督作 『長いお別れ』 が8月28日、<木村拓哉>が初の刑事役に挑んだ 『マスカレード・ホテル』 が、9月4日から公開されることになっています。
「花井颯太」役<林遣都> 原作書影 「柴崎涼介」役<中川大志>
映画<片野ゆか>のノンフィクション書籍『北里大学獣医学部 犬部!』(2017年4月・ポプラ社)を映画化する『犬部!』が、2021年に公開されます。
2004年ごろに青森・北里大学 十和田キャンパスに実在した動物愛護サークル「犬部」を設立した獣医学部の学生をモデルにした主人公が、仲間たちと共に動物を守ろうと奮闘した過去と、獣医師となって新たな問題に立ち向かう現代を描いた作品です。
「犬のためなら死ねる」というほどの「犬バカ」で犬部を設立する主人公「花井颯太」役に<林遣都>、同じく「犬バカ」で犬部メンバーの「柴崎涼介」役に<中川大志>が扮します。
監督は 『花戦さ』 (2017年) ・ 『影踏み』 (2019年) ・ 『癒しのこころみ 自分を好きになる方法』 (2020年)などの<篠原哲雄>が務め、脚本は『犬に名前をつける日』(2015年・監督: 山田あかね)の<山田あかね>が担当しています。
今回の発表とあわせて「みんなで犬部!キャンペーン」の第1弾がスタート。『犬部!』のTwitterもしくはInstagramアカウントをフォローし、愛犬・愛猫のベストショットをハッシュタグ「#犬部ベストショット」と共に投稿すると本編エンドロールに使われるかもしれないとのことです。
「菊ちゃん」役<早見沙織> 「円佳」役<小倉唯>
アニメ映画 『君は彼方』 が、2020年11月27日(金)より全国で公開されますが、 <松本穂香> (23)演じる主人公「澪」の友人役で<早見沙織>(29)と<小倉唯>(25)が出演することが発表されています。
『君は彼方』は、芸術、映画、そしてマンガ・アニメーションの街として新しさの中に、どこか懐かしいレトロな部分も持ち合わせている街・池袋を舞台に描かれる青春ファンタジーです。監督・脚本・原作は、長編劇場アニメーション作品を初めて手掛ける<瀬名快伸>(41)が務めています。監督・脚本だけでなくマンガの執筆、『刹界エイトレイド』では主人公「弥原アスマ」の声優も担当するなど、マルチな才能で活躍を見せる新進気鋭の監督です。
努力や面倒なことが嫌いで日々を何となく生きている主人公「澪(みお)」を演じるのは、純朴な役からコミカルな役まで幅広い顔で魅了する実力派女優<松本穂香>。澪の幼なじみの「新(あらた)」には、『仮面ライダーエグゼイド』で仮面ライダーブレイブ役を演じ、子供だけでなく幅広い年齢層から支持を得ている俳優<瀬戸利樹>(24)が声を当てています。
さらにこの度、不思議な世界に迷い込んでしまう澪を助ける謎の少女「菊ちゃん」役を<早見沙織>が、現実世界での澪の友人「円佳」役を<小倉唯>が演じることが発表されています。
兎を妊娠した1人の女性を主人公に幻想的な世界が展開するファンタジー『夜空を飛ぶ兎』が2020年8月21日より全国で公開されます。
子どもの頃にダンサーになる夢を抱いていた「朝子」。幼い朝子に、彼女の父は「苦しい時にユゲンティアに行けば夜空を飛ぶ兎が守ってくれる」と教えてくれたあと、姿を消します。
大人になった「朝子」は、産婦人科の医師から兎を妊娠したことを告げられます。悩んだ「朝子」は父が残した兎のぬいぐるみを前に、父が話してくれたユゲンティアの兎の話を思い出したまま深い眠りに落ちていきます。
主人公「朝子」役を『Necktie』(2019年・監督:七里圭)の<菊地敦子>が演じ、<鈴木睦海>、< 石山優太>、 <小田篤>、 <マメ山田>、 <雪深山福子>、 <杉山ひこひこ>らが出演しています。
監督は作曲家として<万田邦敏>監督の短編作品などで音楽を手がけ、本作で長編映画監督デビューとなる<アンドリュー・シン>が務めています。
北米最大規模の日本映画祭「JAPAN CUTS ~ジャパン・カッツ」のネクストジェネレーション・コンペティション部門で《大林賞》を受賞した『コントラ』が、2021年春に公開されます。
本作は、 『東京不穏詩』 (2018年)で長編監督デビューし、日本を拠点に活動しているインド出身の<アンシュル・チョウハン>(34)の長編第2作目です。
戦争の記憶、地方の鬱屈、経済格差といった現代日本の社会問題を、モノクロ映像で映し出します。劇中では、祖父が遺した第2次世界大戦中の日記を見つけた女子高生「ソラ」と、後ろ向きにしか歩けないホームレスの男の不思議な交流が描かれます。「ソラ」を<円井わん>(22)、ホームレスの男を<間瀬英正>(41)が演じ、ソラの父に<山田太一>(86)が扮しています。
米現地時間7月17日から30日にかけてオンラインで開催されました、「第14回JAPAN CUTS」。故<大林宣彦>監督の名前を冠する《大林賞》は、ネクストジェネレーション部門からもっとも優れた作品を選出する賞として、今年度新設されています。初代受賞作に『コントラ』を選んだ理由を、審査員の<安藤桃子>、<ジュリアン・ロス>、<高松美由紀>は、「この作品の監督は、映画という枠の中で彼独自の世界を創り上げるべく、日本を見る双眼鏡を持ち続けることができる監督だと信じています」と述べています。
広島を舞台に社会から孤立した男女が窓越しに交流を深めていく姿を描いた中編作品(49分)『テロルソとルンルン』が、2020年8月21日より全国で公開されます。
自分のために作った花火で父親が事故死したことから実家のガレージに引きこもっている「類」。聴覚障害のため学校や家族から孤立していく高校生の「瑠海」。ある日、窓を隔てて出会った2人は、窓越しで交流を深めていきます。しかし、社会と学校から孤立している2人の境遇が、2人の穏やかな時間を少しずつ狂わせていきます。
主演は 『踊ってミタ』 (2020年・監督: 飯塚 俊光) ・ 『王様になれ』(2019年・監督: オクイシュージ)の<岡山天音>(26)と 『アルプススタンドのはしの方』 (2020年・監督:城定秀夫)、ドラマ『中学聖日記』の<小野莉奈>(20)。監督は広島出身のCMディレクター<宮川博至>(40)が務めています。
中之島映画祭グランプリ、横濱インディペンデント・フィルム・フェスティバル中編部門優秀賞などの受賞作品です。
建築家から映画監督に転向したという異色の経歴を持つ<アルフレッド・ソウル>が手がけ、1970年代サイコパスの殺人鬼が集団をつけ狙い刃物で殺害するスラッシャー映画の隠れた名作とも言われる一作『アリス・スウィート・アリス』が、2020年8月21日より全国で公開されます。
教会で聖餐式のさなかに1人の少女が殺され、12歳の姉「アリス」に疑惑の目が向けられます。そして、その疑いが晴れないまま、次々と殺傷事件が起こります。事件の発端となる最初の犠牲者を少女時代の<ブルック・シールズ>が演じており、彼女のデビュー作としても知られる作品です。
1976年に製作され、当時日本で劇場未公開。その後、マスターテープ等の紛失により長らく幻の作品となっていましたが、2019年にオリジナルネガが発見され、2Kスキャンでデジタル修復されました。それにより、今回日本でも初の劇場公開が実現しています。
キヅナツキの同名BL(ボーイズラブ)コミックを原作にフジテレビの『ノイタミナ』で放送されたテレビアニメを、フジテレビによるBLに特化したアニメレーベル「BLUE LYNX」の1作目として劇場アニメ化された『ギヴン』が、2020年8月22日より全国で公開されます。
高校生の「佐藤真冬」と「上ノ山立夏」の切なく淡い恋を描いたテレビ版に続き、バンドの大人メンバーである「中山春樹」、「梶秋彦」、「村田雨月」の苦く熱い恋を中心に描きます。高校生の「上ノ山立夏」は「佐藤真冬」の歌声に衝撃を受け、「中山春樹」、「梶秋彦」と組んでいるバンドのボーカルとして「真冬」を加入させます。
ライブを成功させ、バンド「ギヴン」として活動を本格始動する中で、「立夏」は「真冬」への思いを自覚するようになり、2人は付き合いはじめます。一方、「春樹」は長年にわたり「秋彦」に恋心を抱いていましたが、「秋彦」は同居人のバイオリニスト、「雨月」との関係を続けていました。
「真冬」に<矢野奨吾>、「立夏」に<内田雄馬>、「春樹」に<中澤まさとも>、「秋彦」に<江口拓也>、「雨月」に<浅沼晋太郎>が声を当て、監督は<山口ひかる>が務めています。
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