“神奈川産新米!!”《襍感・/・点描‘17-27》


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平塚生まれの米ブランド「はるみ」(神奈川)
平成28年度の日本穀物検定協会(穀検)の「米の食味ランキング」
5段階での最高となる「特A」の評価を受けた。
コシヒカリとキヌヒカリの交配種で平成27年2月、県水稲奨励品種に決定。
全農営農・技術センターは、品種改良に約10年を費やしている。
米の食味ランキングとは、複数産地コシヒカリのブレンド米を基準米として、
これと試験対象産地品種を比較。基準米よりも特に良好なものを「特A」
良好なものを「A」、やや劣るものを「B」、劣るものを「,B(ビーダッシュ)」
こんな評価をしている。神奈川県では初めての特A米とのこと。
甘み!!を持つ、とっても美味しいお米だ(食した感想)。
他県の特A米を幾種類か食べて見たが、其々特徴がある。
その微妙な違い、これぞ日本的感覚と思う。
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《時節感慨・・ひとりごと・・》
昨今、ハロウィン(英: Halloween)、毎年10月31日に行われる秋の収穫祝い、
又、悪霊などを追い出す宗教的な意味合いのある行事で日本は盛り上がっている。
主にアメリカ合衆国での民間行事、お祭り騒ぎ、と僕には映るのだが。。。
日本人が欧米社会の祭で国内で盛り上がる、なんとなく違和感を持つ??
新米をいただきながら、日本の伝統行事をもっともりあげよう、って思った。
一般的に11月23日(木・祝)は、勤労感謝の日って言われるが、「新嘗祭」でもある。
新嘗祭は「しんじょうさい」とも言われている。
「新」は新穀を「嘗」は奉ること意味する。
収穫された新穀を神に奉り、その恵みに感謝し、国家安泰、国民の繁栄を祈る祭儀である。
現在、このお祭りは毎年11月23日に宮中を始め、日本全国の神社で行われている。
特に宮中では天皇陛下が自らお育てになった新穀を奉り、その新穀をお召し上がりになる。
天皇の即位後に初めて行う新嘗祭を大嘗祭という。関心を持つ言葉だ。
神宮では神嘗祭と称して新穀が奉られる。新嘗祭は、起源がはっきりとしないが、
日本書紀によると「飛鳥時代の皇極天皇の時代(西暦642-645)に始まった」と伝えられる。
万葉集には新嘗祭にまつわる和歌も存在する。
神嘗祭も新嘗祭も神事、宮中行事、であることから一般人にはあまり馴染みのない行事。
だが、古来より日本では稲作が生活の基本になってきた。
日本各地で初穂の収穫を祝い感謝する「収穫祭」や神社では「秋季大祭」が行われている。
収穫を祝い感謝する気持ちは、日本人の心の中に根付いていると行っても過言ではない。
初穂(新米)をいただくときは、古来より続く伝統ある行事と重ねてもよいと思う。
日本人は2000年以上の歴史のなかで、天皇陛下から国民に至るまで神を祀って来た。
五穀の豊かな稔りを祈る。稲の育成周期が日本人の一年といえる。
農耕が生活の総てであった時代、豊作を祈る事は国家安泰、国民の繁栄を祈る事であった。
祈年祭は国家規模で執り行われていたようだ。
奈良時代の『延喜神名式(えんぎじんみょうしき)』によると、
神宮を始め全国2,861社の神々に幣帛(へいはく)が奉られていた。
特に神宮には天皇が勅使を差遣されてお祭りが行われており、朝廷の崇敬の念が窺える。
伝統的行事を未来につなげよう!!
米がパンに取って代わられた様に感じる昨今ではあるが、米は日本人に不可欠なものでは!?!
稲田公園、棚田等々、日本の原風景でもある。米文化は、もっともっと語られて良いと思う。
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