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  • ハッシュタグ「#アメリカ生活」の検索結果11件

ラスベガスも煙る山火事、原因はパーティー

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昨日のラスベガス 昨日のラスベガス


いつも青インクを落としたようなラスベガスの空が、昨日は一日中どんより(上写真)。夕方、スーパーに出掛けてみると、焦げたような匂いが辺りに漂っていました。カリフォルニア州で発生している山火事の煙が、ここまで届いているのです。

驚くことに、現在発生している山火事の一つは、「赤ちゃんの性別発表パーティー」が原因とのこと。このパーティーは、子どもの誕生を待つ夫婦が親族や友人を集めてゲームやクイズなどを催すもので、アメリカの定番の家族イベントです。

9/7の朝、ロサンゼルスの東約115キロにあるエル・ランチ・ドラド公園で行われたこのパーティーでは、主催者が色とりどりの煙が出る花火のようなグッズを使用。乾ききった草原に向けて発射したところ、瞬く間に火が燃え広がり、9/7日の段階で既に7000エーカー(東京ドーム約609個分)を燃え尽くす惨事になってしまいました。

ちなみに性別発表パーティーによる山火事は2017年にも発生しており、主催者の父親に損害賠償命令と執行猶予5年の判決が出ています。



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キットカットがやる気を見せてきた

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キットカットがやる気を見せてき...



どうでもいい話ですが、アメリカのキットカットって長らくやる気ゼロでした。

日本のように創意工夫を凝らして、色々な味や色、プロモーションを展開することもなく、プレーン味一択。変化を拒み、あえて目立たないよう努めているかのようなチョコだったのです。

それが最近では、アップルパイ味がスーパーに出回り始め、昨日はミント味まで横に並んでいました!

さらに微妙な違いの2種もお隣に!なんだなんだ、急にやる気を出してきたキットカット。アメリカ国内のアジアンマーケットで今や大人気商品の抹茶キットカットを見て焦ったのか?

この進化に、12年前の移住当時に驚かされたさまざまなトンデモ製品の、近年における急速な進化がかぶります。例えば最近の扇風機は風が出るんですよ!一昔前の扇風機は風がほぼ出ませんでした。その代わりに出るのは大音響。

食品の袋も手でちぎってあけられるようになりました。一昔前ははさみが必要だったり、瓶などは下手したら開けることができませんでした(このキットカットはまだ手では開けられないかも?)。

今でもそういう製品は残っていますけどね。でも、冬眠から目覚めたように近年、色々な製品が進化を遂げています。うれしい!

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電力会社のお願いがアメリカらしい

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電力会社のお願いがアメリカらし...


先週、ネバダ州の電力会社から住民に2日間の節電のお願いが来ました。こういうのって日本では経験したことがないのですが、18日と19日の午後2~10時だけ、「できるだけ」節電してくださいというゆる~いものでした。

ですがご近所アプリNextdoorを見ると「がんばって節電しよう!」という投稿まであって、アメリカ人にしては珍しく積極的でちょっと意外。しかしよくよく皆の会話を読んでみるとギャー、電力が足りなくなって突然停電になったりすることもあるようで、「46度の気温でエアコンが使えなかったら死んじゃうよ!」と皆、マジモードでした。

それならがんばらねばなるまい!

この8時間の間に市民がするべきこととして、まず‟エアコンの温度設定を高めにしましょう”というのがありました。日本では環境省が推奨しているのは28度で、うちもこれくらいです。しかしこの節電タイムでネバダ市民が推奨されたのは…「25.5度」。高めのはずなのに、逆にひくっ!普段どれだけ低くしているのでしょ!

また「ガスコンロやオーブンを使った料理は避けましょう」という項目も特筆すべき点です。これにはアメリカ住宅のポンコツぶりが表れています。まずオーブン料理好きなくせに、オーブンを使うと家じゅうが暑くなる可能性大(新築を除く)。ちなみになぜだかアメリカの換気扇というものは、音だけはテレビの声も聞こえなくなるほどうるさい割に、その多くが匂いや煙を家の外ではなく中に吐き出します。

なお、夕食時に火を使った料理ができないなんて言われたら日本では苦情が出そうですが、アメリカでは大丈夫。ハムとチーズをパンにぱたっと挟めば立派な夕食になるし、一方が専業主婦/夫であれテイクアウト率も高いので、問題なしです。

この2日間はなんだかむずむずとミートパイを焼きたくなったのですが、自分を抑えて、ゆるい節電期間を終えました。

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廃人になりそうな時:コロナ禍

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廃人になりそうな時:コロナ禍
前回、「ちょっとでも時間ができるとふら~っと廃人になりそうな心境になることも」と書きましたが、確かに「この先、世界はどうなっちゃうんだろう」なんて言葉が頭に浮かぼうものなら、不安の奈落に、まるで渦巻に吸い込まれるように落ちて行く感じがあります。

ですから私にとっては、とにかく忙しくすることが不安対策。しかし一方で、忙しくすることだけが対策というのは、無理があるということにも気付いています。疲れて何もできない日や病気になってしまった時は、この対策は使えないのです。

そんな中、先月、仕事でこんな文章に出会いました(S.Kさん、ありがとうございます)。

「何かを達成しようとがんばるのをやめることが、何より良い時もある」

アメリカのキャニオン・ランチというウエルネス系ホテルの紹介記事の一節ですが、思えば物心ついてからこのかた、私はいつも何かを達成しようとがんばっていました。まるでがんばるのをやめたら全てが終わってしまうかのように。私は哀れな赤い靴のバレリーナです。

キャニオン・ランチ 
https://www.canyonranch.com/

ですがこの素敵な1行に出会ってからは、しばしば思い出しては心を深く休ませられる瞬間が出てきています。

「何もしないでいい」

「がんばらなくていい」

「何も達成しなくていい」

お天気の日、雨の日、嵐の日――私の心も自然の一部なので、このコロナ禍を機に、心を自然に任せる日も作ってみたいと思います。

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#アメリカ生活 #コロナ #コロナウィルス #ラスベガス #猪股るー #自粛

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私の暮らし:コロナウィルス下のラスベガス2

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まさかのアイスクリームがほぼ売... まさかのアイスクリームがほぼ売り切れ!


「私の暮らし:コロナウィルス下のラスベガス1」の続きです。
https://jp.bloguru.com/RuCommunications/373462/2020-05-11

●スーパーでの買い物:
以前は1週間に1回、スーパーに行っていましたが、今は3週間に1回にしています。一番困るのは野菜がなくなることです。ニンジンはそのまま冷凍、その他はとにかく茹でたり蒸したりして冷凍。豆乳や牛乳、食パンも冷凍しています。

●スーパーの状況:
長らくトイレットペーパーが品薄で、それは現在も変わらず。手洗い用の石けん、消毒液も今もほぼずっと品切れ。パンやクッキーを焼く人が増えて小麦粉が売り場からしばし消えましたが、今はあります。しかしイーストに関しては徹底的に品切れ。

2週間ほど前に精肉工場が閉鎖になるとニュースに出た時にパニックバイイングが起こり、SNSなどでも怒りの投稿が頻出しましたが、先週買い物に行ったら肉売り場は通常通りの品ぞろえでした。

不思議なのはアイスクリームの売り切れ。2つのスーパーをはしごしたら、2店舗ともアイスクリームの巨大な棚式冷凍庫が空っぽ(上写真)でした。さすが、アメリカ人。どさくさに紛れて…。

いくつかのスーパーの入り口には「No Mask No Enter」という、さすがアメリカ、客に命令口調(?)のサインが設置されています。「大変恐れ入りますが、お客様の健康、そして…」みたいな丁寧さがない単刀直入さが良いです。

4月の前半にはお米がスーパーから完全に消えていたので、しばらく米なし生活に耐えた後、フィリピンスーパーの米予約サイトを見付けて予約。1週間なしのつぶてで待った挙句、携帯電話に突然「あなたの米が届きました。2時間以内に取りに来ないと次の人にまわします」という半強迫メッセージ(?)が入ったので、米をめがけて慌てふためいて車を走らせ見事、1俵ほどもあろうかという巨大な袋のどこ産か分からないような米をゲットしました。どんなに工夫して炊いても米が1粒1粒パラパラと分離する、想像を絶するマズさが玉に瑕ですが、ありがたくいただいています(このマズイ米を大量に受け取った後から米の流通が普通に…)。

●消毒:
友人から「神経質」と呆れられましたが、以下のようにしています。やり過ぎですかね(汗)。

・スーパーに行く際:マスクと使い捨ての手袋着用。使用後のマスクは砂漠の熱い太陽の下で1日消毒。
・スーパーから帰宅後の服:すぐに洗濯機へ入れる。
・手洗い:「はっぴーばーすでーとぅーゆ~♪(×2回)」と歌いながら泡で洗う。
・スーパーで買ってきた品:全てワイプで消毒。ビニール袋は2~3日放置して再利用。
・宅配の品:届いたら玄関に2~3日放置してから開ける。

●メンタル:
仕事でバタバタしているおかげで落ち込まずに済んでいます、が、ちょっとでも時間ができるとふら~っと「廃人」になりそうな心境になることも。やるべきことをやらずに、こんな風にブログを書くことで、いつまでたってもやるべきことが山積みなのが良いみたいです。


Stay safe and healthy!

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私の暮らし:コロナウィルス下のラスベガス1

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ウォルマートの生地売り場(5/... ウォルマートの生地売り場(5/8日)
ラスベガスでは5/9日(土)に、たくさんの店が再オープンしました。私は行きませんでしたが、ホームセンターに出かけた夫いわく、「まるで普通の土曜日のように人がいっぱいいた」そうで、私も行きたいけど、まだ行かないでおこうという結論を出しました。

※「ラスベガスが再始動を宣言5/9~:コロナウィルス」
https://jp.bloguru.com/RuCommunications/373215/59


でも「開いていないから、行けない」ではなく、「開いているけど、行かない」という風に心の段階がアップしたのは良いですね。感染者数を抑えたまま、うまく進んでほしいものです。

日本の友人たちが「大丈夫か~」と心配してくれるので、コロナ下のこちらの生活を少し書いてみようと思います。


●知り合いの感染:
私の周囲には感染した人はいませんが、夫がニュージャージー州出身(ニューヨークと隣接)なので、知り合いにたくさんの感染者が出て、さらに先週、かつて夫と一緒に住んでいた70歳の叔母さん(私は会ったことがない方なので、「さん」を付けさせてください)がコロナで亡くなってしまいました。お葬式はネットで配信され、お棺の中のご遺体が映されていました。コロナで亡くなった方のご遺体は引き取れないと思っていたので驚きましたが、目を赤くしている夫にその詳細を聞くことはできませんでした。ただ、お葬式の後、アメリカでは一般的ではない火葬に付されたそうです。

●NYとの距離感:
ニューヨークのニュースを見て多分アメリカ在住の友人や家族を心配される方も多いと思いますが、ネバダ州だけで日本のサイズの約75%、ロサンゼルスのあるカリフォルニア州だけで日本より大きい、という巨大な国なので、例えばロサンゼルスから見るとニューヨークで起こっていることは、東京で言えばラオスあたりで起こっている感覚になります。ニューヨークは同じ国内なので身近には感じますが、時差もある非常に遠い場所で起こっている出来事とも言えます。

●マスク作り:
夫の姉が看護師で、マスクを作ってほしいと頼まれ、できる限り作って渡しましたが、私なんぞの作ったマスクが医療の最前線で使われると聞いて驚きました。それで先週、まだほしいと言われてウォルマートに生地を買いに行って、また別の衝撃。いつも大量に生地が並んでいる通路がほぼ空っぽだったのです。わずかに残っているのは、レース(上写真の哀れなピンクなど)と厚手の冬物生地だけでした。

残り半分はまた後日しますネ、長くてすみません。
Stay safe and healthy!

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ラスベガスが再始動を宣言5/9~:コロナウィルス

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ラスベガスが再始動を宣言5/9...
5/8日現在、ラスベガスのあるネバダ州の感染者数は5,935人で、その増加速度は徐々にですが緩やかになっていっています。死者数は293人、100万人あたりの死者数の割合は95人。日本の「5人」と比べると(ちなみに、韓国も5人)、これだけ厳しく店舗などが閉鎖されている割には「多過ぎないか?」感が否めません。

※ラスベガスの現状は「5/5 コロナ下のラスベガス:解雇の嵐」をご覧ください。
https://jp.bloguru.com/RuCommunications/372890/55

そんな、まだまだ予断を許さないネバダ州ですが、先日、スティーブ・シソラック知事が「ネバダ州回復へのロードマップ(Rpadmap to Recovery for Nevada):フェーズ1」を発表しました。フェーズ1は5/9日(土)から5/30日(土)まで適用されるもので、その後、1フェーズごとに2~3週間が予定されています。1日の感染者数、死亡者数などの一定データをクリアするごとに、フェースが進んでいきます。逆に、状況が悪化した場合は、フェースのレベルが下がることも示唆されていますので、経済再開に喜びつつも、注意深く進んでいかなければなりません。

州政府の公式発表を、下に大まかにまとめてみました。さらに詳しく、かつ正しい情報をご覧になりたい場合は、原本(下のリンク↓)をご確認ください。
https://nvhealthresponse.nv.gov/wp-content/uploads/2020/05/Roadmap-to-Recovery-Phase-One-Initial-Guidance.pdf


【リオープンできる店】
・レストラン
(使用可能な座席は50%のみ。各テーブルは6フィート(※1)の距離が必要、バーカウンターは引き続き閉鎖)
・理容室・美容室・ネイルサロン
(施術者はマスク着用。各椅子の間に仕切り推奨、仕切りがない場合は6フィートの距離。予約のみ)
・小売業(従業員はマスク着用、店内収容人数は50%以下)
・屋外型モール(屋内型モールはリオープン不可)
※1: 6フィート=約183 センチ


【リオープンできない店】
・カジノ
・ナイトクラブ
・料理を提供するライセンスを持っていないバー、パブ、居酒屋
・フィットネス施設
・アミューズメント施設
・公営プールなどのレクリエーションおよびコミュニティセンター
・スポーツイベント会場
・劇場、ライブ、エンターテイメント会場
・映画館(ドライブイン式はOK)
・レーストラック
・動物園
・水族館
・ボウリング場
・テーマパーク、遊園地類
・ミニチュアゴルフ
・風俗店
・エステサロン
・タトゥー店
・屋内型モール

カジノが始まらなければ、ラスベガスにとって本格始動とは言えませんが、小売店がオープンするのは、やはりうれしいものです。これまでスーパーに行っても、その周囲の店の中は真っ暗で、店の前の駐車場もガラガラ。見ているだけで、目に涙がにじんできたものですが、どうにか慎重に、うまくフェーズを進めていけたらと願うばかりです。


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#アメリカ生活 #コロナウィルス #ラスベガス #再始動

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コロナウィルス下のアメリカ:アジア人差別はあるか

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平常時のインスタントラーメン売... 平常時のインスタントラーメン売り場
――まず、コロナ以前にアジア人差別をされたことがあるか?

カリフォルニア州南部のアジア人はほぼ見かけないベンチュラカウンティー、アジア人の多いロサンゼルス、そして現在、ラスベガスの3カ所にトータル12年間住んでいますが、正直、全く、そんな体験はありません。それどころか、皆さん、とても、いや、とっても親切でした。私の日本人の友人も皆、言います。差別されたことなんてないと。新聞とかでそういう事件を見たことがありますけど、面白いですね、ああいうのを見ると、まるでアジア人差別がたくさん起こっているような印象を持ちます。


――では、コロナで甚大な被害が出ている現在のアメリカではどうか?

少し前、イランの感染者が爆発的に増えてきた頃、私の親友Sちゃん(在米40年)が「昨日さ…」と切り出してきました。

「中東出身風のおじちゃんとエレベーターで2人っきりになったわけ」
「それで?」
「そのおじちゃんがさ、私を見るなり二の腕を自分に口にあてて明らかに防御し始めたのよ」
「えー!」

でもさすがSちゃん、「おめーの方こそだろ!って思ったわけよ」と大爆笑しながら言います。

なんだかコミカルです。アジア人と中東出身風の人が密室でお互いをばい菌か!?と恐れて見合っている様子。それにしてもSちゃんは、何歳になっても箸が転げても大爆笑の人です。


私も差別体験を無理やり絞り出してみると、1つあるかもしれません。

先月、ウォルマートに行った時、インスタントラーメン売り場の前でじーっとラーメンを見つめていたら(棚が空っぽで、見知らぬ豚骨ラーメンが数個、転がってただけだったので)、すぐ背後に白人の子どもが走って来ました。

「I want to eat this!」
するとお父さんが私の背中にとてつもなく大きな声で
「No! That is from CHINA!!!!(「チャイナ」を超強調)We are not going to eat such a thing!(うちはそんなもの食べないから!)」。

最初に思ったのは「あれ!? 売れ残ってるのは日本の豚骨ラーメンですよ!」

次に思ったのは「アメリカのインスタントラーメンに中国製ってそんなにあったっけ。ニッシンとマルチャンが主流のはずでは!?」

そして最後に思ったのは、「あれ、私って思いっ切り見た目が中国人じゃん!私に言いたかったのかな?」(←遅い反応)。その棚の前には私しかいなかったので。もし私が中国人だったら、私の背中に向かってでっかい声でこんな風に言われたら、傷ついちゃいますよー。

それよりも何よりも、あの白人の子どもがかわいそうに思いました。あの「チャイナ!!」の言い方は子どもでも「悪い物」と感じ取ったでしょうに、中国の物は全部悪いんですかね。子どもは素直ですから、学校で中国系のアメリカ人を見たら、からかったり虐めたりしたくなるでしょう。

本当はこの「誰かを憎みたくなる」時期にこそ、憎しみをやみくもにぶつけることを親として推奨するのか、それとも中国系のお友達の気持ちなどを考えてみる機会にするのか、親は冷静になるべきと思うんですけどね。

それ以外は、まだ友人もアジア系の夫も含め、まだ誰からも特に「コロナで差別された」という話はありません。聞いても「ないよ」の一言です。



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5/5 コロナ下のラスベガス:解雇の嵐

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MGMのベラージオホテル MGMのベラージオホテル
2020年3/15日、ラスベガス経済の屋台骨ともいえるカジノ大手MGM Resortsは、ラスベガスのホテル13軒の営業を一時停止すると発表しました。きらびやかなホテルの数々がこの日を境に休業し、現在もまだ再開日は決まっていません。

それより早い3/13日の段階で、ネバダ州の知事は緊急事態宣言を発表。この段階のネバダ州の感染者はまだたったの1名でしたから、とにかく早い決断です。続く3/18日には全てのカジノ営業を停止させる「緊急指示宣言」を発令。そして3/20日は「必須/非必須ビジネスの緊急規制」、つまり生活に必須なスーパーや薬局などは営業可能で、その他の美容室や雑貨店などはクローズするよう指示が出ました。なお、飲食店の営業は可能ですが、テイクアウトのみとなっています。そしてこの規制が、今日まで続いています。

これら一連の決定は、日本と比べれば非常に速いと言えるでしょう。ちなみにネバダ州の土地の面積は日本の75%にもなります。言ってみれば日本より少し小さい1つの国のような感じです。そこに日本の人口の約半分しか住んでいないのですから、感染の危険度は必然的に日本よりも低いはずで、そういった視点から見てもすさまじく速い速度です。

さて、ここまで決断が速い速いと書きましたが、うどんの出前ではないので、速ければ良いというわけではありません。日本では企業の営業が一時停止になったとしても、経営者はできるだけ最後の最後まで解雇を避けようと努力してくれるでしょう。しかしアメリカでは違います。カジノの営業停止指示の翌週には、私のご近所の家や知り合いはほとんど「あっさり」と言える速度で解雇されました。鮮やかなほど、素早い対応です。子どもが中学生の我が家のお隣も夫婦そろって、そのお隣も、裏も、子どもが生まれたばかりの前の家も、知っている限り全員解雇。全てが高速展開です。

今年のネバダ州の失業保険申請者数は、地元紙『Las Vegas Sun』が4/24日に発表した記事によると、既に約37万人。失業率は州史上最悪となる17%にも達しています。日本の『東洋経済』の4/17日に掲載された記事では、日本の失業率はこれからコロナウィルスの影響で「3.3%にも達する」と予測しています。17%と3.3%を比較してみるだけでも、現在ネバダ州が置かれた非常に苦しい状況が分かるでしょう。

https://lasvegassun.com/news/2020/apr/24/nevada-unemployment-rate-hits-record-17/

https://toyokeizai.net/articles/-/344140

「潔くクローズ」することは諸刃の剣。潔ければよいほど失業率は潔くはね上がります。よって私は日本政府が取っている、ダラダラ作戦はなかなか良い線だと思います。日本政府はこういったグレーゾーン進行が得意ですね。ただ、カジノのような「密」な場所が、街の中心となる(いってみれば、パチンコタウン)ラスベガスで、ダラダラ作戦は厳しいと思います。感染の巣窟のようなイメージが付いたら、その後の街の再生にも悪影響を及ぼすはずです。なので、ラスベガスはラスベガスで最善の方法を取っていると判断できるかもしれません。

もちろん失業保険や補助金の給付も早いです(ついでに「枯渇」も早い可能性大)。こればかりは日本政府も見習った方が良いと思いますが、早いというのは、多くの場合、問題を起こしながら都度訂正していく方法でもあります。日本人はそういう文化に慣れていないかもしれません。これに関しては、また時間があれば、詳しく書いてみたいと思います。

さて、最後にここまで頑張っているネバダ州の死者数は、今日の段階で223人にもなります。人口が日本の約半分のネバダ州なので、乱暴に仮定してみると日本でいえば446人亡くなった感覚です(日本の死者数は本日510人)。個人的にはこれほどの規制を続けているのですから、もう少し結果が出てもいいと思うんですけどね。そこにまた、病院になかなか行けないアメリカの、別のテーマが見え隠れします。


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コロナウィルス★お籠り生活を楽しもう

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真似して作ってみた中国の焼餅。... 真似して作ってみた中国の焼餅。あまりおいしそうじゃない…でもカリッカリに焼けておいしかったんですよ!


コロナウィルス騒ぎが始まってから、続けて見ているYouTubeの番組があります。

中国は武漢に住むある一家の日常を撮影した、他愛もないと言えば他愛もない投稿なのですが、ほぼ家の中に閉じ込められた人々の大変な生活の様子を少しですが理解することができます。

ビデオはこちらです↓
https://www.youtube.com/watch?v=n7mo360f8S0&t=335s

優しいご主人とかわいくて料理上手な奥さん、そしてBabyと呼ばれている小さい男の子の3人家族。家から出られない、仕事にも行けない、会社からの給料は振り込まれなかった、けれども食料を買い、電気代などを払い、サバイバルしていかなければならない――そんなストレスフルな状況の中で、ご主人も奥さんもいつも明るく優しさにあふれる声で互いに話しています。

私はこういう家庭に憧れます。なぜなら私が育った家では、母が「家族だから言いたいことを言い合おう」という信条を強く持っていたからです。よって家族間では「自分が持つ中で最も悪い声と態度」で「互いを罵り合う」ことが認められていました。私は幼い頃からこれが本当に嫌でした。仕事や学校で疲れ切って家に戻っても、そこに安らぎはありません。こういう町全体が封鎖されるようなストレスフルな状況の中では、私の実家なら罵詈雑言が飛び交い、最後は家庭内殺人に発展しているかもしれません(とはいえ、苦労して育ててくれた母には感謝しかありません!)。

だから私は「もし自分が家庭を持ったなら…」といつも考えていました。「私は、一番大切な家族だからこそ一番優しい声で話すんだ」。

そういう私ですから、この武漢の一家族の明るく優しい言葉遣いにいつも心が温まるのです。

待機生活では結局、「家の中でどう楽しむか」が重要になります。このビデオに登場するかわいい奥さんは料理がとても上手で、全ての料理(炒め物、揚げ物、スープも)を一つの大きな中華鍋で作ります。それ以外にも、ある日は大きな瓶で白菜の塩漬けを作り、ある時はホットプレートで中国の焼餅を作るなど、どれも本当においしそうで、真似してみたくなります。

そして昨日、私も奥さんが作っていた焼餅を作ってみました!(上のリンク参照)

暗い気分になったら本当に意味でコロナウィルスに負けたもの同然ですから、元気良く過ごしたいものですね。

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