“WG-3紅葉期の実”《襍観・/・点描‘16-75》

クサギ(臭木) シソ科(Lamiaceae/Labiatae)
学名:Clerodendrum trichotomum Thunb.
[英名] harlequin glorybower, Japanese clerodendrum
秋模様に映るは、勝手な見方^^)。


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クサギ(臭木);
クサギの花は、前に掲載したと思うが、白くて清楚な花をつける。
臭木と言うだけあって葉を揉んだりするとちょっと臭いがする。
悪臭と言うほどのものではない。以前はクマツヅラ科、今はシソ科とされる。
黒っぽい青紫の実や周りの赤い花弁に見えるガク(萼)、秋模様で綺麗。
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「横浜市新治市民の森2016/11/13」

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“WG-2「恋しい小春日和ー緑気浴」”《襍観・/・点描‘16-74》

陽の差し込みも強くなってきた里山の秋。
散策路脇で自然と戯れる親子。微笑ましく気持ちよかった。
空を見上げると、雑木紅葉・黄葉も濃くなりつつあるって感じさせる。


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此処の所、机に向かうことが多く中々散歩散策に出れない。
せめて週末ぐらいは!?!と海・里山へ・・・。
潮騒の趣、森を通る風に香りを感じる。
近間の場所では紅・黄葉には少し早かったが、週末散歩を。
散策路を行くと、家族連れが何やら楽しそうに遊んでいた。
自然は、いいッて感じた一瞬。早く濃い紅・黄葉になって欲しい。
「緑気浴」&小春日和(balmy autumn weather)の里山。
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「横浜市新治市民の森2016/11/13」

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“WG-1「恋しい小春日和ー海気浴」”《襍観・/・点描‘16-73》

テリハノブドウ(照葉野葡萄) ブドウ科(Vitaceae)
学名:
Ampelopsis glandulosa (Wall.) Momiyama var. glabrifolia (Honda) Momiyama
何か??を探している親子。
役目を終えた貝殻。
だが、
瀟洒に見せてくれる。


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ヤマブドウやエビズルと同じくブドウ科のつる性植物。
木性の蔓植物。葉の縁には粗い鋸歯があり無毛(野葡萄は有毛)。
春~夏に集散花序の小さく緑黄色を帯びた花を咲かせる。液果は球形。
ハエ等の幼虫が寄生し虫えいを作る。それ故、色々な色を見せる。
海岸近くに自生している。

※  ※  ※  ※  ※
小春日和(balmy autumn weather, Indian summer, St. Martin's summer)
ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典より
小春日和(こはるびより)
晩秋から初冬にかけて現れる穏やかな暖かい晴天。
小春とは旧暦 10月のことで,太陽歴では 11月から 12月上旬にあたる。
厳しい冬を前に現れる温和な天気を喜んだことばで,
アメリカや西欧にも冬を前にしたこの時期の穏やかな晴天をインディアン・サマー,
老婦人の夏などと呼ぶことばがある。
*   *   *   *   *
少し前の穏やかな天候の週末、レディースサラダ(大根の一種類)を探しに出かけた。
そこは、横須賀市と葉山町の境目の所。今年は、未だだった(遅い)。
仕方なくお気に入りの食堂に寄った。
若いご夫婦が、数種類のみを提供しているこだわり在る食堂。
大根に出会えなかったが、旨い・美味なる昼食で至福のひとときを貰った。
この食堂、最近人気で予約をしないと☓。1時間以上も待った。
其の待ち時間を三ツ石で、、、のんびりとした良い雰囲気、お気に入りである。



「横須賀市秋谷(三ツ石)2016/11/07」



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“WV-2白色の薔薇”《襍弔意・/・点描‘16-72》

薔薇・白雪姫「シュネーヴィッチェン(アイスバーグ)」
Schneewittchen(Iceberg)
フロリパンダ系;作出者;Kordes,R.(1958・Germany)


※ ※ ※ ※ ※ ※ ※
白く実に清楚な雰囲気を持つとっても好きな薔薇。
トゲが少なく枝も細くうつむき加減に咲く。
ティーローズ系のさわやかな香り。
Schneewittchen、「白雪姫」とかIceberg「氷山」と言われている。
四季咲き性で花径:7~8cm。半横張り性でほのかに香る。
※  ※  ※  ※  ※

この「白雪姫」なる薔薇、若い頃に恩師夫人から頂いた思い出ある薔薇。
それから30年余り我が両親が丹精こめて育て、今にある!!
今月の10日に3度花を付けたとわが子から連絡貰って自宅に戻り眺める。
満開ではなく七分くらいの開花状態、そして開ききった後の雰囲気が好きだ。
静かにみやびを閉じ始めた花弁に近寄ってみると、妖しく輝いていた。
ほのかに赤みを帯びた花弁に、今年もありがとう・・・って。

今年もはや11月半ばだ。そんな時に、淋しい、訃報をきいた。
昭和を彩った、個性的歌い手さん「リリィ」さんが天星された。
我が山仲間は、彼岸の彼方で喜んでいるだろう。
ひょっとしたら弾き語りを聞いているかもしれない。
「弔意」



「自宅2016/11/11」


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“WV-1魅せる葉っぱ”《襍感・/・点描‘16-71》

ナンテン(南天)  メギ科(Berberidaceae)
学名:Nandina domestica Thunb.
(園芸種を植栽したもの)
野生化した里山の木
特徴的な葉形


※ ※ ※ ※ ※ ※ ※
ナンテン(南天)
高さ1-3mの落葉低木。茎は肥大成長せず、あまり太くならない。
葉は3回3出葉でやや密生し、小葉は長さ3・5cmの披針形。
ちょっと革質で光沢がある。
ナンテンが白い可愛い花を付けるのは梅雨の頃。
雨で花粉が流れ易く実が付くよう軒下等に植えるようである。
それ故か野生化した南天は実がまばらだ。
又、常緑なのに一部のナンテンは秋から冬にかけて紅葉する。
山野に自生し天然記念物となっているところもある。
花は白色で直径6~7mm程度。萼片は、輪状に多数つき、
内側の2輪が6個の花弁状になり開花すると外側の萼片は先に落ちる。
外側の萼片ほど小さい。雄しべは6個。雌しべの花柱は短く子房は大きい。
花が終わると萼片と雄しべは全て落ち、柱頭が赤くなることもある。
画像のように果実は直径6~7mmの球形の液果で、赤く熟す。
種子は直径約5mmの中が窪んだ半球形、淡褐色。
昔から「難いを転じる」という言葉に解釈され、
鬼門を封じる厄除けの意味から裏玄関などに植えられた。
芽吹きの時期や秋から冬にかけて葉が赤くなる。
葉にはタンニンが含まれ防腐作用があるため、赤飯などの食べ物に添える。
また果実は、咳止めの薬や飴に今でも用いられている。
※   ※   ※   ※   ※ 

上段の画像、何とも言えぬ色合いの葉っぱ。
どことなく不思議な、而して場所等で色合いが違う。

第45代米大統領にドナルド・トランプ氏が選ばれた。
大方の予想と異なり、色々と物議を醸している。
だが米国人民の感覚が変化し始めているのではないか!?!
歴史をみると、なんとなくわかる様に思うのだ。
21世紀になって、世界的に“潮流”の変化が始まった。
こじつけかも知れないが、アノミー的流れにある気がする。
「世紀初めに変化が始まり中庸で落ち着き世紀末に再度変動し始める」
こんな繰り返しを思うのだ。
選挙も・思想もパフォーマンス!! 主義主張道理にはいくまい。
「民主主義」・・・論議の上に立って徐々に進むのだろう。
誹謗中傷合戦に終わった感があるが、“潮流変化”が始まったのは確かだ。
ある種、楽しみな・・期待感を持つ。日本が完璧自立に向かう時が来た。



「大和市・鶴間2016/11/01~13」

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“I H-10秋に輝く海岸の花”《襍観・/・点描‘16-70》

イソギク(磯菊) キク科(Compositae)
学名:Chrysanthemum pacificum.Ajania pacificum
Dendranthema pacificum
日本語別名:イワギク、ハマギク、キラクサ
英名:Ajania。
伊豆汐吹埼2014・11・09

城ヶ崎のイソギクは、有名だがここ汐吹埼も楽しい所だ。磯釣りの太公望の方が圧倒的に多い。でも自然植生も見られる。


※ ※ ※ ※ ※ ※ ※
イソギク(磯菊)
関東地方南部(房総半島)~伊豆半島(東海地方)、伊豆諸島に自生。
自生範囲は限られているようだ(確認されてる地域)。
海岸の砂浜などに生え、高さは20~40cm程度。
葉は倒披針形で、裏面は白い毛に被われ、表面は白い縁取りのように見える。
10月から11月ごろに、黄色い頭花を管状花だけで咲き魅せる。
が、頭花の外周に舌状花が並ぶものをハナイソギク f. radiatum と呼ぶ。
キク属 Dendranthema で舌状花の無いものをアヤニア属 Ajania(亞菊屬)とする。
キクとの自然雑種、黄花のものはウラジロギク・サトイソギクなどの名で、
そして白花のものはハナイソギクの名で呼び、栽培もされているものもある。
海岸のハマギクやアシズリノジギクは普通の花弁だが、こちらは非常に小さい花弁。
これらの植物は強風の吹き荒れる海岸の断崖や砂地で丈夫に育って花を咲かせる。
このような環境で育っているイソギク等の花々、実にたくましい。
※  ※  ※  ※  ※

このイソギク、以前は三浦半島の海岸ではどこでも観られた。
しかし宅地開発、海岸線の道路整備等で生育環境の変化でめっきり減ってしまった。
反面、立ち入り禁止状態の海岸線では、群生している。何とも皮肉なことだ。


「鎌倉市・稲村ヶ崎2016/11/05」


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“I H-9思い出した海岸の草”《襍感・/・点描‘16-69》

ハママツナ(浜松菜) ヒユ科(Amaranthaceaee)
学名: Suaeda maritima (L.) Dumort.


※ ※ ※ ※ ※ ※ ※
《新分類(APG)ではアカザ科はヒユ科に含まれるようになった》
海水の影響する砂地に生える塩湿地植物。
葉は互生し線形で長さ1~4cm、幅約1cm、先は刺状程に尖らない。
花は緑色、茎の上部の葉腋に数個、固まってつく。
花被片5個、雄しべは花被片と対生。
果実(胞果)は直径約2cmの扁平な球形、1種子をもつ。
種子は長さ約1.4cm位で暗褐色、光沢がある。
※  ※  ※  ※  ※
晩秋には全草が赤くなって目立つ、と解説書にあったが、今回は未だった。
若い頃秋から冬に葉山~秋谷あたりに夕陽を撮りに歩き回っていた。
友達の家が森戸にあったのでよく訪れていた。
当時、海岸でこの「浜松菜」をよく見かけたが、名前など気にならなかった。
今頃の時期、この植物は真っ赤に“紅葉”!?!してたのを覚えている。
そんな昔を思い出しながら、浜の岩場を観るとまとまって茎が立っていた。
気候の変化か?? 未だ“紅葉”しておらず残念!?!


「横須賀市・秋谷三ツ石海岸2016/10/23」



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“I H-8晩秋の想い”《襍感・/・点描‘16-68》

コセンダングサ(小栴檀草) キク科(Asteraceae/Compositae)
学名:Bidens pilosa L. var. pilosa
英名:common beggar's tick , hairy beggarticks


※ ※ ※ ※ ※ ※ ※
熱帯アメリカ原産、世界中の温暖な地域に分布し道端等で極普通に見る野草。
雑草!!と呼ばれ嫌われるが、薬草として、食用としても用いられている。
茎に短毛があり葉は上部で互生、下部で対生、頭花は舌状花がなくなり痕跡程度。
花柄は長さ9cm位。総苞直径は7~8㎜。
総苞外片は長さ4~5㎜、総苞内片は長さ4~7㎜。
痩果は、細いこん棒状で黒色。
先端に長さ2㎜位の黄色の芒(刺)がつき、下向きの小刺がある。
芒の数は3個が多いとあるが、この付近のものは殆どが2個。
白い舌状花があるのはコシロノセンダングサと区別されている。
更には、コセンダングサとコシロノセンダングサの雑種とされるアイノコセンダングサ。
アメリカセンダングサは総苞片が大きい。センダングサやコバノセンダングサは舌状花が黄色。
種子を人や動物にくっついて繁殖するセンダングサ類、「くっつき虫」「ひっつき草」と呼ぶ。
鈎のついた種子が衣服や動物の毛につく。植物にも意思があるのか、と??
近づきよくよく観ると、なかなか趣がある。
花が咲き終わり種子が熟す前でとげとげがあり、まだ開いてないものをちぎって、、、!
友達の服をめがけて投げてダーツみたいにして遊んだものだ。とげとげの部分は、結構痛い。
※  ※  ※  ※  ※  ※
「大和市・泉の森2016/10/24」



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