《時節感慨・・ひとりごと・・》 今月は、横浜に出る機会が、幾度かあった。 隠居状態の僕は、会合の席で頓珍漢な事を言っていたようだ。 しかし老人の戯言も「囈」である。暴走を留める抑止力もあったと!! 昔、親に反発、指導者・先輩に懸命に自己主張をしていた頃を思い出す。 会合を終えて、赤レンガ倉庫から中華街まで散歩した。 終戦後、暫くの間、山下公園は駐留軍専用の公園で一般人は立ち入り禁止。 金網で仕切られ公園は一面芝生が敷き詰められ異国って感じだった。 道路の反対側ニューグランドホテルからシルクセンターへの並木路には、 瀟洒な洋館がいくつも建っていた。その中にアメリカ文化センターがあった。 米国の資料を依頼すると丁寧に探して頂けた。高・大学生時代お世話になった。 東京のセンターと違って静かで趣があった。思い出しながら皆に解説して。 ちょっとお茶を飲もう、とニューグランドホテルのCafeに。 そこで、同道の女性から初めて聞くCafeの内容に驚いた。 一般的に動物と触れ合える店、「犬カフェ」「猫カフェ」のように、 「動物名+カフェ」という名前は、聞く所だ。 しかし「はりねずみびれっじ」こんな表現は初めて聞いた。 なぜに「ハリネズミカフェ」でないのか!?! その理由は、なんと「ハリネズミカフェ」が商標登録されているのだとか。 そのためにやむなく「ハリネズミ専門店」という名前にしているのだそうだ。 商標登録って・・・凄いことになってる。中国・韓国の影響か?? 其れは其れとして、「ハリネズミ専門店」って、ちょっと驚いた。 しかし、とっても癒されるのだそうだ。 今時の中年女性!!って、いろんな所に行くのだ!!と驚いた。 「猫カフェ」すら実見分した事がない。名前・存在程度ならわかるが。。。 そんなカフェに行かなくとも、江ノ島を一回り、否、身近な寺に行けば。。。! 各地にはない物珍しい所に行って、みやげ話にするのかもしれない。。。! 「喫茶店⇒サテン」にいこう、なんてはるか昔の表現になった。 喫茶店=コーヒー。そのコーヒー豆価格は、原産国で決まるのではない。 世界市場、即ちイギリスやフランスの取引所、国際市場で価格が決められている。 豆を作っている地元の人には高価で飲むことができない。おかしくはないか?? 未だ、植民地支配の悪影響が存在する。現状では、改善されているかもしれないが。 今、日本の現況は、、、生活自体が 比較的安定している。 そんな暮らし向きで、危機感、危惧感がわからなくなっている、と感じるのだ。