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ヨンソンという不思議な男

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90年代のワタシ! 90年代のワタシ!



この前、ヨンソンという旧友について書きましたが、彼はなんだか不思議な男です。出会ったのは90年代前半。ヨンソンが日本の大学に留学していた頃に飲み仲間になりました。

ヨンソンはお世辞にも美男子とは言えない風貌で(ごめんね)、背も163センチの私より小柄かそれくらい。それでいて、実に堂々としていて、動作だけでなく話し方にも自信があふれています。何かあったときも、焦った姿を見たことがありません。

そんなヨンソンは25歳やそこらで、私たち友人の中では一番早く故郷の恋人と結婚してしまいました。両親と同居している家に泊まらせてもらった時、初めて奥さんを紹介してもらったのですが、彼女がまた度肝を抜くような美人!しかも美人なだけでなく、ヨンソンやヨンソンの両親の言うことを静かに聞いて、こまめに働き、常に数歩下がった姿勢なのです。ヨンソンにただの一度も口答えしたことがないそうです。

私がソウルに暮らし始めた頃、彼はなぜか宝石商になっていました。インドかタイだとかに買い付けに行くと、ヨンソンの前に宝石袋を携えた商人がずらりと列を作るんだ、と。どこで身に付けたか、ヨンソンは出される宝石を顕微鏡か虫眼鏡かで覗き、これはアウト、これは合格と分けていくのだそうです。

10年ほど前にはいきなり、家族を連れてフィリピンに引っ越してしまいました。これまたいつ身に付けたか、ばりばりのダイビングインストラクターに転身していて、フィリピンにダイビングスクールを開校。彼のSNSには、ほぼ10年間にわたって毎日、生徒や仲間との楽しそうな写真がアップされています。

ヨンソンを見るといつも、「あの底なしの自信と迷いのない行動力はどこから来るのだろう」「かっこいいヤツだなあ」と至極感心してしまう私です。


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「この野郎、乗れ!」

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「この野郎、乗れ!」


私の名前「猪股」は、よく笑われます。

昔、広告代理店時代、担当ゲイバーで店長に名刺を出したら、オネエサン大爆笑で「イノシシの股って笑える~!!」。意外にも、既に大人であったこの日が初めて、自分の名前が面白系だと気付いた瞬間です(笑)。「まさかイノシシ年じゃないよね!?」――^^!

中国人に名前を見せると、「これ、名前?」ともれなく聞かれます。「猪」は中国語では「豚」なんだそうです。「豚の足」ってまじか、という反応。

そして韓国語では、「イノマ」というのはちょっと悪い言葉です。「イ(この)」「ノマ(野郎)」、つまり「この野郎」。それで「タ」っていうのは、「タダ(乗る)」の命令形で「乗れ」。だから旧友ヨンソンが車で迎えに来ると、毎回、窓をゆっくり開けてわざと偉そうに言ったものです。「イノマ、タ!(この野郎、乗れ!)」。

おかげで自虐自己紹介なら、お任せくださいの私です。



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困って見つめ合った思い出

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2000年のヒット映画『JSA... 2000年のヒット映画『JSA』のアンソンギさんなど俳優陣を韓国語でインタビュー



韓国のことを書いたので、色々思い出してきました。

90年代後半、私は晴れてソウルで学生となったのですが、同時に今経営している有限会社を個人事業主形態で運営していました。インターネット時代の到来に感謝。学校から戻った後、下宿先の小さなボロ部屋で日々、某大手クレジットカード会社の会員誌など、割と大掛かりなものを制作していたのです。

「これはペンです、ペンではありませんでした」程度が言えるようになった留学3週間目。私はクラスの終わりに先生の所へ行きました。「易しく説明してくれますか」とは韓国語でどう言うか質問し、その場で暗記して、日本の雑誌に紹介したかった人気大型銭湯へゴー!

いきなり現れた日本人に受付嬢は戸惑い、それでも社長を呼んでくれ、社長室に通されましたが、やっぱり基本文レベルじゃ、言っていることがチンプンカンプン(笑)。「易しく説明してくれますか」を連呼するけど、社長もこれ以上易しい言葉はないほどの努力は既にしてくれていました。汗をかきながら身振り手振りに写真や辞典まで駆使してくれましたが、しまいにはお互い苦笑して見つめ合う始末。

とはいえ本来なら私が反省するはずなのに、「ごめんね…」といった表情だった社長の優しさが今でも思い出されます。そして帰りには、「韓国に興味を持ってくれてありがとう」と何度も言ってくれました。そんな人々に囲まれて、私の韓国語は徐々に上達していきました。





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