体外受精が成功しない理由は
2つ です。
1つは、「卵の偶然的染色体異常」。
1つは、「子宮内環境の不良」。
その割合は
「卵の偶然的染色体異常が約60~70%」、
「子宮内環境の不良が約30~40%」
と、考えられます。
「卵の偶然的染色体異常」 を見分けるには、
卵の 「外見」 を見る方法と、
卵の 「中身」 を見る方法
があります。
日本ではまだ、
卵の 「外見」 を見る方法が
一般的ですが、
欧米、アジアの多くの国では、
卵の 「中身」 を見る方法も
行われています。
その卵の 「中身」 を見る方法が、
「着床前スクリーニング」
という方法です。
日本でも、
現在、日本産婦人科学会により、
「着床前スクリーニング」の臨床研究が
アレイCGH法により、
行われています。
寒い日が続いています。
こころも冷え冷えです。
機会があれば、
真冬の植物園の温室に行ってみませんか。
ぽかぽかしていて、
空気がまるで楽園のようです。
熱帯植物を
近くで見ていると、
その鮮明な色彩に圧倒されます。
オーラをいっぱい感じます。
カメラで接写してみると、
その美しさに感動します。。。
今までどうでしたか?
妊娠とわかったとき、
流産した過去のことがフラッシュバック
していませんでしたか?
授かった喜びより、
今度も流産するのではないかと、
怯えていませんでしたか?
茶おりに怯え、
診察で不安になり、
治療薬の副作用を疑い、
頭の中はいつもピリピリ
していませんでしたか?
これでは子宮の中に
十分な血液が行きません。
いつも何かを考えてしまう方は、
ぜひ、
お腹の子の名前を
考えてあげてください。
男の子か、女の子か、
どちらに似ているのか、
今の状況から、
どんな名前がいいのか。
いろいろ書き留めてみてください。
丁寧に、心を込めて、
書いてみてください。
その子のイメージがわいてきたら、
それは、
その子があなたと会話している
のかもしれません。
子宮の中に
温かい十分な血液が行きますよ。
心配事が一気に膨らみ、
頭の中がぐちゃぐちゃになり、
お先真っ暗になったとき、
それでも、
なんだ坂、こんな坂、乗り越えて、
楽しかったことも思い浮かべ、
今までも何とかなってきたのだから、
がんばれば、何とかなります。
いろいろあるけど、
がんばりましょう。
何とかなると信じましょう。
人生、何とかなるもんです。
ブログNo.525にも書きましたが、
低用量アスピリン
(バファリン、バイアスピリン等)は、
血液をサラサラにするお薬です。
必要かどうかわからないのに服用すると、
副作用として、
血が止まりにくくなるため、
後悔することもあります。
妊娠初期によくある少量出血が
大量出血となり、
あるいは絨毛膜下血腫となり、
自然流産してしまうことも
あるのです。
よくあるご相談のなかで、
「妊娠初期の少量出血のときに
バファリンを中止していれば
血腫にならずにすんだのではないか?」
と、悩まれている方がいらっしゃいます。
アスピリンは血小板にくっついたら
離れませんので、
一時服用を止めても、
血小板の寿命の約一週間は
効果がなくなるわけではありません。
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