子育て五箇条ー平川理恵(広島県教育長)
民間出身から広島県の教育長になられた平川さんの教育信条を先日TVで観ました。とても共感するとともに多くの方々とシェアしたく、ここに記したいと思います。
自己を認識し
自分の人生を選択し
表現することができる力
が出来る子育てを心がけたそうです。
そして、子育て五箇条の軸は「日本人として国際人」
1自己肯定感・幸福感
2自然界を五感で感じられる
3人の気持ちが分かるコミュニケーション力
4自分の意見を人に分かりやすく言えるクリテイカルシンキング力
5自立していて世の中に貢献できる
自分の子供にどこまで出来ていたか?
次は孫へと・・・大人の責任の一つは伝える・・・こと。
教育の原点は自然の中に。里山教育!
日本に限らず、欧米諸国の多くでも幼稚園から大学まで1ヶ月近く休校の今年の春。卒業式もキャンセルになる学校が多い日本の3月。共稼ぎの家庭はとても大変だと思います。
早速オンライン授業に切り替えた学校も多くあります。
米国での話ですが、問題は、ITリテラシーが低く、インフラも整っていない低所得者の集まる地域の公立学校の対応があるようです。家庭によってはネット環境やパソコンが子供になく、授業受けれる環境にない。これからはネット介在した遠隔授業が今回のような非常事態の時だけでなく、色々な場面で求められるというか、今回が契機になって広がる可能性は十分にあると思います。教育の義務という観点からいうとこうしたインフラは、政府が官民一体で充実対応を検討する課題だと思います。
ところで、かけっこが速い子供に遅い子に合わせてゴールしなさいでは、その子は育たないですね。勉学も同様。同学年の仲間より出来る子は飛び級ができていい。米国の高校のように出来る子供は、大学の一般教養科目が選択出来て、大学入学後の一般教養履修科目が減る=学費や時間の節約=専門課程に早く進めるということになります。こうした出来る子供を持っと引き上げる。また理解の遅い子供にもその子に合わせた個別フォローができる。これは、オンライン授業やそのカリキュラムが届けれる価値の一つになるのではないでしょうか?
少子社会の日本では、学校経営も大きな転換期に既に入っています。オンライン授業・カリキュラムは、時間や場所の制限がないことで何ができるか? 社会人に対する生涯教育や専門知識の習得。資格・免許取得のための勉強などできることは沢山あるけど何故か広まっていないですね。今回のコロナウイルスがもたらす正の財産を創るきっかけになるのでは?
学校は勉強しに行くところではなく、友達に会って集団生活の中で社会性を身につける学びの場になる時間が増えるといいですね。幼稚園から大学まで一貫教育できる私立の強みはもっと出せるのかもしれません。「国家百年の計は教育」にあり。一方、自分の子供達は待っていられない現状が突きつけられています。住んでいる周りのコミュニティー単位で寺子屋的な学びの場はどうでしょうか?それは地域社会(Community)が強いところにチャンスあると思います。つまり、近所同士、子供等にも目の行き届いている人間関係が出来ている。出来ていなかったら創っていく。高齢者の出番では? PTA(parent & teacher)にコミュニティー(community)が加わるPTCA(parent, teacher & community association)構想。子供好きの近所の怖いおじさんの出番では(笑・・・いや真面目な話)
生きる力を身につける教育の大切さを自然災害や疫病や感染病などの経験をしている今を生きる我々に突きつけられている大きな命題だと思います。啓蒙や正しい知識や理解も教育。マスコミの正しい報道もある意味遠隔教育ですね。
中国の倉庫・・・ロボットで倉庫内の荷物移動
物流サービスを使いこなす知恵と仲間を!
日本以上にイタリアや米国の様相がもっと深刻になって来ていますね。米国は今朝、海外渡航禁止を発表。シリコンバレー近郊では、食品や医療品など生活必需品で欠かせないものを買う時以外には外出禁止。シアトル市のあるワシントン州でもレストランやショッピングモールなどが強制的閉鎖。
日銭が入ってこなくなると1ヶ月も保たない商店や会社も出てくるのではないでしょうか? いや、時給で勤務している人々にとっても死活問題。しかし、一方では配送関係者を急募している米国アマゾン。
O2Oという言葉がIT業界ではあります。OnLine-to-OffLineの略です。
ネット購買者(オンライン)をどうやってオフライン(実店舗)に足を運んでもらい買い物をしてもらおうかというマーケティングです。しかし、今回のコロナウイルス騒動でますますオンライン購買へのシフトが加速されたり、今までオンラインショッピングしていなかった消費者が、今回がきっかけで始める人も増えると思います。
実店舗でビジネスが立ちいかなかくなるとこの騒動が終わっても復活が困難な店舗が出てくると心配しています。一方、アマゾンの急募に見られるように流通がますますオンライン購買に流れる。そうなると空き店舗が増える=街の治安、利便性などにも影響が出るでしょう。
さて暗い後ろ向きの話はヤメて、これから何を準備したらいいかを考えていく必要が個人レベルでも大切だと思います。明日の結果は、今日の原因という「善因善果」の法則に則って、明日のための準備をすることが大切。そういうビジョンを持っていい波を作りませんか?
オンラインビジネスは、如何に効率的(廉価で、簡単で、迅速に)にサービスを拡大継続するかが大きな課題になります。そうなるとスマート流通の波が一挙に押し寄せるでしょう。それは、アマゾンや楽天の大企業がやることなのか? 全国規模や国を超える場合はそうでしょうが、地方や街単位ではどうでしょうか?いわゆる最小クラスター単位での流通は、地元に根付いている商店や業種を超えた協業で創り出すことができると思います。
例えば、タクシーは人を運ぶのであって、荷物を運ぶことは許されていません。でも車社会の田舎であればあるほど、乗車の回転率は悪く空車が多い=運転手は時間が空いている。一方、商店街などは配達したくても車や運転手がいない。いや酒屋さんなど一部は業務車両がある。そこでタクシー会社と連携する。そうなれば、最小単位の商店街、道の駅レベルのアマゾンのようなビジネスは可能です。
O2Oの逆版ですね。つまり、オフラインからオンラインビジネス進出を協業でする。餅屋は餅屋に任せるアメーバー経営です。
無線技術、認証技術、ブロックチェーン技術など既にある技術とソリューションを持って、流通革命が加速されるのではないでしょうか?それは大手企業だけができることではなく、地方、街単位でもできることがあるチャンス到来のbeyond COVID-19かもしれません。行政を下から突き上げる勢いというか元気を出さないといけないですね。
Beyond COVID-19。終息してからでは遅い。今から危機をチャンスに変えるポジティブ思考の仲間同士でブレストを進めながら、チャンスをものにしていきませんか?土地活用として倉庫業をどうしよう?って思っている人々にも大きなチャンスだと思います。
物売りの時代は終わり、こと売り(ソリューションやサービス)を届ける時代です。所有からシェアする時代とも言われる生活様式が出始めると共に社会インフラは変わっていきます。
徒然第一弾は流通でした。
コロナウイルス
この数週間コロナウイルスに対する対応は世界的規模で厳戒態勢とも言える様を呈して来ました。
当然経済への影響も日々深刻になる一方で出口は見えていません。
マスコミも連日株価の暴落や感染患者の報道の繰り返しにです。
間違いなく我々は歴史の大きなターニングポイントになる1ページのなかで日々暮らしていることは疑いの余地はありません。
最近、報道にも英単語が多すぎるのも気になるところですが、その中でも繰り返し使われる「クラスター」
製造業界では、クラスター事に部品の供給とかで使われることもあります。つまり集団ですね。
わかり易く集団感染でいいのに、クラスターでの確認とは、つまりある特定集団や分類わけでの確認とでも言いたいのでしょう。
報道関連はもっと日本語を大切にしてほしいと思います。
さて本題は、そこではなくこの歴史のターニングポイントでコロナウイルス後に備えて、今自分たちは何ができるか?
特に中小企業やパパママストアの人々はどうしたらいいかの近い将来ビジョンについて語るというか報道が全くないのが気になります。
高齢少子社会、所有からシェアへ、人工知能(AI)やクラウドコンピューティング、スマートホーム、自動運転などキーワードは沢山ありますが、それが一度にそれこそクラスター(群れ)となって一挙に社会変革を起こさせるきっかけをこのコロナウイルスは、世界に投げかけていると思います。政治、経済、教育から日々の我々の生活に及ぶまで。
コロナウイルス後の社会についての考察を徒然に書き留めていきたいと思います。
ということでブログから遠ざかっていましたが、このトピックでしばらく毎日メモ発信しながら何かいい波ができればなと考えている今日この頃です。
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