ハルのブログ

雨は止んだ。ここは「神宮」ってんだから天皇家の神社だ。この神宮の創建は第10代天皇＝崇神（すじん）天皇てんだから古墳時代の紀元３世紀になる。 創建当時は、こんな立派な門など有ろうはずは無い。西暦804年に神殿を再興したという記録がある。 荒々しい太平洋の波が押し寄せる。 本殿参拝後、その願いが叶うか否か運試しの「運玉」を投げ入れている。 「運玉」という素焼きの石を、石の上に輪っか状になった縄の中に投げ入れて、願いが叶うか叶わぬか、運試し。男性は左手で女性は右手で投げるんだとか・・。 この「運玉」という事、いつの時代からあるんだろう。思えば実に商魂たくましい作戦だ。脱帽だな。 本殿入り口。 本殿。 御朱印の文字。この文字、いさぎ良くない？好きだな。僕は御朱印帳に書いて頂く様子を見ているのが好き。墨をたっぷり含ませた太めの筆で、一気に筆を走らせる。ちゅうちょがない。 本殿お詣りを終え、御朱印も頂き、この石段を登って帰って行くのだが・・・あれ？この階段、以前に来た事があるぞ！・・いつだろう、国内旅行の添乗員補佐をしていた時代か？それとも自転車で日本縦断をしていた時代にか？・・とにかくここ来た事がある！ この鵜戸神宮の神使は「うさぎ」だ。ちなみに天満宮は牛、稲荷神社はキツネ。うさぎの触って､自分の願い事を神様に伝えてもらる訳。 で、ここでは絵馬ではなく、絵うさぎか？ 神社仏閣にお参りした後は、何故か気分がスッキリする。そしてより善人になったような気分・・勝手なものだ。

蒲生の大クスを見た後、その辺りで出会ったお墓。墓石に屋根が着いているんだよ。これは鹿児島県で何度も見たお墓風景。何でだろう？ご先祖様をより大切に思うから？お墓参り時の雨しのぎ？陽射ししのぎ？ こんなしっかりした屋根のも。琉球や台湾で見掛けたお墓の屋根・・お墓の前でご先祖様を偲んで会食をする風習があるという。 こんなお墓も。ふたつの名字がひとつのお墓に・・・この墓地では他にもふたつ同様のお墓があった。 新しい墓石は、金文字。 九州を旅して感じる事は、お墓にお金が掛けているな～ぁ、って事。仏壇屋の広告看板もよく見る。ご先祖を祀る気持ちが強いのかな？