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  ごあんない
 このブログでは、ツナ缶(まぐろ・かつおの油漬け、味付け)やその関連商品の口コミ・レビューを掲載しています。
掲載しているフォーマットの詳細は、右記プロフィールをご確認ください。
 ・ツナ缶のことを延々と書いた同人誌の自家通販はじめました。看板娘にゃがいさんのグッズもあります。
 ・アフィリエイトブログ・キュレーションメディアを含め、営利目的の無断転載・引用を禁止しています。

いなば ライトツナフレーク(ミネラルウォーター使用)を食べたレビュー

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いなば ライトツナフレーク(ミ...

  いなば食品 ライトツナフレーク


  (ナチュラルミネラルウォーター使用)
  まぐろ油漬けフレーク・普及品





☆コメント
 いなばの普及品で、ライトツナ・スーパーノンオイル(海外製)の油漬けバージョン。
液汁にナチュラルミネラルウォーターが含まれており、通常の油漬より油のくどさが相対的に落ちている。カロリーの差は殆ど無し。
※ライトツナ・スーパーノンオイルには国産品もあるよ!

 ツナ缶ブログがまったく同じ種類のツナ缶を取り挙げるのは殆どない。炙りビントロ(ブログNo.03、薄い本1.5のNo.43)くらいだ。
No.03で2013年製のものを、No.43(薄い本1.5)は2015年製のものを取り挙げている。2年も経てば味もフィーリングも若干の差違が出るし、炙りビントロは高級品なのだから。

……このようなお約束を並べた後ではあるが、画像からして既視感のあるツナ缶だ。缶詰デザインも原材料も3年前に取り挙げた「いなば ライトツナ」にそっくり。
しかしバーコードも違う、製造固有記号も違う。あと内容量。10グラム削いで、原材料まぐろも「きはだまぐろ」から「まぐろ」に変わっている。ここまで違えば別商品扱いにしても問題なさそう。
 一般論として、原材料まぐろを指定しない「まぐろ」のほうが、仕入れの都合でメバチやコシナガを混ぜられるため、コストが低くなる。フレークだと殆ど気づかないレベルだが食味が変わる。
「きはだまぐろ」と指名したらキハダしか投入できず、不漁が続くとコストは高くなる。その反面、食味や身の色は整っている。

 該当ロットは2016.6月製造。味は変わっているのか、それともお値段同じで中身が減っただけなのか。
 一度食べたツナ缶を忘れることはない筆者が挑む。

☆缶を開けたところ
  
 前より少し量が減ってるのは、一目でわかった。しかし、ほぐし身は当時より大きくなっている。
ミネラルウォーター配合のおかげで、量の割に胃にキにくい。勿論パサパサもしてない。

 ツナ缶レビュー第1号・3年前のいなばライトツナには「身が細かすぎる」というデメリットがあったが、本作はそれを克服していた。物価高によって減った中身の分を品質底上げでカバーしている点は特筆に値する。
 入手性も非常に良いため、手頃な普段使いのツナ缶としてローリングストックしておくと便利だ。

☆各種評価
・グレード ★★☆☆☆
・価格   ★★☆☆☆ #107円/個
・味覚評価 ★★★☆☆ #前よりよくなってるぞ
・入手性  ★★★★☆ #スーパーにも薬局にも
・原産国  タイ

☆スペック
内容量 70g
215kcal/缶 食塩相当量0.6g たんぱく質11.8g
原材料 まぐろ、大豆油、ナチュラルミネラルウォーター、食塩、野菜エキス、調味料(アミノ酸等)
JAN:4901133064159 製造固有番号YOA
輸入者 いなば食品株式会社(静岡市清水由比北田114-1) 製品ページ

Tuna canning Review No.61
#いなば食品 #油漬

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レヴクリエイト ライトツナフレークを食べたレビュー

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レヴクリエイト ライトツナフレ...


  レヴクリエイト ライトツナフレーク
  きはだまぐろ油漬けフレーク・廉価品



☆コメント
 激安スーパーでその姿を見かける、ありふれた輸入ノーブランド。きはだまぐろ使用ではあるが実売価格は3缶190~250円程度なので、筆者の入手価格は高い。
 なぜかマムでバラ売りしていたので、手を出した。2016.4月製。
 輸入廉価品の例に漏れずスチールふたを採用しているため、開缶にコツが要る。

  

「この食塩相当量は!………
ウソをついてる『味(誤植)』だぜ……」



☆缶を開けたところ
  
 油ひたひた、中身は細かい。身はやや固めで塩味も強い。
 液汁が相当ギトギトしているため、飲み干すにはそれなりの覚悟が欲しい。
 
 ……少なくとも筆者はBest Sourceとはほど遠い感想を抱いた。安売りされるツナ缶にはそれなりの理由がある。しかし、実売70円程度でまぐろ油漬になる点はメリットになり得るのだろう。

☆各種評価
・グレード ★☆☆☆☆
・価格   ★★☆☆☆ #98円/個
・味覚評価 ★☆☆☆☆ #お値段未満
・入手性  ★★☆☆☆ #激安スーパーで見かけるかも
・原産国  フィリピン

☆スペック
内容量 80g
262kcal/缶 食塩相当量0.7mg
原材料 きはだまぐろ、大豆油、食塩、野菜エキス、調味料(アミノ酸)
JAN:4580250591825 製造固有記号LR02PKGK
輸入者 株式会社レヴクリエイト (静岡県磐田市宮本218-2)
Tuna canning review No.60
#きはだまぐろ #油漬 #スーパーPB

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いなば食品 まぐろ味附フレークを食べたレビュー

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いなば食品 まぐろ味附フレーク...
“きはだまぐろをフレークにし、ご飯にぴったりのしょうゆ味に仕上げました。
懐かしい昔ながらの味わいです。卵とじや、お弁当のおかずにもどうぞ。”


  いなば食品 まぐろ味附フレーク
  きはだまぐろ味付けフレーク・普及品



 いなばというとスーパーノンオイルの知名度だけが突出して高いが、オーソドックスにしょうゆで甘じょっぱく煮付けたモデルもある。
 缶の意匠が現在のいなば統一デザインからかけ離れた昭和チックなものの、材質表記やJANコード、「缶のまま直火や電子レンジで温めないでください(原文ママ)」等の現代的な注意書きがある。少なくとも10年前にはメンテナンスされているようだ。
 モノ自体はいなば直売所や公式オンラインショップ、(やや高いが)Amazon扱い、ごく一部の百均で取り扱いがある。
 本ブログでは2016年7月製造(製造から4ヶ月経過)の比較的新しいロットを取り挙げる。スペックを読むだけで味の濃さとカロリーの低さが予想できる。
 酷評の声が古くから残っているが、実際はどうだろうか…

  
 水気を減らしたはごろも煮という印象。はごろも煮のような味の濃さを想像していたが、それよりは薄味に仕上げてある。
 血合いのような黒いものが残っているが、きはだまぐろの皮だ。常軌を逸した量の血合いを完食したから分かるが、この味付け缶から血合いの味はしない。味付けの中では薄味で、はごろも煮未満・和風シーチキン以上という感じ。
 ごはんが欲しくなる。某星の戦士のような勢いでごはんが減っていくこと請け合いだ。
 
 また、普段取り挙げるツナ缶にくらべ低カロリー高タンパクな製品でもある。ぜひ、アスリート諸氏には安息日の天然プロテインとして食事に組み込んでいただきたい。毎日食べるにはしょっぱいけど。

☆各種評価
・グレード ★★☆☆☆ 
・価格   ★☆☆☆☆ #120円 いなば直売
・味覚評価 ★★★★☆ #甘じょっぱいの好きな人にお勧め
・入手性  ★☆☆☆☆ #たまーに百均でも
・原産国  国産

☆スペック
内容量 160g
208kcal/缶 食塩相当量3.0g たんぱく質34.2g
原材料 きはだまぐろ、しょうゆ(大豆、小麦を含む)、砂糖、野菜スープ、調味料(アミノ酸等)
JAN:4901133073519 製造固有記号INB2
販売者 いなば食品株式会社(静岡県静岡市清水区由比北田114-1) 製品ページ
(原材料の一部に大豆と小麦を含みます)
※開缶には缶切りが必要です

Tuna canning review No.59
#きはだまぐろ #味付 #いなば食品

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(告知)ツナ缶の薄い本 はじめました

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(告知)ツナ缶の薄い本 はじめ... (告知)ツナ缶の薄い本 はじめ... (告知)ツナ缶の薄い本 はじめ...
きたるコミックマーケット91にて頒布する、「ツナ缶のことだけを延々と書いた同人誌」、ツナ缶の薄い本の告知を。

ツナ缶の薄い本 zu-mix vol 1.5


https://zumix.booth.pm/items/392961
 当ブログのスピンオフめいた内容になっています。
当ブログで書いているようなレビュー記事はもちろん、初めての人でもツナ缶がわかりやすいよう、基礎知識から解説しています。



 分かる人向けに書いてあるツナ缶ブログの記事を、より楽しむことができます。
ぜひ、お試しくださいませ…

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KOマート 素材厳選・まぐろフレークを食べたレビュー

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KOマート 素材厳選・まぐろフ...


  KOマート 素材厳選・まぐろフレーク
  びんながまぐろ綿実油漬けフレーク・高級品


☆コメント
 静岡中部に根城を持つ地元資本のスーパー、KOマートのプライベートブランド品。ここまで高級感のあるPBツナ缶は早々ないだろう。

 しかし……
 どこかで見たことのある印字フォント、どこかで見たことのある缶蓋。どこかで見たことのあるカロリーと内容量。
 
 そう、中身は「由比缶詰所・特選まぐろ油漬フレーク」とまったく同じである。筆者をツナ缶の道に引き込み、そして3年以上もツナ缶ブログを執筆させ続けるきっかけとなった究極のツナ缶と同じなのだ。これで興味を持つなと言われてもどだい無理な話だろう。
 違いを挙げるとしたら、定価と、缶のプリント、熟成期間の有無、販路くらいだ。由比缶詰所が直接印刷なのに対して、KOマートは白缶にラベルを貼っている。そして、由比缶詰所が最低6ヶ月寝かせてから出荷するのに対し、KOマートは製造後すぐに出荷しているという違いがあった。さらに、KOマートの全店舗で購入出来る点は大きい。
 今回取り挙げるのは2016.10月製。由比缶詰所のソレと同じレシピで、熟成の浅いヌーヴォーを試せるのは中々に貴重だ。

  
並べると製品紹介まで瓜二つなのが分かる。


☆缶を開けたところ
  
 やはり由比缶詰所のソレと相違ないようだ。
 大きめのほぐし身、しっかりした食感、噛んで広がる味。しかし、味の差分をくらべたときに、油と身がまだ十分につけ込まれていないような印象を受けた。

 製造所もレシピも同じだから当たり前のことだが……由比缶詰所に対する強烈なリスペクトというか、インスパイアというか、そういう強い気骨を感じる製品だった。
 焼津駅や用宗駅など、駅至近の立地にもあるKOマートで、手軽に由比缶詰所の製品を調達できるようにしようという心意気が素晴らしい。さかなセンターの帰りにこれをピックアップするのも乙なものだろう。


☆各種評価
・グレード ★★★★☆
・価格   ★★★★☆ #228円/個
・味覚評価 ★★★★☆ #素晴らしいリスペクト
・入手性  ★★☆☆☆ #静岡県内のKOマート全店
・原産国  国産

☆スペック
内容量 90g
280kcal/缶 食塩相当量0.6g
原材料 びん長まぐろ、綿実サラダ油、食塩、調味料(アミノ酸等)
JAN:41670972 製造固有記号SO06
販売者 KOマート(静岡県榛原郡吉田町神戸1361-1)
Tuna canning review No.58
#スーパーpb #びんながまぐろ #綿実油漬 #由比缶詰所

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マルハ(マルハニチロ) まぐろフレーク味付を食べたレビュー

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マルハ(マルハニチロ) まぐろ...
“まぐろをほぐして、しょうゆで煮込みました。まぐろのうまみとしょうゆの甘辛さが、ごはんに良く合います。”


  マルハ(マルハニチロ) まぐろフレーク味付
  まぐろ味付けフレーク・普及品


☆コメント
 さんまの蒲焼缶で有名なマルハニチロのツナ缶。廉価品はすべてあけぼのブランドで販売されているが、国産品の一部にマルハ名義の製品がある。
 スペックを読む限りオーソドックスな味付け缶で、製造固有記号のSHCは恐らく焼津のサスナが製造を受け持っているものと思われる。サスナは古くから焼津で高品質な缶詰をOEM製造している老舗缶詰会社だ。

☆缶を開けたところ
  
 茶色の身が詰まっている。汁気はやや少なめ。
 あまじょっぱい。はごろも煮より若干薄い程度だが、それでもそのまま食べると相当濃い印象を受ける。これ1缶でおにぎり7つくらい作れそう。
 
 従前からある味付けのレギュレーションを遵守した、扱いやすい味付缶である。
 缶の内側は素ブリキなため、使い残したら別の器に移すこと。開缶後は酸素に触れてスズが溶けやすい。

☆各種評価
・グレード ★★☆☆☆
・価格   ★★☆☆☆ #96円/個
・味覚評価 ★★★★☆ #よく言えば普遍的
・入手性  ★★★☆☆ #スーパーに売ってる
・原産国  国産

☆スペック
内容量 70g
84kcal/缶 食塩相当量1.5g
原材料 まぐろ、しょうゆ、砂糖、糖みつ、かつおエキス、調味料(アミノ酸)、増粘多糖類
(原材料の一部に小麦、大豆を含む)
JAN:4901901096184 製造固有記号SHC
販売者 マルハニチロ株式会社(東京都江東区豊洲3-2-20) 製品ページ
Tuna canning review No.57
#味付

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バロー(valor) Vセレクト まぐろフレークを食べたレビュー

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バロー(valor) Vセレク...


  バロー(valor) Vセレクト・まぐろフレーク
  きはだまぐろ油漬けフレーク・廉価品



☆コメント 
 中部地方をメインにスーパーを展開する、バローのプライベートブランドがVセレクト。
 バローのPBツナ缶はこの数年でたびたび変化を遂げている。筆者の知る限り(2009)最初はまるなか知床食品のきはだ油漬で、その後2013年辺りから「Vセレクトを外したマルナカ製めばち油漬」を経て、気づいたらこのホテイOEMになっていた。
 この間に値上がりを続け、3缶198円→3缶248円→3缶268円となっている。3缶198円だった頃は価格を凌駕する究極のツナ缶として学生時代の筆者を支えたが、現在は微妙な価格帯のツナ缶だ。迫り来る円高とインフレーションに耐えられなかったのだろう。
 

 ☆缶を開けたところ
  
 輸入ツナ缶の割に身がやや大きく固めの食感。油も多い。
 若干の生臭さとえぐみがあるが、極端に生臭いわけではない。良くも悪くも値段なりの味がする。
 
 ありふれた輸入ツナ缶の中ではまだ順当な品質を残しているように思える。しかし、時代の流れと共に価格がふたまわり高くなってしまった。
 もう30円足すとシーチキンNewLフレークに手が届くことを考えると、二の足を踏んでしまう消費者は多そう。


☆各種評価
・グレード ★☆☆☆☆
・価格   ★☆☆☆☆ #89円/個
・味覚評価 ★★☆☆☆ #値段なり
・入手性  ★★☆☆☆ #バローおよびVドラッグに常在
・原産国  タイ

☆スペック
内容量 80g
220kcal/缶 食塩相当量0.7g
原材料 きはだまぐろ、大豆油、食塩、野菜エキス/調味料(アミノ酸等)
JAN:4539114046063(単品)/4539114046087(3缶) 製造固有記号RS
輸入者 (株)ホテイフーズコーポレーション(静岡県静岡市清水区蒲原4-26-6)
Tuna canning review No.54
#きはだまぐろ #油漬 #スーパーpb

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駒越食品 ライトツナフレークを食べたレビュー

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駒越食品 ライトツナフレークを...


  駒越食品 ライトツナフレーク
  きはだまぐろ油入り水煮フレーク・普及品


☆コメント
 まぐろ中とろ缶が有名な駒越食品のきはだ油水煮。大豆油を50%削減してカロリーを落としている…はず…だよね?
 オーソドックスな価格とオーソドックスなスペックを持っている。油水煮としてはカロリー高すぎる気もするが……
 16年6月に本社で購入した詰め合わせから。2016.3月製。話題性に欠けるためか、中とろ缶より販路が狭い。

☆缶を開けたところ
  
 ほぐし身のサイズは一般的なもの。味は油入り水煮らしくパサパサしない程度にさっぱりしている。
 目立った特徴はないかわりに、どのような用途にも投入できそう。とても汎用的なツナ缶。

 油入り水煮にしたのはカロリーのためではなく、胃もたれのしにくさのために。そういう深い意図を感じた。


☆各種評価
・グレード ★★★☆☆
・価格   ★★☆☆☆ #92円/個
・味覚評価 ★★★☆☆ #食べやすい油水煮
・入手性  ★☆☆☆☆ #静岡市内のスーパーと本社通販
・原産国  国産

☆スペック
内容量 80g
224kcal/缶 食塩相当量0.4g
原材料 きはだまぐろ、大豆油、野菜スープ、食塩、調味料(アミノ酸等)
JAN:4517072000051 製造固有記号なし
製造者 駒越食品株式会社 (静岡市清水区駒越東町10-8) 製品ページ
Tuna canning review No.53
#きはだまぐろ #油入り水煮 #駒越食品

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三洋食品 たまの伝説(猫缶) ドキッ!血合いだらけの400g完食レビュー!

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三洋食品 たまの伝説(猫缶) ...
“80g缶の5倍のボリュームのお徳用サイズ。新鮮なまぐろがたっぷり。
大家族のお宅や、ペット関連の専門家の方にもおススメします。”


  三洋食品 たまの伝説 まぐろ ファミリー缶
  猫用栄養補完食・普及品


☆コメント
 【ツナ缶ブログの特殊記事である。よい子は猫缶を食べてはいけない】

 三洋食品がイエネコ向けに販売している国産猫缶「たまの伝説シリーズ」。決して人間向けではない。
 ツナ缶で喩えるならシーチキンLフレークのような国産普及品のような位置づけで、輸入猫缶の各社とくらべグレードはそれなりに高い。衛生基準や製法は人間用のツナ缶と同じであるため、猫はもちろん人間が誤飲しても健康上なんら問題はない。

 筆者が猫飼いであれば、興味本位で一口試すことができただろう。しかし、筆者は一人暮らしで、猫はいない。
 国産猫缶を見た勢いで405gを買っていたものの、勇気がなくて長らく熟成させていた。そんな中ふとしたTweetが実を結んでしまい、レビューすることになった。

 --人間でも、食べることはできるのだから。
 
 “ツナ缶ブログにあるまじき無茶な商品名ではあるが、原材料の一番最初が「まぐろ」だ。開けてすぐの実食ができるものなら、普段通りのレビューは可能だ。問題ない。”
 これが巨大なブーメランとなって自分を襲うと予想できなかったのか…

 ☆缶を開けたところ
  
 一般的な猫缶の雰囲気をかもし出している。ほぼ全てが血合いだ。液汁はまぐろ出汁が取れている。
 問題は身にの生臭さと水煮缶にない血合いの苦み。歯ごたえの強い生レバーという表現が似合うか。猫缶を食べるボディビルダーもいると言うが、私はこのまま調味料なしで完食できる気がしない。
 醤油をかけた。普段食べているツナ缶の味に近くなったが、いみともしれない血合いの味と独特の食感から、脳が矛盾を起こして警報サイレンを鳴らし続ける。
 マヨネーズをかけた。原材料だけ見ればツナマヨそのものだが、ついに筆者の笑みが崩れ始める。頭の中でグラインドゴアが流れ続ける。
 缶を見た。まだ10グラムも減っていなかった。

 そして、1時間経過。
  
 完食した。閉まらなくなった目の瞳孔は、ただ虚空を映し出していた。どうして、人生はこんなに儚いのだろう。
 一つ言えるとしたら、人類は猫缶をツナ缶と間違えてはいけない。まして、405グラムの猫缶を一人で食べようとする人類が今後現れないことを切に祈ろう。



「幸福になる方法は、自分で実験してみなければ分からない」 ──ジークムント・フロイト(1856-1939)

☆各種評価
・グレード ★★★☆☆
・価格   ★★★★☆ #218円/個
・味覚評価  【 哲学 】 #ねこからの人気は高い?
・入手性  ★★☆☆☆ #ホームセンターや一部スーパー
・原産国  国産

☆スペック
内容量 405g
440kcal/缶 【猫缶のため、食塩は含まれず】
原材料 まぐろ、ビタミンE
JAN:4953685200813 製造固有記号なし
製造者 三洋食品株式会社(静岡県焼津市焼津5-7-3) 製品ページ
Tuna canning review No.52
#哲学

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はごろも シーチキンLフレーク(OKTロット)混入と同工場のロットを食べた

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はごろも シーチキンLフレーク... はごろも シーチキンLフレーク...


  はごろもフーズ シーチキンLフレーク
  (OKTロット) 普及品


☆コメント
 【ツナ缶ブログの特殊記事である。昨今報道のあった異物混入の解説を多く含むため、食事中や空腹の読者には注意して読んでいただきたい。また、11月1日の2012年製ツナ缶にあった羽虫混入に関しては解説していない】
 ※シーチキンLフレークの記事はこれで3つめなので、缶詰に関する真面目な詳説は古い方の記事を、
 熟成を進めたOKTロットに関する情報はクリスマスの記事を参照されたい。



 2016年10月27日、缶詰業界に大きな衝撃が起こった。
 2年弱ほど前に製造したシーチキンLフレークに、虫の異物が混入していたことが明らかになった。メーカーは10月13日に個別対応のみ行ったが、27日にメディアの報道で背中を刺された構図である。当日中にプレスリリースを上げたものの、初動対応の遅さを指摘する声も少なくない。
 この異物混入が起こった「当該工場」こそ興津食品(OKTロット)であり、29日には既に操業停止と保健所の立ち入りを余儀なくされている。また、2014年にも2012.9月製造のシーチキンLフレークに虫の異物が混入してして個別対応を行っていたことが明らかになったほか、11月2日時点で操業停止が続いてる・はごろもから28日以降の公式回答がない等、混乱が収まる様子は見られない。
 
 最初の虫混入の経緯を要約すると「本来空缶は製造の直前までシュリンクされている。しかし、シュリンクはがす→ラインに乗せる間に昼休みを挟んだ。その際空缶に虫が入り込んで、そのまままぐろや油を詰めて巻き締めてしまった」というものである。
 缶切りなしで開けられるイージーオープン缶は、強度確保や巻き締め不良を防ぐため開け口のほうを底にして詰めたり巻き締めるケースが多く、中身を詰めたあとの目視確認は難しい。また、虫は動物性タンパク質そのものであるため、異物混入の発見に役立つX線検査装置も無力だったと考えられる。
 今回の混入では「NHK甲府が報道した写真には、虫が腹を向けた向きで写っていた(=空缶の時点では生きているときの姿である背中を向けている)」という点からも、虫が身の下敷きになったという線が非常に濃厚である。
(EO缶でも巻き締め口が上になるものとして、片方にしか缶蓋がない製品が挙げられる。今回のシーチキンLフレークは上下ともに缶蓋があり、トップ写真1枚目の栄養成分書いてある方の缶蓋を巻き締めている。誤りがあると知ってそうな現場の方はメール等で一報願いたい)

 したがって、まぐろを裁断する機械や、油を注ぐ機械、それらのライン工程で虫が混入したわけではないため、「虫のエキスが入ったツナ缶は他に作られていない」と考えている。
 
 そのような中、報道を受けて売り場から該当ロットを引き上げるスーパーが増え、G2ロット等のみが残っているケースや、そもそもシーチキンLフレークやはごろも煮までも引き上げたスーパーさえみられた。
 筆者は「まだ自主回収の公式発表はないし、情報伝達の遅い特定スーパーなら在庫をまだ引き上げていないのではないか」と予想を立て、静岡駅から40キロほどのツナ缶買い付けに出た。空振りを懸念して、ガソリン代のかからない自転車で。
 
 目論見は当たっていた。市中のスーパーからは消滅していたが、普段から買い付けに重宝してたスーパーやお土産店には在庫が残っていた。
 その際にOKTロットの自社商品も少数残っていたため、買いだめしておいた。感涙が溢れる。

 ☆缶を開けたところ
  
 当たり前だが、異物は入っていない。
 全体的な味覚は普段のシーチキンLと変わらず、2年前にレビューしたG2ロットのものとまったく変わらない。
 しかし、まだ一ヶ月程度のツナ缶だ。まだ熟成は進んでおらず、やや身が固く荒々しい傾向にある。特に問題は感じられない。
 
 Web上の世論はシーチキンにも興津食品にも否定的・感情的なものが多数で、特に興津食品への風当たりは絶望的なものになっている……だが、上記の経緯からして「発生確率は減らせるが、現実的にゼロにはできない事故」と筆者は強く考えている。
 興津食品は再発防止の徹底と謝罪文のリリース程度は行うべきで、はごろもはOEM先としての自覚を持つほか抜き打ち検査等の充実も図って欲しい。逆に言えばそれ以上の結末は求めていない。
 
 全ての国産ツナ缶と缶詰会社を愛する筆者として、ツナ缶の多様性を損なうようなバッドエンドにはならないでほしい……と願う。

☆各種評価
・グレード ★★★☆☆
・価格   ★★★☆☆ #168円/個
・味覚評価 ★★★★☆
・入手性  ☆☆☆☆☆ #市場から消えてしまった?
・原産国  国産

☆スペック
内容量 70g
206kcal/缶 食塩相当量0.6g
原材料 きはだまぐろ、大豆油、食塩、野菜エキス、調味料(アミノ酸等)
JAN:4902560012409 製造固有記号OKT 賞味期限2019.9.17
販売者 はごろもフーズ株式会社(静岡県静岡市清水区島崎町151) 製品ページ
Tuna canning review No.51

 ☆参考資料
・ダイヤモンドオンライン「シーチキンの炎上、「公表しない」宣言が運命を分けた」
http://diamond.jp/articles/-/106719
#きはだまぐろ #油漬 #はごろもフーズ #めずらしいツナ缶

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