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  • “夏花野草・弐”《襍感・/・点描‘18-38》

“夏花野草・弐”《襍感・/・点描‘18-38》

ヤマユリ(山百合) ユリ科(Liliaceae) 
学名:Lilium auratum Lindl. var. auratum
oriental lily名で園芸店に並んでいることがある。

《時節感慨・・呟記・・》
ヤマユリ(山百合)は、ユリ科の在来種(日本固有種)。
つぼみで開花する直前はオレンジ、赤色がかっていて綺麗だ。
ユリの中で最も大きい直径20cm以上にもなる強い香りのある花。
地下に大福もちのような形の鱗茎があって成長する。
鱗茎は、茎の廻りに膨らんだ鱗片が集まった球根の一種で、直径10cm前後。
茎は鱗茎から1本直立し、葉は長さ15~20cm、幅2.5~5cmで先がとがる。
花は茎の先に1~6個、多いものでは20個もつく。花は6枚の花被片からできている。
そのうち3枚は少し細く、もともとのがく片が花びらのような姿に変わったもの。
幅の広い3枚の花被片は本来の花びらである。雄しべは6本、雌しべは1本である。
花被片は白く、赤紫色の斑点があり、中央に黄色い帯状の線が入る。
地方によっては、鳳来寺百合とよばれて親しまれ、よく庭に植えられている由。
夏の暑い日に、野山のあちこちで真っ白な花を見せる山百合の姿は立派だ。
おおよそ150cm位になる。山で見てこそヤマユリと言えるのかもしれない。

研究者ノート「筑波大・遊川知久」
日本は、世界でいちばんユリの美しい国といってよいかもしれません。
14種が北海道から沖縄まで、春から夏の山や野を彩ります。
中でもヤマユリは、豪快な花容とむせ返るほどの官能的な香りで、
梅雨明けを強烈に印象づける植物です。
日本固有の種で、青森県より南、近畿地方まで分布が知られています。
明治維新からしばらく、ヤマユリの球根が大量に欧米へ輸出され、
絹とともに外貨獲得の稼ぎ頭でした。自生地は、本州(近畿以北)。
北海道・北陸・中国地方・四国・九州に生えていた場合は野生化したもの。
庭植え、切り花として用いられ、根は古くから食用にされる。

*    *    *    *    *

西日本は、豪雨で甚大な被害がでているようだ。
戻り梅雨的豪雨、被災されたブログルの皆さん、重ねてお見舞い申し上げます。

扨、さて、、、
被災された知人より無事って連絡をもらっていたが、今、何もできづもどかしい。
毎年、台風等で被害が出ているのに、それらへの対策をもっと堅実にすべきだろう?
有事の際、最前線で活躍してくれてるのが自衛隊。国を守ってくれてる軍隊的組織。
防災もさることながら国防も大切だ。両方を検討すべき国会議員、何やってるんかい!
自民党の重鎮の一部に自己中心的行動しかしてない方々がいる、情けない。
一庶民ができることって・・議員の背中を押すことぐらいだ。自宅でイライラしていた。
それを察してか、悪友が散歩に引っ張りだしてくれた。
里山の休耕田を使って、市民田んぼとしてるらしい所。その周辺の散策路へ。
ここでも友に八つ当たり。里山を管理・整備しすぎる、と^^)。
見たい植物は、整備されていない所に在る。痛し痒しだ。
気になった花があった。画像のヤマユリ・・茎が細く花が横たわっている状態だった。
そんな光景が多く見られた。その周辺、今後、定期観察してみたい。
人が踏み入れない斜面にはキヨスミギボウシらしき花が豪快に咲いていた。
田圃奥の湿った所には、イヌヌマトラノオやキキョウソウが静かに咲いているのが見えた。
自然の中に身をおくと心静かで我を忘れるが、現実の事象に触れると憂鬱になる。

「2018/7/8横浜・寺家ふるさと村」



#ブログ #植物

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