“桜_散策”《襍感・/・点描‘18-17》

通称-稚児桜; 樹齢200年位。
大島桜と山桜の交配種《Cerasus speciosa X Prunus jamasakura》
鎌倉・広町(2018/03/27)
稚児桜の脇に聳え立つ大島桜と山桜の交配種の若樹
ソメイヨシノ(染井吉野) バラ科(Rosaceae)
学名:Prunus x yedoensis
泉の森・しらかしの池(2018/03/31)
まさに桜って感じ。アップしてみると瀟洒だ。
しらかしの池、中州には水鳥の子供が沢山いた。
(ちょっと見にくいが、真ん中辺や草に隠れている)

《時節感慨・・呟記・・》
サクラはバラ科サクラ属サクラ亜属(Prunus subg. Cerasus )に分類される落葉広葉樹である。
原種は11種確認されており、エドヒガン、オオシマザクラ、ヤマザクラ、カンヒザクラ(沖縄で野生化)、
マメザクラ、チョウジザクラ、オオヤマザクラ、カスミザクラ、タカネザクラ、ミヤマザクラ、
クマノザクラ(紀伊半島南部で2018年に発見)などが認められており、
これらの変性や交雑などから数十種類の自生種が存在する。―桜図鑑より―
*   *   *   *   *
今年の花見もそろそろ終わりだろうか、このあと山桜が見ごろを迎える。
花見シーズンに脚・腰の不具合で観賞に余り行けなかった。
だがしばらく見ていないある場所の桜だけは拝みたい、と必死に出掛けた。
以前は、ひっそりと里山の中で咲き誇っていた。。。!
平日であれば、殆ど観賞者と会うこともなかった。が、今年は幾組もの人々と行き会った。
出会った大方の人は、同年輩の人々だった!!また、珍しくしま蛇を見かけた。
年輩者は、元気だ。自然と触れ合う、森林浴もかねておられるか。
僕自身は、この数カ月、椅子に座りっぱなしの生活だった(PCとにらめっこ)。
やはり、野の花々との対話、必要不可欠と痛く感じさせられた花見だった。

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“地味ですが偉大な教え”《凡声・/・囈‘18-03》

学位記を受け取る尾関さん(京都市中京区・立命館朱雀キャンパス)
--サンケイWebニュースより写真拝借--

《時節感慨・・呟記・・》
平成30年度が始まった。2018年3月~4月。
別れと出会い・卒業と入学・・・悲喜交々だ。
先日、「縄文の布」研究者を紹介する報道があった。
研究・研鑽、実に地道な作業の積み重ね!!
資料収集が如何に大変かは、体験で少しは分かる。
史実考証するための下地調べがどれほど大変か。
歴史考古学者の研究は、ただただ忍耐と考証である。
異分野だがご指導頂いた恩人・偉人を拝し居て圧倒された。
たった50年前の事ですら見過ごしている事が多々ある。
団塊世代人、如何に「生きる」、切実に思う昨今だ、、、!?!
身近な小さな史実でも記録に残すべき事がある。
古都鎌倉と言われるが、往古の首都であったことは事実だ。
だが近代・現代鎌倉人の中で後世に語られるべき「住民運動」を処した人々。
その経緯を実際にみた者として記録しておくべき、と思っていた。、
紹介されてる「縄文の布」その考証論文を以前、読んだことがある。
学位を得た、それ以上のもっともっと栄誉を讃える方法は無いものだろうか。
この論考は、衣服生活形態の起源や特質を解明した初めての論文である。
縄文布が「日本最古」と結論づけた研究は、歴史考古学の大成果と讃えたい。
以下が、報道記事;
-88歳女性に博士号 立命館大が授与-京都新聞Web版【 2018年03月24日 23時06分 】
立命館大の客員協力研究員を務める尾関清子さん(88)=名古屋市=に
24日、同大学から博士号が授与された。「縄文の布~日本列島布文化の起源と特質」
と題した博士論文は約350ページにわたる大作で、
「感無量。生涯で一番光栄なできごとです」と晴れの舞台に臨んだ。
尾関さんは名古屋市にあった東海学園女子短期大で1995年まで31年間、教員を務めた。
縄文時代の布については「飾り気のない素朴なもの」との認識だったが、
多様な編み方や刺しゅうがあることを知り、
30年以上にわたって出土品などの研究を続けてきた。
2015年に立命大環太平洋文明研究センターの客員協力研究員に就任し、
昨年9月に博士論文を提出していた。
京都市中京区の立命館朱雀キャンパスで開かれた授与式で、尾関さんはガウン姿で登壇した。
吉田美喜夫学長から学位記を受け取ると、ハンカチで涙をぬぐい、
「うれしいです」と感激した様子だった。
博士論文の主査で授与式にも出席した立命大文学部の矢野健一教授は、
「国内で出土した縄文布のすべてを手に取り、
自分でも作ってみるという実証的でスケールの大きな研究。
布文化の変遷をたどる上で大きな成果だ」と語る。
尾関さんは今後も布に関する研究を続ける予定で、
「今の若い人たちも『これは』と思ったことには徹底的に関心を持ってこだわってほしい」と話していた。
*   *   *
現代社会は、コンピューターの進歩もあって、文字を手書きでする事が少なくなった。
更には、検索で資料探しも容易に出来る。時間・労力は、以前と比べものに成らない。
だが、自らの足で稼いだ収集、この目で見、実感したものは、通り一遍の感受ではない。
「感動」と言う心情が加味され、より深い洞察に入って行く。
現代の研究者には、実際行動から得る論理が少し欠けてるやに感じる。
若者に申したい、頭でっかちはいけない、と。そして学力と能力の違いを知ってほしい、と。


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“道端の花”《襍感・/・点描‘18-16》

オオイヌノフグリ(大犬の陰嚢) オオバコ科(Plantaginaceae)
学名:Veronica persica Poir.
別名: ヒョウタングサ、ホシノヒトミ(星の瞳)、瑠璃唐草、天人唐草

《時節感慨・・呟記・・》
オオイヌノフグリ(大犬の陰嚢);
花名の由来は「犬の陰嚢(ふぐり)」。種子の形が似てる、花とは無関係。
明治初期に日本に渡来したヨーロッパ原産の帰化植物。
道ばたや空き地で見かける小さいな野草。以前は、ゴマノハグサ科に属していた。
白花で類似種のコゴメイヌノフグリは花が小形、葉、茎、実も多毛、雄しべも真白。
在来種のイヌノフグリは花が小さくピンク色の花だが、見かけなくなった。
茎はよく分枝して横に広がる。葉は茎の下部で対生、上部では互生して鋸歯がある。
茎の上部の葉腋から長さ1cm程の花柄をだして瑠璃色の花をつける。
花は、日があたっているときだけ開くようだ。野にも春到来。

*   *   *   *   *

道端でごく普通に見られるが、在来種のイヌノフグリを見かけないのは残念だ。
小さな小さな花々が、春を感じさせてくれている !!
だが国政の場では、野党・マスメディアが唯々政権つぶしに明け暮れてる。
それでもだが、思わぬ所で官庁の歪んだ体質が表面化した。
其れ以上に重たい審議案件があることを忘れるな、と申し上げたい。
「観点」ものの見方で相反するだろうが、保身のみに映る議会人。
やはり「本質論」が基本ではないだろうか!?!

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“春の草花と!!”《襍感・/・点描‘18-15》

ナガバノタチツボスミレ(長葉立壺菫) スミレ科(Violaceae)
学名:Viola ovato-oblonga (Miq.) Makino
(昔の記録を見ると、この地にあった事が記録されていた)
梅(淡路枝垂・アワジシダレ)バラ科(Rosaceae)
淡路枝垂は、栽培品種(野梅系)。
学名:Prunus mume 'Awaji-shidare'
見事な梅林だったが、若い。20年後が楽しみだが、見れるか!?!

《時節感慨・・呟記・・》
ナガバノタチツボスミレ(長葉立壺菫);
タチツボスミレより葉が長く先が尖ると言うが、中々識別は難しい。
タチツボスミレには、 アカフタチツボスミレ等、種類が多い。
花は、直径1~2cm位。淡紫色が一般的だが濃紫色もあり側弁は無毛。
距は普通紫色を帯びる。根生葉は心形で長さ1.5~4cm。
茎葉は長卵形~披針形で長さ3~8cmくらい。先のとがらないものもある。
根生葉の裏側(葉裏)は、紫色を帯びることが多く托葉は櫛の歯状に切れ込む。
咲き始めは茎が伸びないので,一見無茎種のように見えることもある。
花が咲き始めた頃の根出葉は丸い円心形であるが、
花茎が伸びて上位に付く葉ほど細長くなって三角形から被針形になる。
上位の葉が三角形になる点がタチツボスミレとの区別点であるが、
早春の状態ではまだ三角形の葉が出ていないので、区別しにくい。

*   *   *   *   *

所要あって、湯河原の地を訪れた。生憎の曇り空だったが、
梅園を散歩してみた。この地は、感慨深い所でもある。
梅園のある幕山公園上部は、岩登りの練習場で幾度と無く参った所。
遥か40年も前のこと、当時とは、様変わりしていた。
梅林として整備されたのはいつかは知らないが、
その昔から野生の梅の木は、あったように記憶している。
そんな思い出を頭に浮かべ、散歩した。
整備された散策路では、三脚を立てて梅を撮っている方が居られた。
その足元を見ると、早春を飾るスミレが楚々と顔を見せてる。
野草には、関心がないと見えて小花を踏みつけて。
一寸、小花を気遣ってほしく思った。これって思い過ぎか??
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“春寒の花”《襍感・/・点描‘18-14》

オトメツバキ(乙女椿) ツバキ科Theaceae
学名:Camellia japonica var. rosacea Curtis
;Camellia japonica var. decumbens cv. Otometsubaki
別名:アワオトメ(淡乙女)

《時節感慨・・呟記・・》
オトメツバキ(乙女椿);
数ある品種の中でユキツバキ系の園芸品種。
清楚な淡いピンク、八重咲き花で園芸種の中でも逸品。
枝は密に茂り樹勢は強い。以前、老木で高さ6m位のを見たことがある。
花は、初めはやや抱え咲きだが満開時には平開し完全な千重咲きとなる。
花弁は、多いが花心はない。花色は淡いピンク色が多いが白色もある。
花弁は円頭形で整然と重なっている。まれにしか結実しない。
葉は互生、ヤブツバキに比べて小さく卵形で脚、先端が尖っている。
葉の表面は光沢し葉脈は網状。斑入り葉もあり細かい鋸歯をもち先が短くとがる。

*   *   *   *   *

2月末に2・3輪が咲いたが、今、以って硬く蕾み状態だ。
気温が低いことを花は、実感し、、じ~っと耐えているやに見える。
今週は、所要で湯河原に参った。この地の車ナンバー、“湘南”??
神奈川県内の相模湾に面したところ、殆どが“湘南”ちょと驚いた。
湯河原の地でも梅は、満開とは言いがたかった。
気候的に今年は、春が中々こないって感じで寒々しい。


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“三月初見の花”《襍感・/・点描‘18-13》

ハナサフラン(花サフラン) アヤメ科(Iridaceae) 
学名:Crocus vernus (L.) Hill
別名: クロッカス、ハルサフラン

《時節感慨・・呟記・・》
ハナサフラン(花サフラン)
寒い時期に開花するので、辺りは枯葉だらけ。
秋咲き種をサフラン、春咲き種をクロッカスと呼ぶ由。
英国では18世紀頃、野生化した。日本へは明治時代に渡来。
冬から開花するゴールデンクロッカス Crocus chrysanthus等、
黄色系統やその他の秋咲きの原種を基とする園芸種等、多数ある。
日本ではこれらを含めて総じてクロッカス(ハナサフラン)と呼ぶ。
花は、夜に閉じ朝に開く。曇りや雨では開かない。
球茎(corm)は楕円形、薄皮(tunic)は細かい繊維状。
葉は、根生し線形、基部に鞘があり、葉表は中央に淡色の筋がある。
葉は花が終わると長く伸び、数週間後に休眠状態になり黄色くなる。
 
*   *   *   *   *

小庭の隅に芝等の枯れ草を集め半野良ネコちゃんの休憩場所を作った。
そんな所に突如、ゴールデンクロッカス(寒咲き)が、開花!?!
ハナサフランより花や球茎も小さい。鮮橙黄色と言える綺麗な色。
その後ろには、乙女椿が沢山蕾を見せている。春だぁ~~!!


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“春めきて嬉し”《襍感・/・点描‘18-12》

ヒメウズ(姫烏頭) キンポウゲ科(Ranunculaceae)
学名:Semiaquilegia adoxoides(DC.) Makino
別名: トンボソウ
意識して探さないと、見過ごしてしまう可愛い花!!

《時節感慨・・呟記・・》
ヒメウズ(姫烏頭);別名: トンボソウ。
ウズとは鳥の頭と書くが、中国名のトリカブトのこと。
ヤマトリカブトなどの葉と似ているから名付けられた!?!
花は、枝先に5~6mm位の小さな花をつける。
5弁花に見えるが、これは萼片で、花弁は、黄色い筒状の部分。
山麓の草地や道端、藪の縁、石垣の間などに生える多年草。
地下に長楕円形の塊状の根茎があり、茎は細く直立し上部で枝を少し出す。
根生葉は3枚の小葉、小葉はさらに裂けている。
慎ましく咲く風情は、心に響くものがある。

*   *   *   *   *

冬期オリンピックは、無事終了した。
北朝鮮「美女応援団」に違和感を覚えた??僕だけだろうか!?!
北朝鮮「美女応援団」を大きく取り扱った日本メディアの功罪も大きい。
平昌五輪のメインが金与正氏や「美女応援団」の動向ばかりが報道されてた。
実に苦々しい、オリンピックのメインは、参加してる選手ではないか??
国交等の政治は、場違いだ。開会前からうんざりしたが、、、。
競技が佳境に入るやそんなこと忘れさせてくれる程に盛り上がった。
屋外競技の選手には、過酷、更には運・不運がつきまとい気の毒だったが。
血の滲む鍛錬の積み重ねを積んできた選手は、実に美しかった、かっこいい!!
審判の採点には今回も疑問を持つったが、日本人選手の清々しさは、誇れる。
冬季五輪で過去最高のメダル獲得だが、参加した全選手を讃えたく思う。
“今時の若い奴”一寸下品なうそぶいた言い方だが、“やるじゃん”と感服。
今大会は、女子選手の活躍が一段とめだった!!
日本の近代・歴史を遡ってみると女性の行動・活動が、男を駕いでいる!!
今で言う自転車だが、日本で最初に乗ったのは女性であると記録にある。
スポーツとは違うが、日本女性って結構、活動的なのかもしれない。
今大会で圧巻だったパシュートレース。
団体競技の凄さ、「ワンライン」は、色々なチームを見ていると、
多少の巧拙はあったとしてもどこも「ワンライン」だったが、
3人の選手間の距離が極端に短いのが日本チームで、みごとだった。

選手団が帰国後、メダリストの報奨金が、話題に登っていたが、、、?
オリンピックに参加したすべての選手に基本的報奨金を出すべきだ。
Figure Skatingといえば、浅田真央ちゃん、今のルールであったら「金」。
身体生育の向上、低年齢化は顕著だ。ルールは、ルールであるが、、、。
スポーツにかかわる選手個人に、それぞれ能力最大発揮時期がある。
真摯にスポーツを見直すべきだ。今回、参加した選手には関係ないが、
主催する国、国際オリンピック委員会には失望した大会だった(個人意見)。

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“春めきて嬉し!!”《襍感・/・点描‘18-11》

ヒメリュウキンカ(姫立金花) キンポウゲ科(Ranunculaceae)
学名:Ranunculus ficaria L.
別名: オウシュウキンポウゲ(欧州金鳳花)

《時節感慨・・呟記・・》
ヒメリュウキンカ(姫立金花);
園芸用に栽培されたものが野生化し、日本全国で見られる帰化植物。
名前は、日本のリュウキンカやエゾノリュウキンカに似ることから。
庭の花として見ると、ドクダミほどではないが、庭の厄介者。
掘り出すと根元に小さな根茎があり、抜いた時にこぼれて増える。
日本固有種にリュウキンカ(Caltha palustris)が在る。
こちらは、花は5弁が一般的で、葉の縁に鋸歯が有るので見分けられる。
又、日本固有種は、湿地に見られるが、ヒメは、何処にでも姿を見せる。

*   *   *   *   *

春もそこまでやってきているって感じる。小鳥たちの動きも活発だ。
雑然たる小庭の片隅に厄介者の「姫立金花」が咲いた!!
いつもは・・こいつ・・しぶといなぁ~~!って思う花だが、
今年は、祝いの花に成ってくれたm(._.)m(^з^)。
冬期オリンピックの最終日を飾ったカーリングの3位決定戦、
そしてスピードスケートのマススタートで初代女王に輝いた高木菜那選手。
どちらも凄い鬩ぎ合いだったと思う。
カーリングでは、補欠選手登録されてた「マリリン」が気になっていた。
マリリンこと「カー娘の母」本橋麻里さんの存在は、金メダルに値する。
育児と選手生活の両立は、日本では至難の業だ。素晴らしい結果だった。
本橋麻里さんの存在なくして日本カーリング界はここまで来れなかった!?!
勝手にそう思っているm(._.)m!?!
そして、マススタートで初代女王に輝いた高木菜那選手には教えられた。
小柄な身体を活かしての走法、駆け引きは、素晴らしかった。“おめでとう”。
今回の冬期オリンピックに落胆していたが(開催国・オリンピック委員会)、
参加者としてのすべての競技での日本選手団を誇りに思う。
選手の皆さん、お疲れ様 & 感動をありがとう!!

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“時節感ある花名”《襍感・/・点描‘18-10》

ミスミソウ(三角草) キンポウゲ科(Ranunculaceae)
学名:Hepatica nobilis Schreb. var. japonica Nakai
別名: ユキワリソウ(雪割草)
拡大してみると、雄蕊が可愛く映る^^)。

《時節感慨・・呟記・・》
ミスミソウ(三角草)で通っている・・春を呼ぶ野草。
早春に雪を割るようにして咲くので、雪割草。この名前の方が好きである。
別名としては、オオミスミソウやスハマソウもユキワリソウと呼ばれる。
落葉広葉樹林の林床に見える草だ。径1.5cm位の花を咲かせる。
白色・淡紫色・淡青色・淡紅色と色々だが日本固有種変種で準絶滅危惧 (NT)種。
葉は、三角形で3浅裂し長い柄があり裂片の先が尖り葉が三角形に見えるが花名の由来。
スハマソウは葉の先が円くなりミスミソウと見分けられる。
オオミスミソウは、山形県以南の日本海側に分布している。
ケスハマソウは、近畿以西、四国に分布する。

*   *   *   *   *

かつてブログルに3回もミスミソウを記したが、だいたい3月半ば過ぎのことだった。
気温が低いのに早くに顔を出してくれた。何とも不可思議である^^)。

オリンピック参加の日本人選手団、其々に活躍している。
結果は、別として彼等全員に敬意を表したい。
そして、個々に支援されている関係者の皆さんにこうべを垂れる。
感動をありがとう!!
*   *   *   *   *

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“暖かき色の薔薇”《襍感・/・点描‘18-09》

シュペールバルク(Speelwark)
薔薇 「シュネービッチェン(白雪姫・Schneeweiβchen)」

冬期オリンピック、日本人選手の活躍、心から敬意を表します。
少し運動をしてたから競技者の心は少しわかる。
スポーツサイエンスを叫び居た頃が懐かしい。
未だ競技を終えて居らない総ての競技者にエールを送りたい!!
このオリンピック、競技を見聞きしていると感極まることがあった。
男子ジャンプラージヒル競技での葛西紀明選手には、涙も出ない程に。
風との戦いだろうか、不運と言えようか???
彼の今後は、如何になるかわからないが・・・!
僕の感慨は、葛西紀明選手に「国民栄誉賞」を、是非にと思う。

《時節感慨・・呟記・・》
最近なんかぁあ、、、懐古的なことが脳裏を走ってばかりだ!?!
今年は、この時期になっても早咲き桜が蕾みにも至っていない???
当たり前か、2月という時期に咲く薔薇は、戸外では余り見かけない。
だが園芸的作出者は、時期を調整して見事に花を咲かせる。
昔、冬の時期に新たに交配させた薔薇を頂いた事があった。
シュペールバルク(Speelwark)と名付けられた薔薇。
作出は、ドイツ コルデス、ハイブリッドティ系の薔薇だ。
クリームイエローに薄っすらピンクが交じる、一寸変わった色合い。
半剣弁高芯咲きで大輪、微かに香りがある。
頂いた一枝を粗末に扱ってしまい枯らしてしまった。
後に見事な薔薇の群花を見に行って、己の対処を情けなく思った。

南ドイツのバーデン・バーデン(Baden Baden)は、国際的な都市。
美しい自然と温泉が有名な観光地。Badenとは、温泉の事。
独逸の地名で、Bad~~とある地は、大方・温泉が湧く地だ。
Baden Baden市の郊外に新バラ庭園 (Rosenneuheitengarten)がある。
ボイティッヒ(Beutig)山の麓、森の中にある美しいバラ園。
そこで観た色々な薔薇は、圧巻だった。勿論、Speelwarkもあった。
石像等を上手く配置、世界バラ協会から優秀ガーデン賞を受賞している。
お国柄、園芸種も数多い。中で最も好きな薔薇は、「白雪姫」!!
半八重咲きの中輪花で、ひとつの枝にまとまって咲くのが特徴。
純白のフロリバンダ(房咲き品種)の中でも清楚で気品高い。
1983年に世界バラ会連合の殿堂入りをはたした薔薇、それが「白雪姫」。
「アイスバーグ」《(Iceberg)「氷山」という意味》と一般に言われてる。
別名の「シュネービッチェン(白雪姫・Schneeweiβchen)」の方が好き。

*   *   *   *   *

こんな時期に薔薇の話をするのには、一寸・・・わけがあるm(._.)m(^з^)。
2月14日は“St. Valentine's day”。もはや僕には縁遠い日のはずが!!
2月のはじめにシュペールバルク(Speelwark)一株と会食の招待状が届いた。
子供の頃を知っている若い女性からであった。
招待状には、ブラックタイ着用とある。何事かと思い本人に連絡すると。。。!
2月14日に夕食を囲み、慰労??を兼ねて我々仲間の資料を使った返礼だと言う。
届けてくれたSpeelwarkは、昔の僕を知ってる知人からのプレゼントだとか、感謝。
「ブラックタイ」って、日本では余り馴染みがないが、西欧では珍しくない。
古いジャケットを引っ張りだして着て見るとちょっとキツイ、やはり歳だ!?!
ここ5~6年着ていない。何故か気分は上がる一方。ワクワクしながら出かけた。
会場に着いてみると、まるで結婚式披露宴会場!! 華やいた雰囲気だった。
くたびれた老人を労ってくれた式典と久し振りのフレンチフルコース。
メニュを見るとアヴァン・アミューズ・アミューズ・グールとあった。古風^^)。
最初に供される突き出しが2種類、コース11品!!なんとも豪華なこと。
締めのコーヒーは、通常と異なりブランデーがグラスで添えられていた。
コーヒーとブランデーを交互に飲むのが作法^^)。
今では、中々出会えないメニューだった。更に驚いたのは、食後の生演奏だった。
スムーズジャズ、 ラテンを織り交ぜたゴージャスなJazz Band、中に外国人もいた。
とりわけ楽しかったのは、かつて日本中を沸かせた「黒猫のタンゴ」が唄われた!?!
更には、由紀さおりさんの「夜明けのスキャット」「タ・ヤ・タン」まで唄われて!!
懐かしいを通り越して驚きであった。若い彼等が僕の年代を思って選曲???
その実は違っていた。彼等がコピィーしていたバンドが「ピンク・マティーニ」。
「ピンク・マティーニ」ってモントルーのフェストで聞いていたバンド、二重の驚き。
更には、「ピンク・マティーニ」の来日時、由紀さんの「タ・ヤ・タン」を共演してた!!
何とも驚きの連続。オールド・スタイルのジャズを堪能・酔いしれさせてくれた。
暫く前に「Blue Note Tokyo」で聴いた「カロ・エメラルド」をも彷彿とさせる唄いっぷり。
酔しびれた、、、夜会だった。高3の時初めて貰ったヴァレンタインデーのプレゼント。
そして今回のプレゼント、初めてと最後のプレゼントだろう!!!
この1週間、想いは色々、古い映画を思い出した“Random harvest”
やっぱり・・・・歳だなぁ~~~っておもった。


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