『ミュージック』@<アンゲラ・シャーネレク>監督
12月
9日
悲しみを抱いた男が音楽と出合い、歌うことで悲しみを乗り越えようとする姿を描き、2023年・第73回ベルリン国際映画祭で銀熊賞(最優秀脚本賞)を受賞したドイツ・フランス・セルビア合作製作の『ミュージック』が、2024年12月13日より公開されます。
嵐の夜、ギリシャの山中に置き去りにされた赤ん坊が、ある夫婦に助けられ、「ヨン」と名付けられます。成長して青年となった「ヨン」は、悲劇的な出来事に見舞われ、刑務所へ送られます。そしてそこで、看守として彼の面倒を見る「イロ」と出会います。
「ヨン」を気遣う「イロ」は、「ヨン」のためにテープに音楽を吹き込んで聴かせ、「ヨン」はその音楽に癒やされます。やがて出所した「ヨン」は、「イロ」と特別な絆で結ばれるものの、再び運命に翻弄されます。しかし、悲しみと向き合う「ヨン」には、優しく鳴り響く美しい音楽がありました。
監督・脚本は、前作『家にはいたけれど』が、2019年・第69回ベルリン国際映画祭で銀熊賞(最優秀監督賞)を受賞し、本作とあわせて2作連続でのベルリン映画祭銀熊賞受賞となったドイツの俊英<アンゲラ・シャークネレク>です。主演は『ジュリア(s)』・『さよなら、ぼくのモンスター』の<アリョーシャ・シュナイダー>が演じています。
投稿日 2024-12-09 16:59
ワオ!と言っているユーザー
投稿日 2024-12-09 17:45
ワオ!と言っているユーザー