神戸：ファルコンの散歩メモ

７日、米経済誌『フォーブス』は「世界で最もパワフルな女性」１００人を発表し、ドイツ首相として昨年まで１０年連続首位でした＜アンゲラ・メルケル＞氏（６７）は政界引退に伴い、ランク内から姿を消しています。

首位には、米アマゾン・コム創業者＜ジェフ・ベゾス＞氏の元妻で慈善家の＜マッケンジー・スコット＞氏（５１）が選ばれています。２位は＜カマラ・ハリス＞米副大統領（５７）、３位は欧州中央銀行（ＥＣＢ）の＜クリスティーヌ・ラガルド＞総裁（６５）でした。台湾の＜蔡英文＞総統（６５）は「中国の圧力が増す中、自由と民主主義を固く守っている」と評価され、昨年の３７位から９位に上昇しています。

＜マッケンジー・スコット＞氏は離婚により、＜ジェフ・ベゾス＞氏が保有していたアマゾン株式の４分の１を取得。以降、総額８６億ドル（約９８００億円）を慈善事業に寄付しており、寄付額は今年だけで２７億ドル（約３１００億円）に上ります。米経済誌『フォーブス』は、＜マッケンジー・スコット＞氏が巨額の資産を「有意義かつ革命的な方法で寄付する決意」を持っていると評価しています。

日本からは昨年５月に女性初の日銀理事に就任した＜清水季子＞氏（５６）が５５位、＜小池百合子＞東京都知事（６９）が５９位に選ばれています。